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囲碁棋譜.COM | 掲示板 | 最年少名人ーー芝野虎丸

平成11年(1999年)11月9日生。神奈川県出身。平成26年夏季入段(平成27年度採用)。27年二段、28年三段、29年七段。令和元年八段、同年九段。芝野龍之介二段は実兄。

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2019年4月4日
第74期本因坊戦リーグ最終戦

平成最後のリーグを制し、新時代最初の挑戦者となるのは誰か。第74期のリーグ最終戦は4月5日(金)、トップ棋士8人が東京本院に集結し、一斉に対局します。

最終戦のカードは次の通りになっています。※名前の左はリーグ順位:

  1. 山下敬吾九段(3勝3敗)対 5. 羽根直樹九段(5勝1敗)
  2. 黄翊祖八段(1勝5敗)対 3. 芝野虎丸七段(4勝2敗)
  3. 余正麒八段(3勝3敗)対 5. 安斎伸彰七段(6敗)
  4. 河野臨九段(4勝2敗)対 5. 一力遼八段(4勝2敗)

羽根九段が首位に立ち、芝野七段、河野九段、一力八段が追う展開です。この4人に本因坊文裕(井山裕太九段)への挑戦の可能性があります。

羽根九段は、山下九段に勝てば挑戦決定です。しかし、敗れると、河野-一力戦の勝者とのプレーオフ、または芝野七段も加わった3者プレーオフとなります。残留争いについては、羽根九段がプレーオフ進出以上を決め、黄八段と安斎七段の陥落が決まっているほかは、すべて最終戦の結果によります。山下九段は他の対局の結果に関係なく、勝てば残留、敗れれば陥落。余八段は勝利して勝ち越しても、他の対局の結果いかんで陥落がありうる状況です。

挑戦のかかる羽根九段と、残留をかけた山下九段の四天王対決の行方は?挑戦、残留、陥落、すべての命運が紙一重の河野九段と一力八段の決戦はどうなるか?芝野七段、7大タイトル初挑戦への夢はつながるか。余八段に運命の女神は、ほほ笑むか。黄八段の意地の1勝、安斎七段のリーグ初

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2019年4月5日

羽根九段敗れ、芝野七段、河野九段の3人のプレーオフに 第74期本因坊戦挑戦者

本因坊文裕(29)への挑戦者を決める第74期本因坊戦リーグ(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催)の最終7回戦が5日、東京都千代田区の日本棋院で一斉に打たれ、首位の羽根直樹九段(42)が山下敬吾九段(40)に敗れた。挑戦者決定は、5勝2敗で並んだ羽根と芝野虎丸七段(19)、河野臨九段(38)の3人によるプレーオフに持ち越された。

最終戦で、芝野は黄翊祖八段(31)を降し、河野は一力遼八段(21)との同率対決を制し、2敗を守った。

プレーオフは、まずリーグ序列が下位の羽根と河野が8日に対戦。その勝者が10日に上位の芝野と戦い、挑戦者を決める。

今期リーグは6回戦終了時点で、4人に挑戦の可能性が残る混戦となっていた。挑戦者決定プレーオフの実施は、2014年の第69期以来5年ぶり。3人のプレーオフは、06年の第61期以来13年ぶりとなる。

一方、来期リーグへの残留を決めたのは、羽根に加え、山下と芝野、河野の4人となった。

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2019年4月8日

河野九段が本因坊挑戦者決定戦へ

本因坊戦リーグ、プレーオフ第1戦、羽根直樹九段と河野臨九段の対局は、河野九段が黒番中押し勝ちしました。10日の第2戦、挑戦者決定の一局は河野九段と芝野虎丸七段によって争われることになりました。共に本因坊初挑戦がかかります。

本因坊戦リーグ、連敗スタートから挑戦者決定戦まで駆け上がった河野臨九段。これで今年公式戦13勝1敗。いったんの連勝ストップ後も、再び4連勝と勢いが止まりません。芝野虎丸七段との決戦で、果実を掴み取れるか。

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2019年4月10日

河野九段、本因坊初挑戦

本因坊戦リーグプレーオフ、挑戦者決定の一局は、河野臨九段が芝野虎丸七段を降し本因坊文裕(井山裕太九段)に挑むことになりました。河野九段は本因坊初挑戦。今年公式戦14勝1敗という圧倒的な戦績。リーグが現行方式になってから初めて連敗スタートから挑戦権を掴みとりました。

劣勢を意識していたそうですが、ヨセ勝負で勝利を手繰り寄せました。河野九段は、これまで5回7大タイトル戦で井山裕太5冠と戦い、フルセットの熱戦を繰り広げるなどしていますが、タイトル奪取には至らず。「苦戦は間違いないが、精一杯自分の力を出し切りたい」と述べました。

芝野七段は、正確に打てれば良いかと意識する局面もあったようですが、史上最年少挑戦には、あと一歩届きませんでした。いつも「残留が目標」と口にしていた芝野七段ですが「初めて、しっかりと挑戦争いには絡めた気がします」と語りました。

来期(第75期)本因坊戦リーグの順位は下記の通りです。

1位 河野臨九段か井山裕太5冠
2位 芝野虎丸七段
3位 羽根直樹九段
4位 山下敬吾九段

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2019年4月19日

グロービス杯世界囲碁U-20 1日目終了

グロービス杯世界囲碁U-20が19日、グロービス大学院で行われ、
芝野虎丸七段、六浦雄太七段、広瀬優一三段、上野愛咲美二段、牛栄子二段が1勝1敗で本戦3回戦へ、大西竜平四段が2連敗で敗退した。韓国の申旻埈九段、申眞諝九段と朴常鎭三段、中華台北の陳祈睿五段が2連勝でベスト8入りした。グロービス杯は日本で開催される唯一の世界棋戦です。

出場資格

20歳未満とし、日本6名、韓国3名、中国3名、中華台北1名、欧州1名、北米1名、アジア・オセアニア1名

賞金

  • 優勝:300万円
  • 準優勝:50万円
  • 3位:20万円

六浦雄太七段

六浦雄太七段

上野愛咲美二段

上野愛咲美二段

牛栄子二段

牛栄子二段

大西竜平四段

大西竜平四段

芝野虎丸七段

芝野虎丸七段

広瀬優一三段

広瀬優一三段

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2019年4月26日

羽根・山下両九段が1敗死守、2位に 名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は25日、第5ラウンドの残り2局が打たれた。1敗同士の上位対決となった羽根直樹九段―芝野虎丸七段の一戦は、羽根が白番中押し勝ちを収め、通算3勝1敗でリーグ2位に躍り上がった。敗れた芝野は3勝2敗で挑戦者レースから一歩後退した。山下敬吾九段―六浦雄太七段戦は、山下が白番中押し勝ちで3勝1敗とし、羽根と並ぶ2位につけた。

暫定順位(第5ラウンド終了時)

  1. 河野臨九段:4勝0敗
  2. 山下敬吾九段、羽根直樹九段:3勝1敗
  3. 芝野虎丸七段:3勝2敗
  4. 井山裕太四冠:2勝2敗
  5. 鈴木伸二七段:2勝3敗
  6. 孫喆七段:1勝3敗
  7. 村川大介十段、六浦雄太七段:1勝4敗

1人8局打つ名人戦リーグは、3敗を喫すると挑戦権獲得は極めて難しく、過去の例でも大半が全勝~2敗者が挑戦している。5月以降の残り4ラウンドで、河野から井山まで上位5人が挑戦圏内といえ、鈴木以下4人は残留の可否に焦点が移りつつある。

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2019年5月6日

2018年グランドチャンピオン戦決勝 芝野が初優勝

2018年の棋戦優勝者と賞金ランキング上位者による2018年グランドチャンピオン戦(主催:日本棋院・関西棋院、後援:内閣府・文部科学省、特別協力:囲碁・将棋チャンネル)の準決勝・決勝が5月6日に東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われた。

準決勝では、井山裕太2017グランドチャンピオンが一力遼阿含桐山杯を、芝野虎丸七段が許家元碁聖をそれぞれ下し決勝に進出した。

公開対局で行われた決勝戦では芝野が井山に白番中押し勝ちし初優勝を決めた。

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2019年5月17日

芝野が初優勝 第10回おかげ杯

30歳以下の棋士16名によって争われる、第10回おかげ杯囲碁トーナメント戦(伊勢市おかげ横丁、協賛:濱田総業)の準決勝と決勝、3位決定戦が5月15日(水)に行われた。

午前に行われた準決勝では、前回優勝の許家元おかげ杯を安達利昌六段が、また芝野虎丸七段が一力遼八段を降し決勝に進んだ。

午後の決勝では芝野が安達を降し、初優勝した。

同時に行われた3位決定戦では一力が許を降した。

秋に行われるおかげ杯国際精鋭囲碁対抗戦には芝野七段、安達六段、一力八段と藤沢里菜四段、上野愛咲美二段が出場する。

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2019年6月14日

日本棋院棋士6名参加 中国乙級リーグ

中国の団体リーグ戦・乙級リーグ、丙級リーグ、女子リーグが、6月14日に中国浙江省衢州市で開幕する。日本からは乙級リーグに、中日友好チームとして許家元八段、本木克弥八段、余正麒八段、芝野虎丸七段が参加する。

また、個人として大西竜平四段が乙級リーグの河北省チームに、牛栄子二段が女子リーグのハルピン六合中天チームに参加する。

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2019年7月11日

芝野七段、名人挑戦に望みつなぐ 名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は11日、第8ラウンドの2局があり、4勝2敗同士の2位決戦となった山下敬吾九段対芝野虎丸七段戦は、芝野が黒番中押し勝ちして2敗を守り、名人挑戦に望みをつないだ。

来週18日にある、5勝1敗で首位を走る河野臨九段と4勝2敗で追う前名人、井山裕太四冠の首位攻防戦で河野が敗れれば、井山、芝野、河野の3者が同星首位に並んで8月1日の最終一斉対局になだれ込むことになる。芝野に敗れた山下は4勝3敗となり、今期の名人挑戦の望みを断たれた。

もう一局は、六浦雄太七段(2勝5敗)対孫喆七段(2勝4敗)戦。残留を争う者同士の対戦は、六浦が白番中押し勝ちした。これで六浦は他のリーグ棋士8人に先駆け

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2019年7月18日

井山が河野を破る、3人が同星首位に 名人戦リーグ

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は18日、前名人の井山裕太四冠が、星一つ差で首位の河野臨九段を破った。これで芝野虎丸七段を加えた3人が5勝2敗の同星首位に。張栩名人への挑戦者争いの決着は8月の最終ラウンドにもつれ込む。

名人返り咲きをねらう井山はリーグ前半戦を1勝2敗と出遅れたが、その後4連勝し、先行する河野をとらえた。最終ラウンドは8月1日、4局が一斉に打たれる。首位3人の直接対決はすでに終えており、いずれも他の棋士と対戦。リーグ優勝が決まらず同星首位が複数並べば、同8日に序列上位2人によるプレーオフが行われる。首位3人の序列は、上位から井山、芝野、河野の順。

井山は「前半戦を考えれば、挑戦者争いに加わって最終局を迎えられたのはよかった。次も精いっぱい打ちたい」と話した。一方、河野は「まだ挑戦者になる可能性を残している。悔いのないよう最終局を打ちたい」と話した。

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2019年7月19日

「GLOBIS-AQZ」強化学習5日目 芝野虎丸七段にも快勝

天才棋士・芝野虎丸七段(19)と囲碁AI世界大会優勝を目指すAI「GLOBIS-AQZ」の強化学習5日目.verが7月19日に対局し、黒番の「GLOBIS-AQZ」が267手、3目半勝ちを収めた。

「GLOBIS-AQZ」は、日本棋院の理事も務める堀義人代表のグロービス、世界2位の囲碁AI「AQ」開発者の山口祐氏、日本棋院、囲碁AI「Raynz」を開発したトリプルアイズによる共同プロジェクト。海外の囲碁AIが世界を席巻する中、将来的な若手棋士育成のために、囲碁AI世界一を目指している。

囲碁界史上最年少で七段まで昇段を果たした芝野七段に対して、序盤は拮抗していたものの、中盤以降は確実にリードを広げ、芝野七段の反撃を許さなかった。

山口祐氏のコメント
「トラブルなく最後まで打ち切れて安心しております。芝野虎丸七段という非常に強いトッププロに勝利できたのは、学習がうまくいっている証拠なのかなと思います。学習5日目のものですが、人間のトップレベルより強くなっていると思っていて、それを実証できたかなと思います。コウの絡んだ攻防の読みの正確性、評価値のぶれがまだ大きいので、改善の余地はあると思います。ハードウェアまわりでレスポンスが遅い部分もあったので、しっかり対応したいと思います。1カ月後にAIの世界大会があるので、世界一を目指して頑張りたいです。」

芝野虎丸七段のコメント
「途中で黒の勝率が上がって、そこからはチャンスがなかったということなので、中盤から終盤にかけて、非常に強かったです。普段通りの力は出せたなと思います。圧倒的に負けたらどうしようとは思っていましたが、自分なりには打てました。もちろんできれば勝ちたかったですが、自分としてそんなに後悔する手はなかったです。(AIは)今後も有効活用できればいいかなと思います。」

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2019年8月1日

囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦 芝野と河野プレーオフに、井山脱落

大詰めを迎えた第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は8月1日午前10時、最終ラウンド4局が東京と大阪で一斉に始まった。挑戦者争いに絡むのが3局、リーグ残留争いに絡むのが1局。消化試合は一つもなく、例年以上の「囲碁界の一番熱い日」になりそうだ。

挑戦の可能性を残しているのは、リーグ序列順に前名人の井山裕太四冠、芝野虎丸七段、河野臨九段。5勝2敗の同星首位で並ぶ3人の直接対決はすべて終えており、それぞれ別の棋士と対戦する。ここで単独1位が決まらなければ、序列上位2人によるプレーオフに持ち込まれる。

最終ラウンドの残る一局、村川大介十段対孫喆七段戦は、どちらも負ければリーグ陥落の「鬼勝負」となる。序列上位の村川は勝てば残留。同時に、孫のほかに同じリーグ初参加組の鈴木伸二七段、六浦雄太七段3人の陥落が決まる。孫は勝てば六浦との残留プレーオフにまわる。同時に打たれる芝野対鈴木戦で鈴木が勝てば、リーグ初参加組3人で1人の残留枠を争う3者プレーオフとなる。

朝日新聞デジタルでは、全4局を対局開始からライブ中継。戦いが佳境を迎える午後3時からは、先にリーグ全局を打ち上げている六浦七段が、井山対羽根直樹九段戦を終局まで同時解説。自身の残留にもかかわる他の対局についてもコメントする。

午後6時44分
大阪・北浜の関西棋院で打たれていた村川対孫戦が終局。村川が白番中押し勝ちし、リーグ残留が決定。同時に孫、鈴木、六浦3人のリーグ落ちが決まった。東京・市ケ谷の日本棋院で芝野と接戦を演じている鈴木は、この結果を知らない。

午後8時56分
芝野が鈴木に黒番中押し勝ち。対局中の井山、河野が敗れればリーグ優勝=名人挑戦が決まる。井山、河野のどちらかが勝てばプレーオフとなる。検討陣によると、井山は混戦で勝敗不明、河野は劣勢、との評。

午後9時41分
井山は羽根直樹九段に白番中押しで敗れ、挑戦者争いから脱落。河野は山下敬吾九段と対局を続けており、形勢不明のヨセ合いが続いている。

午後10時45分
河野が山下に白番3目半勝ち。これにより挑戦権争いは芝野と河野のプレーオフに持ち込まれた。今年の本因坊戦プレーオフに続く同一カード。本因坊戦では河野が勝って挑戦者に。今回はどうか。8日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれる。

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2019年8月8日

芝野が名人挑戦権獲得 初の七大タイトル挑戦

第44期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は8日、同星首位によるプレーオフが打たれ、芝野虎丸七段(19)が河野臨九段(38)に208手で黒番半目勝ちし、張栩(ちょうう)名人(39)への挑戦を決めた。芝野は規定により、9日付で八段に昇る。七番勝負は27日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開幕する。

10代の名人挑戦は、2008年、19歳3カ月で当時の張名人に挑戦した井山裕太四冠(30)に次いで2人目。このとき井山は張に敗れており、今期19歳9カ月で七番勝負を迎える芝野には史上初の10代の名人がかかる。張との対戦成績は4勝1敗と勝ち越している。芝野が七大タイトル戦に挑戦するのは初めて。プロ入りから4年11カ月での挑戦は史上最速となる。

神奈川県相模原市出身。幼稚園児のころ、ゲームプランナーの父が購入したソフトで囲碁を覚えた。

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2019年8月15日

第9回世界囲棋巓峰対決 中国の柁九段が優勝

中国の国際囲碁大会、第9回世界囲棋巓峰対決が8月15日に阜阳で閉幕した。日本からは井山裕太九段、芝野虎丸八段の2名が出場している。井山裕太九段と芝野虎丸八段は1回戦で敗退した。中国の柁嘉熹九段が優勝。

第9回世界囲棋巓峰対決 中国の柁九段が優勝

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第9回世界囲棋巓峰対決 中国の柁九段が優勝

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第9回世界囲棋巓峰対決 中国の柁九段が優勝

第9回世界囲棋巓峰対決 中国の柁九段が優勝

第9回世界囲棋巓峰対決 中国の柁九段が優勝

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2019年8月26日

第44期名人戦第1局

張栩名人に芝野虎丸八段が挑戦する第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)が、27日に開幕する。プロ入りから4年11カ月、史上最速で七大タイトル戦の舞台に立つ挑戦者には初の10代名人が、連覇をめざす名人には通算6期目がかかる。

対局前夜の26日、両者は午後5時から第1局が打たれる東京都文京区「ホテル椿山荘東京」対局室の検分に臨み、使用する碁石や盤を確認した。午後6時からの前夜祭で、張は「また最高の舞台で戦えるのは光栄です。魅力的な碁を打つ芝野さんとの対戦は楽しみ。必ず盛り上がるシリーズにするよう自分らしい碁を打ちたい」、芝野は「自分が碁を始めたころに活躍されていた張名人の相手になるとは、思いもよらず不思議です。2日制の碁は初めてですが、盤面に集中していい碁を残せるよう頑張ります」と話した。

第1局は27日午前9時開始。持ち時間各8時間の2日制で、27日夜に打ち掛け、28日朝に再開し、同日夜までに決着する。立会人は大竹英雄名誉碁聖。

10代の挑戦者は11年前の井山裕太・現四冠(30)以来2人目。当時の井山を迎え撃ったのも張で、4勝3敗で退けた。井山は翌年再挑戦し、史上最年少の20歳4カ月で名人になった。11月生まれの芝野は、10月の第6局までにタイトルを奪取すれば19歳名人に、第7局で獲得しても七大タイトルを通じて史上最年少のタイトル獲得記録となる。

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2019年8月28日

張栩名人が先勝 第44期名人戦

第44期名人戦7番勝負の第1局は27、28の両日、東京都文京区で打たれ、張栩名人(39)が230手で挑戦者の芝野虎丸八段(19)に黒番6目半勝ちし、先勝した。

張名人は2期連続6度目の名人を目指し、芝野八段は七大タイトル初挑戦での奪取を狙う。

第2局は9月10、11日に台湾・台北市で行われる。

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2019年9月9日

張名人「台湾で打てる感謝、力に 名人戦の前夜祭

張栩名人(39)に芝野虎丸八段(19)が挑戦する第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局が台北市のシャングリ・ラファーイースタンプラザホテル台北で10日午前9時(日本時間午前10時)から打たれる。立会人は王銘琬九段。

第1局は張名人が黒番6目半勝ちを収め、好スタートを切った。第2局は芝野挑戦者が黒番となる。名人が故郷の台湾での応援を背に2勝目を挙げて防衛へ前進するか、挑戦者が初の10代名人誕生に向け、シリーズ成績をタイに戻すか、注目の一番が始まる。

9日夕の前夜祭には現地の囲碁関係者ら約130人が詰めかけた。抱負を述べる場面で挑戦者は「台湾対局なので張栩名人を応援する方が多いと思いますが、気にせずがんばりたい」。あいさつに中国語を盛り込み会場をわかせた。名人は中国語での決意表明に続いて日本語で「台湾で打てる感謝の気持ちを力に変え、いい碁を見せたい」と自らの思いを重ねて述べた。

ホテル内の一室に設けられた対局場を、両対局者が検分した。碁盤を置く机の高さは、通常の椅子対局と同じになるように微調整したという。囲碁盤や碁石は現地の海峰棋院が用意したもの。碁笥の箱には、林海峰名誉天元が1965年に名人位を獲得したときの揮毫がある。立会人の王銘琬九段は「当時4歳。この名人獲得がきっかけで、僕は囲碁を始めました」と懐かしそうに話した。

両対局者は碁笥を置く位置を確かめたり、椅子と碁盤の距離を調整したりしたあと、握手を交わした。

名人戦の海外対局は2002年の中国・北京での依田紀基名人(当時)対趙治勲挑戦者以来、17年ぶり11回目。

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2019年9月11日

芝野八段が初勝利 名人戦第2局

第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は2日目の11日午後5時40分(日本時間午後6時40分)、挑戦者の芝野虎丸八段(19)が張栩(ちょうう)名人(39)に195手で黒番中押し勝ちを収め、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。第3局は17、18日に岐阜市で打たれる。

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2019年9月16日

芝野挑戦者「岐阜で好感度上げたい」 囲碁名人戦第3局前夜祭

張栩名人に芝野虎丸八段が挑む第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局が17日、岐阜市の「岐阜グランドホテル」で始まる。ここまで両者1勝1敗のタイ。

岐阜県での対局は、芝野と同じ当時19歳の挑戦者だった井山裕太・現四冠(30)を張名人が迎え撃った2008年の第3局以来。このときは張名人がシリーズ初白星を挙げてタイトル防衛の足がかりとした。

16日の前夜祭には現地の関係者ら約70人が集まり、歓迎した。挑戦者は「3局目だからもう慣れたでしょと言われますが、3局目ともなると挨拶のネタもなくなって困ってます。岐阜には初めて来たのですが、タイトル戦だと観光する暇がないようなので、今回勝って好感度を上げて、また来たいと思います。」と話し、会場の笑いを誘った。名人は「1、2局目の内容は反省すべきところがいっぱいあって、まだまだ満足のいく内容ではなかった。明日からもっといい内容の碁を見せられるように頑張りたい」と述べた。

午前9時開始。持ち時間は各8時間で、18日夜までに決着する。立会人は羽根泰正九段。

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2019年9月18日

名人戦第3局 挑戦者の芝野が2連勝

張栩名人に芝野虎丸八段が挑戦する第44期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第3局が、9月17日、18日の両日にわたって岐阜県岐阜市「岐阜グランドホテル」で行われた。

結果は、芝野八段が234手まで白番中押し勝ちを収め連勝、シリーズ2勝1敗と一歩リードした。終局時刻は18時25分、残り時間は黒1時間1分、白2分だった。

第4局は、9月25、26日に兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」で行われる。

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2019年9月20日

芝野が王座戦最年少の挑戦者となる 第67期囲碁王座戦

第67期囲碁王座戦(日本経済新聞社主催)の挑戦者決定戦が20日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、芝野虎丸八段(19)が午後6時4分、195手までで許家元八段(21)に黒番中押し勝ちし、井山裕太王座(30)への挑戦権を獲得した。芝野八段の王座挑戦は初めてで、王座戦では最年少の挑戦者となる。

5連覇、通算7期目を狙う井山王座との五番勝負第1局は10月25日、大阪市のウェスティンホテル大阪で打たれる。

対局後、芝野八段は「難しい対局で、勝ててよかった。(井山王座と)早くタイトル戦で戦いたかった。どれぐらい打てるか楽しみだ」と話した。

芝野八段は国内四冠をもつ井山王座を追う若手のホープだ。読みが深く、攻めと守りのバランス感覚や形勢判断に定評がある。井山王座との対戦成績は芝野八段の1勝0敗。

8月に七番勝負が始まった名人戦で七大タイトルに初挑戦し、第3局まで張栩名人(39)を2勝1敗とリードしている。

芝野八段は1999年生まれ、神奈川県出身。2014年に入段し、17年に竜星戦で優勝すると、18年の日中竜星戦で世界最強の柯潔九段を破って優勝した。19年、名人戦の挑戦権獲得により八段。

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2019年9月24日

名人戦第4局前夜祭 去年は骨折したまま対局、張栩名人「今年は違う形で…」

張栩名人に芝野虎丸八段が挑む第44期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第4局が25日、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルで始まる。

ここまで挑戦者が2勝1敗で一歩リード。史上初の10代名人の誕生にあと1勝と迫るか。連覇を目指す名人が勝敗をタイに戻すか。シリーズは中盤の大きなヤマ場に差しかかった。対局は、持ち時間各8時間の2日制。挑戦者の先番で午前9時に始まり、26日夜までに決着する。立会人は坂口隆三九段。

24日午後6時から宝塚ホテルであった前夜祭には、現地のファンら約100人が集まり、両対局者を歓迎した。

主催者らのあいさつのあと、宝塚市観光大使リボンの騎士「サファイア」から花束を受け取った両対局者は、壇上で第4局に向けて決意表明した。

最初に芝野挑戦者が、小さな声で「みなさま、こんばんは」と話し始めると、会場から「がんばれー」とのかけ声が。芝野挑戦者が「宝塚は初めてだが、ホテルがすごくよくて、いい気分なので、この調子で、いい碁が見せられるように頑張ります」とはにかみながら続けると、合間に女性ファンから「かわいいー」との声もあがり、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

一方の張名人は「去年も第4局でこの場に立っていたが、あの時は足を軽く骨折していて、そのあとの碁の内容もまずかった」と明かし、「まさかこの場に立てるとは思っていなかった。あの時は苦しかったが、過ぎてしまえばいい思い出。今年も1勝2敗で苦しい状況だが、今年は去年とは違う形でいい思い出をつくりたい」と話し、会場を盛り上げた。

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2019年9月26日

名人戦第4局 10代名人にあと1勝

名人戦七番勝負第4局は、挑戦者の芝野虎丸八段が張栩名人に中押し勝ちし、3勝1敗で初の7大タイトル獲得にあと1勝と迫りました。奪取に成功すれば最年少記録になります。

10代名人にあと1勝と迫った芝野八段は「先に3勝できたんですが、もう1回勝たないといけないので、これまで通り頑張りたいです」と話しました。

第5局は10月7日から、静岡県熱海市の「あたみ石亭」で打たれます。

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2019年10月8日

史上初、10代名人 第44期名人戦

第44期名人戦7番勝負第5局は、挑戦者の芝野虎丸八段が、252手までで張栩名人に白番中押し勝ちした。対戦成績を4勝1敗とし、初挑戦で名人を奪取。最年少19歳11カ月での7大タイトル獲得で、09年に井山裕太四冠が達成した20歳4カ月を10年ぶりに塗り替えた。

14年にプロデビュー。将棋で藤井聡太七段がデビューして旋風を起こした17年に、芝野もブレークした。第26期竜星戦で初タイトル獲得。17歳8カ月は史上最年少だった。規定で、当時の三段から七段へ飛び級した。プロ入り2年11カ月での全棋士参加棋戦制覇と、七段昇段は史上最短だった。翌年には日中竜星戦で、世界最強と言われる中国の柯潔九段も下した。

芝野は規定により9日付で九段に昇段。日本棋院によると、こちらも最年少、最速での最高段位到達となる。

◆芝野虎丸(しばの・とらまる)1999年(平11)11月9日、相模原市生まれ。6歳の頃、ゲームソフト「ヒカルの碁3」を父からもらい、囲碁を始める。14年9月、プロ(初段)に。15年二段、16年三段、17年、竜星戦で優勝して七段に。新人王戦も制した。19年八段。17年には最多対局賞、最多勝利賞、連勝賞(66局53勝13敗、16連勝)

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2019年10月5日

張が優勝、通算5回目 第26期阿含・桐山杯 全日本早碁オープン戦

阿含桐山杯全日本早碁オープン戦の決勝戦が5日に行われ、張栩名人が一力遼八段に白番中押し勝ちし、優勝しました。張名人は6日に静岡県熱海市に移動して、7日から芝野虎丸挑戦者との名人戦第5局に臨みます。

張栩名人は「一力さんには一方的にやられていて、久しぶりに勝てた。まさか優勝できるとは思っていなかったのでうれしい」と笑顔を見せ、一力桐山杯は「きょうの碁は後半、ミスが多かった。またこの舞台に戻って来られるよう頑張りたい」と話しました。

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2019年10月25日

第67期王座戦第1局 芝野名人が先勝

第67期王座戦五番勝負の第1局が25日、大阪市北区で行われ、芝野虎丸名人が271手までで、井山裕太四冠に黒番半目勝ちし、初の王座奪取と2冠に向け発進した。7冠制覇を2度成し遂げた井山王座と、今月8日に史上最年少で名人を奪取した芝野名人が、七大タイトル戦で顔を合わせるのは初めて。

終局後、芝野名人は「これからも大変だと思うので、これまで通り頑張れれば」、井山王座は「次の対局まで少しあく。いい状態で臨めるよう準備したい」とそれぞれ話した。

井山王座は今年出場した棋聖戦と本因坊戦を防衛。現在、天元戦でも許家元八段の挑戦を受けている。5連覇または通算10期獲得で名乗れる「名誉称号」を棋聖・本因坊・碁聖で保持しており、今シリーズではさらに「名誉王座」の獲得がかかる。

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2019年11月18日

芝野名人が王座奪取へあと1勝 第67期王座戦第3局

山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われた第67期王座戦第3局は、262手まで黒番:芝野虎丸名人の1目半勝ちとなりました。対戦成績は芝野名人の2勝1敗に。第4局は11月29日(金)愛知県蒲郡市「銀波荘」で行われます。

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2019年11月29日

芝野虎丸が最年少二冠、井山裕太は7年ぶり三冠に後退 第67期王座戦

10月に囲碁史上初の10代名人となった芝野虎丸名人が井山裕太王座に挑む第67期王座戦5番勝負の第4局が29日、愛知県蒲郡市で打たれ、芝野が282手までで白番半目勝ちした。3勝1敗で王座を奪取、史上最年少の20歳0カ月で2冠となった。

終盤、井山が盛り返したが芝野はミスをせず熱戦を制した。「苦しんだ時間のほうが多かった。本当に運がよかった」。囲碁界の今後を占う戦いだった。平成の囲碁界は2度の7冠独占を果たすなど、井山が「一強時代」を築いてきた。

虎丸名人が直接対決で絶対王者を倒し、「ポスト井山世代」の先頭に躍り出た。2冠保持の最年少記録も8年ぶりに更新した。これまでの記録は11年に井山が達成した21歳11カ月。2冠について「ぜんぜん実感がわかないです」と、はにかんだ。虎丸名人がマイペースで突き進む。