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囲碁棋譜.COM | 掲示板 | 平成四天王ーー羽根直樹

昭和51年(1976年)8月14日生。三重県出身。平成3年入段、同年二段、4年三段、同年四段、6年五段、8年六段、10年七段、12年八段、14年九段。羽根泰正九段は実父。羽根しげ子初段は夫人。羽根彩夏初段は実娘。門下に加藤千笑初段。

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2019年4月1日

羽根が決勝へ 井山、一力は準決勝進出 第44期碁聖戦

許家元碁聖(21)への挑戦権を争う第44期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)本戦は1日、名古屋市の日本棋院中部総本部で準決勝が打たれ、羽根直樹九段(42)が余正麒八段(23)を破り、挑戦者決定戦となる決勝に進出した。

その他、準々決勝が2局行われ、井山裕太五冠(29)が山下敬吾九段(40)、一力遼八段(21)が瀬戸大樹八段(35)にそれぞれ勝ち、準決勝に進出した。井山五冠と一力八段の対局は23日に行われ、その勝者が羽根九段と決勝を争う。

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2019年4月7日

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下 本因坊戦リーグ最終戦】詳解

本因坊文裕(29)への挑戦者を決める第74期本因坊戦リーグ(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催)の最終7回戦が5日、東京都千代田区の日本棋院で一斉に打たれ、首位の羽根直樹九段(42)が山下敬吾九段(40)に敗れた。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白の形は悪いですが、このあと攻め方が難しいので、黒が持て余してしまうかもしれません。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白34利かしにいったのはなかなか気づかない手です。黒37ノビは少し意外でした。
直接戦っていくのは少し無理と見たのでしょう。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白48三々は少し意外でした。黒から打たれてもそれほど地にならなそうなところなので、まだ早いかと思いましたが、徹底した実利作戦です。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白62全然予想外のところから仕掛けていきました。
直接いくのは少し自信がなかったのかもしれません。ただ黒は利きが多くてかなり動きが不自由なので、打つ手が難しいところです。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

黒63凄い手がでました。利きが増えるということでしょうか。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

82手まで、白が良さそうに見えます。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

白86手はやり過ぎます。右辺はA位でコウが残っています。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

黒は全部取れないと少し地合が大変かもしれません。なので、取りに行くことを真剣に考えていそうです。

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

第74期本因坊戦リーグ最終戦 【羽根対山下本因坊戦リーグ最終戦】詳解

黒165手まで、中央の白が全部取られました。羽根九段が投了しました。

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2019年4月8日

河野九段が本因坊挑戦者決定戦へ

本因坊戦リーグ、プレーオフ第1戦、羽根直樹九段と河野臨九段の対局は、河野九段が黒番中押し勝ちしました。10日の第2戦、挑戦者決定の一局は河野九段と芝野虎丸七段によって争われることになりました。共に本因坊初挑戦がかかります。

本因坊戦リーグ、連敗スタートから挑戦者決定戦まで駆け上がった河野臨九段。これで今年公式戦13勝1敗。いったんの連勝ストップ後も、再び4連勝と勢いが止まりません。芝野虎丸七段との決戦で、果実を掴み取れるか。

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2019年4月23日

井山のタイトル戦連続出場記録29でストップ

第44期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)本戦の準決勝が23日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で打たれ、一力遼八段(21)が本因坊文裕(もんゆう)(29)=井山裕太九段=に219手で黒番中押し勝ちし、羽根直樹九段(42)との決勝に進んだ。2015年の第70期本因坊戦以降、文裕がタイトルをかけて競う「挑戦手合」の連続出場記録は、歴代最長の29で止まった。

文裕は「ここまで続けられたのが信じられない。励みにしていた記録の一つなので残念だが、仕方ない」と振り返った。

日本棋院によると、文裕以外の7大タイトル戦挑戦手合の連続出場記録は、小林光一名誉棋聖(66)と張栩名人(39)の6が最長。

文裕は来月11日に岩手県大船渡市で開幕する第74期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛)で防衛戦に臨む。

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2019年6月28日

第44期名人戦リーグ 第7ラウンドを終えて、河野首位守り

張栩名人への挑戦権を争う第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は27日、第7ラウンドの残り2局が打たれ、東京・市ケ谷の日本棋院の河野臨九段対羽根直樹九段の首位攻防戦は、河野が黒番中押し勝ちを収め5勝1敗とし、単独首位を守った。羽根は3勝3敗と後退し、挑戦者争いから脱落した。大阪・梅田の日本棋院関西総本部であった前名人の井山裕太四冠対孫喆(まこと)七段の一戦は、井山が黒番中押し勝ちして4勝2敗とし、2位をキープした。

第7ラウンドを終えて、首位の河野を井山、芝野虎丸七段、山下敬吾九段の3人が星一つ差の4勝2敗で追うデッドヒート。残るは各2局。7月の第8ラウンド最大の注目局は、河野と井山の直接対決。2人は現在本因坊戦七番勝負で争っており、河野2連勝のあと井山が3連勝し、来週に第6局がある。その翌週に第7局、さらにその翌週7月18日に名人戦リーグでぶつかる。河野は「井山さんに3連敗しているが、決して悲観していない。いい形で名人戦リーグに臨みたい」と、対井山3連戦に意欲をのぞかせた。一方、井山は「最初1勝2敗だったことを思えば、現時点で挑戦者争いに絡めているのはよかった。河野さんは一番打てている棋士。悔いのないように戦いたい」と話した。

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2019年7月5日

羽根直樹九段が残留決める 囲碁名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は4日、第8ラウンドが始まり、羽根直樹九段が鈴木伸二七段に白番2目半勝ちして4勝3敗とし、今期リーグの残留を決めた。鈴木は2勝5敗となり、リーグ陥落の崖っぷちに追い込まれた。

鈴木が勝てば羽根と同星で並ぶ残留争いの一番は、羽根の地元、名古屋市の日本棋院中部総本部で打たれた。

黒番の鈴木は序盤、左辺におよそ50目の大地を築いた。その代わりに羽根に与えた中央白の大模様を外周から消す得意のヨセ勝負に持ち込んだが、届かなかった。ふだん地に辛い羽根は、鈴木の誘いに乗って珍しい模様の碁にしたが、微細な碁をものにした。終局は午後10時8分。午前10時の対局開始から12時間あまりにわたる熱戦だった。

これで最下位に2勝5敗の鈴木と村川大介十段、六浦雄太七段の3人が並んだ。羽根は8月最終局の井山裕太四冠との対戦に敗れても4敗にとどまり、リーグ陥落の3枠から逃れた。一方の鈴木が残留するには、最終局の芝野虎丸七段との対戦に勝つのが絶対条件。そのうえで、他の棋士の結果次第で残留プレーオフに持ちこめる可能性がある。

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2019年8月23日

第44期碁聖戦 羽根が碁聖位奪取

碁聖戦五番勝負第5局が23日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、挑戦者の羽根直樹九段が許家元碁聖に白番中押し勝ちし、3勝2敗でタイトルを奪取した。羽根の七大タイトル獲得は2011年の碁聖以来8年ぶり。

羽根は中部総本部所属。張栩名人らと「平成四天王」のひとりに数えられ、00年代に名人と並ぶタイトルの棋聖、本因坊を獲得するなど活躍したが、井山裕太・現四冠に碁聖を奪われた12年以降、七大タイトルから遠ざかっていた。終局後、「シリーズを通して出来不出来があったが、最後に力を出し切れてよかった」と話した。

許は昨年、七大タイトルを独占していた井山から碁聖位を奪ったが、連覇はならなかった。

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2019年10月24日

羽根直樹碁聖が1000勝達成

羽根直樹碁聖が24日、東京都千代田区の日本棋院で打たれた第61期王冠戦予選A、片山安雄八段との対局に勝ち、通算1000勝(520敗3持碁1無勝負)を達成した。史上27人目。

羽根は1991年にプロ入り(入段)。今年8月に碁聖を奪取し、7大タイトル通算獲得は本因坊2期など9期。

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2020年6月8日

井山開幕5連勝、単独首位  第45期名人戦リーグ

芝野虎丸名人への挑戦権をかけた第45期名人戦リーグ戦は8日、単独首位の井山裕太3冠が羽根直樹碁聖を白番中押しで破った。これで開幕5連勝とし、挑戦権獲得に向けて大きく前進した。敗れた羽根は2勝3敗となり、挑戦権争いから脱落。残留争いに回る。

井山の次戦は、3勝1敗で2位につけている許家元八段。「言うまでもなく強敵。まだ先は長いので、悔いの残らないよう戦いたい」と話した。許は井山戦までに2局あり、今月11日に河野臨九段(1勝3敗)と、18日に林漢傑八段と対戦。連勝して井山戦を迎えれば、挑戦権のゆくえを左右する大一番となる。

リーグ戦はこの日もう一局あり、ここまで0勝4敗だった山下敬吾九段が張栩九段に白番11目半勝ちし、リーグ初白星を挙げた。張栩は2勝4敗。

山下にとって、コロナ禍で2カ月にわたり中断されていた対局再開後初の手合だった。「なにより碁を打てるのがうれしい。対局中断中、家に引きこもっていたが、気持ちをリセットできた部分があるかもしれない。初戦を勝てたので、これからも気持ちよく打てる気がする」と話した。

【第45期名人戦リーグ】(黒)羽根直樹九段 対 井山裕太九段(白)

【第45期名人戦リーグ】(黒)張栩九段 対 山下敬吾九段(白)

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2020年6月29日

第45期碁聖戦 一力が碁聖戦に初挑戦

羽根直樹碁聖への挑戦者を決める第45期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)本戦決勝は29日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、午後6時11分、237手で一力遼八段が張栩九段に白番4目半勝ちし、初の挑戦権を獲得した。

一力八段は前期に続いて2期連続の挑戦者決定戦進出で、初の5番勝負出場を決めた。

5番勝負は7月18日に金沢市の北國新聞会館で開幕する。

関連棋譜:【第45期碁聖戦挑戦者決定戦】(黒)張栩九段 対 一力遼八段(白)

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2020年7月18日

一力が先勝 第45期碁聖戦第1局

羽根直樹碁聖に一力遼八段が初挑戦する第45期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)五番勝負の第1局は18日、金沢市の北國新聞会館で打たれ、午後7時50分、261手で一力八段が白番1目半勝ちし、先勝した。

長いヨセ勝負となり、白がわずかに抜け出した。一力八段は初の七大タイトル獲得を目指し、羽根碁聖は2期連続の碁聖位が懸かる。

持ち時間各4時間のうち、残りは共に1分。

第2局は8月3日、名古屋市の日本棋院中部総本部で行われる。

特設ページ:第45期碁聖戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第45期碁聖戦挑戦手合五番勝負第1局】(黒)羽根直樹九段 対 一力遼八段(白)

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2020年8月7日

第45期名人戦リーグ最終節 羽根残留、張栩陥落

第45期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦の最終ラウンド、羽根直樹碁聖が張栩九段に223手までで黒番中押し勝ちし、リーグ成績3勝5敗で残留を決めた。敗れた張九段は2勝6敗となり、名人通算5期を含む18期在籍したリーグからの陥落が決まった。

ともに2勝5敗で、勝った方がリーグ残留、負けた方が陥落するという「平成四天王」同士の“鬼勝負”だった。

終局後、張九段は「勝った碁を含めて内容が全体的によくなかった。落ちて当然だと思う。もうちょっといい碁を打たないといけない」とリーグ全体を振り返った。来期に向けては「リーグに入るのも大変なこと。とにかく一生懸命やるだけですね」と話した。

関連話題:第45期名人戦リーグ戦

関連棋譜:【第45期名人戦リーグ最終節】(黒)羽根直樹九段 対 張栩九段(白)

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2020年8月14日

第45期碁聖戦五番勝負 悲願の初タイトル

第45期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の第3局が14日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、挑戦者の一力遼八段が羽根直樹碁聖に160手で白番中押し勝ちし、3連勝で碁聖位を奪取した。一力は6度目の7大タイトル挑戦で初の栄冠を手にした。

一力は若手棋士の筆頭格の実力者。2016年以降、棋聖戦で1回、王座戦と天元戦で各2回挑戦者となったが、いずれも井山裕太九段の高い壁に阻まれてきた。

今シリーズは、第1局で接戦を制し、第2局は羽根のミスを突いて勝利を収めると、第3局は中盤でリードを奪って押し切り、ストレート勝ちを収めた。

一力は終局後、「全体を通して今持っている力を出せたのは良かった。(タイトル挑戦が)6度目で結構時間がかかってしまったが、なんとか結果を出すことができた」と喜びをかみ締めるように語った。

一力は仙台市出身で、宋光復九段門下。河北新報社の一力雅彦社長の長男で、今年3月に早稲田大社会科学部を卒業し、4月1日付で同社東京支社編集部の記者になり、新聞記者を兼ねる異色の棋士となった。

特設ページ:第45期碁聖戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第45期碁聖戦挑戦手合第3局】(黒)羽根直樹九段 対 一力遼八段(白)