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囲碁棋譜.COM | 掲示板 | 女王ーー謝依旻
平成元年(1989年)11月16日生。台湾出身。黄孟正九段門下。平成16年入段(14歳4ヶ月で入段。正棋士採用女流棋士最年少記録)、17年二段、18年三段、20年四段、22年五段、24年六段。令和3年七段。

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2019-02-26

元記事はこちら

謝依旻(シェイ・イミン)六段(29)について

謝依旻六段は、客家の「硬頸精神」と呼ばれる不撓不屈の精神に支えられ、囲碁人生を歩んできた。彼女が経験した苦労と成功、そして囲碁界の未来について話を聞いた。

子供の頃から負けず嫌い

—— 謝依旻さんが育った頃の話を聞かせてください。

両親が教育熱心で多くの習い事をしていたが、特にそろばん・暗算を幼少期から学び、3歳で暗算3級試験に挑戦した。最初は失敗したものの、翌年には3級を取得。その後、囲碁を兄と一緒に学び始めた。

—— 囲碁とはその頃に出合ったのですか?

6歳の時に五目並べでアマ六段の先生に勝利し、それを見た別の先生に囲碁を正式に学ぶよう誘われた。兄との対局では常に負けていたが、それが悔しくて強くなりたいと思い、囲碁を続けることを決意した。

日本でプロ棋士を目指した理由

—— なぜ日本でプロの棋士になろうと思ったのですか?

台湾では囲碁の教材や情報が日本のものが中心であり、日本でプロになるのは自然な目標だった。10歳で海峰杯で優勝し、さらに日本棋院の雑誌『棋道』に載っていた「女流本因坊」という言葉を見て、「私は将来、女流本因坊になる!」と父に伝えた。

囲碁女流棋士・謝依旻六段に聞く

家族の支え

—— ご両親の指導と支えについて教えてください。

父は厳格な学習塾の先生で、囲碁の大会や勉強に熱心だった。12歳で来日した際には日本語ができず、父の支えが大きかった。14歳でプロになり、責任を果たせたことで安堵した。

—— 初めてタイトルを獲得した時のことを教えてください。

14歳でプロ棋士になった後、16歳でスランプを経験。しかし2006年第1回広島アルミ杯・若鯉戦で優勝し、17歳で東京精密杯女流プロ最強戦のタイトルを獲得した。

AIと囲碁の未来

囲碁女流棋士・謝依旻六段に聞く

—— AIの存在と囲碁界の発展についてどう考えていますか?

ほとんどの棋士がAIを活用して研究を行い、私も判断が難しい局面ではAIの意見を取り入れている。AIのおかげで囲碁の進化が加速しているが、囲碁界の発展にはスター棋士の出現が重要だと考えている。

もっとも印象に残る対局

囲碁女流棋士・謝依旻六段に聞く

—— これまで一番印象に残っている対局を教えてください。

2011年「第23期女流名人戦」で、東日本大震災の最中に行われた対局が印象的だった。地震の影響で対局が一時中断されるも、12日後に再開。勝利しタイトルを防衛したが、特別な対局となった。

囲碁女流棋士・謝依旻六段に聞く

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2019-03-07

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第31期女流名人戦三番勝負」の第1局が6日午前9時半から、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われ午後5時58分、謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)が241手までで、藤沢里菜女流名人(20)に黒番中押し勝ちし、3期ぶりの奪還へ向け先勝した。持ち時間各3時間で残りはともに1分だった。第2局は14日、京都市上京区の平安女学院大学「有栖館」で行われる。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

白10ツケや黒15の“ダイレクト三々”など、AI(人工知能)搭載囲碁ソフトが推奨する手順が頻出する布石で始まった一局は、黒の実利VS白の模様の展開に。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

黒43マガリが評価の分かれる着手で「黒62にツイだほうが打ちやすかったのでは」と立会人・石井邦生九段の指摘。白48カケが好手で、中央白68まで藤沢が主導権を握った。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

黒105の強烈な切りに対し白106、108の出切りなど、右下の折衝が難解な勝負どころになった。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

劣勢を意識したか、左辺の黒141は勝負手。対する白146が打ちすぎ。147とノビていれば優勢だったが、残り1分の秒読みに追われて不本意な手を連発。一方、黒161まで生きた謝が逆転に成功した。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

この後のヨセも冷静に打った謝。地合が足りないとみた藤沢が投了し、3期ぶりの奪還に向け発進した。

あちこちで戦いが起こった難解な一局。両者の持ち味が存分に出た見応えある対局だった」と石井九段は振り返った。

謝六段の話

「左辺を生きて、少し残りそうだと思った。第2局も一生懸命打つだけです」

藤沢女流名人の話

「中盤以降、よくなる図が見えなかった。気持ちを切り替えて次に臨みたい」

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2019-03-13

女流名人戦第2局

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第31期女流名人戦三番勝負」の第2局(平安女学院大学協力)が14日、京都市上京区の同大所有の登録有形文化財「有(あり)栖(す)館」で行われる。同館での対局は8年連続。

今期の三番勝負は、3連覇が懸かる藤沢里菜女流名人(20)に、平成28年まで女流名人9連覇の謝(しぇい)依(い)旻(みん)六段(29)が挑む。第1局は、謝六段が先勝。藤沢女流名人がタイに戻すか、謝六段が一気に奪還を決めるか、注目の一局だ。

女流名人戦第2局

13日は学内で前夜祭が行われた。藤沢女流名人は「明日の対局は厳しい戦いになる。自分らしく精いっぱい力を発揮できれば」と意欲を示し、謝六段は「昨年は(対局者として)来られず悔しい思いをした。長い戦いとなるが、頑張りたい」と闘志を見せた。持ち時間各3時間の1日打ち切り制で、立会人は円田秀樹九段。

14日午後2時から、同大学室町館Mホールで大盤解説会がある。関西棋院の今村俊也九段と、妻で囲碁インストラクター、康子さんが解説する。入場無料。

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2019-03-14

【女流名人戦】第2局

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第31期女流名人戦三番勝負」の第2局が14日午前9時半から、京都市上京区の平安女学院大学「有栖館」で行われ午後5時4分、藤沢里菜女流名人(20)が189手までで、挑戦者の謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)に黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。持ち時間各3時間で残りは藤沢が9分、謝は1分。最終第3局は22日、東京都千代田区の日本棋院で行われる。

【女流名人戦】第2局

謝の先勝で迎えた第2局は、下辺白46、48と我慢した謝が左上と右下を、藤沢が右上と左下を占める展開で、長期戦の気配だった。

【女流名人戦】第2局

白の薄みを狙う藤沢は、右下黒33とハネ出しから戦いを仕掛け、激しい競り合いに突入した。

【女流名人戦】第2局

謝は中央の白12手目から早々に残り1分の秒読みに突入したが、白18ツケコシのあと、白26から30まで黒8子を取り込み優勢を築いた。持ち時間に余裕のあった藤沢が、上辺の黒模様をどれだけまとめられるかが、勝負の分かれ目になった。そのなかで白36が謝の失着。白は39などに打ち、上辺を黒地にさせないほうがよかった。

【女流名人戦】第2局

「黒1が上辺を大きく囲うがんばった一着」で藤沢が逆転に成功した。謝も白2と反発し、取るか取られるかの際どい戦いになったが、藤沢が黒23、25と正確にトドメをさして勝敗は決した。

藤沢女流名人の話「黒137で手応えを感じた。内容がよかったとは言えない。次は自分らしく精いっぱい打ちたい」

謝六段の話「ずっと難しいと思っていた。勝負どころの後半に持ち時間を残すような打ち方をしないと」

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2019-03-22

第31期女流名人戦第3局 【速報】藤沢女流名人が3連覇!

囲碁の第31期女流名人戦3番勝負の第3局は22日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流名人(20)が挑戦者の謝依旻六段(29)に白番中押し勝ちし、2勝1敗で3連覇を達成、女流本因坊、女流立葵杯と合わせ三冠を守った。

藤沢女流名人は今回の防衛で、女性棋戦優勝の通算回数を10とした。

謝六段は昨年12月に女流本因坊を失い、挑戦手合制の棋戦で11年ぶりに無冠となった。それ以来のタイトル復帰が懸かったが、あと一歩届かなかった。

藤沢女流名人は平成10年、埼玉県出身。藤沢秀行名誉棋聖門下。22年に女流棋士特別採用では最年少となる11歳6カ月でプロ入り。26年には16歳1カ月の史上最年少で女流本因坊を獲得した。29年に第29期女流名人を奪取。昨年の女流本因坊戦でも謝を破っていた。今回のタイトル防衛により、タイトル獲得は通算10期となった。

「シリーズを通して難しい碁ばかりだったので、3連覇することができうれしい。第3局はミスもあり反省点が多かったが、最も自分らしく打つことができた。このあと国際棋戦も多く出場できる。忙しくなるのはうれしいです」

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2019-03-25

引用先

女流名人3連覇 藤沢里菜女流三冠

フルセットまでもつれた囲碁の第31期女流名人戦三番勝負を制し、3連覇を達成した。「謝依旻(しぇい・いみん)六段は勝負強かった。勝った第2局も内容がよくなかったので、防衛できてうれしい」

3カ月前、謝六段から女流本因坊を奪った日本棋院特別対局室で、今度は謝の挑戦をはねのけた。

プロ9年目の昨年は女流立葵(たちあおい)杯をあわせ、5つある女流タイトルのうち3つを獲得した。43勝(23敗)は男性を含め約470人いる棋士のなかで2位タイの成績。謝を11年ぶりに無冠へ陥落させ第一人者交代を印象づけたが、「謝さんの力強い攻めには、まったくかなわない」と謙虚な姿勢は変わらない。

4月には史上最年少棋士として仲邑菫(なかむら・すみれ)新初段がプロ入りする。10歳の少女に「あこがれの棋士」にあげられる自身もまた、11歳6カ月で入段した。東京都内の中学に通いながら対局に臨んでいたため、京都への修学旅行にも参加できなかった。今年、その京都で開催された第2局で勝利し、関係者のはからいによるお座敷遊びなどの観光も堪能した。もっとも、「アルコールを飲むと頭が痛くなる」と、酒豪で知られた祖父で師匠の藤沢秀行名誉棋聖とは似つかない。

約1年前からひとり暮らしを始めたが、対局前は母親が食事を作りにきてくれるなど、まだまだ頼る部分も。それでも、今春誕生する8人の新人はじめ女流棋士には慕われ、また“標的”にされるのは間違いない。「切磋琢磨(せっさたくま)し、みんなで中国や韓国に勝てるようにしていければ」。平成最後の女流棋戦を制した平成生まれの双肩に期待がかかる。(伊藤洋一)

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2019-04-04

鈴木七段4強 謝六段「会津行き」逃す 女流立葵杯1回戦

囲碁の女流タイトル戦「第六期会津中央病院・女流立葵杯」は四日、東京都千代田区の日本棋院本院で本戦一回戦の第二局が打たれ、鈴木歩七段(35)がシードの謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)に百四十三手で黒番中押し勝ちし、五月に会津若松市東山温泉で行われる準決勝進出を決めた。

鈴木七段は「男性棋士に対し最も強い女流棋士」として知られる。二〇一一(平成二十三)年に三大タイトルの棋聖戦であと一勝すれば「本戦」入りするところまで迫り、対局場が報道陣で埋め尽くされたエピソードは有名。七大タイトルでは二〇一七年の天元戦で本戦出場を果たしており、プロ棋士の間でも実力が高く評価されている。

女流立葵杯の本戦入りは三度目で、四強入りは二度目。「会津に向かう列車から見た新緑の美しさが印象に残っている。また訪れるのが楽しみ」と言葉を弾ませた。

謝六段は通算女流タイトル獲得数が二十七期と最多で、女流タイトル全五冠同時制覇を達成した「女王」。この日の対局でも序盤から形勢を維持していたが、中央の「キリ」で悔やむ着手があり投了した。謝六段は平成元年生まれで、初めて「会津行き」を逃した。

準決勝からは会津若松市東山温泉の「今昔亭」が舞台となる。準決勝は五月十八日、挑戦者決定戦は同十九日。郡山市ゆかりの藤沢里菜女流立葵杯(20)=三冠=に挑む挑戦手合三番勝負は六月十四日に開幕する。どちらかが二勝した時点で終了し、一勝一敗の場合は日本棋院本院で決定局の第三局が打たれる。

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2019-07-14

藤沢が女流扇興杯Vで4冠 第4回扇興杯女流最強戦

囲碁の第4回扇興杯女流最強戦の決勝が14日、滋賀県東近江市で行われ、藤沢里菜女流名人(20)が281手までで、謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)に黒番1目半勝ちし、第2回以来の優勝を果たした。5つある女流タイトルのうち女流名人・女流本因坊・女流立葵(たちあおい)杯を保持する藤沢は平成29年11月以来、自身2度目の4冠になった。

藤沢女流名人は対局後、「二転三転、四転五転する難しい対局でしたが、よい結果に結びつけることができた。(トーナメント戦を勝ち抜いて)また来年、この場で成長した姿を見せられたら」と語った。

藤沢女流名人は22年に11歳6カ月でプロ入り。26年に第1回会津中央病院杯(現女流立葵杯)で優勝するなど女流タイトル獲得は通算12期で、謝六段(27期)に次ぎ単独2位になった。今年1月には女流棋士としては初めて、七大タイトル戦の本戦で勝利するなど、男性棋士にも劣らない活躍をみせている。

囲碁界の女流トップである2人は、27年以降、何度もタイトル戦の大舞台で戦ってきた。28年には史上初めて、5つある女流タイトルを独占した謝六段だが、台頭してきた藤沢女流名人に奪われることが多くなり昨秋、第37期女流本因坊戦五番勝負を1勝3敗で落とし、11年1カ月ぶりに無冠へ転落していた。平成最後の女流タイトル戦になった今春の第31期女流名人戦三番勝負でも、藤沢女流名人に1勝2敗で敗れ奪還はならなかった。謝六段は「序盤から苦しかった。途中、持ち直したかと思ったが(最終的)足りなかった」と話した。

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2019-10-29

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権は30日に中国で開幕、日本より藤沢里菜四段、上野愛咲美三段、謝依旻六段の3名が出場する。

夢百合杯は本戦には16名が出場し、出場者の内訳は中国6名、日本3名、韓国3名、中華台北2名、欧米2名となっている。優勝賞金は30万元(約480万円)、準優勝は10万元(約160万円)、対局料は1局8000元(約13万円)。

1回戦の対局カード:

  • 藤沢里菜四段 vs 殷明明初段(欧米)
  • 上野愛咲美三段 vs 周泓余五段(中)
  • 謝依旻六段 vs 芮廼偉九段(中)

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場
第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場
第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場
第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場

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2019-10-30

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

30日、「第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権」1回戦が行われ、藤沢里菜四段が2回戦に進出した。上野愛咲美三段、謝依旻六段は敗退となった。藤沢里菜四段2回戦の相手は中国の陸敏全五段。

上野愛咲美三段は33手目で致命的なミスが出た。白の34手目に分断された後、黒の調子が崩れた。

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦
藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

芮廼偉九段の48手目「絶妙の一手」の後、局勢が白有利になった。後半は謝依旻六段がかなり頑張ったが、残念ながら逆転できず1.5目負けになった。

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦
藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

↑↑AIの予想図↑↑

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

↑↑実戦の手順↑↑

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2020-09-13

第5回扇興杯女流最強戦 上野が初優勝で2冠に

第5回扇興杯女流最強戦の決勝が13日、東京都江東区で行われ、上野愛咲美女流本因坊が218手までで、謝依旻六段に白番5目半勝ちし初優勝した。

今年2月以来の2冠に返り咲いた上野女流本因坊は「終盤、悪くなっていた図もあったかと思うが、良い結果になってうれしい」と話した。タイトル獲得は通算4期。謝は平成30年12月に女流本因坊を失って以来のタイトル獲得はならなかった。

同戦の準決勝と決勝は第4回大会まで滋賀県東近江市で実施されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止で対局者や関係者の移動を減らすため、今回は東京都内で行われた。

上野女流本因坊は昨年9月、全棋士に出場資格がある「第28期竜星戦」の決勝に進出。女性棋士としては初の準優勝を成し遂げて話題になった。

関連棋譜:【第5回扇興杯決勝】(黒)謝依旻六段 対 上野愛咲美三段(白)

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2024-02-15

第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦  藤沢が挑戦権獲得

第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、藤沢里菜女流本因坊―謝依旻七段が対決。藤沢女流本因坊が5連勝を決めるか、謝七段が挑戦権争いに残れるか、リーグ戦の行方に影響を与える重要な一戦。

女流名人リーグで藤沢里菜女流本因坊が謝依旻七段を破り、負けなしの5連勝で上野愛咲美女流名人への挑戦権を獲得しました。最終戦で藤沢さんが負け、仲邑菫三段が勝てば同星で並びますが、仲邑さんは挑戦手合前に日本棋院を離籍するためプレーオフは行われず、藤沢さんの挑戦が決まりました。

「厳しいリーグ戦で挑戦権を獲得できて嬉しいです。久しぶりにタイトル戦で愛咲美ちゃん(上野女流名人)と対局するので楽しみです」と藤沢女流本因坊。

関連棋譜:【第35期女流名人戦博多カマチ杯リーグ】(黒)藤沢里菜女流本因坊 対 謝依旻七段(白)

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2024-02-15

2月15日対局結果  第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、藤沢が挑戦権獲得

第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、藤沢里菜女流本因坊―謝依旻七段が対決。藤沢女流本因坊が5連勝を決めるか、謝七段が挑戦権争いに残れるか、リーグ戦の行方に影響を与える重要な一戦。

藤沢里菜女流本因坊が謝依旻七段に勝利し、挑戦権を獲得しました。「厳しいリーグ戦で挑戦権を獲得できて嬉しいです。久しぶりにタイトル戦で愛咲美ちゃん(上野女流名人)と対局するので楽しみです」と藤沢女流本因坊。

関連棋譜:【第35期女流名人戦博多カマチ杯リーグ】(黒)藤沢里菜女流本因坊 対 謝依旻七段(白)

2月15日対局結果  第50期天元戦本戦1回戦で、芝野虎丸名人が村本渉四段に勝利

第50期天元戦本戦1回戦で、芝野虎丸名人が村本渉四段に勝利し、2回戦へ駒を進めました。次戦は河野臨九段―上野愛咲美女流名人の勝者と対決します。

関連棋譜:【第50期天元戦本戦1回戦】(黒)芝野虎丸名人 対 村本渉四段(白)

2月15日対局結果  第49期棋聖戦Bリーグ、横塚力七段―柳時熏九段に勝利

第49期棋聖戦Bリーグ、横塚力七段―柳時熏九段に勝利し、好発進を決めました。初のBリーグ入りした横塚七段の活躍に注目です。

関連棋譜:【第49期棋聖戦Bリーグ】(黒)柳時熏九段 対 横塚力七段(白)

2月15日対局結果  第49期新人王戦本戦1回戦で田中佑樹二段が池本遼太四段に勝利

第49期新人王戦本戦1回戦で、田中佑樹二段が池本遼太四段に勝利しました。田中二段は今年3勝0敗と好スタートを切っています。次戦では、西村仁二段―後藤一初段の勝者と対戦します。

関連棋譜:【第49期新人王戦本戦1回戦】(黒)田中佑樹二段 対 池本遼太四段(白)

2月15日対局結果  第49期碁聖戦本戦1回戦、関航太郎九段が洪爽義五段に勝利し

第49期碁聖戦本戦1回戦、関航太郎九段が洪爽義五段に勝利し、2回戦進出を決めました。次戦は伊田篤史九段と対決します。

2月15日対局結果  第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、上野梨紗女流棋聖が井澤秋乃五段に勝利

第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、上野梨紗女流棋聖が井澤秋乃五段に勝利し、3勝2敗となりました。次戦は謝依旻七段と対決します。

関連棋譜:【第35期女流名人戦博多カマチ杯リーグ】(黒)上野梨紗女流棋聖 対 井澤秋乃五段(白)

2月15日対局結果  第49期新人王戦本戦1回戦、三浦太郎三段が関涼介初段に勝利

第49期新人王戦本戦1回戦、三浦太郎三段が関涼介初段に勝利し、2回戦進出を決めました。次戦は原正和四段―中濵孝ノ輔二段の勝者と対戦します。

関連棋譜:【第49期新人王戦本戦1回戦】(黒)三浦太郎三段 対 関涼介初段(白)

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2024-07-30

第43期女流本因坊戦 上野梨紗、挑戦者決定戦進出

第43期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)の本戦準決勝が7月29日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、上野梨紗女流棋聖(18)が謝依旻七段(34)を破り、挑戦者決定戦に進出しました。

上野梨紗女流棋聖の快進撃

上野女流棋聖は今年の女流棋聖戦三番勝負で仲邑菫三段を2勝1敗で破り、初のタイトルを獲得しています。彼女の姉である上野愛咲美女流立葵杯も注目される中、今回の準決勝での勝利は大きな注目を集めました。

局勢の流れ

この対局は全体を通して白棋が有利な展開で進行しました。初期段階から白がリードを保ち、中盤でその優位を拡大し、終盤では勝勢を確定しました。特に48手から、白の対処が決定的であり、黒棋が巻き返す機会はほとんどありませんでした。

挑戦者決定戦の展望

挑戦者決定戦は8月19日に行われ、上野女流棋聖と牛栄子四段の対戦となります。上野女流棋聖は2期連続での女流本因坊挑戦を目指し、一方、牛四段は初めての5番勝負出場を狙います。

過去の栄光と未来への期待

今回の対戦相手である謝依旻七段は、これまでに女流本因坊を通算8期獲得している実力者であり、上野女流棋聖にとっては大きな壁となる相手でした。しかし、その強敵を破り挑戦者決定戦に進出した上野女流棋聖の快進撃は、今後の女流囲碁界に新たな風を吹き込むことでしょう。8月19日の挑戦者決定戦での活躍が期待され、その結果次第では、藤沢里菜女流本因坊との熱戦が待っています。

関連棋譜:

【第43期女流本因坊戦準決勝】(黒)謝依旻七段 対 上野梨紗女流棋聖(白)

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2024-11-30

第7回呉清源杯決勝解説 謝「上野姉妹、努力家」

「第7回呉清源杯世界女子囲碁選手権」決勝三番勝負第1局が行われた11月29日、中国囲棋協会は試合のライブ配信を実施しました。解説は王鹭三段と戦鹰二段が担当し、ゲストには謝依旻七段や呉依銘六段が登場し、棋局の詳細な解説やファンとの交流が繰り広げられました。

上野姉妹の棋風

配信中、謝依旻七段は上野愛咲美五段と妹の上野梨紗三段の棋風について紹介しました。姉の愛咲美五段は相手を圧倒的な力で打ち負かす「ハンマー」のような戦法を得意とし、一方で妹の梨紗三段は攻めによる利得を重視するスタイルだと説明しました。

第7回呉清源杯決勝解説 謝「上野姉妹、努力家」

「1116題」に挑む努力家

謝七段は上野五段の日々の努力についてエピソードを披露しました。上野五段は毎日数百題もの詰碁を解く習慣を持っているそうです。さらに、謝七段の誕生日が11月16日であると聞いた上野五段が「その日に1116題の詰碁に挑戦したい」と語ったエピソードを紹介し、戦鹰二段を驚かせました。

解説を務めた戦鹰二段も、上野五段の成功の裏には日々の地道な努力があると強調しました。彼女の結果は単なる才能ではなく、継続的な努力によって築かれたものだとし、多くの視聴者に感銘を与えました。

第7回呉清源杯決勝解説 謝「上野姉妹、努力家」

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2024-12-12

囲碁学習 「ハンマーの一手」石を取る手筋⑱

【第36期女流名人戦博多カマチ杯リーグ】(黒)謝依旻七段 対 上野愛咲美立葵杯(白) 実戦からの問題です。△黒石をどう取るかどうかが課題、手順は大事です。

  • 失敗図 - 白1、3とアテても、黒は捕まないです。
    失敗図

  • 正解図 - 白1のゲタが手筋。a、bはどの逃げ道でも助かれないです。
    正解図

  • 変化図1 - ハンマーパンチ🔨
    変化図1

  • 変化図2 - ハンマーパンチ🔨🔨
    変化図2

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