第50期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は4月21日、広瀬優一七段が山下敬吾九段との対局で、黒番12目半勝ちを収め、通算成績を2勝3敗としました。これにより、リーグ残留への可能性を残しました。一方の山下九段は1勝3敗となり、苦しい状況に追い込まれています。
山下九段、残留争いに沈む
15期連続21回目の名人リーグ(名人在位含む)を戦っている山下九段は、ここでの黒星によりリーグ残留が危うくなってきています。一方、初リーグ参戦の広瀬優一七段は、白星を挙げ、成績を2勝3敗としました。残留に向けて望みをつないでいます。
関連棋譜
【第50期名人戦リーグ】(黒)広瀬優一七段 対 山下敬吾九段(白)