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2024年3月20日

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第15回春蘭杯世界囲碁選手権が3月19日に中国福建省の「武夷山悦華酒店」で開幕しました。日本からは、一力遼九段、芝野虎丸九段、井山裕太九段、許家元九段、広瀬優一七段が出場し、1回戦の対局結果では、一力、芝野、許が2回戦進出を決めました。2回戦は3月21日(木)11時30分から行われます。

【1回戦 結果】(左が勝者、△が先番)

  • 一力遼九段 vs △Alexander Qi初段(アメリカ)
  • 芝野虎丸九段 vs △申旻埈九段(韓国)
  • △羋昱廷九段(中国)vs 井山裕太九段
  • △許家元九段 vs Jan Simara初段(欧州)
  • 李維清九段(中国) vs △広瀬優一七段

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

第66回女流アマ選手権 一力、芝野、許が2回戦進出

【2回戦】

  • 一力遼九段 vs 李軒豪九段(中国)
  • 芝野虎丸九段 vs 楊鼎新九段(中国)
  • 許家元九段 vs 丁浩九段(中国)

関連棋譜:【第15回春蘭杯1回戦】芈昱廷九段 対 井山裕太九段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯1回戦】申旻埈九段 対 芝野虎丸九段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯1回戦】Alexander初段 対 一力遼九段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯1回戦】広瀬優一七段 対 李維清八段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯1回戦】許家元九段 対 Simaraアマ(白)

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2024年5月2日

第49期名人戦リーグ 同門対決、許が勝利

第49期名人戦リーグの5月ラウンド最初の一局で、許家元九段(3勝2敗)対富士田明彦七段(3勝2敗)の対戦が行われました。この試合は故高林拓二七段門下の同門対決で、ともにリーグ残留のためにはなんとしても欲しい1勝を目指しています。

結果として、許家元(きょ・かげん)九段が兄弟子の富士田明彦七段を破り、スコアを4勝2敗としました。

全勝の一力遼棋聖(5勝0敗)や余正麒八段(4勝0敗)まで距離はありますが、まだ挑戦の目はあります。次戦は6月の一力戦。富士田さんは3勝3敗の五分になっています。険しい残留戦が続きます。

成績表:

成績表

関連棋譜:【第49期名人戦リーグ】(黒)富士田明彦七段 対 許家元九段(白)

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2024年7月30日

第43期女流本因坊戦 上野梨紗、挑戦者決定戦進出

7月29日、東京・市ケ谷の日本棋院で行われた第50期天元戦準決勝において、許家元九段が志田達哉八段を破り、決勝進出を果たしました。

概要

今年、許家元九段は19勝9敗という素晴らしい成績を収めています。一方、志田達哉八段は18勝16敗とやや苦戦していますが、天元戦準決勝まで進出した実力者です。天元戦は伝統ある囲碁のタイトル戦であり、今回で50回目を迎えます。両者の対決は激しい戦いとなり、最終的に許九段が勝利を収めました。

対局の流れ

初期段階から白がやや優勢であったものの、中盤から後半にかけて黒が一気に巻き返し、終盤には圧倒的な優位を確立しました。中央の戦いで黒が決定的な優勢を掴み、最終的に黒の勝利が確定しました。

決勝戦への期待

許家元九段はこの勝利により、次戦で芝野虎丸名人と村川大介九段の勝者と対決することになります。芝野虎丸名人は現在の名人位を保持し、村川大介九段も数々のタイトル経験を持つ強豪です。いずれとの対決も見逃せない一戦となるでしょう。

許九段のコメント

試合後、許九段は「今回の対局は非常に難しかったですが、集中力を切らさずに戦えたことが勝因です。決勝でも全力を尽くして戦います」と語りました。

関連棋譜:

【第50期天元戦準決勝】(黒)許家元九段 対 志田達哉八段(白)

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2024年8月19日

第31期阿含・桐山杯準決勝 一力が決勝進出

第31期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦の本戦準決勝で、一力遼三冠と許家元九段が対決しました。過去の対戦成績では一力三冠が16勝4敗とリードしており、この対局でもその優位を保ち、勝利を収めました。2年連続決勝に進出しました。

決勝の相手は芝野虎丸名人

決勝で待ち受けるのは、3日前の準決勝で井山裕太九段を破った芝野虎丸名人です。この二人は名人戦七番勝負でも対戦することが決まっており、阿含・桐山杯の決勝も含め、再びの頂上決戦となります。さらに、両者は王座戦本戦でも準決勝に進出しており、芝野名人は天元戦でも一力三冠への挑戦まであと1勝のところまで来ています。

関連棋譜:

【第31期阿含桐山杯準決勝】(黒)許家元九段 対 一力遼桐山杯(白)

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2024年9月3日

第50期天元戦 芝野が天元位に初挑戦

第50期天元戦挑戦者決定戦が2日、東京・市ケ谷にある日本棋院東京本院で行われ、芝野虎丸名人が許家元九段を下し、一力遼天元への初挑戦権を獲得しました。対局は午後3時59分、190手で芝野名人が白番中押し勝ちを収めました。

芝野名人と一力天元の再対決へ

芝野名人と一力天元は、すでに名人戦や王座戦で対戦しており、今回の天元戦が3つ目のタイトル戦での顔合わせとなります。特に、8月30日に行われた第72期王座戦挑戦者決定戦では、芝野名人が一力天元に勝利し、井山裕太王座(35)への挑戦権を獲得したばかりです。さらに、今月25日には京都市で第31期阿含・桐山杯決勝で再び対戦する予定です。

天元戦五番勝負の展開

天元戦五番勝負は10月7日に開幕し、全国各地を巡って行われます。第1局は名古屋市の文化のみち橦木館で開催され、その後、札幌市、福岡県久留米市、兵庫県洲本市、徳島市での対局が予定されています。

関連棋譜:

【第50期天元戦挑戦者決定戦】(黒)許家元九段 対 芝野虎丸名人(白)

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2024年10月22日

第一回「南洋杯」、参加棋士確定 日本勢5名出場

第一回「南洋杯」世界囲碁マスターズが11月1日に開幕する予定です。日本5名(うち1名が女性棋士)、中国11名(うち1名が女性棋士)、韓国6名(うち1名が女性棋士)、中華台北2名、欧州1名、北米1名、シンガポール1名、マレーシア1名、タイ1名、インドネシア1名となっており、主催者側のワイルドカードが2枚用意されています。

日本代表5名

  • 許家元九段
  • 余正麒八段
  • 大竹優七段
  • 福岡航太朗五段
  • 上野愛咲美五段

中国代表11名

  • 連笑九段
  • 党毅飛九段
  • 李轩豪九段
  • 范廷钰九段
  • 柯洁九段
  • 李钦诚九段
  • 辜梓豪九段
  • 丁浩九段
  • 谢科九段
  • 王星昊九段
  • 周泓余七段

韓国代表6名

  • 申真谞九段
  • 朴廷桓九段
  • 卞相壹九段
  • 申旻埈九段
  • 元晟溱九段
  • 崔精九段

台湾代表2名

  • 王元均九段
  • 許皓鋐九段

ヨーロッパ1名

  • クラベッツ二段

北米1名

  • 江鸣久七段

シンガポール1名

  • 陈亦函五段

マレーシア1名

  • 曾富康二段

タイ1名

  • ソナラ六段

インドネシア1名

  • フィトラ二段

試合日程と会場

大会は2つのステージに分かれて開催されます。第1ステージは2024年11月1日から7日まで中国四川省成都市で行われ、32強から準決勝までの対局が進行します。決勝と3位決定戦は、2025年2月25日から3月2日までシンガポールで行われる予定です。

対戦ルール

  • 中国ルール(黒番コミ7目半)
  • 32強から準決勝まではトーナメント戦、決勝戦は3番勝負
  • 持ち時間が2時間与えられ、さらに一手打つごとに15秒が加算されます。

賞金

  • 優勝:25万シンガポールドル(約2500万円)
  • 準優勝:10万シンガポールドル(約1000万円)
  • 3位:4万シンガポールドル(約400万円)
  • 4位:3万シンガポールドル(約300万円)
  • 3回戦敗者:1.5万シンガポールドル(約150万円)
  • 2回戦敗者:8千シンガポールドル(約80万円)
  • 1回戦敗者:4千シンガポールドル(約40万円)
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2024年11月2日

第一回南洋杯記者会見 「フィッシャー方式」について各国代表がコメント

11月1日、南洋杯世界囲碁マスターズ大会の記者会見が中国・成都の世紀城天堂洲際大飯店で開かれました。会見には中国囲碁協会の常昊主席、四川省囲碁協会主席で中国囲碁協会副主席の熊方軍氏、新加坡囲碁協会の陳丁川会長、さらに日本の許家元九段、中国の党毅飛九段、韓国の申真諝九段、そして新加坡の陳亦函五段が出席しました。

常昊主席「初の中・新共同主催、囲碁発展の重要な一歩」

常昊主席は、1988年から現在までに開催された囲碁の世界大会は百を超え、その多くは中国、日本、韓国によって主催されてきたと振り返り、「南洋杯は中国と新加坡(シンガポール)の囲碁協会が初めて共同で主催する重要な大会です」と述べました。また、2024年2月末にはシンガポールで決勝戦が行われる予定であり、30年以上前に同地で開催された応氏杯決勝以来、再びシンガポールでの大規模な国際大会開催となることに期待を寄せ、「今回の大会を通じて、東南アジアおよび世界の囲碁の発展が一層進むことを願っています」と語りました。

南洋杯独自の「フィッシャー方式」について各国代表がコメント

南洋杯は独自の「フィッシャー方式」(持ち時間が2時間与えられ、さらに一手打つごとに15秒が加算されます。)を導入しており、各国のプロ棋士がその特徴や挑戦について意見を述べました。

許家元九段(日本)

「フィッシャー方式は日本のルールとは異なる非常に新鮮で挑戦的な方式です。日本では公式戦でフィッシャー方式が使用されたことはなく、日本チームはこのルールに向けて特別な訓練を行いました。明日の試合がどうなるかは分かりませんが、このルールに挑戦し、全力を尽くしたいと思います」と意気込みを語りました。

第一回南洋杯記者会見 「フィッシャー方式」について各国代表がコメント

党毅飛九段(中国)

「フィッシャー方式の試合は中国では新しい試みであり、これまで中国の大会では導入されていませんでした。昨年、私は1年間韓国のリーグに参加し、そこでフィッシャー方式の試合を経験しました。このルールには多少の経験があり、今回の南洋杯でも慣れ親しんだ時間管理で臨むことができます」と述べました。

第一回南洋杯記者会見 「フィッシャー方式」について各国代表がコメント

申真諝九段(韓国)

「韓国でもフィッシャー方式を使用した試合があり、この方式は興味深いと思います。フィッシャー方式は二時間の持ち時間があり、比較的長い時間の試合形式です。他のルールと大きな差はないため、十分に時間を活用しながら充実した対局を行いたいです」と話しました。

第一回南洋杯記者会見 「フィッシャー方式」について各国代表がコメント

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2024年12月1日

第7回呉清源杯閉幕 上野、呉清源杯初優勝!

12月1日、第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦6局が釜山農心ホテルで行われ、日本代表の許家元九段は韓国の金明訓九段に敗れました。金九段が4連勝を達成しました。

激しい攻防戦

黒番を持った金九段は、序盤のリードを一時的に失い、中盤以降は互角の攻防が続きました。激しい攻防の中でお互いにミスが出ましたが、終盤で金九段が決定的な手を放ち、175手で勝利を収めました。

6局終了時点でのチーム成績は以下の通りです。

  • 日本 - 0勝3敗
  • 韓国 - 4勝1敗
  • 中国 - 2勝2敗

日本2名、韓国チームは4名、中国3名が残っています。

関連棋譜:

【第26回農心辛ラーメン杯第6戦】(黒)金明訓九段 対 許家元九段(白)

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2025年1月30日

芝野、無冠からの再挑戦 十段位の挑戦権を獲得

芝野、無冠からの再挑戦

芝野虎丸九段、許家元九段に勝利し挑戦権獲得

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦 「大和ハウス杯 第63期十段戦」 の挑戦者決定戦が 1月30日、東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われました。
芝野虎丸九段241手 までで 許家元九段黒番中押し勝ち し、十段位の挑戦権を獲得しました。


井山裕太十段との対決、3月3日に開幕

芝野九段は、現在 十段・王座・碁聖の三冠 を保持する 井山裕太十段 に挑みます。
シリーズ 第1局 は、3月3日 に大阪府東大阪市の 大阪商業大学 で開幕予定です。


過去の対戦成績

  • 井山裕太十段 : 36勝
  • 芝野虎丸九段 : 26勝
    ➡ 井山十段がリード

挑戦権を獲得した芝野九段は、
「こんなに早く挑戦の機会が来たことがすごくうれしい。本戦では内容の良くない碁もあったが、せっかくここまで勝つことができたので頑張りたい」
と語りました。


関連棋譜

【第63期大和ハウス杯十段戦挑戦者決定戦】(黒)芝野虎丸九段 対 許家元九段(白)