第80期本因坊戦五番勝負第4局が2025年6月18日、三重県鳥羽市の老舗旅館「戸田家」で打たれました。
挑戦者の芝野虎丸十段が、一力遼本因坊に白番中押し勝ちを収め、2連勝で決着を最終局に持ち込みました。
棋譜解説
- 黒番:一力遼本因坊
- 白番:芝野虎丸十段
- 手数:236手
- 結果:白番中押し勝ち
- 対局日:2025-06-18
第1譜(1-30手)
この譜では、形勢が両分けです。
第2譜(31-60手)
- 黒43手はやや損であり、H4に打つのがより良い選択とされています。
- 白56手は少し不満があり、S16に打つのが有利です。
- 黒57手もやや損であり、H4がより良い手とされます。
- 白58手にはわずかな疑問があり、K4が検討されます。
この譜では、形勢は依然として非常に難解です。
第3譜(61-90手)
- 白64手はやや損であり、C6に打つのがより有利です。
- 白76手もやや損で、C2が適切な選択とされています。
- 白78手にはわずかな疑問があり、C4が良い手です。
- 黒89手は良くなく、E7が好手とされています。
この譜では、白が一定の成果を挙げ、やや形勢をリードしています。
第4譜(91-120手)
- 白100手はやや不満があり、G11が好手とされています。
- 黒113手は非常に良くなく、G11が有効な一手です。
- 白118手は軽微なミスで、B9が良い選択です。
- 白120手には再考の余地があり、B9が望ましい選択です。
この譜では、黒の奮闘も実らず、形勢は苦境に陥りました。
第5譜(121-150手)
- 黒127手には再考の余地があり、P11が良い選択とされています。
- 黒133手には大きな問題があり、P11のほうが実戦の着手よりも明らかに優れています。
- 白140手は疑問があり、S7が適切です。
- 黒141手も再考の余地があり、O8が良い選択です。
この譜では、白の作戦が成功できました。
第6譜(151-180手)
この譜では、疑問手は見られません。
第7譜(181-210手)
この譜では、疑問手は見られません。
第8譜(211-236手)
この譜では、疑問手は見られません。