第3回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦の第6局が、9月8日午前に中国・山東省青島の農心工場で行われました。韓国の曺薫鉉九段が中国の芮廼偉九段に236手までで白番中押し勝ちを収めました。芮九段の4連勝はストップし、韓国チーム今大会の初勝利となります。
この対局をもって青島での第1ラウンド全6局が終了しました。成績は日本2勝2敗、韓国1勝2敗、中国3勝2敗で、各チームは残り2人ずつを残して次の舞台へ向かいます。大会は2026年2月2日から中国・上海に場所を移して第2ラウンドが行われます。曺九段は引き続き出場し、次戦では日本の依田紀基九段と対戦予定です。両者の通算成績は6勝6敗と五分です。
大会方式と賞金
農心白山水杯シニア世界最強戦は、日中韓のシニア棋士が出場する国際団体戦です。
- 優勝賞金: 1億8000万ウォン(約2000万円)
- 連勝賞金: 本戦で3連勝すると500万ウォン(約55万円)
- 持ち時間: 各40分、以後1分の秒読み1回のみ