棋譜解説 【第50期碁聖戦挑戦手合第3局】(黒)芝野虎丸十段 対 井山裕太碁聖(白)

第50期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の第3局が7月18日、東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われました。芝野虎丸十段が井山裕太碁聖に黒番中押し勝ちを収め、2勝1敗で王手をかけました。

棋譜解説

黒番:芝野虎丸十段

白番:井山裕太碁聖

手数:269手

結果:黒番中押し勝ち

対局日:2025-07-18


第1譜(1-30手)

第1譜
この譜では、形勢は両分けです。


第2譜(31-60手)

第2譜
白52手はやや軽率であり、H4に打つのが妥当とされます。
黒53手は疑問があり、K4が正着です。
白54手にはやや不満があり、K2が良い選択とされます。
黒55手も非常に疑問であり、K4を選ぶのが望ましいです。
この譜では、白が一定の成果を挙げ、形勢をややリードしています。


第3譜(61-90手)

第3譜
黒63手はやや損であり、K8がより良い着手です。
黒73手にはやや疑問があり、K12が良い手とされます。
白74手もやや疑問で、H10が適切な選択です。
白90手は軽微なミスであり、N13に打つのがより有利です。
この譜では、黒は依然として苦戦が続いています。


第4譜(91-120手)

第4譜
黒91手には少し疑問があり、O11がより良い手とされます。
白102手はやや損であり、J12が良い選択です。
白108手もやや損で、S16が適切な選択です。
白112手もやや損で、P15が適切な一手とされます。
この譜では、黒が困難を打開し、局面の主導権を握りました。


第5譜(121-150手)

第5譜
白132手にはやや不満があり、L14が良い選択です。
白140手はやや繊細さに欠け、D15がより良い手とされます。
黒143手はやや損であり、D15が検討されます。
白148手は軽微なミスで、L14に打つのがより有利です。
この譜では、白の苦戦が続いています。


第6譜(151-182手)

第6譜
白154手はやや損であり、L14が適切な着手です。
黒155手もやや損で、K17がより良い手とされます。
白166手は好ましくなく、Q19が良い選択です。
黒179手はやや軽率であり、P19が正着とされます。
この譜では、白が困難を乗り越え、局面の主導権を握りました。


第7譜(181-210手)

第7譜
白186手はやや損であり、L8が検討されます。
白188手にも少し疑問があり、L8が良い選択です。
白190手は非常に良くなく、L8が正着とされます。
黒191手は問題があり、L2が有力な一手とされます。
この譜では、黒の苦戦が続いています。


第8譜(211-240手)

第8譜
黒223手はやや損であり、D11が検討されます。
黒225手は疑問であり、D11が正着です。
白232手はやや損であり、A2がより良い手とされます。
白238手もやや損で、D11がより良い選択です。
この譜では、黒が苦境を脱し、局面の主導権を握りました。


第9譜(241-269手)

第9譜
269手まで、黒番中押し勝ちで終局となります。


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