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囲碁棋譜.COM | 掲示板 | 「平成四天王」の一人ーー山下敬吾

昭和53年(1978年)9月6日生。北海道旭川市出身。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。平成5年入段、同年二段、7年三段、8年四段、9年五段、10年六段、12年七段、15年九段(棋聖獲得により)

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2019年3月8日

囲碁の棋聖戦第6局  【速報】山下九段が勝ち、3勝3敗

囲碁の第43期棋聖戦7番勝負の第6局は7、8の両日、神奈川県箱根町で打たれ、挑戦者の山下敬吾九段(40)が250手で井山裕太棋聖(29)に白番中押し勝ちし、対戦成績を3勝3敗として決着を最終局に持ち込んだ。

第7局は14、15日に新潟県南魚沼市で行われる。

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2019年3月15日

井山五冠が棋聖7連覇

囲碁の第43期棋聖戦7番勝負の第7局は14、15の両日、新潟県南魚沼市で打たれ、井山裕太棋聖(29)が313手で挑戦者の山下敬吾九段(40)に白番6目半勝ちし、4勝3敗で棋聖7連覇を達成、本因坊、王座、天元、十段と合わせ五冠を守った。七大タイトル獲得は通算44期となり、自身の最多記録を更新した。

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2019年4月7日

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下 本因坊戦リーグ最終戦】詳解

本因坊文裕(29)への挑戦者を決める第74期本因坊戦リーグ(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催)の最終7回戦が5日、東京都千代田区の日本棋院で一斉に打たれ、首位の羽根直樹九段(42)が山下敬吾九段(40)に敗れた。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白の形は悪いですが、このあと攻め方が難しいので、黒が持て余してしまうかもしれません。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白34利かしにいったのはなかなか気づかない手です。黒37ノビは少し意外でした。
直接戦っていくのは少し無理と見たのでしょう。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白48三々は少し意外でした。黒から打たれてもそれほど地にならなそうなところなので、まだ早いかと思いましたが、徹底した実利作戦です。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白62全然予想外のところから仕掛けていきました。
直接いくのは少し自信がなかったのかもしれません。ただ黒は利きが多くてかなり動きが不自由なので、打つ手が難しいところです。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

黒63凄い手がでました。利きが増えるということでしょうか。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

82手まで、白が良さそうに見えます。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白86手はやり過ぎます。右辺はA位でコウが残っています。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

黒は全部取れないと少し地合が大変かもしれません。なので、取りに行くことを真剣に考えていそうです。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

黒165手まで、中央の白が全部取られました。羽根九段が投了しました。

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2019年4月26日

羽根・山下両九段が1敗死守、2位に 名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は25日、第5ラウンドの残り2局が打たれた。1敗同士の上位対決となった羽根直樹九段―芝野虎丸七段の一戦は、羽根が白番中押し勝ちを収め、通算3勝1敗でリーグ2位に躍り上がった。敗れた芝野は3勝2敗で挑戦者レースから一歩後退した。山下敬吾九段―六浦雄太七段戦は、山下が白番中押し勝ちで3勝1敗とし、羽根と並ぶ2位につけた。

第5ラウンドを終えての暫定順位は①河野臨九段=4勝0敗②山下、羽根=3勝1敗④芝野=3勝2敗⑤井山裕太四冠=2勝2敗⑥鈴木伸二七段=2勝3敗⑦孫喆七段=1勝3敗⑧村川大介十段、六浦=1勝4敗。

1人8局打つ名人戦リーグは、3敗を喫すると挑戦権獲得は極めて難しく、過去の例でも大半が全勝~2敗者が挑戦している。5月以降の残り4ラウンドで、河野から井山まで上位5人が挑戦圏内といえ、鈴木以下4人は残留の可否に焦点が移りつつある。

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2019年5月16日

第44期名人戦挑戦者決定リーグ戦 16日、井山 VS 山下再び

張栩名人(39)への挑戦権を争う第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は16日、前名人の井山裕太四冠(29)と、山下敬吾九段(40)が対局する。今春の棋聖戦七番勝負でフルセットの激闘を交わした2人が、舞台を変えて再び相まみえる。朝日新聞デジタルでは対局開始の午前10時からライブ中継し、戦いが中盤の佳境を迎える午後3時から終局まで、内田修平七段(29)が同時進行で解説する。持ち時間は各5時間。夜までに終局する。

井山はここまで2勝2敗と苦戦。過去43期の名人戦リーグで3敗者が挑戦権を獲得したのは1度しかなく、名人返り咲きには絶対に負けられない一戦で、難敵を迎える。一方の山下は、3勝1敗とリーグ暫定2位の好位置をキープ。4戦全勝で首位をゆく河野臨九段(38)とは8月最終ラウンドの直接対局を残しており、自力優勝に向けて1敗死守をめざす。

同日にはこの対局のほか、首位の河野と現在1勝3敗の孫喆七段が対局する。現在本因坊戦七番勝負で井山に挑戦中の河野は絶好調。今月11、12日の第1局を制した。勢いに乗って名人戦でも無敗を守るか、リーグ残留に向けて剣が峰に立つ孫が意地を見せるか、これも注目の一局だ。

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2019年6月13日

山下九段、4勝目をあげた 名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は13日、山下敬吾九段が村川大介十段を破って4勝2敗とし、首位の河野臨(りん)九段(4勝1敗)を星一つ差で追う好位置をキープした。残り2局の山下は、来月に同星の芝野虎丸七段(4勝2敗)との2位決戦、8月最終局に河野との直接対決を控える。6年ぶりの名人戦七番勝負出場に向けて、いよいよ正念場を迎える。

敗れた村川は2勝5敗となり、リーグ残留に赤信号がともった。来月は手空きで、8月最終局の相手は現在2勝3敗の孫喆(そん・まこと)七段。これに負ければ、他の対局と関係なくリーグ落ちが決まる。

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2019年7月11日

芝野七段、名人挑戦に望みつなぐ 名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は11日、第8ラウンドの2局があり、4勝2敗同士の2位決戦となった山下敬吾九段対芝野虎丸七段戦は、芝野が黒番中押し勝ちして2敗を守り、名人挑戦に望みをつないだ。

来週18日にある、5勝1敗で首位を走る河野臨九段と4勝2敗で追う前名人、井山裕太四冠の首位攻防戦で河野が敗れれば、井山、芝野、河野の3者が同星首位に並んで8月1日の最終一斉対局になだれ込むことになる。芝野に敗れた山下は4勝3敗となり、今期の名人挑戦の望みを断たれた。

もう一局は、六浦雄太七段(2勝5敗)対孫喆七段(2勝4敗)戦。残留を争う者同士の対戦は、六浦が白番中押し勝ちした。これで六浦は他のリーグ棋士8人に先駆けて、3勝5敗で全8局を終了。8月の孫と村川大介十段(2勝5敗)の対局で孫が勝てば、残留プレーオフに進むことができる。

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2019年8月3日

第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。

第6回国手山脈杯は8月3日、韓国で開催される。山下九段が朴廷桓九段を下し、ベスト8進出。辻華新初段/山田規三生九段ペア、井山九段、村川九段が敗退した。8強戦は明日(4日)行われ、相手は中国の陳耀燁九段。

日程

8月2日(金):開幕式
8月3日(土):世界プロ最強戦16強、ペア碁戦準決勝
8月4日(日):世界プロ最強戦8強、世界プロ最強戦準決勝
8月5日(月):世界プロ最強戦決勝、ペア碁戦決勝

賞金

世界プロ最強戦:優勝(5000万ウォン)、準優勝(1500万ウォン)
ペア碁戦:優勝(2000万ウォン)、準優勝(1000万ウォン)

第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。
第6回国手山脈杯は8月2日から5日まで韓国で開催される。日本からは5名の棋士が参加。

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2019年8月6日

中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位

韓国の国際囲碁大会、第6回国手山脈杯が8月5日に韓国で閉幕した。日本からは井山裕太九段、村川大介九段、山下敬吾九段、山田規三生九段と辻華初段の5名が出場している。

井山裕太九段と村川大介九段は1回戦で敗退した。山下敬吾九段は2回戦で敗退した。山田規三生九段と辻華初段ペアは2連敗で4位。山下敬吾九段を下した中国の陳耀燁九段が優勝。

中国の陳耀燁九段
中国の陳耀燁九段

中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位
中国の陳耀燁九段が優勝、辻華新初段ペア碁で4位

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2020年8月7日

第45期名人戦リーグ最終節 山下が名人戦リーグに残留

市ケ谷の日本棋院で6日に打たれた第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦最終ラウンドの山下敬吾九段と許家元八段の対戦は、山下九段が205手までで黒番中押し勝ちし、通算3勝5敗でリーグ戦を終えた。大阪で行われた井山裕太棋聖―林漢傑八段戦で林八段が敗れて3勝5敗となったため、シード順位の差でリーグ残留が決まった。

すでに残留を決めていた許八段は通算4勝4敗となり、リーグ4位が確定した。

関連話題:第45期名人戦リーグ戦

関連棋譜:【第45期名人戦リーグ最終節】(黒)山下敬吾九段 対 許家元八段(白)

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2020年10月4日

第27期 阿含・桐山杯決勝 5年ぶり5回目優勝

第27期 阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦決勝 井山裕太九段ー山下敬吾九段の対局は201手まで井山裕太九段の中押し勝ちとなりました。井山裕太九段は5年ぶり5回目の優勝です。

井山九段「決勝まで来られたのは久しぶりだったので、一つ結果が出せたのは嬉しい」

山下九段「最近、決勝の舞台に立てなかったので決勝に出られて良かったが、結果は残念です」

関連棋譜:【第27期阿含・桐山杯決勝】(黒)井山裕太九段 対 山下敬吾九段(白)

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2024年2月13日

世界棋戦日本国内予選 高尾が予選通過

日本国内予選のシニア枠は、高尾紳路九段が山下敬吾九段に勝利し枠抜けを果たしました。

関連棋譜:【第2回衢州爛柯杯国内予選シニア枠決勝】(黒)山下敬吾九段 対 高尾紳路九段(白)

世界棋戦日本国内予選 許、広瀬が予選通過

第15回春蘭杯世界囲碁選手権日本国内予選、許家元九段と広瀬優一七段が予選通過。一力遼九段、芝野虎丸九段、井山裕太九段を含めた日本代表の5名は、3月19、21日に江蘇省泰州市で行われる本戦へ出場します。

関連棋譜:【第15回春蘭杯日本国内予選決勝】(黒)佐田篤史七段 対 許家元九段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯日本国内予選決勝】(黒)関航太郎九段 対 広瀬優一七段(白)

第15回春蘭杯世界囲碁選手権日本国内予選1回戦の結果は以下の通り。

【1回戦の結果】(左側が勝者)

  • 関航太郎九段―酒井佑規五段
  • 広瀬優一七段―余正麒八段
  • 許家元九段―富士田明彦七段
  • 佐田篤史七段―福岡航太朗五段

関連棋譜:【第15回春蘭杯世界囲碁選手権日本国内予選1回戦】(黒)関航太郎九段 対 酒井佑規五段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯世界囲碁選手権日本国内予選1回戦】(黒)広瀬優一七段 対 余正麒八段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯世界囲碁選手権日本国内予選1回戦】(黒)許家元九段 対 富士田明彦七段(白)

関連棋譜:【第15回春蘭杯世界囲碁選手権日本国内予選1回戦】(黒)佐田篤史七段 対 福岡航太朗五段(白)

第2回衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン日本国内予選シニア枠の1回戦の結果は以下の通り。

【1回戦の結果】(左側が勝者)

  • 山下敬吾九段―山田規三生九段
  • 高尾紳路九段―結城聡九段

関連棋譜:【第2回衢州爛柯杯国内予選シニア枠1回戦】(黒)山田規三生九段 対 山下敬吾九段(白)

関連棋譜:【第2回衢州爛柯杯国内予選シニア枠1回戦】(黒)高尾紳路九段 対 結城聡九段(白)

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2024年4月4日

4月4日対局結果② 第49期棋聖戦リーグ

第49期棋聖戦(主催・読売新聞社、特別協賛・サントリーホールディングス)Aリーグは4月から第3ラウンドが始まった。2連勝の山下敬吾九段と1勝1敗の林漢傑八段が4日、日本棋院東京本院で対戦、結果は林が白番3目半勝ちし、白星を先行させた。

関連棋譜:【第49期棋聖戦Aリーグ】山下敬吾九段 対 林漢傑八段(白)

4月4日対局結果② 第49期棋聖戦リーグ

Bリーグも第3ラウンド開始。4月1日、平田智也八段―張瑞傑六段戦が日本棋院東京本院で行われ、平田が白番中押し勝ち、2勝1敗とした。4日に予定されていた大西竜平七段―洪爽義五段戦は洪の不戦勝。これで洪は3連勝。

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2024年5月17日

第49期名人戦リーグ 井山、好調を維持

16日、名人戦挑戦者決定リーグ戦が行われ、井山裕太王座が山下敬吾九段に黒番中押しで勝利しました。この結果、井山はスコア3勝2敗で白星先行となり、山下は2勝3敗と負け越し、リーグ残留争いに突入しました。

両者はこれまでにあまたの番勝負を繰り広げており、今回の対戦でも2勝2敗と互角の戦いを繰り広げました。一方、5戦全勝で首位を走る一力遼棋聖、余正麒八段に後れを取り、リーグ陥落の心配さえもたげていた井山と山下の激突は注目を集めました。

井山は中盤、鮮やかなカウンターパンチを決めて大きな白星を手にしました。山下は自身の黒模様に深々と突入していたが、井山は陣構えの不備を突いて強烈なカウンターを決めました。相手の一群に対して攻勢を仕掛け、山下は粘りましたが陣取り合戦で後れを取り、最終的には井山の弱石も見当たらず、投了せざるを得ない状況となりました。

成績表:

第49期名人戦リーグ 井山、好調を維持

関連棋譜:【第49期名人戦リーグ】(黒)井山裕太王座 対 山下敬吾九段(白)

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2024年10月10日

第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメント 山下が勝利、「下剋上」ならず

第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメントが、10月9日に東京の日本棋院で行われました。対局したのは、Aリーグ優勝のベテラン棋士・山下敬吾九段(46)と、若手の新鋭・酒井佑規五段(20)です。結果は、山下九段が214手までで白番中押し勝ちを収め、次戦へと進みました。

棋聖戦男

山下九段は、これまで棋聖位を5期にわたって、棋聖戦七番勝負に通算11度目の出場をしてきた「棋聖戦男」として知られております。一方、酒井五段は挑戦者決定トーナメントの1回戦で村川大介九段を破り、その勢いをもってこの対局に臨んでいましたが、山下九段の経験に屈する形となりました。

次戦は芝野名人との対局

山下九段は10月20日に行われる次戦で、Sリーグ2位の芝野虎丸名人との対決に挑みます。芝野名人は昨年の名人位を保持しており、現在も実力を伸ばしている若手棋士です。山下九段がその勢いを止めることができるか、注目が集まります。

関連棋譜:

【第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメント】(黒)酒井佑規五段 対 山下敬吾九段(白)

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2024年10月21日

第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメント 「棋聖戦男」が再び挑戦まで、あと2勝

第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメントが10月20日に行われ、山下敬吾九段が先番を握り、217手までで中押し勝ちを収めました。

次戦は井山裕太王座

山下九段は挑戦者決定戦最後のステージに進出し、10月28日に井山裕太王座との対戦です。決勝は変則三番勝負で、Sリーグ優勝者である井山王座には1勝のアドバンテージが与えられています。

芝野名人、逆転負け

名人戦や王座戦、天元戦と忙しいスケジュールの中で戦う芝野名人にとって、重要な関門となる一局でした。対局では中盤まで芝野名人が優勢に進め、終盤に向けて勝利が見えた瞬間もありました。しかし、ヨセの段階で痛恨の見損じがあり、その後山下九段に逆転されてしまいました。名人戦第4局での敗北後、王座戦や天元戦での勝利が続いた芝野名人でしたが、3連勝とはなりませんでした。

第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメント 「棋聖戦男」が再び挑戦まで、あと2勝

関連棋譜:

【第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメント】(黒)山下敬吾九段 対 芝野虎丸名人(白)

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2024年10月29日

第49期棋聖戦挑戦者決定トーナメント 井山が挑戦権獲得

第49期棋聖戦の挑戦者決定変則三番勝負第1局が関西総本部で行われ、180手まで白番を持つ井山裕太王座が山下敬吾九段に中押し勝ちを収めました。井山王座は一力遼棋聖との棋聖位七番勝負に挑む権利を手にしました。

七番勝負、来年1月開幕

井山裕太王座と一力遼棋聖の七番勝負は、2025年1月16日(木)・17日(金)に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で幕を開けます。最高峰の対局に臨む井山王座は、「厳しいリーグ戦やトーナメントを勝ち抜き、この最高の舞台に戻れてうれしい。一力棋聖は現在充実しているが、自分が出せる最高の力を尽くして臨みたい」と意気込みを語りました。

年明けから始まる七番勝負に向け、井山王座は「棋聖への挑戦権を獲得する事ができました。年明けから始まる7番勝負に良いコンディションで臨めるよう、年内の対局も引き続きベストを尽くしたいと思います。」とコメントしました。

関連棋譜:

【第49期棋聖戦挑戦者決定戦 変則三番勝負第1局】(黒)山下敬吾九段 対 井山裕太王座(白)