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2020 年 06 月 14 日 第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負第2局 井山2連勝

第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負第2局 井山本因坊が2連勝

第75期本因坊戦七番勝負の第2局が13、14の両日、東京都千代田区の日本棋院で行われ井山裕太本因坊が143手までで、挑戦者の芝野虎丸名人に黒番中押し勝ちし、2連勝とした。当初は北九州市で実施される予定だったが、同市で新型コロナウイルス感染拡大が続いていたため、対局場が変更された。第3局は22、23日に兵庫県宝塚市で打たれる。

終局後、井山は「中央が全然判断できず、ずっとよく分からなかったです。黒も安定している石ではないので、薄くなると一気に自信がなくなると思っていました。右下を生きて中央がそんなにひどい目に遭わなければ、地合いでは少しリードしているかなと思いました。」

芝野は「右上の打ち方が重かったかなと。予想以上に形勢がよくなく、ただ、黒もまとめ方が難しいので、粘り強く打てればいいと思っていました。第1、2局と一方的な内容になってしまいましたが、最後また頑張りたいと思います」と、巻き返しを期していました。

関連棋譜:【第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負第2局】(黒)井山裕太九段 対 芝野虎丸九段(白)

特設ページ:第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負

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2020 年 06 月 23 日 第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負第3局 9連覇にあと1勝

第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負第3局 9連覇にあと1勝

8連覇中の井山裕太本因坊に、名人・王座に続く三つ目のタイトルを狙う芝野虎丸名人が挑む第75期本因坊戦七番勝負第3局(毎日新聞社主催)が22、23の両日、兵庫県宝塚市の宝塚ホテルであり、井山本因坊が172手で白番中押し勝ちした。

連勝スタートで勢いに乗る井山本因坊は、序盤から優位に立つと、終盤まで強気の攻めを続け、押し切った。これで対戦成績を3勝0敗とし、史上2位タイとなる9連覇まであと1勝に迫った。

井山本因坊は「(9連覇は)まだあまり考えられない。中盤にまずいミスもあったので、しっかり修正して次に臨みたい」。3連敗で追い込まれた芝野名人は「結果はそんなに気にせず、いい碁を打てるように頑張りたい」と話した。

芝野名人「1日目でかなり白地が多い展開になったので、ちょっと苦しいかなと。2日目に中央を突き抜いて難しくなったと思っていたが、右下隅を生かしてちょっと大変にしてしまい、攻めの打ち方をしないとダメだった。結果はそんなに気にせず、次局もいい碁が打てるように頑張りたい」

特設ページ:第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第75期本因坊戦挑戦手合第3局】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太九段(白)

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2020 年 07 月 01 日 第75期本因坊戦第4局 3連敗の芝野三冠が1勝

3連敗の芝野三冠が1勝 第75期本因坊戦第4局

静岡県河津町の今井荘で打たれていた第75期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛)の第4局は1日午後7時32分、挑戦者の芝野虎丸九段が井山裕太九段に166手で白番中押し勝ちし、対戦成績を1勝3敗として初の本因坊位獲得へ望みをつないだ。残り時間は文裕1分、芝野2分。第5局は8、9の両日、三重県鳥羽市の戸田家で行われる。

特設ページ:第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第75期本因坊戦挑戦手合七番勝負第4局】(黒)井山裕太九段 対 芝野虎丸九段(白)

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2020 年 07 月 09 日 第75期本因坊戦第5局 芝野名人を破り防衛、井山本因坊9連覇

芝野名人を破り防衛、井山本因坊9連覇

第75期本因坊戦七番勝負(毎日新聞社主催)の第5局が8、9日に三重県鳥羽市で打たれ、井山裕太本因坊が、挑戦者の芝野虎丸名人に243手で白番4目半勝ちした。シリーズ4勝1敗でタイトルを防衛し、本因坊9連覇を遂げた。

七大タイトルの9連覇は、高川格九段の本因坊9連覇(1952~60年)と並ぶ歴代2位タイ。趙治勲名誉名人が達成した歴代1位の本因坊10連覇(89~98年)まで、あと1期に迫った。

今期本因坊戦は、七大タイトルのうち六つを占める井山、芝野の頂上決戦になった。井山は開幕3連勝で芝野を圧倒。第4局は落としたが、第5局で完勝してシリーズを制した。昨年、史上最年少で名人になった芝野は、その後二冠を加えて井山に挑んだが、七大タイトル戦初の敗退を味わった。

特設ページ:第75期本因坊戦七番勝負

関連棋譜:【第75期本因坊戦七番勝負第5局】

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2020 年 07 月 21 日 第13回春蘭杯本戦 7月29日開幕

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、第13回春蘭杯がネット対局で行われることとなりました。7月29日(水)に1回戦(24強、シード8名2回戦から登場)、31日(金)に2回戦が行われます。準々決勝以降の日程は未定です。

当棋戦は2月開催の予定でしたが、中国におけるコロナウィルスの影響で延期となっておりました。

日本からは井山裕太九段、芝野虎丸九段、村川大介九段、余正麒八段、本木克弥八段が出場します。

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2020 年 07 月 23 日 第13回春蘭杯1回戦抽選結果 日本勢5名本戦出場

第13回春蘭杯1回戦抽選結果

23日、第13回春蘭杯1回戦抽選が行われた。

日本からは井山裕太九段、芝野虎丸九段、村川大介九段、余正麒八段、本木克弥八段が出場します。

井山裕太九段 vs 申旻埈九段(韓)

芝野虎丸九段 vs 連笑九段(中)

村川大介九段 vs 李立言初段(北米)

余正麒八段 vs Ilya・Shikshin 三段(ロシア)

本木克弥八段 vs 姜東潤九段(韓)

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2020 年 07 月 29 日 第13回春蘭杯1回戦 井山敗退、村川&余が2回戦進出

第13回春蘭杯 村川、余が2回戦進出

「第13回春蘭杯世界選手権」が29日に開幕、日本勢は5人が出場し村川大介九段と余正麒八段は勝利したが、井山裕太三冠、芝野虎丸三冠、本木克弥八段は敗退した。

中国主催の大会で当初、2月に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期になっていた。韓国や台湾などから24人が本戦に出場しているが、移動の制限が生じているためインターネット対局で行われた。

日本勢の対局は次の通り。

×井山裕太九段-〇申旻埈九段(韓国)

×芝野虎丸九段-〇連笑九段(中国)

〇村川大介九段-×李立言初段(北米)

〇余正麒八段-×イリア・シクシン三段(ロシア)

×本木克弥八段-〇姜東潤九段(韓国)

7月31日(金)2回戦 日本勢の組み合わせ

村川大介九段 - 范廷鈺九段(中国)

余正麒八段 - 朴永訓九段(韓国)

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2020 年 08 月 07 日 第45期名人戦リーグ最終節 井山が挑戦者に

第45期名人戦リーグ最終節 井山が挑戦者に

第45期名人戦挑戦者決定リーグ戦の最終対局が6日、井山裕太三冠が林漢傑八段を破り8戦全勝で首位が決定、芝野虎丸名人との七番勝負(25日開幕)への挑戦を決めた。井山三冠は3期ぶり7度目の名人獲得を目指す。

井山三冠は平成21年、当時最年少の20歳4カ月で名人を獲得。一方、芝野名人は昨年、19歳11カ月で名人を獲得して井山三冠の記録を塗り替えた。今期の名人戦七番勝負は三冠同士の戦いで、囲碁界の頂上対決となる。

井山三冠と芝野名人がタイトル戦で顔を合わせるのは3度目。昨秋の王座戦五番勝負では芝野名人がタイトルを奪取したが、今年6~7月の本因坊戦七番勝負では井山三冠が防衛、9連覇を果たしている。

8戦全勝での挑戦権獲得について井山三冠は終局後、「結果としてでき過ぎ」と話し、芝野名人との対戦は「勢いも実力もある棋士。思い切ってぶつかりたい」と語った。

関連話題:第45期名人戦リーグ戦

関連棋譜:【第45期名人戦リーグ最終節】(黒)井山裕太九段 対 林漢傑八段(白)

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2020 年 08 月 26 日 第45期名人戦七番勝負第1局 井山が先勝

第45期名人戦七番勝負第1局 井山が先勝

第45期名人戦七番勝負第1局が25、26の両日、東京都文京区で行われ、挑戦者の井山裕太棋聖・本因坊・天元=が275手までで、初防衛がかかる芝野虎丸名人・十段・王座=に白番1目半勝ちし、3期ぶりの名人獲得へ向け発進した。第2局は9月15、16日に兵庫県宝塚市で打たれる。

3冠対決第1ラウンドは、井山棋聖が制した。「1日目が終わった時点では、まだよくわからなかった。(相手の手は)厳しかった」と振り返った井山棋聖は「まだ始まったばかり。少しでもいい状態で第2局に臨めれば」と話した。

今回の名人戦は2日制で持ち時間各8時間の長丁場だ。序盤からじっくり考える井山棋聖は、時に記録係に「58秒、59秒…」とギリギリまで読まれながらも冷静に対応。一方、ポンポンと打ち進める芝野名人は1時間9分も考慮時間を残しての決着だった。

「同じ3冠といっても、並んだとは思っていない。挑戦者の立場で向かう」と話す芝野名人が第2局以降、巻き返すことができるか。

関連棋譜:【第45期名人戦挑戦手合第1局】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太九段 (白)

特設ページ:第45期名人戦挑戦手合七番勝負

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2020 年 09 月 16 日 第45期名人戦第2局 井山が2連勝

第45期名人戦第2局 井山が2連勝

午後7時12分、213手までで芝野虎丸名人が投了。井山裕太挑戦者が黒番中押し勝ちし、シリーズ2連勝とした。持ち時間各8時間のうち残りは両者とも1分だった。

両者秒読みの激戦が続き、検討室では名人がよしだったが最後に失着。名人はマスクをつけ、スーツの上着を着て、投了を告げた。

第3局は23、24の両日、山口市の「山口市菜香亭」で打たれる。

井山棋聖「1日目、序盤早々、左下の攻防ではっきり悪くなってしまい、あとは粘り強く打とうと思った。ここ最近は負けが続いていたので、まず一つ勝てて良かった。七番勝負としてはまだまだこれから。第3局も悔いのないよう、しっかり準備して臨みたい。」

「はっきりと読み切れていたわけではない。なんとかなるかなと思ったが、自分で思っていたより危なく、正しく打たれたら死んでいたと思う。」

芝野名人「2日目はずっと大変かなと思っていたが、途中から難しくなった。白模様に入った黒の死活は難しいと思ったけど、正しく打てばいけてたと思う。最後、黒207の手をまったく見ていなくて、打たれた瞬間にまずいとわかった。」

結果は良くなかったが、あまり気にせず切り替えて、集中して打てれば。

特設ページ:第45期名人戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期名人戦挑戦手合第2局】(黒)井山裕太九段 対 芝野虎丸九段(白)

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2020 年 09 月 24 日 第45期名人戦挑戦手合第3局 芝野が1勝目

第45期名人戦挑戦手合第3局 芝野が1勝目

第45期名人戦7番勝負の第3局は23、24の両日、山口市で打たれ、芝野虎丸名人が211手で挑戦者の井山裕太三冠に黒番中押し勝ちし、対戦成績を1勝2敗とした。第4局は29、30日に三重県鳥羽市で行われる。

終局後、芝野名人の主な発言は次の通り。

「序盤からあまり見たことない形がつづき、判断が難しかった。どちらかというと自信のない場面が多かったが、全体として力は出せた。」

「一つ勝てて安心した。(次局は)集中してがんばれたら。」

「白104、白106から、いろんな選択肢が生まれたので、そのいろいろを考えていた。うまくいったのは運が良かったと思う。」

井山挑戦者の主な発言は次の通り。

「まだまだ長い戦いになる。これまで通り結果を恐れず、次は自分の納得のいく碁を打てたら。」

「仕掛けていったが、全然うまくいっていない。白の勝ち筋はわかっていなかった。実戦が一番難しい形になったと思う。」

特設ページ:第45期名人戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期名人戦挑戦手合第3局】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太九段(白)

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2020 年 09 月 26 日 文裕の9連覇を祝った 本因坊就位式

本因坊就位式 文裕の9連覇を祝った

第75期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社・日本棋院・関西棋院主催、大和証券グループ協賛)を制した井山裕太九段の就位式・祝賀会が25日、東京都文京区のホテル椿山荘東京であった。新型コロナウイルスの感染防止のためファンの参加はなく、関係者約30人が文裕の9連覇を祝った。

棋聖、天元とともに3冠を保持する文裕は6~7月にかけて、王座、十段との3冠を獲得して勢いに乗る芝野虎丸名人の挑戦を受け、囲碁界初の“3冠対決”を4勝1敗で制した。9連覇は、二十五世本因坊治勲=趙治勲九段=の10連覇に次ぎ、二十二世本因坊秀格=高川格九段=と並ぶ歴代2位タイ。

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2020 年 09 月 30 日 第45期名人戦七番勝負の第4局 井山が名人奪還へあと1勝

第45期名人戦七番勝負の第4局 井山が名人奪還へあと1勝

第45期名人戦七番勝負の第4局が9月29、30の両日、三重県鳥羽市で行われ、挑戦者の井山裕太棋聖・本因坊・天元が145手までで、芝野虎丸名人・十段・王座に黒番中押し勝ちし、対戦成績3勝1敗で3期ぶりの名人復位にあと1勝とした。第5局は13、14日に静岡県熱海市で打たれる。

中盤早々、盤面左上一帯の黒の大模様に名人の白石が突入。この一団を巡る攻防から戦いが全局に波及した。最後は挑戦者の大石の生死をかけた戦いに発展したが、挑戦者がしのぎ切り、勝負を決めた。

名人は1日目の58手目の封じ手で1時間41分の大長考を払い、白石に襲いかかる中央の黒の包囲網を破りにいったが、挑戦者の黒65が好手で、望んだ図を得られなかった。劣勢を意識した名人は、唯一の攻撃目標である中央の黒の一団に脅しをかけたが、挑戦者は大胆に無視し、黒89と左辺の白二子をちぎり取り、陣地の広さの優位を決定づけた。

もはや陣地の囲い合いで追いつけない名人は、白100から黒の大石を自陣に引き込んで総攻撃にかかる。両者秒読みのなか、ぎりぎりの勝負となったが、挑戦者が際どくしのいだ。

右下から中央に伸びる黒の大石が二眼をもち生きるかどうかが焦点となっている。この黒一団は中央付近に一眼を確保しており、145手目(7の十六)で左下の白一団が取られることになり、もう一眼がはっきりした。この黒一団が生きると、白は地合いで大きく及ばなくなるため、投了は仕方がない。

終局後、井山挑戦者の主な発言は次の通り。

「まだまだこれからだが、本局は自分らしく戦えたと思う。自分なりに納得のいく碁を打ちたい。2日目以降、少し打ちやすくなったと思っていた。黒89は成算があったというより、他にいまいちぴったりする手がなかったという感じ。いろいろよくわからないことだらけ。正しく打てばいけそうだと思っていってみた。難しい変化をはらんでいるので、正しく読み切れていたかはわからない。」

終局後、芝野名人の主な発言は次の通り。

2日目に入り、中央の黒の包囲網を破りにいったが、あまりうまくいかなかった。今日の午前中の段階で、はっきりだめといえる形勢にしてしまった。中央の黒石を取らないと勝ち目がないと思ったが、取れる石ではなさそうで、厳しいかなと思っていた。今回の碁はあまり内容がよくなかった。成績のことは気にせず、集中して打てたら。

関連棋譜:【第45期名人戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太九段 対 芝野虎丸九段(白)

特設ページ:第45期名人戦挑戦手合七番勝負

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2020 年 10 月 04 日 第27期 阿含・桐山杯決勝 井山が5年ぶり5回目優勝

第27期 阿含・桐山杯決勝 井山が5年ぶり5回目優勝

第27期 阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦決勝 井山裕太九段ー山下敬吾九段の対局は201手まで井山裕太九段の中押し勝ちとなりました。井山裕太九段は5年ぶり5回目の優勝です。

井山九段「決勝まで来られたのは久しぶりだったので、一つ結果が出せたのは嬉しい」

山下九段「最近、決勝の舞台に立てなかったので決勝に出られて良かったが、結果は残念です」

関連棋譜:【第27期阿含・桐山杯決勝】(黒)井山裕太九段 対 山下敬吾九段(白)

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2020 年 10 月 08 日 第46期天元戦五番勝負第1局 一力が先勝

一力が先勝 第46期天元戦五番勝負第1局

井山裕太天元に一力遼碁聖が挑戦する第46期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第1局が10月8日(木)午前9時から愛知県名古屋市の「賀城園」で行われた。結果は290手までで一力遼碁聖が黒番半目勝ちをおさめ先勝した。

一力碁聖のコメント 「一局を通して難しかった。中盤ははっきり黒が悪かった。中央のヨセが正しかったか分からない。半目勝負かなと思っていたが残りそうかなと思っていた。幸先のよいスタートが切れてホッとしている。2局目以降も精一杯頑張りますので応援よろしくお願いいたします。」

井山天元のコメント 「2の一にハネられたのが大きかったのかもしれないが今はよく分からない。15の三のキリで中央に黒地がついた。中央に打っておいたほうが多分よかったと思う。残念な1局とはなったがきわどい勝負にはなったと思う。しっかりと準備していい碁をみせられればと思う。」

第2局は20日に札幌市内で打たれる。

特設ページ:第46期天元戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第46期天元戦挑戦手合第1局】(黒)一力遼八段 対 井山裕太九段(白)

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2020 年 10 月 14 日 井山が名人復位 史上初、3度目の大三冠

井山が名人復位 史上初、3度目の大三冠

三冠同士の頂上決戦となった第45期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第5局は14日午後7時26分、挑戦者の井山裕太棋聖が芝野虎丸名人に178手までで白番中押し勝ちを収め、シリーズ4勝1敗で名人位を奪取した。

井山は棋聖、本因坊とあわせ、七大タイトルの中でも特に上位に位置づけられる三つのタイトルを独占。自身3度目の「大三冠」に返り咲いた。

名人位獲得は3期ぶり7回目。過去に3度失冠したが、2013年、17年、今回と、すべて名人復位と同時に大三冠を達成。ほかに大三冠を遂げたのは趙治勲名誉名人だけ。趙は2度達成しているが、それを上回る3度目の大三冠は、井山の驚異的な復元力を物語る。

今期名人戦は、一昨年に七冠独占が崩れてから初めて挑戦者として臨んだタイトル戦だった。前期に史上初の10代名人になった芝野に対し、積極的な打ち回しで流れを手放さず、芝野の挑戦を受けた今夏の本因坊防衛戦に続きシリーズを制した。

保持する七大タイトルは大三冠に天元を加えて四冠に。通算獲得数も49に伸ばし、2位の趙の42を引き離し、独走している。

特製ページ:第45期名人戦挑戦手合七番勝負

【第45期名人戦挑戦手合第5局】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太九段(白)

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2020 年 10 月 20 日 第46期天元戦5番勝負第2局 井山が勝ち1勝1敗

第46期天元戦5番勝負第2局 井山が勝ち1勝1敗

第1局は一力遼碁聖が290手までで黒番半目勝ち。連勝すれば3度目の挑戦となる天元獲得へあと1勝と迫る。井山裕太天元は天元戦5連覇中で名誉天元の資格も持つ。第1局直後には名人位を奪取して4冠に復帰しており、巻き返しに期待がかかる。

20日、第2局が札幌市内で打たれ、黒番の井山四冠が223手で中押し勝ちし、1勝1敗とした。

第3局は11月27日に福岡県久留米市内で打たれる。

特製ページ:第46期天元戦挑戦手合五番勝負

【第46期天元戦挑戦手合第2局】(黒)井山裕太九段 対 一力遼八段(白)

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2020 年 10 月 26 日 一力が竜星戦3連覇 第29期竜星戦

第29期竜星戦 一力が竜星戦3連覇

第29期竜星戦の決勝戦が26日、放送され、仙台市出身の一力遼碁聖が井山裕太四冠に221手で黒番中押し勝ちし、竜星戦史上初めて3連覇を果たした。通算優勝回数は4回となり、これまで最多だった小林光一九段と井山四冠の3回を更新した。

決勝戦は黒の一力碁聖が右辺に星と小目からの二間ジマリ、白の井山棋聖が左辺に2連星の布石で始まった。序盤、黒は右上の黒石7個を捨て石にして上辺に地を取り、右辺に模様を築く。

中盤、黒が下辺に地を取った代償として白が右辺の黒模様に深く入り込み、薄くなった黒を攻める。ここから競り合いが始まり、難解な攻防に発展する。

互角の形勢のまま終盤、黒が左下の白地を大きくえぐった上、左辺での戦いでポイントを挙げて優勢となり、押し切った。

一力碁聖は8月、碁聖戦5番勝負で羽根直樹九段に3勝0敗で勝ち、初の七大タイトルを獲得。現在、天元戦で井山天元に挑戦し、二冠目を目指している。

一力遼碁聖の話

「決勝戦は前例のない形の立ち上がりで難しい戦いが続いた。その中で最後まで強く打ち続けることができた。(3連覇は)苦しい碁が多く、自分でも出来過ぎだと思う。4連覇を目指してまた頑張りたい。」

関連棋譜:【第29期竜星戦決勝戦】(黒)一力遼八段 対 井山裕太九段(白)

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2020 年 11 月 28 日 井山が防衛にあと1勝 第46期天元戦5番勝負第3局

第46期天元戦5番勝負第3局 井山が防衛にあと1勝

第46期天元戦5番勝負の第3局は27日、福岡県久留米市で打たれ、井山裕太天元が180手で挑戦者の一力遼碁聖に白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗として防衛にあと1勝に迫った。

立会人の坂口隆三九段は「一力碁聖が白の大石への攻め方をもっと工夫すれば、勝負になったかもしれない。内容のある碁で、第4局も熱戦を期待したい」と話した。

井山裕太天元の話 白2、4の「両三々」はあまり打ったことがない。本局はこれでいってみようと思った。白86と黒3子を取ることはできたものの、実際の形勢は難しい。黒101と出られたときの対応がまずく、黒に食いつかれてしまった。白152と飛んで、何とかしのぐことができるのではと思った。

一力遼碁聖の話 白40と守られ、右下の白一団への攻めが効かなくなった。白52と打たれ大変かなと感じていた。白86と黒3子を取られ地合いでは負けているが、これからの勝負だと思った。黒109とポン抜くことができ食いつける格好になった。黒111と切った手は疑問だったかもしれない。

第4局は12月7日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで行われる。

特設ページ:第46期天元戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第46期天元戦挑戦手合第3局】(黒)一力遼碁聖 対 井山裕太天元(白)

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2020 年 12 月 07 日

第46期天元戦5番勝負第4局 天元戦2勝2敗タイに

井山裕太天元に一力遼碁聖が挑戦している第46期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第4局は7日午前9時から、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれ、午後4時38分、208手で白番の一力が中押し勝ちし、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

持ち時間各3時間のうち残り時間は井山2分、一力3分。最終の第5局は16日、徳島市の「徳島グランヴィリオホテル」で打たれる。

【一力遼碁聖の話】白60が空振っているので甘かったか、と感じていた。白88までフリカワった局面はそれなりに難しい。白120とタタくことができ、正しく打てば残るかなと感じていた。白150と2子抜いたところでは手応えがあった。

【井山裕太天元の話】序盤、黒31、33とツケコシたところの折衝はこれで一局と思った。黒61、63のツケギリは自信があったわけではない。白88までのフリカワリは実戦的には大変。白120と打たれた場面は、はっきり足りない。

立会人の石田篤司九段は「終局直後の時点で、井山天元に敗着と言える手は見つかっていない。一力碁聖の好局で、本人も手応えを感じているのではないか」と話した。

特設ページ:第46期天元戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:【第46期天元戦挑戦手合五番勝負第4局】(黒)井山裕太天元 対 一力遼碁聖(白)

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2020年12月16日

第46期天元戦5番勝負 6連覇ならず、一力が阻止し二冠

第46期天元戦(新聞三社連合主催)五番勝負の最終第5局が16日、徳島市で打たれ、挑戦者の一力遼碁聖が、6連覇をねらう井山裕太天元に黒番中押し勝ちした。シリーズ3勝2敗とし、対井山6度目の七大タイトル挑戦で初めてタイトルを奪取した。

一力は1勝2敗のカド番から2連勝の逆転でシリーズを制した。芝野虎丸王座、十段を合わせて二冠と並ぶ二冠になり、規定により17日付で九段に昇段する。囲碁界は、七大タイトルでとくに上位にある名人、棋聖、本因坊を独占する「大三冠」の井山を軸に、若手ふたりが肉薄する構図が鮮明になった。

一力は七大タイトル初挑戦の2016年天元戦からこれまで井山に5度挑戦。17~18年の王座、天元、棋聖の3棋戦連続挑戦で勝ち星なしの10連敗を喫するなど、すべて退けられていた。終局後の取材に「井山先生にタイトル戦で勝つのがずっと目標だった。内容的にはまだまだだが、自分の力を出し切ることができたと思う」と話した。

井山は一昨年に七冠独占が崩れてから昨年までに三冠に後退したが、今年に入って復調。三冠同士の頂上決戦となった秋の名人戦では芝野からタイトルを奪取し、自身3度目の大三冠を達成した。絶好調の状態で天元戦を迎えたが、フルセットの末に一力に屈した。「全体に大事なところで精度を欠き、パフォーマンスに関していま一つだった」と話した。

関連棋譜:【第46期天元戦挑戦手合第5局】(黒)一力遼碁聖 対 井山裕太天元(白)

特設ページ:第46期天元戦挑戦手合五番勝負

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2021年 01月14日

第45期棋聖戦七番勝負第1局 9連覇へ好スタート

第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖と挑戦者・河野臨九段の第1局が東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われ、14日午後7時57分、井山棋聖が244手までで白番中押し勝ちした。井山棋聖は棋聖戦最多の9連覇へ好スタートを切った。

第45期棋聖戦七番勝負第1局 9連覇へ好スタート

河野九段の得意な陣形に、井山棋聖が受けて立つ形で進んだ本局は、白68の封じ手以降、上辺で戦局が動いた。井山棋聖は白72と切った手から徐々に流れを引き寄せた。

第45期棋聖戦七番勝負第1局 9連覇へ好スタート

白88と左辺に打ち込んで黒の一団に厳しく迫った。リードを許した河野九段は辛抱強く打開策を探り、終盤、一気に決めにいった井山棋聖の隙を突いて際どい勝負に追い込んだが、わずかに井山棋聖が押し切った。

第2局は22、23日に富山県高岡市の「勝興寺」で行われる。

井山棋聖の話「2日目の左上の折衝で少し良くなったかと思った。(終盤、石を取りにいったが)誤算があり負けも覚悟した」

河野九段の話「1日目は地で先行され、少し遅れたかもしれない。2局目はいい碁を打てるように頑張りたい」

特設ページ:第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負第1局】(黒)河野臨九段 対 井山裕太棋聖(白)

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2021 年 01 月 23 日掲載

第45期棋聖戦七番勝負第2局 井山2連勝

第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖と挑戦者・河野臨九段の第2局が富山県高岡市の「勝興寺」で行われ、23日午後7時12分、井山棋聖が143手までで先番中押し勝ちした。棋聖戦史上最多の9連覇がかかる井山棋聖はシリーズ2連勝となった。

1日目、河野九段が封じた60手目は、右上隅で実利を確保する切り。白62からは下辺で競り合いが続き、河野九段が黒の大石を取りに行って、両者惜しみなく時間を投入し読み合う展開になった。最後は井山棋聖が白石を取り切り、熱戦を制した。

第3局は2月5、6日に長崎県西海市の「オリーブベイホテル」で行われる。

井山棋聖の話「下辺の打ち方が悩ましかった。(攻め合いに勝って)最後に勝ちが見えた。運が良かった」

河野九段の話「1日目の左上隅は不本意な分かれとなり、少しずつ悪くした。最後の攻め合いでは錯覚もあった」

特設ページ:第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期棋聖戦挑戦手合7番勝負第2局】(黒)井山裕太棋聖 対 河野臨九段(白)

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第45期棋聖戦七番勝負第3局

史上最多9連覇へあと1勝

2021 年 02 月 06 日掲載

第45期棋聖戦七番勝負第3局 史上最多9連覇へあと1勝

第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖と挑戦者・河野臨九段の第3局が長崎県西海市の「オリーブベイホテル」で行われ、6日午後7時28分、井山棋聖が186手までで白番中押し勝ちした。井山棋聖はシリーズ3連勝で、棋聖戦史上最多の9連覇へあと1勝と迫った。

井山棋聖の封じ手、白56は右下に地を確保する受け。井山棋聖は中央を動き出し、コウ絡みの接近戦となった。河野九段の黒97の切りから、右上隅でも激しい戦いになったが、井山棋聖が白106、112、122の好手を繰り出し、粘る河野九段を振り切った。

第4局は16、17日に神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われる。

井山棋聖の話「右上で得をして、正しく打てば残るかなと思った。(第4局へ向け)まだまだ大変なので精いっぱい準備して臨みたい」

河野九段の話「途中まではそれなりに勝負形のつもりだったが、上辺で悪くしてしまった。予想にない手もあり、難解な戦いだった」

特設ページ:第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期棋聖戦挑戦手合7番勝負第3局】(黒)河野臨九段 対 井山裕太棋聖(白)

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第45期棋聖戦七番勝負第4局

河野がシリーズ初勝利

2021 年 02 月 17 日掲載

第45期棋聖戦七番勝負第4局 河野がシリーズ初勝利

第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖と挑戦者・河野臨九段の第4局が16日から神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われ、17日午後7時44分、河野九段が212手までで白番中押し勝ちし、シリーズ1勝目を挙げた。

井山棋聖の開幕3連勝で迎えた本局は序盤、先番の井山棋聖が地を稼ぎ、河野九段が厚みを築く展開になった。河野九段は白64の封じ手以降、左辺の黒を攻める作戦に出た。井山棋聖は手順を尽くしてさばこうとしたが、河野九段が白102の好手を放って優勢に。中央に地をまとめながら着実に寄せ、井山棋聖の勝負手にも冷静に対応してカド番をしのいだ。

第5局は3月4、5日、新潟県南魚沼市の「ryugon」で行われる。

河野九段の話「勝負がどうなるか、最後まで分からなかった。依然としてカド番だが、次も自分の碁をしっかり打ちたい」

井山棋聖の話「2日目、白102のツケを打たれた後、まずい手を打ちリズムを崩してしまった」

特設ページ:第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太棋聖 対 河野臨九段(白)

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2021 年 03 月 05 日掲載

井山棋聖、史上最多の9連覇達成

第45期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催)、井山裕太棋聖と挑戦者河野臨九段の第5局が新潟県南魚沼市の古民家ホテル「ryugon」で行われ、5日夕、井山棋聖が152手までで白番中押し勝ちし、シリーズ4勝1敗で棋聖9連覇を果たした。

9連覇は棋聖戦の連続防衛新記録。井山棋聖は史上1位の七大タイトル獲得数を50に更新し、名人、本因坊と併せて大三冠を維持した。

井山棋聖は大阪府出身。石井邦生九段門下で2002年にプロ入りした。16年と17年の2回、全七大タイトルを獲得する「七冠」を成し遂げ、18年には囲碁界初の国民栄誉賞を受けた。

井山棋聖の話「(棋聖戦9連覇は)励みになる記録。ギリギリの勝負を積み重ねてここまで来られて、非常にうれしい。(10連覇に)挑戦できることは大変光栄で、これからもさらに精進していきたい」

色紙に「祥風」と揮毫(きごう)した井山棋聖は、「コロナ禍などいろいろ厳しい状況の中、幸ある風が吹けばいいなという願いを込めた」と語った。

特設ページ:第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第45期棋聖戦挑戦手合第5局】(黒)河野臨九段 対 井山裕太棋聖(白)

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2021 年 05 月 13 日掲載

第76期本因坊戦第1局 井山が先勝、10連覇へ発進

群馬県高崎市の「旧井上房一郎邸」で11日から打たれていた第76期本因坊戦七番勝負第1局(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛、高崎市など共催)は12日午後7時4分、井山裕太本因坊が184手で挑戦者の芝野虎丸王座に白番中押し勝ちし、10連覇に向けて幸先のよいスタートを切った。持ち時間各8時間のうち残り時間は芝野1分、文裕10分。第2局は5月24、25の両日、秋田県能代市の旧料亭金勇で行われる。

1日目の序盤は早い流れとなったが、中盤に入って長考の応酬となり、右辺での激しい競り合いとなった。文裕の封じ手(78手目)は「13の十」で、黒地を減らす狙いの早生きの一手だった。文裕が白88と右上隅にツケると、芝野は1時間9分長考して黒89とカケツいだが、文裕は白102までで生きを確保した。昼食休憩後、芝野は左辺や下辺に黒105、113と勝負手を繰り出すが、文裕が冷静に対応して狙いを封じ込める。終盤、芝野は左辺で地を確保しようと粘るが、文裕が着実な打ち回しで振り切った。

解説の河野臨九段は「長い持ち時間での戦いに強い本因坊が、本局でもその力を安定して発揮した印象です。芝野王座も随所にらしさを見せ、2局目以降の戦いも楽しみになりました」と話した。

本因坊文裕の話 右上の黒地を荒らして少しいけるかなと思った。次も自分なりにしっかり準備して悔いのない戦いをしたい。

芝野虎丸王座の話 今日の碁はあまり内容がよくなかった。次に向けて気持ちを切り替えて打てたらいいかなと思う。

特設ページ:第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第76期本因坊戦挑戦手合第1局】(黒)芝野虎丸王座 対 本因坊文裕(白)

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2021 年 06月02日掲載

第76期本因坊戦第3局 芝野が連勝

大阪府守口市のホテル・アゴーラ大阪守口で打たれていた第76期本因坊決定戦七番勝負第3局は2日、挑戦者の芝野虎丸王座が本因坊文裕に149手で黒番中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗としました。芝野王座が本因坊奪取に向けて一歩リードしました。

特設ページ:第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第76期本因坊戦挑戦手合第3局】(黒)芝野虎丸王座 対 本因坊文裕(白)

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2021 年 06月11日掲載

第76期本因坊戦第4局 芝野が奪取にあと1勝

第76期本因坊戦7番勝負の第4局は10、11の両日、北九州市で打たれ、挑戦者の芝野虎丸王座が124手で井山裕太本因坊に白番中押し勝ちし、対戦成績を3勝1敗として奪取にあと1勝と迫った。

第5局は21、22日に長野県松本市で行われる。

特設ページ:第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第76期本因坊戦挑戦手合第4局】(黒)本因坊文裕 対 芝野虎丸王座(白)

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2021 年 06月20日掲載

第76期本因坊戦第5局 井山が2勝目、2勝3敗に

本因坊文裕(井山裕太)に芝野虎丸王座が挑戦している、第76期本因坊戦挑戦手合7番勝負第5局(長野県松本市「松本ホテル花月」)は、218手までで井山が白番中押し勝ちした。これで対戦成績を2勝3敗とした。「どう決着するかの見通しが立たない状況で、どこまでいっても自信がなかった」と振り返った。

初戦に勝利した井山だが、第2局から3連敗。かど番に追い込まれたが、10連覇に向けて踏みとどまった。「前局までがまずすぎた。1つ返せたのは大きいが、まだまだ厳しい状況。自分なりに準備して、自分なりの碁を打ちたい」と気を引き締めた。

一方、敗れた芝野は「2日目の午前中にまずい図があった気がする。成績は気にせず、集中して打てたらいい」と話した。

井山がタイに追いついて最終第7局に望みをつなぐか、芝野がタイトルを奪取するか。第6局は29、30日、三重県鳥羽市「戸田家」で打たれる。

特設ページ:第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:【第76期本因坊戦挑戦手合第5局】(黒)芝野虎丸王座 対 本因坊文裕(白)