6月2日、第51期天元戦本戦2回戦が打たれました。余正麒八段が藤沢里菜七段に黒番中押し勝ちを収め、準々決勝に進出しました。許家元九段と対戦する予定です。
棋譜解説
- 黒番: 余正麒八段
- 白番: 藤沢里菜七段
- 手数: 229手
- 結果: 黒番中押し勝ち
- 対局日: 2025-06-02
第1譜(1-30手)
- 黒23手はやや繊細さに欠けており、N4に打つのがより良い選択とされます。
- この譜では、形勢は両分けです。
第2譜(31-60手)
- 白36手はやや損であり、Q2がより良い選択です。
- 白56手もやや損であり、Q2が適切な着手とされます。
- 白58手には若干の疑問があり、P10に打つほうが望ましいです。
- 白60手はやや繊細さに欠け、H8に打つのがより良いとされています。
- この譜では、黒が一定の成果を挙げ、やや形勢をリードしています。
第3譜(61-90手)
- 黒73手はやや損であり、Q2が望ましい選択とされます。
- 黒79手もやや損であり、やはりQ2が良い手です。
- 白80手はやや繊細さに欠け、G15への着手がより良いとされます。
- 白86手は好ましくなく、G14が適切です。
- この譜では、白は依然として苦しい戦いを強いられています。
第4譜(91-120手)
- 白94手にはわずかな疑問があり、G15がより良い手とされます。
- 黒113手もやや疑問があり、Q11への着手が望ましいです。
- 黒115手は少し不満があり、C14に打つのが良い選択です。
- この譜では、白の奮闘も実らず、形勢は苦境に陥りました。
第5譜(121-150手)
- 白122手は非常に問題があり、J9が正着です。
- 黒127手は極めて良くない手で、E18への着手が適切です。
- 白128手は少し不満があり、R5が好手です。
- 黒143手は良くなく、E18に打つのが有利です。
- この譜では、黒の優勢が明らかとなりました。
第6譜(151-180手)
- 黒167手はやや繊細さに欠けており、O2がより良い手とされます。
- 白168手はやや損であり、T15が良い選択です。
- 黒175手もやや繊細さに欠け、R9に打つのが適切です。
- 白176手にはわずかな疑問があり、T15に打つのが有利です。
- この譜では、黒の優勢が明確になりました。
第7譜(181-210手)
- 黒187手にはわずかな疑問があり、J2がより良い選択です。
- 黒197手はやや不満があり、M1が好手です。
- 黒207手は小さな損であり、S17が好手とされます。
- 白208手は軽微なミスで、S17への着手がより良い選択です。
- この譜では、白が差を縮めました。
第8譜(211-229手)
- この譜では、双方に明らかな問題手がないですが、黒番の勝勢が確実となりました。