棋譜解説 【第37期女流名人戦博多カマチ杯予選B】(黒)関山穂香初段 対 櫻本絢子初段(白)

2025年6月16日、関山穂香新初段の初手合が打たれました。関山初段は親子5代目のプロ棋士です。結果は櫻本絢子初段に敗れ、デビュー戦が黒星となります。


棋譜解説

  • 黒番: 関山穂香初段
  • 白番: 櫻本絢子初段
  • 手数: 154手
  • 結果: 白番中押し勝ち
  • 対局日: 2025-06-16

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 黒19手はやや損であり、M17に打つのがより良い選択とされています。
  • 白20手はやや繊細さに欠けており、L17に打つほうが望ましいです。
  • 黒21手もやや損であり、L17が検討されます。
  • 白26手には少し疑問があり、F14がより良い手とされています。
    この譜では、形勢が両分けです。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白54手は非常に良くない手であり、O19が正着です。
  • 黒55手には再考の余地があり、P18に打つのが良いとされています。
  • 黒57手は軽微なミスで、D15が適切な選択です。
  • 白60手はやや損であり、J16に打つのがより良いです。
    この譜では、白が一定の成果を挙げ、やや形勢をリードしています。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒77手は好ましくなく、D15が適切な選択とされています。
  • 白78手はやや損であり、J6が好手です。
  • 黒79手もやや損で、Q18が良い選択です。
  • 白88手もやや損であり、J4が適切な一手とされています。
    この譜では、黒が困難を打開し、局面の主導権を握りました。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒91手は少し不満があり、G4に打つのがより有利です。
  • 黒113手は軽微なミスであり、M12が好手とされています。
  • 白114手には少し疑問があり、H14が好手です。
  • 黒119手はやや不満があり、M13がより良い選択とされます。
    この譜では、白が激しい戦いを展開し、形勢は非常に拮抗しています。

第5譜(121-154手)

第5譜

  • 黒127手には再考の余地があり、P11が良い選択とされています。
  • 黒133手には大きな問題があり、P11のほうが実戦の着手よりも明らかに優れています。
  • 白140手は疑問があり、S7が適切です。
  • 黒141手も再考の余地があり、O8が良い選択です。
    この譜では、白の作戦が成功できました。

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