第3回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦の第3局が、9月5日午前に中国・山東省青島の農心工場で行われました。中国代表の芮乃偉九段が中野寛也九段に黒番3目半勝ちを収めました。
対局は芮乃偉九段が黒番、中野九段が白番で始まりました。序盤、芮九段が優位を築きました。中盤以降、右上で乱戦に突入すると局面は一時五分五分に戻りました。最終的に301手で終局となり、芮九段の3目半勝ちとなりました。
9月6日に行われる第4局では、韓国代表の金鍾秀九段が登場し、芮乃偉九段への挑戦に臨みます。
大会方式と賞金
農心白山水杯シニア世界最強戦は、日中韓のシニア棋士が出場する国際団体戦です。
優勝賞金は1億8000万ウォン(約2000万円)で、本戦で3連勝すると500万ウォン(約55万円)の連勝賞金が与えられます。
持ち時間は各40分、以後1分の秒読み1回のみ