第51期天元戦の挑戦者決定戦が8月22日、東京都千代田区の日本棋院で行われました。白番の志田達哉八段が芝野虎丸十段に168手で中押し勝ちし、一力遼天元の挑戦権を獲得しました。志田八段にとって、天元を含む七大タイトル戦は今回が初挑戦となります。
志田八段は1990年生まれで福井県出身です。2006年に入段し、2018年にはNHK杯で準優勝、2023年にはSGW杯中庸戦で優勝を果たすなど、着実に実績を積み重ねてきました。今回、念願の大舞台への切符を手にしました。
対局後、志田八段は「芝野さんのようなトップ棋士にはもう勝てないと思っていたので、(天元戦で)結果を出せたらうれしいです」と意気込みを語りました。
五番勝負は10月4日浜松で開幕
- 第1局 10月4日 浜松市
- 第2局 10月21日 札幌市
- 第3局 11月9日 佐賀県唐津市
- 第4局 11月19日 兵庫県洲本市
- 第5局 12月10日 徳島市