2024年7月22日
22日、第49期名人戦リーグ最終ラウンドが行われ、一力遼九段が黒番中押しで富士田明彦七段を破り、8戦全勝でリーグ1位となり、在位名人の芝野虎丸九段への挑戦権を獲得しました。
一力さんにとって名人戦七番勝負の決勝に進出するのは2回目のことです。これまで名人戦のタイトルを獲得したことがない一力さんにとって、再びチャンピオンシップに挑戦する機会です。
在位名人の芝野虎丸九段は、既に名人戦2連覇を果たしています。過去5年間、芝野さんは3度の名人戦優勝を果たし、井山さんは2度の優勝を遂げています。一力さんは名人戦で一度もタイトルを獲得したことがなく、決勝進出は2021年の第46期名人戦のみで、その時は井山さんに3対4で敗れ、挑戦に失敗しました。
名人戦と応氏杯のスケジュール衝突:一力さんは「幸福な悩み」に直面することになりそうです。名人戦決勝第5局の日程と応氏杯決勝第3局の日程が重なっているのです。
応氏杯五番勝負の後ろの3局:
10月24日、26日、28日
名人戦決勝第5局:
10月22日~23日
4つの日程衝突の解決可能案、あなたの予想は?
Twitter: https://x.com/igo_kifu_com/status/1815383790954623061
- 名人戦が4タテで決着をつける
- 応氏杯の後ろの3局が日本で開催される。
- 応氏杯日程を変更する / 名人戦日程を変更する
- 一力さんが夜通しの移動で両方に出場する。
関連棋譜:
【第49期名人戦リーグ】(黒)一力遼棋聖 対 富士田明彦七段(白)
【第49期名人戦リーグ】(黒)余正麒八段 対 山下敬吾九段(白)
【第49期名人戦リーグ】(黒)井山裕太王座 対 関航太郎九段(白)
【第49期名人戦リーグ】(黒)張栩九段 対 志田達哉八段(白)