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囲碁棋譜.COM | 掲示板 | 藤沢里菜

平成10年(1998年)9月18日生。埼玉県出身。故藤沢秀行名誉棋聖門下。平成22年入段(11歳6ヶ月で入段。女流棋士特別採用最年少記録)、25年二段、27年三段、30年四段。令和5年賞金ランキング昇段で六段へ昇段、令和6年七段。藤澤一就八段は実父、横塚力七段は夫

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2019-03-03

プロ棋士ペア碁選手権2019 藤沢里菜・一力遼組が優勝

ペアを組んだ男女が交互に打つ「プロ棋士ペア碁選手権2019」(日本ペア碁協会主催)の決勝が3日、東京都千代田区の日本棋院で行われ藤沢里菜女流名人(20)・一力遼八段(21)組が、大沢奈留美四段(42)・許家元(きょ・かげん)碁聖(21)組を破り初優勝した。藤沢・一力組は今夏に行われる世界ペア碁最強位戦に日本代表として出場する。

プロ棋士ペア碁選手権2019 藤沢里菜・一力遼組が優勝

ペア碁選手権には16組32人が出場、2月9日に1回戦から準決勝が行われ、両ペアとも3勝した。相談して打つことはできないため、2人の息が合わないとうまく進めることができないところがペア碁の難しさでもあり、魅力でもある。藤沢女流名人が「一力八段とは安心して打つことができた。優勝できてうれしい」と言えば、一力八段も「ひとりで打っているときのように違和感がなかった」と笑顔をみせた。藤沢女流名人は平成29年に羽根直樹九段と組み優勝しているが、一力八段は初の優勝。藤沢・一力組はともに10代だった27年にも組んで、そのときは1回戦で負けている。

プロ棋士ペア碁選手権2019 藤沢里菜・一力遼組が優勝

藤沢女流名人は6日に開幕する第31期女流名人戦三番勝負(産経新聞社主催)で、謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)の挑戦を受ける。ペア戦での優勝を弾みに、女流名人3連覇を目指す。

プロ棋士ペア碁選手権2019 藤沢里菜・一力遼組が優勝

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2019-03-07

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第31期女流名人戦三番勝負」の第1局が6日午前9時半から、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われ午後5時58分、謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)が241手までで、藤沢里菜女流名人(20)に黒番中押し勝ちし、3期ぶりの奪還へ向け先勝した。持ち時間各3時間で残りはともに1分だった。第2局は14日、京都市上京区の平安女学院大学「有栖館」で行われる。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

白10ツケや黒15の“ダイレクト三々”など、AI(人工知能)搭載囲碁ソフトが推奨する手順が頻出する布石で始まった一局は、黒の実利VS白の模様の展開に。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

黒43マガリが評価の分かれる着手で「黒62にツイだほうが打ちやすかったのでは」と立会人・石井邦生九段の指摘。白48カケが好手で、中央白68まで藤沢が主導権を握った。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

黒105の強烈な切りに対し白106、108の出切りなど、右下の折衝が難解な勝負どころになった。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

劣勢を意識したか、左辺の黒141は勝負手。対する白146が打ちすぎ。147とノビていれば優勢だったが、残り1分の秒読みに追われて不本意な手を連発。一方、黒161まで生きた謝が逆転に成功した。

女流名人戦第1局 謝六段が先勝

この後のヨセも冷静に打った謝。地合が足りないとみた藤沢が投了し、3期ぶりの奪還に向け発進した。

「アチコチで戦いが起こった難解な一局。両者の持ち味が存分に出た見応えある対局だった」と石井九段は振り返った。

謝六段の話「左辺を生きて、少し残りそうだと思った。第2局も一生懸命打つだけです」

藤沢女流名人の話「中盤以降、よくなる図が見えなかった。気持ちを切り替えて次に臨みたい」

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2019-03-13

女流名人戦第2局

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第31期女流名人戦三番勝負」の第2局(平安女学院大学協力)が14日、京都市上京区の同大所有の登録有形文化財「有(あり)栖(す)館」で行われる。同館での対局は8年連続。

今期の三番勝負は、3連覇が懸かる藤沢里菜女流名人(20)に、平成28年まで女流名人9連覇の謝(しぇい)依(い)旻(みん)六段(29)が挑む。第1局は、謝六段が先勝。藤沢女流名人がタイに戻すか、謝六段が一気に奪還を決めるか、注目の一局だ。

女流名人戦第2局

13日は学内で前夜祭が行われた。藤沢女流名人は「明日の対局は厳しい戦いになる。自分らしく精いっぱい力を発揮できれば」と意欲を示し、謝六段は「昨年は(対局者として)来られず悔しい思いをした。長い戦いとなるが、頑張りたい」と闘志を見せた。持ち時間各3時間の1日打ち切り制で、立会人は円田秀樹九段。

14日午後2時から、同大学室町館Mホールで大盤解説会がある。関西棋院の今村俊也九段と、妻で囲碁インストラクター、康子さんが解説する。入場無料。

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2019-03-14

【女流名人戦】第2局

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「第31期女流名人戦三番勝負」の第2局が14日午前9時半から、京都市上京区の平安女学院大学「有栖館」で行われ午後5時4分、藤沢里菜女流名人(20)が189手までで、挑戦者の謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)に黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。持ち時間各3時間で残りは藤沢が9分、謝は1分。最終第3局は22日、東京都千代田区の日本棋院で行われる。

【女流名人戦】第2局

謝の先勝で迎えた第2局は、下辺白46、48と我慢した謝が左上と右下を、藤沢が右上と左下を占める展開で、長期戦の気配だった。

【女流名人戦】第2局

白の薄みを狙う藤沢は、右下黒33とハネ出しから戦いを仕掛け、激しい競り合いに突入した。

【女流名人戦】第2局

謝は中央の白12手目から早々に残り1分の秒読みに突入したが、白18ツケコシのあと、白26から30まで黒8子を取り込み優勢を築いた。持ち時間に余裕のあった藤沢が、上辺の黒模様をどれだけまとめられるかが、勝負の分かれ目になった。そのなかで白36が謝の失着。白は39などに打ち、上辺を黒地にさせないほうがよかった。

【女流名人戦】第2局

「黒1が上辺を大きく囲うがんばった一着」で藤沢が逆転に成功した。謝も白2と反発し、取るか取られるかの際どい戦いになったが、藤沢が黒23、25と正確にトドメをさして勝敗は決した。

藤沢女流名人の話「黒137で手応えを感じた。内容がよかったとは言えない。次は自分らしく精いっぱい打ちたい」

謝六段の話「ずっと難しいと思っていた。勝負どころの後半に持ち時間を残すような打ち方をしないと」

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2019-03-18

天元戦本戦 藤沢女流三冠、8強はならず

囲碁の第四十五期天元戦の本戦トーナメント二回戦が十八日、大阪市の関西棋院で打たれた。女性で初めて七大タイトル戦本戦で白星を挙げたことで注目を集める藤沢里菜女流三冠が、坂井秀至八段に敗れ、八強入りを逃した。

坂井八段は関西棋院所属で、七大タイトルの一つ名人戦の本戦リーグに九期在籍した実績がある。黒番の藤沢女流三冠は、積極的に攻めたが、経験に勝る坂井八段に巧みにかわされ、二百六手までで中押しで敗れた。対局後、「本局は完敗だったので悔しさが残る。まだまだ実力が足りない。本戦でもっと上に行けるよう力をつけて頑張りたい」と話した。坂井八段は「結果的に逃げ切れた。(藤沢女流三冠は)ここまで勝ち上がっても何ら不思議がない強豪。特に男女を意識しなかった」と話した。

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2019-03-22

第31期女流名人戦第3局 【速報】藤沢女流名人が3連覇!

囲碁の第31期女流名人戦3番勝負の第3局は22日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流名人(20)が挑戦者の謝依旻六段(29)に白番中押し勝ちし、2勝1敗で3連覇を達成、女流本因坊、女流立葵杯と合わせ三冠を守った。

藤沢女流名人は今回の防衛で、女性棋戦優勝の通算回数を10とした。

謝六段は昨年12月に女流本因坊を失い、挑戦手合制の棋戦で11年ぶりに無冠となった。それ以来のタイトル復帰が懸かったが、あと一歩届かなかった。

藤沢女流名人は平成10年、埼玉県出身。藤沢秀行名誉棋聖門下。22年に女流棋士特別採用では最年少となる11歳6カ月でプロ入り。26年には16歳1カ月の史上最年少で女流本因坊を獲得した。29年に第29期女流名人を奪取。昨年の女流本因坊戦でも謝を破っていた。今回のタイトル防衛により、タイトル獲得は通算10期となった。

「シリーズを通して難しい碁ばかりだったので、3連覇することができうれしい。第3局はミスもあり反省点が多かったが、最も自分らしく打つことができた。このあと国際棋戦も多く出場できる。忙しくなるのはうれしいです」

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2019-04-28

上野女流棋聖が準々決勝進出

中国主催の女流世界戦、第2回呉清源杯世界女流囲碁選手権は4月28日に2回戦が行われた。

2回戦には日本から藤沢里菜四段と上野愛咲美二段が出場し、藤沢は敗れたものの上野が勝って準々決勝に進出した。準々決勝では中国の芮廼偉九段と対戦する。

上野女流棋聖が準々決勝進出
上野女流棋聖が準々決勝進出
上野女流棋聖が準々決勝進出

呉清源杯世界女流囲碁選手権には、日本から藤沢里菜四段、上野愛咲美二段、万波奈穗四段、謝依旻六段、牛栄子二段が出場している。

準々決勝対局カード

芮廼偉九段(中国)―上野愛咲美二段

上野女流棋聖が準々決勝進出
上野女流棋聖が準々決勝進出

王晨星五段(中国)―呉侑珍六段(韓国)

上野女流棋聖が準々決勝進出
上野女流棋聖が準々決勝進出

李赫五段(中国)―王爽四段(中国)

上野女流棋聖が準々決勝進出
上野女流棋聖が準々決勝進出

高星四段(中国)―崔精九段(韓国)

上野女流棋聖が準々決勝進出
上野女流棋聖が準々決勝進出

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2019-06-25

村川十段「防衛続ける」藤沢女流名人「国際棋戦でも活躍」 合同就位式

産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第57期十段戦五番勝負」で初めて十段位を獲得した村川大介十段(28)と「第31期女流名人戦三番勝負」で3連覇を果たした藤沢里菜女流名人(20)の合同就位式が25日、東京都港区のグランドハイアット東京で行われ、関係者ら約150人が祝福した。

村川十段に日本棋院と関西棋院から、藤沢女流名人には日本棋院から允許状がそれぞれ授与された。

対井山裕太四冠(30)戦に勝って初の十段位を獲得した村川十段は「人工知能(AI)のマネではなく自分の頭で考え強くなっていき、防衛を続けたい」と謝辞。また、謝依旻六段(29)に勝利した藤沢女流名人は「国内、国際棋戦に関わらず自分らしい碁を打っていきたい」とさらなる活躍を誓った。

賞金目録と賞杯を手渡した産経新聞社の飯塚浩彦社長は「平成生まれのお二人が、令和の囲碁界も牽引されることを期待しています」と激励した。

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2019-07-03

第23期三星杯予選3回戦 予選4日目、日本勢藤沢ら5名が勝ち上がった

2019三星火災杯ワールド囲碁マスターズ(主催:中央日報・KBS、主管:韓国棋院、協賛:三星火災海上保険株式会社)の統合予選が6月30日からソウル市の韓国棋院で始まった。予選4日目を終えて、日本勢5名:藤沢里菜四段、趙善津九段、柳時熏九段、大矢浩一九段、中野寛也九段が予選準決勝に進出した。

【一般枠】

  • (負) 小池芳弘四段 vs 許瀚文三段
  • (負) 青木裕孝初段 vs 張紫良四段
  • (負) 大西竜平四段 vs 范蘊若八段
  • (負) 横塚力三段 vs 辜梓豪九段

【シニア枠】

  • (勝) 柳時熏九段―梁宰豪九段
  • (勝) 趙善津九段―羅鍾勲八段
  • (勝) 大矢浩一九段―石田篤司九段(負)
  • (勝) 中野寛也九段―方捷七段

【女流枠】

  • (勝) 藤沢里菜四段―陸敏全五段
  • (負) 辻華初段―金彩瑛五段

第23期三星杯予選3回戦 予選4日目、日本勢藤沢ら5名が勝ち上がった
第23期三星杯予選3回戦 予選4日目、日本勢藤沢ら5名が勝ち上がった
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第23期三星杯予選3回戦 予選4日目、日本勢藤沢ら5名が勝ち上がった

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2019-07-14

藤沢が女流扇興杯Vで4冠 第4回扇興杯女流最強戦

囲碁の第4回扇興杯女流最強戦の決勝が14日、滋賀県東近江市で行われ、藤沢里菜女流名人(20)が281手までで、謝依旻(しぇい・いみん)六段(29)に黒番1目半勝ちし、第2回以来の優勝を果たした。5つある女流タイトルのうち女流名人・女流本因坊・女流立葵(たちあおい)杯を保持する藤沢は平成29年11月以来、自身2度目の4冠になった。

藤沢女流名人は対局後、「二転三転、四転五転する難しい対局でしたが、よい結果に結びつけることができた。(トーナメント戦を勝ち抜いて)また来年、この場で成長した姿を見せられたら」と語った。

藤沢女流名人は22年に11歳6カ月でプロ入り。26年に第1回会津中央病院杯(現女流立葵杯)で優勝するなど女流タイトル獲得は通算12期で、謝六段(27期)に次ぎ単独2位になった。今年1月には女流棋士としては初めて、七大タイトル戦の本戦で勝利するなど、男性棋士にも劣らない活躍をみせている。

囲碁界の女流トップである2人は、27年以降、何度もタイトル戦の大舞台で戦ってきた。28年には史上初めて、5つある女流タイトルを独占した謝六段だが、台頭してきた藤沢女流名人に奪われることが多くなり昨秋、第37期女流本因坊戦五番勝負を1勝3敗で落とし、11年1カ月ぶりに無冠へ転落していた。平成最後の女流タイトル戦になった今春の第31期女流名人戦三番勝負でも、藤沢女流名人に1勝2敗で敗れ奪還はならなかった。謝六段は「序盤から苦しかった。途中、持ち直したかと思ったが(最終的)足りなかった」と話した。

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2019-08-25

日本棋院広島県本部創立40周年記念イベント 仲邑菫初段「強かったです」

史上最年少プロ・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が25日、広島・広島市の中国新聞ホールで開催された「日本棋院広島県本部創立40周年記念イベント」で、藤沢里菜女流4冠(20)と記念公開対局を行い、藤沢4冠が187手までで中押し勝ちした。

序盤は仲邑初段が積極的に攻め、押す場面も。見守った約300人からは健闘をたたえる拍手が湧いた。終盤、藤沢4冠に現役女流最強の底力を見せつけられ、突き放された。終局後の会見で仲邑初段は「憧れの藤沢先生とできてうれしかった。強かったです」と照れ笑いを浮かべた。

藤沢4冠は「10歳なのに、集中力とか、形勢判断力とか碁盤全体を見ている。数年後と言わず、数か月後に(タイトル戦が)あるかもしれないなという勝負強さがありました」と、小学生プロ棋士をたたえた。

解説には、父の仲邑信也九段(46)も登場。自宅では「よくしゃべる」と明かし、父娘で対局もしていると語った。

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2019-08-29

上野が挑戦権獲得 女流本因坊戦

藤沢里菜女流本因坊(20)への挑戦者を決める第38期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)の本戦決勝は29日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、上野愛咲美女流棋聖(17)が鈴木歩七段(35)に白番中押し勝ちし、初挑戦を決めた。

上野女流棋聖は東京都出身。藤沢一就八段門下で、2016年プロ入り、18年二段。同年1月、初タイトルの女流棋聖を獲得、今年は藤沢女流本因坊の挑戦を退け初防衛した。今回は二冠目を目指す。

5番勝負第1局は10月9日、岩手県花巻市の佳松園で行われる。

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2019-10-09

藤沢女流本因坊が先勝 第38期女流本因坊戦

藤沢里菜女流本因坊に上野愛咲美女流棋聖が挑戦する第38期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)5番勝負の第1局は9日、岩手県花巻市の佳松園で打たれ、午後7時17分、308手で藤沢女流本因坊が白番3目半勝ちし、先勝した。

藤沢女流本因坊は2期連続、通算4期目のタイトルを目指し、上野女流棋聖は初挑戦での奪取が懸かる。

長手数の熱戦を藤沢女流本因坊が制した。

第2局は27日、秋田県能代市の旧料亭金勇で行われる。

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2019-10-29

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権は30日に中国で開幕、日本より藤沢里菜四段、上野愛咲美三段、謝依旻六段の3名が出場する。

夢百合杯は本戦には16名が出場し、出場者の内訳は中国6名、日本3名、韓国3名、中華台北2名、欧米2名となっている。優勝賞金は30万元(約480万円)、準優勝は10万元(約160万円)、対局料は1局8000元(約13万円)。

1回戦の対局カード:

  • 藤沢里菜四段 vs 殷明明初段(欧米)
  • 上野愛咲美三段 vs 周泓余五段(中)
  • 謝依旻六段 vs 芮廼偉九段(中)

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場
第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場
第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場
第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権 兵聖杯が30日に開幕、日本勢3名出場

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2019-10-30

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

30日、「第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権」1回戦が行われ、藤沢里菜四段が2回戦に進出した。上野愛咲美三段、謝依旻六段は敗退となった。藤沢里菜四段2回戦の相手は中国の陸敏全五段。

上野愛咲美三段は33手目で致命的なミスが出た。白の34手目に分断された後、黒の調子が崩れた。

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

芮廼偉九段の48手目「絶妙の一手」の後、局勢が白有利になった。後半は謝依旻六段がかなり頑張ったが、残念ながら逆転できず1.5目負けになった。

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

↑↑AIの予想図↑↑

藤沢が2回戦へ、上野と謝は敗退 第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権1回戦

↑↑実戦の手順↑↑

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2019-10-31

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権2回戦

31日、「第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権」2回戦が行われ、藤沢里菜四段が中国の陸敏全五段に勝利し、準決勝に進出した。準決勝は中国の周泓余五段と対戦する。

第10回兵聖杯世界女子囲碁選手権2回戦

中盤で白が大きな取捨選択を迫られた。AIは「A位」で後ろ半分を取るだけで局面が十分だと示す。藤沢四段が「B位」で最強手を選んで、激しい戦いを制し、黒の大石を全部取れた。中押し勝ちとなった。

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2019-11-15

上野が女流本因坊奪取 第38期女流本因坊戦

上野愛咲美女流棋聖が15日、2冠目のタイトルを獲得した。東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた第38期女流本因坊戦挑戦手合5番勝負第4局で、藤沢里菜女流本因坊(女流立葵杯、女流名人、扇興杯)に200手までで白番中押し勝ちした。これで対戦成績を3勝1敗とし、女流本因坊を初めて獲得した。藤沢は3冠に後退した。

上野が女流本因坊をもぎ取った。初戦こそ落としたが、第2局から3連勝。現在、囲碁界に5つある女流タイトルを二分する藤沢との頂上対決で、タイトルを奪った。「中盤乱れたが、最後にうまくまとめられた」と第4局を振り返った。

昨年1月、第21期女流棋聖戦で謝依旻(しぇい・いみん)六段を下して初タイトル。16歳3カ月での獲得は、この棋戦史上最年少記録だ。今年は藤沢を下して初防衛した。9月の第28期竜星戦決勝では、一力遼竜星(22)に敗れて準優勝だったが、全員に参加資格がある棋戦で、女流棋士として初めて決勝進出を果たした。勢いに乗って挑戦権を得て、2冠となった。「満足いくシリーズになった。テレビで見ていた女流本因坊戦に出られて、打つ前からうれしかった」。タイトル獲得で喜びも倍増した。

相手の弱い守備陣に強烈なパンチを打ち込んで粉砕する。その戦い方は、囲碁界で「上野ハンマー」と呼ばれる。師匠の藤沢一就八段(55)も、「ライオンみたいな囲碁。女子高生がニコニコしながらハンマーを持って追いかける」と、称する。「本人の長所を伸ばして好きなように打たせる。ただし、一生懸命考えて打つこと」との教えを忠実に守った。

ふだんはのんびり屋。通常朝10時からの対局だが、午後8時開始の竜星戦決勝の前には、妹の梨紗(りさ)初段と鬼ごっこをして遊んでから会場入りしたという。それが研究会などでいったん盤に向かうと、周囲の話しにまったく気付かないほど集中する。今回も同じだった。

対戦相手の藤沢は師匠の長女でもあり、盤から離れれば一緒にボルダリングを楽しむ仲でもある。「運動は嫌いだけど、運動神経の良くない里菜先生よりはできるかな?」が、2カ月ほど前に始めた理由だった。ライバル心は、盤上でもしっかり表現した。

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2019-11-18

女性初の名人リーグ入りならず  第45期名人戦の最終予選決勝

藤沢里菜女流名人は18日、東京都千代田区の日本棋院で行われた第45期名人戦の最終予選決勝で、女性棋士初のリーグ入りをかけて一力遼八段と対局したが、敗れた。

囲碁ではタイトル保持者への挑戦者を決めるため棋聖戦と名人戦、本因坊戦でリーグ制を実施している。これまでは平成23年の第36期棋聖戦で、鈴木歩六段が最終予選決勝に進出、12人によるリーグ入りにあと1勝と迫ったのが最高で、またしても壁を崩せなかった。

藤沢女流名人は「予選Cから勝ち上がってこれたのはよかったが、決勝は内容も悪く残念。実力が足りない。力をつけて、もう一度臨むことができれば」と淡々と語った。

一方、これまで3度、チャンスがありながら逃していた一力八段は、プロ10年目で初の名人戦リーグ入りを決めた。9月には上野愛咲美女流棋聖と竜星戦決勝で対戦、女性初の一般棋戦優勝を阻止している。「そういう役回りなのかな、と思っていた。竜星戦で追い込まれた局面を経験したので、きょうは慎重に打った」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

5つある女流タイトルのうち女流立葵杯・扇興杯とあわせ3冠を保持する藤沢女流名人は今期の名人戦で、王銘琬九段や大西竜平四段、志田達哉八段らを破ってきた。

9人による名人戦リーグ入りはならなかったが、藤沢女流名人は今年1月、第45期天元戦の本戦1回戦で男性棋士に勝利。七大タイトル戦の予選を勝ち抜いた女流棋士は小林泉美六段ら過去10人(のべ12例)いるが、本戦(天元戦は32人)で勝利したのは13例目の藤沢女流名人が初めてだった。

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2019-12-19
上野が女流の年間最多勝記録に並んだ

第45期棋聖戦(読売新聞社主催)予選トーナメント3回戦が19日行われ、上野愛咲美女流二冠が横塚力七段に黒番中押し勝ちし、準決勝に進んだ。上野女流二冠は今年43勝目(25敗)で、藤沢里菜女流三冠が昨年マークした女流の年間最多勝記録に並んだ。

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2020-02-16

上野愛咲美、向井千瑛、牛栄子、辻華決勝戦へ進出 第1回博多・カマチ杯2回戦

第1回博多・カマチ杯2回戦は今日日本棋院東京本院で行われました。

上野愛咲美女流本因坊、向井千瑛五段、牛栄子二段(黒嘉嘉七段に半目勝ち)、藤沢里菜女流立葵杯(辻華初段に中押し勝ち)は準決勝へ進出しました。準決勝は4月13日、決勝戦は4月14日日本棋院東京本院で行われます。

http://www.igo-kifu.com/kifu/5221
http://www.igo-kifu.com/kifu/5222
http://www.igo-kifu.com/kifu/5223
http://www.igo-kifu.com/kifu/5224

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2020-06-21

鈴木が挑戦権獲得 第7期女流立葵杯

藤沢里菜女流立葵杯への挑戦者を決定する第7期会津中央病院・女流立葵杯【協賛:一般財団法人温知会】本戦トーナメント挑戦者決定戦「鈴木歩女流棋聖-岩田紗絵加初段」戦が日本棋院東京本院で打たれ、鈴木が岩田に白番中押し勝ちし藤沢への挑戦権を獲得した。

藤沢女流立葵杯との3番勝負は7月27日、29日、31日の日程で行われます。

【第7期立葵杯挑戦者決定戦】(黒)岩田紗絵加初段 対 鈴木歩七段(白)

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2020-07-27

第7期女流立葵杯第1局 藤沢が先勝

第7期女流立葵杯三番勝負の第1局が27日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、藤沢里菜女流立葵杯が259手までで、挑戦者の鈴木歩女流棋聖に白番半目勝ちし、4連覇へあと1勝とした。第2局は29日に同所で打たれる。

次戦に向けて、藤沢女流立葵杯は「自分の力を精いっぱい出し切れるように頑張りたい」。

鈴木女流棋聖は「気持ちを切り替えて自分らしく打てるように頑張りたいと思います」と話した。

特設ページ:第7期会津中央病院・女流立葵杯挑戦手合三番勝負

【第7期立葵杯挑戦手合三番勝負第1局】(黒)鈴木歩七段 対 藤沢里菜四段(白)

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2020-07-29

藤沢が4連覇達成 第7期女流立葵杯

29日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、藤沢里菜女流立葵杯が229手までで、挑戦者の鈴木歩女流棋聖に黒番8目半勝ちし、シリーズ2連勝で4連覇を達成した。タイトル獲得は通算13期。鈴木女流棋聖は初の女流立葵杯獲得を逃した。

藤沢女流立葵杯は対局後、「半目の差で勝った第1局(27日)は運がよかった。その勢いにのってきょうも勝つことができた」と笑顔を見せた。新型コロナウイルスの感染拡大のため、対局が休止になっていた4、5月は「ひとり暮らしの生活で掃除や料理が成長した」と笑わせたあと、「毎年この棋戦は福島県会津若松市で対局が行われる。コロナが収束し、来年は訪れることができたら」と話した。

特設ページ:第7期会津中央病院・女流立葵杯挑戦手合三番勝負

関連棋譜:【第7期立葵杯挑戦手合三番勝負第2局】(黒)藤沢里菜四段 対 鈴木歩七段(白)

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2020-08-27

藤沢が女流本因坊挑戦権獲得 第39期女流本因坊戦

第39期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)本戦決勝は27日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流立葵杯が204手で星合志保二段に白番中押し勝ちし、挑戦権を獲得した。藤沢女流立葵杯は、前期、上野愛咲美女流本因坊に奪取されたタイトルへの返り咲きを目指す。

藤沢女流立葵杯は今日の碁について「後半得をしたけどずっと細かくて、振り返ると苦しい碁だったかなと思う」。上野愛咲美女流本因坊へのリターンマッチについては「昨年失冠したのはとても悔しかったが、また5番勝負を打てるのが今から楽しみです」と話しました。

星合志保二段はこれまで女流本因坊戦本戦での勝利がありませんでしたが、今期、初勝利を挙げると4連勝で挑戦者決定戦まで進出しました。「あんまり縁がなかった棋戦なので、ここまで来られたのはよかった」と話しました。

関連棋譜:【第39期女流本因坊戦挑戦者決定戦】(黒)星合志保二段 対 藤沢里菜四段 (白)

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2020-10-01

挑戦者の藤沢が先勝 第39期女流本因坊戦第1局

上野愛咲美女流本因坊に藤沢里菜女流立葵杯が挑戦する第39期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)5番勝負の第1局は1日、岩手県花巻市の佳松園で打たれ、午後5時59分、211手で藤沢女流立葵杯が黒番中押し勝ちし、先勝した。

終盤、劣勢を意識した上野女流本因坊が下辺黒に襲い掛かったが、この黒をしのいで藤沢女流立葵杯が勝ちを決めた。

藤沢女流立葵杯は前期失ったタイトルへの復位を目指し、上野女流本因坊は初防衛が懸かる。

持ち時間各4時間のうち、残りは上野女流本因坊3分、藤沢女流立葵杯7分。第2局は18日、鳥取で行われる。

特設ページ:第39期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第39期女流本因坊戦挑戦手合第1局】(黒)藤沢里菜四段 対 上野愛咲美三段(白)

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2020-10-09

初代「博多・カマチ杯」に藤沢里菜女流立葵杯 来期から囲碁女流名人戦に

第1回博多・カマチ杯女流オープン戦の決勝が9日、福岡市で行われ、藤沢里菜女流立葵杯が231手までで、上野愛咲美女流本因坊に黒番中押し勝ちし優勝した。タイトル獲得は通算14期。

同オープン戦は次回から「第32期博多・カマチ杯 女流名人戦」として実施すると日本棋院が発表した。「女流名人戦」は産経新聞社と日本棋院が主催し、第31期まで行われ、平成31年3月の三番勝負決着後、休止していた。予選をへて7人総当たりによるリーグ戦で挑戦者を決め来年4月、藤沢女流名人(第31期優勝者)との三番勝負を実施するという。

女流棋戦は女流本因坊戦・女流名人戦・女流立葵杯・女流棋聖戦・扇興杯女流最強戦の5つになる。

関連棋譜:【第1回カマチ杯決勝】(黒)藤沢里菜女流立葵杯 対 上野愛咲美女流本因坊(白)

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2020-10-18

第39期女流本因坊戦第2局 上野が勝ちタイに

上野愛咲美女流本因坊に藤沢里菜女流立葵杯が挑戦している第39期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)5番勝負の第2局は18日、鳥取県湯梨浜町の望湖楼で打たれ、午後5時25分、201手で上野女流本因坊が黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。

右下から下辺の黒模様を大きな地にまとめた上野女流本因坊が勝ちきり、今シリーズ初勝利を収めた。

持ち時間各4時間のうち、残りは上野女流本因坊20分、藤沢女流立葵杯15分。

第3局は31日、東京都千代田区の日本棋院で行われる。

特製ページ:第39期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第39期女流本因坊戦挑戦手合第2局】(黒)上野愛咲美女流本因坊 対 藤沢里菜立葵杯(白)

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2020-10-31

女流本因坊第3局 上野が初防衛にあと1勝

上野愛咲美女流本因坊に藤沢里菜女流立葵杯が挑戦している第39期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災協賛)5番勝負の第3局は31日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、午後4時52分、226手で上野女流本因坊が白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗として初防衛にあと1勝と迫った。

中盤、上野女流本因坊がポイントをあげて優位に立ち、押し切った。持ち時間各4時間のうち、残りは上野女流本因坊15分、藤沢女流立葵杯53分。第4局は11月7日、同棋院で行われる。

特製ページ:第39期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第39期女流本因坊戦挑戦手合第3局】(黒)藤沢里菜四段 対 上野愛咲美三段(白)

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2020-11-22

藤沢が若鯉戦初優勝 男女混合棋戦での女流初優勝

広島アルミ杯・若鯉戦で22日、藤沢里菜女流立葵杯が果たした男女混合棋戦での女流初優勝は、男性優位が続いた囲碁界に新たな歴史の一ページを開く快挙だ。決勝で、孫喆七段との接戦を制して、332手までで白番半目勝ち。

「信じられない気持ちです。本当に光栄に思います」と終局後、快挙達成の喜びをかみしめた。

若鯉戦は30歳以下で七段以下の限定戦で、優勝賞金300万円。今回は、予選を突破した15人に、前期優勝の平田智也七段が加わった勝ち抜き戦で、21日に本戦1回戦と準々決勝を開催していた。

関連棋譜:第15回広島アルミ杯若鯉戦決勝戦(黒)孫喆七段 対 藤沢里菜四段(白)