6月12日、第50期棋聖戦Sリーグの一局が打たれました。山下敬吾九段が、河野臨九段に黒番中押し勝ちを収め、Sリーグ成績を1勝1敗としました。河野臨九段は開幕2連敗となりました。
棋譜解説
- 黒番: 山下敬吾九段
- 白番: 河野臨九段
- 手数: 225手
- 結果: 黒番中押し勝ち
- 対局日: 2025-06-12
第1譜(1-30手)
この譜では、双方に明確な疑問手は見られず、形勢は両分けです。
第2譜(31-60手)
- 黒49手には少し疑問があり、L17に打つことが検討されます。
- 白52手はやや損であり、J14に打つほうが良いとされています。
- 黒55手にも少し疑問があり、J17がより良い選択です。
- 黒57手もやや疑問があり、G10への着手が望ましいです。
この譜では、白が一定の成果を挙げ、やや形勢をリードしています。
第3譜(61-90手)
- 白70手には少し疑問があり、D9が検討に値します。
- 黒85手はやや損であり、M12に打つのが良い選択です。
- 白86手はやや不満があり、J13が有力な着手です。
- 黒87手にも少し疑問があり、N16への着手がより有利とされています。
この譜では、黒が激しい戦いを繰り広げ、形勢は非常に拮抗しています。
第4譜(91-120手)
- 白96手はやや不満があり、F3に打つのがより有利です。
- 白98手は軽微なミスであり、F3が好手です。
- 黒101手はやや損で、E2がより有利な着手です。
- 白106手はやや繊細さに欠けており、E8が適切な選択とされます。
この譜では、黒の作戦が成功し、形勢は非常に良好です。
第5譜(121-150手)
- 黒139手は軽微なミスであり、C3がより有利です。
- 黒145手には大きな問題があり、C5が正着です。
- 白146手にも重大な問題があり、D5が正着とされています。
- 黒149手は非常に疑問のある一手で、C5が正しい選択です。
この譜では、白が苦しい状況から形勢を逆転させました。
第6譜(151-180手)
- 白152手には少し疑問があり、J13に打つのがより有利とされます。
- 黒153手は妙手であり、勝率を一気に引き上げた良手でした。
- 白158手は軽微なミスであり、O4が好手です。
- 黒161手は再考の余地があり、N7が有力な選択とされます。
- 白162手はやや損であり、P4に打つほうが良いと評価されます。
この譜では、黒が明確な優位を築きました。
第7譜(181-210手)
本譜では、双方に明確な疑問手は見られません。
第8譜(211-225手)
本譜では、双方に明確な疑問手は見られません。