第50期名人リーグの最終一斉対局が7月21日に行われ、首位で最終戦に臨んだ井山裕太王座は、広瀬優一七段に敗れ、リーグ成績を6勝2敗としました。挑戦者決定はプレーオフに持ち越されることになりました。
一方、芝野虎丸十段は村川大介九段との対局で白番中押し勝ちを収め、6勝2敗で並びました。
芝野さんはリーグ序盤で2連敗を喫していたものの、その後6連勝で驚異の追い上げを見せました。「今朝もプレーオフのことは考えなかった」と語った芝野さんですが、結果として井山王座との一騎打ちに持ち込みとなりました。
プレーオフは24日
井山裕太王座と芝野虎丸十段によるプレーオフは、7月24日(木)に行われる予定です。2連敗で迎える井山さんが意地を見せるのか、それとも波に乗る芝野さんが勢いのまま挑戦権をつかむのか、注目の一戦となります。