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2020 年11月28日掲載

第46期天元戦5番勝負第3局 井山が防衛にあと1勝

第46期天元戦5番勝負の第3局は11月27日に福岡県久留米市で行われ、井山裕太天元が180手で挑戦者の一力遼碁聖に白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗として防衛にあと1勝に迫った。

立会人の坂口隆三九段は「一力碁聖が白の大石への攻め方をもっと工夫すれば、勝負になったかもしれない。内容のある碁で、第4局も熱戦を期待したい」とコメントした。

井山裕太天元の話

「白2、4の『両三々』はあまり打ったことがない。本局はこれでいってみようと思った。白86と黒3子を取ることはできたものの、実際の形勢は難しい。黒101と出られたときの対応がまずく、黒に食いつかれてしまった。白152と飛んで、何とかしのぐことができるのではと思った。」

一力遼碁聖の話

「白40と守られ、右下の白一団への攻めが効かなくなった。白52と打たれ大変かなと感じていた。白86と黒3子を取られ地合いでは負けているが、これからの勝負だと思った。黒109とポン抜くことができ食いつける格好になった。黒111と切った手は疑問だったかもしれない。」

今後の日程

第4局は12月7日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで行われる。

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2020 年12月3日掲載

名人戦リーグが開幕 一力遼碁聖が好発進

第46期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)が12月3日に開幕した。出場9人による総当たり戦で、8月までの長丁場で井山裕太名人への挑戦権を争う。

出場者一覧(序列順)

  1. 芝野虎丸王座
  2. 一力遼碁聖
  3. 河野臨九段
  4. 許家元八段
  5. 羽根直樹九段
  6. 山下敬吾九段
  7. 余正麒八段
  8. 本木克弥八段
  9. 安斎伸彰七段

「令和三羽ガラス」と呼ばれる若手棋士の芝野、一力、許ら20代の棋士が5人を占め、リーグの顔ぶれはこれまでの「平成四天王」中心から大きく変化している。

開幕戦

「戦国リーグ」と称される今期の初戦では、優勝候補本命で前期2位の一力遼碁聖が、初リーグ参戦となる兄弟子の安斎伸彰七段に勝利し、初挑戦に向けて好スタートを切った。

一力碁聖は前期に7勝1敗の好成績を収めながらも、唯一敗れた井山名人が全勝優勝を果たし、挑戦権を逃した。その結果、1敗者がプレーオフにも出場できなかったのは名人戦史上初の出来事であり、今期にかける思いは格別だ。

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2020 年12月7日掲載

第46期天元戦5番勝負第4局 天元戦2勝2敗タイに

井山裕太天元に一力遼碁聖が挑戦している第46期天元戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第4局は、12月7日午前9時から兵庫県洲本市のホテルニューアワジで行われた。午後4時38分、208手で白番の一力が中押し勝ちし、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

対局情報

  • 持ち時間:各3時間
  • 残り時間:井山2分、一力3分
  • 最終第5局:12月16日、徳島市「徳島グランヴィリオホテル」で開催

対局後のコメント

一力遼碁聖の話

  • 白60が空振っているので甘かったか、と感じていた。
  • 白88までフリカワった局面はそれなりに難しい。
  • 白120とタタくことができ、正しく打てば残るかなと感じていた。
  • 白150と2子抜いたところでは手応えがあった。

井山裕太天元の話

  • 序盤、黒31、33とツケコシたところの折衝はこれで一局と思った。
  • 黒61、63のツケギリは自信があったわけではない。
  • 白88までのフリカワリは実戦的には大変。
  • 白120と打たれた場面は、はっきり足りない。

立会人のコメント

石田篤司九段
「終局直後の時点で、井山天元に敗着と言える手は見つかっていない。一力碁聖の好局で、本人も手応えを感じているのではないか」と評価した。

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2020 年12月16日掲載

第46期天元戦5番勝負 6連覇ならず、一力が阻止し二冠

第46期天元戦(新聞三社連合主催)五番勝負の最終第5局が12月16日、徳島市で行われた。挑戦者の一力遼碁聖が、6連覇を狙う井山裕太天元に黒番中押し勝ち。シリーズ3勝2敗で、対井山6度目の七大タイトル挑戦にして初めてタイトルを奪取した。

対局結果

  • 対戦成績:一力遼 3勝2敗(カド番から2連勝で逆転)
  • 昇段:規定により一力は九段に昇段(2020年12月17日付)

これで一力は、芝野虎丸王座・十段に並ぶ二冠となり、井山裕太の「大三冠」を若手二冠が追い上げる構図が鮮明になった。

一力遼碁聖の歩み

一力は七大タイトル初挑戦の2016年天元戦以降、井山に5度挑戦。17~18年の王座、天元、棋聖の3棋戦連続挑戦では勝ち星なしで10連敗を喫した。今回の勝利については、「井山先生にタイトル戦で勝つのがずっと目標だった。内容的にはまだまだだが、自分の力を出し切ることができた」と語った。

井山裕太天元の歩みとコメント

井山は一昨年の七冠崩壊後、昨年まで三冠に後退。今年は復調し、秋の名人戦で芝野からタイトルを奪取、自身3度目の大三冠を達成した。好調のまま天元戦を迎えたものの、フルセットで一力に屈した。「全体に大事なところで精度を欠き、パフォーマンスが今一つだった」と振り返った。

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2021 年6月26日掲載

第46期碁聖戦第1局 井山が先勝

第46期碁聖戦五番勝負の第1局が6月26日、岡山県倉敷市で行われた。挑戦者の井山裕太三冠が135手までで、初防衛を目指す一力遼碁聖に黒番中押し勝ちし、4期ぶりの復位に向けて好スタートを切った。第2局は7月12日に仙台市で行われる。

対局の背景

  • 一力遼碁聖
    一力はプロ10年目の昨年、初の七大タイトルである碁聖を奪取。今回が初めての防衛戦となる。井山とは平成28年の天元戦を皮切りに七大タイトル戦で5度対局し、いずれも敗北していたが、昨年の天元戦で初勝利し、2冠となった。

  • 井山裕太三冠
    井山は2012年から碁聖を6連覇しており、今期は4期ぶりの復位を目指す。6月21日、22日に長野県松本市で行われた第76期本因坊戦七番勝負第5局では芝野虎丸王座に勝利。中3日でこの日の対局に臨み、さらに中2日で6月29、30日に三重県鳥羽市で行われる本因坊戦第6局に臨む予定。

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2021 年8月27日掲載

第46期名人戦七番勝負1局 井山が先勝

第46期名人戦七番勝負の第1局が8月26日、27日の両日、東京都文京区で行われ、井山裕太名人が212手までで、初の名人獲得を目指す一力遼天元に白番中押し勝ちし、防衛に向けて好スタートを切った。第2局は9月8日、9日に福島県郡山市で行われる。

対局の振り返り

  • 井山裕太名人
    井山は「ずっと難しい碁だった。自分なりに精いっぱい打てたので、次も同じように打てれば」と振り返った。

  • 一力遼天元
    一力は「1日目に不本意な形にしてしまった。2日目は精いっぱい打ったが、よくなるまでが大変だった」と残念そうだった。

両者は碁聖戦五番勝負でも立場を入れ替えて対戦し、ここまで2勝2敗。最終第5局が29日に打たれる予定。名人戦もフルセットまでもつれれば、11月まで続く井山と一力の〝十二番勝負〟となる。

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2021 年8月17日掲載

第46期碁聖戦第4局 井山が勝ち、最終局へ

一力遼碁聖に井山裕太三冠が挑戦している第46期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)5番勝負の第4局は8月17日、新潟市の新潟グランドホテルで行われ、午後7時13分、198手で井山三冠が白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝2敗のタイに戻して決着を最終局に持ち込んだ。

対局の内容

中盤でリードを奪った井山三冠が難解な終盤戦を戦い抜き、押し切った。持ち時間各4時間のうち、残りは共に1分。

次回対局

第5局は29日、東京都千代田区の日本棋院で行われる。

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2021 年7月17日掲載

第46期碁聖戦第3局 一力が初防衛にあと1勝

一力遼碁聖に、井山裕太三冠が挑戦している第46期碁聖戦5番勝負第3局(北國新聞社、新聞囲碁連盟、日本棋院、関西棋院主催)は7月17日、金沢市の北國新聞会館で打たれ、午後6時15分、一力碁聖が138手で白番中押し勝ちした。対戦成績を2勝1敗とし、タイトル初防衛にあと1勝となった。

対局の内容

序盤、右下隅から右上にかけて攻防が繰り広げられ、白の一力碁聖が黒模様の中で巧みにしのいだ。

中盤、一力碁聖が左辺の白模様を大きく広げた。序盤とは立場が入れ代わり、黒がサバキ、白が攻める展開となった。

やや劣勢とみた井山三冠が大きな白模様に勝負手黒91を放った。それに対し一力碁聖は揺るぎない攻めで白114、116と打ち、黒の大石を仕留めて決着をつけた。

一力碁聖は「相手のしのぐ手が見えなかったので、終盤の強手を決断した」と振り返った。井山三冠は「序盤、右下の分かれがやや甘かったのかもしれない。次局は気持ちを新たに頑張りたい」と話した。

対局の振り返り

立会人の中野寛也九段は「見応えのある対戦。両者力の入った一局だった。秒読みの中、一力碁聖が攻め切った」と評した。

次回対局

持ち時間各4時間のうち、残り時間は一力碁聖が2分、井山三冠が1分だった。第4局は8月17日、新潟市の新潟グランドホテルで行われる。

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2021 年7月12日掲載

第46期碁聖戦第2局 一力が勝ち1勝1敗

一力遼碁聖に井山裕太三冠が挑戦している第46期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)5番勝負の第2局は7月12日、仙台市のホテル佐勘で打たれ、午後7時38分、242手で一力碁聖が黒番半目勝ちし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。

対局の内容

本局は中盤の戦いが終わってから長いヨセ勝負に。緊迫した終盤戦で一力碁聖がわずかに抜け出して勝ちきった。

次回対局

第3局は7月17日、金沢市の北國新聞会館で行われる。

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2021 年8月30日掲載

第46期碁聖戦第5局 井山が碁聖奪取、4期ぶり通算7期

第46期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)第5局が8月29日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、挑戦者の井山裕太九段が一力遼碁聖に180手で白番中押し勝ちし、3勝2敗でタイトルを奪取した。碁聖獲得は4期ぶり通算7期で、本因坊、棋聖、名人と合わせて4冠となった。

終局後のコメント

終局後の記者会見で、井山が「1日制のタイトル戦でいい結果を出せていなかったのでうれしく思う。これを世界戦にもつなげていけるようにしたい」と語った。また、若い世代とのタイトル戦が続いていることについて、「厳しいシリーズが続いているが、自分のベストを尽くせばチャンスがあることを証明できた」と話した。

一方、防衛を果たせなかった一力は終局後、「精いっぱいやった結果なのでしょうがない。来期ここに戻ってこられるように頑張りたい」と語った。

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2021 年9月9日掲載

第46期名人戦七番勝負2局 一力が勝ち、1勝1敗のタイに

井山裕太名人に一力遼天元が挑戦する第46期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第2局は9月9日、福島県郡山市の磐梯熱海温泉「四季彩一力」で2日目が打ち継がれ、午後7時59分、一力挑戦者が306手までで白番半目勝ちし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。

終局後の詳細

持ち時間各8時間のうち、残りは両者1分だった。

第3局は15、16日、愛知県田原市の「角上楼」で打たれる。

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2021 年9月23日掲載

藤沢が十段戦本戦に初進出 予選決勝で一力を破る

第60期十段戦最終予選決勝は23日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流本因坊が一力遼天元を破り、本戦トーナメント進出を決めた。

藤沢女流本因坊は初の十段戦本戦入りで、「一力天元に勝てると思っていなかったのでびっくりしている。本戦も今日みたいに伸び伸び打ちたい」と話した。一力天元は現在、七大タイトルの天元を保持し、名人戦7番勝負に出場しているトップ棋士。

十段戦の本戦は20人が出場し、許家元十段への挑戦権を争う。今期、女性では上野愛咲美女流棋聖も本戦入りを決めている。

関連棋譜

【第60期十段戦最終予選決勝】(黒)藤沢里菜五段 対 一力遼天元(白)

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2021 年9月16日掲載

第46期名人戦挑第3局 一力連勝で一歩リード

井山裕太名人に一力遼天元が挑戦する 第46期名人戦挑戦手合七番勝負 (主催:朝日新聞社・日本棋院・関西棋院) 第3局が9月15日(水)、16日(木)に愛知県田原市「角上楼」で打たれ、 一力が225手までで黒番中押し勝ちをおさめ、第2局に続いて連勝、シリーズ2勝1敗とした。終局時刻は19時46分。残り時間は黒番の一力が2分、白番の井山が1分だった。

一力がタイトル奪取にあと1勝とするか、井山がタイとするか注目の第4局は、9月28日(火)、29日(水)に神奈川県箱根町「強羅環翠楼」で行われる。

一力名人のコメント:

「封じ手の辺りではどういうプランでいくか非常に難しくて、その後もコウがどうなるかわかっていなかった。 良くなったと思った場面もあったが、ぬるい手を連発したかもしれない。また自分なりに準備して精一杯やりたい」

一力天元のコメント:

「(封じ手から右上がコウとなり)フリカワリとなり良い勝負かと思っていた。黒95のホウリコミにいったのはしつこかったかもしれない。 それからは厳しくいかないと、と考えていて、中央競り合いで負けにしたかと感じたが、ヨセで形ができてからは残るかなと思った。 手拍子もあったし錯覚もあったし内容的にはまずかった。もう少し良い碁を打てるように頑張りたい」

特設ページ:

第46期名人戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:

【第46期名人挑戦手合第3局】(黒)一力遼天元 対 井山裕太名人(白)

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2021 年9月29日掲載

第46期名人戦挑第4局 井山勝利で2勝2敗に

井山裕太名人に一力遼天元が挑戦する 第46期名人戦挑戦手合七番勝負(主催:朝日新聞社・日本棋院・関西棋院)第4局が9月28日(火)・29日(水)に神奈川県箱根町「強羅環翠楼」で打たれ、井山が167手までで黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ2勝2敗のタイに戻した。終局時刻は17時39分。残り時間は井山が9分、一力が28分だった。

がっぷり四つ2勝2敗で迎える注目の第5局は、10月12日(火)、13日(水)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われる。

井山裕太名人のコメント:

「黒55とカドに打ってからの出来上がりは普通は損したのかなと思って打っていたので、封じ手の辺りはどちらかというと自信が無かったです。 (封じ手のコスミツケに立った事について)その時点では白98と動きだされる手はそれなりにこちらもやれるのかなと思って打っていたんですけど、実際はそうじゃなかったのかもしれない。 中央を先着できた辺りでは一応成功しているのかなと思っていました。 前局は自分としてはかなりまずい内容になったのでそこから見れば良く打てたのかなと思います。 まだまだ長いのであまりスコアのことは意識せずに自分なりにしっかり準備して臨みたいと思います」

一力遼天元のコメント:

「右辺が一段落した辺りではそれなりに白地があったのでまずまずの進行かなと思っていました。 封じ手のコスミツケは白84に打った時の予定の行動では無かったのですが何が正しかったのかわからなかったです。 黒109と出られると苦しい戦いにしてしまったかなと思っていました。 その後も一本道の進行になって実戦が悪いとはわかっていましたが他に良い打ち方が見つからなかったので、振り返ると封じ手の辺りの攻防まで遡らなければいけないのかなと。 今日は一方的な流れになってしまったので内容的にもう少し良い碁が打てるように2週間空くので修正していきたいと思います」

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第46期名人戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:

【第46期名人戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太名人 対 一力遼天元(白)

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2021 年10月12日掲載

第46期名人戦挑第5局 一力が3勝目、名人位獲得にあと1勝

甲府市の常磐ホテルで12日から打たれていた第46期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第5局は13日午後6時2分、挑戦者の一力遼天元が井山裕太名人に189手までで黒番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で初の名人位獲得にあと1勝とした。

持ち時間各8時間のうち、残りは一力挑戦者が9分、井山名人は9分だった。第6局は19、20日に静岡県熱海市の「あたみ石亭」で打たれる。

特設ページ:

第46期名人戦挑戦手合七番勝負

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【第46期名人戦挑戦手合第5局】(黒)一力遼天元 対 井山裕太名人(白)

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2021 年10月19日掲載

第46期名人戦第6局 井山が勝ち、3勝3敗で決着は最終局へ

静岡県熱海市で19日から打たれていた第46期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第6局は20日午後6時7分、井山裕太名人が挑戦者の一力遼天元に159手までで黒番中押し勝ちした。対戦成績は3勝3敗のタイとなり、決着は最終局に持ち越された。

持ち時間各8時間のうち、残りは井山名人が12分、一力挑戦者は9分だった。第7局は11月4、5日に静岡県河津町の「今井荘」で打たれる。

特設ページ:

第46期名人戦挑戦手合七番勝負

関連棋譜:

【第46期名人戦挑戦手合第6局】(黒)井山裕太名人 対 一力遼天元(白)

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2021 年11月5日掲載

第46期名人戦第7局 井山が名人防衛、一力破り四冠維持

第46期名人戦7番勝負の第7局は4、5の両日、静岡県河津町で打たれ、井山裕太名人が129手で挑戦者の一力遼天元に黒番中押し勝ちし、4勝3敗で防衛、棋聖、本因坊、碁聖と合わせ四冠を維持した。名人獲得は2期連続8度目。

井山名人は今年、棋聖、本因坊に続くタイトル防衛で、2日制の7番勝負で争う3タイトルを全て守った。8月に奪取した碁聖を加え現在四冠で、進行中の王座戦に五冠復帰が懸かる。芝野虎丸王座との王座戦5番勝負は第1局が終わり、井山名人が先勝している。

特設ページ:

第46期名人戦挑戦手合七番勝負

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【第46期名人戦挑戦手合最終局】(黒)井山裕太名人 対 一力遼天元(白)

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2021 年11月25日掲載

第47期天元戦第3局 関七段が奪取にあと1勝

第47期天元戦5番勝負の第3局は25日、福岡県久留米市で打たれ、挑戦者の関航太郎七段が182手で一力遼天元に白番中押し勝ちし、対戦成績を2勝1敗としてタイトル奪取にあと1勝と迫った。

第4局は12月6日に兵庫県洲本市で行われる。

特設ページ:

第47期天元戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:

【第47期天元戦挑戦手合第3局】(黒)一力遼天元 対 関航太郎七段(白)

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2021 年12月6日掲載

第47期天元戦第4局 最速で七大タイトル「天元」に プロ入り4年8カ月

第47期天元戦5番勝負の第4局は6日、兵庫県洲本市で打たれ、挑戦者の関航太郎七段が199手で一力遼天元に黒番中押し勝ちし、3勝1敗で天元を奪取、プロ入りから最速の4年8カ月で七大タイトル保持者となった。

これまでの記録は2019年に芝野虎丸王座(22)が名人を獲得した時の5年1カ月。

七大タイトル初挑戦の関新天元は20歳0カ月での奪取で、芝野王座の19歳11カ月に次ぐ2番目の年少記録を達成した。今回のタイトル獲得で、7日付で八段に昇段。

関新天元は東京都出身で、17年に15歳でプロ入り。昨年、新人王戦で優勝した。囲碁AI(人工知能)の戦法に精通し、「AIソムリエ」の異名を取る。

特設ページ:

第47期天元戦挑戦手合五番勝負

関連棋譜:

【第47期天元戦挑戦手合第4局】(黒)関航太郎七段 対 一力遼天元(白)

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2024 年2月8日掲載

第48期棋聖戦七番勝負第4局  村井宮城県知事も立ち合いのもと、仙台対局始まる

一力遼棋聖に井山裕太王座が挑む第48期棋聖戦七番勝負第4局は8日午前9時、宮城県仙台市の宮城県知事公館で1日目の対局が始まりました。

一力棋聖にとっては地元への凱旋対局となる本局。対局会場となる宮城県知事公館には朝から地元のテレビ局など多くの報道陣が集まり、注目の高さを感じさせました。

両対局者は午前8時半杉、滞在先のホテルからタクシーで知事公館入り。村井嘉浩知事や立会人の高尾紳路九段の待つ対局室にはこれまでのシリーズと同様、一力棋聖が先に入りました。

午前9時、高尾九段の声掛けで一礼して対局開始。黒番の一力棋聖は右上の小目、井山王座は左上小目と応じました。対局室では「第2局のようにたすき掛けにするか」という声があがりましたが、一力棋聖は右下星に打ちました。

井山王座は白2、4と、向かい小目にしました。一力棋聖は黒5のカカリ。ここで、控室では孫喆七段が「井山王座は黒のカカリに手を抜き、左上を締まるかもしれません」と話していました。実戦もその通りに、井山王座が左上で白6と締まる進行になりました。一力棋聖は左下、黒7のカケ。これも控室で予想された手です。開始15分ほどで、白12のカカリまで進みました。

本局の立会人は高尾紳路九段、新聞解説は孫喆七段、記録係は青木裕孝三段と徐文燕二段の2人が務めます。

特設ページ:

第48期棋聖戦七番勝負

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【第48期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)

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2024 年2月9日掲載

第48期棋聖戦七番勝負第4局  村井宮城県知事も立ち合いのもと、仙台対局始まる

囲碁界の最高位を争う第48期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)、一力遼棋聖(26)と挑戦者・井山裕太王座(34)の第4局が8、9日に仙台市の宮城県知事公館で行われ、9日午後5時41分、井山王座が166手までで白番中押し勝ちして、通算成績を2勝2敗のタイに戻した。

井山王座の封じ手は、右下の黒の眼形を奪う白92。一力棋聖は左辺の黒地をまとめに行ったが、井山王座は白106と突入。中央の白を巡って難解な戦いとなったが、ここで井山王座は巧みな打ち回しでポイントを挙げた。地元・仙台での対局となった一力棋聖は粘りを見せたが、井山王座は隙を見せずに快勝した。

第5局は15、16日に千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で行われる。

井山王座の話「中央と右辺の白をある程度の形で処理できて、地合いでいけそうだと思った。自分なりに精いっぱい準備して、次局に臨みたい」

一力棋聖の話「中央などの打ち方は、もう少しいい図があったかもしれない。(仙台対局は)始まってしまえば、普段と変わらなかった。精いっぱいやった結果なので仕方がない」

本局の立会人は高尾紳路九段、新聞解説は孫喆七段、記録係は青木裕孝三段と徐文燕二段の2人が務めます。

持ち時間各8時間白・井山7・31分、黒・一力7・58分

特設ページ:

第48期棋聖戦七番勝負

関連棋譜:

【第48期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)

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2024 年2月13日掲載

一力が名人リーグ3連勝  2月12日対局結果

名人リーグは一力遼三冠が井山裕太二冠に白番中押し勝ちし、リーグ3連勝としました。敗れた井山二冠は1勝1敗。左辺で際どい攻防となった本局。一力三冠が難解な読み合いを制しました。

関連棋譜:

【第49期名人戦リーグ】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)


第49期棋聖戦Aリーグ、富士田明彦七段段が安達利昌七段に勝利  2月12日対局結果

【第49期棋聖戦Aリーグ】、富士田明彦七段が安達利昌七段に黒番5目半差をつけて勝利し、リーグ初戦で白星を挙げました。

関連棋譜:

【第49期棋聖戦Aリーグ】(黒)富士田明彦七段 対 安達利昌七段(白)


本因坊戦本戦トーナメント開幕  第79期本因坊戦

第79期本因坊戦本戦トーナメント(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催)が12日、東京都千代田区の日本棋院で始まった。芝野虎丸名人や井山裕太王座、上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯ら16人の棋士が、一力遼本因坊への挑戦権をかけて争う。1回戦開幕局の小池芳弘七段―洪爽義五段戦は、小池七段が勝利を収めた。

2日制七番勝負だった本因坊戦は、今期から1日制五番勝負に移行し、挑戦者を決める方法もリーグ制(8人)からトーナメント制(16人)に変更となった。

関連棋譜:

【第79期本因坊戦本戦1回戦】(黒)小池芳弘七段 対 洪爽義五段(白)


第3期テイケイグループ杯女流レジェンド戦準決勝、小林泉美七段が桑原陽子六段に勝利  2月12日対局結果

第3期テイケイグループ杯女流レジェンド戦準決勝、小林泉美七段が桑原陽子六段に勝利し、決勝進出を果たしました。決勝は小山栄美七段と対決します。

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【第3回テイケイグループ杯女流レジェンド戦準決勝】(黒)桑原陽子六段 対 小林泉美七段(白)


第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、牛栄子扇興杯が星合志保三段に勝利  2月12日対局結果

第35期女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦、牛栄子扇興杯が星合志保三段に勝利し、リーグ成績は2勝2敗となりました。次局は2月19日に仲邑菫三段と対決します。

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【第35期女流名人戦博多カマチ杯リーグ】(黒)牛栄子扇興杯 対 星合志保三段(白)


第50期名人戦予選、仲邑菫三段が柳時熏九段に白半目勝ち  2月12日対局結果

第50期名人戦予選Cで、仲邑菫三段が柳時熏九段に白半目勝ちとなりました。仲邑三段の韓国棋院へ移籍前に行われる国内戦最後の対局は、2月19日の女流名人戦博多・カマチ杯リーグ戦(対牛栄子扇興杯)です。

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2024 年2月13日掲載

第49期名人戦リーグ  大一番で一力遼棋聖が井山裕太王座を破り首位タイに

第49期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は12日、井山裕太王座(1勝0敗)VS.一力遼棋聖(2勝0敗)の優勝候補同士の一戦が行われ、一力が白番中押し勝ちして負けなしの3連勝を飾り、余正麒八段(3勝0敗)と並ぶリーグ同星首位に立った。

現在進行中の棋聖戦七番勝負で第4局まで2勝2敗とがっぷり四つの戦いを見せている両者が、名人戦に舞台を変えて激突。両者の気迫は盤上にストレートに反映し、一力が四隅を占めると、井山が背中の模様で勝負する、極端な対照をなす布石で始まった。

中盤、上辺の模様に突入した一力の白石に井山が猛襲をかければ、一力がフリカワリ覚悟の逆襲に出て、容易に先を見通せない難戦に。双方に眼形のない大石が混在するぎりぎりの読み合いは、井山に分があるかと思われたが、勝負どころで有力手を逃して一気に暗転。青息吐息の左辺の一力の大石が中央に脱出し、なおも殺しにいく井山の勝負手を一力が振り切り、大きな1勝を挙げた。

これにより、リーガー9人のうち無敗は同星首位の一力、余のふたりだけに。次戦、一力は関航太郎九段(0勝1敗)、余は井山と対戦する。

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【第49期名人戦リーグ】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)

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2024 年2月14日掲載

第48期棋聖戦第5局  ともに2勝2敗、天王山の戦い

一力遼棋聖に井山裕太王座が挑戦する第48期棋聖戦七番勝負第5局は2月15、16日、千葉県勝浦市で行われます。対局会場となるのは「三日月シーパークホテル勝浦」。棋聖戦の開催は3年連続となる南房総屈指のリゾートホテルです。

対局会場の庭に残雪があった1週間前の仙台対局とうってかわって、現地は最高気温が18度近くまで上がる春のような陽気に。対局室からは日差しを浴びて光り輝く海と気持ちよさそうに風に揺れるヤシの木が臨めます。

対局前日の14日午後4時半過ぎ、現地に到着した両対局者はホテル前の砂浜で海を背景にフォトセッション。両者は12日にも名人戦挑戦者決定リーグ戦で激突したばかりですが、さわやかな海風を感じながら、笑顔を見せました。

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第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負

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2024 年2月15日掲載

第48期棋聖戦第5局  一力遼棋聖が封じ

棋聖戦第5局、一力遼棋聖が88手目封じ、初日の対局を終えました。

左辺から始まった戦いが盤面全体に広がる、まさに「全面戦争」のような展開になっています。

左上から上辺に伸びる黒の一団も依然、不安定なのですが、井山王座は全部頑張ってしまおうという強気の態度を崩しません。

控室やAIの評価によれば、やや白の方が打ちやすい局面のようですが、張栩九段は「具体的にどういうふうに打つかとなると、白も難しい」と話します。険しく際どい競り合いが続いています。

対局は明日午前9時から再開します。

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第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負

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【第48期棋聖戦挑戦手合第5局】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)

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2024 年2月16日掲載

第48期棋聖戦第5局  一力遼棋聖が王手

第48期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)、一力遼棋聖(26)と挑戦者、井山裕太王座(34)の第5局が15、16日に千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で行われ、一力棋聖が井山王座に勝ち、シリーズ3勝2敗で3連覇まであと1勝とした。

第6局は29日から3月1日まで、神奈川県箱根町のホテル花月園で行われる。

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第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負

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【第48期棋聖戦挑戦手合第5局】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)

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2024 年2月24日掲載

一力遼天元就位式  棋聖と本因坊も含めて自身初3冠

第49期天元戦で、一力遼天元(棋聖・本因坊=26)が3年ぶりの復位を果たし、自身初の3冠を獲得しました。この就位式は22日に都内で行われました。今期は、3連覇を目指した関航太郎前天元(22)との5番勝負で3勝1敗。一昨年1勝3敗で失ったタイトルを奪い返しました。

一力遼天元は、本因坊戦7番勝負でV12を目指した本因坊文裕(井山裕太=34)からフルセットの末、4勝3敗で初の本因坊を獲得しました。さらに、同年9~10月のアジア大会囲碁男子団体戦(中国・杭州)では日本代表メンバーとして銅メダルに輝いています。勢いに乗って挑んだ10月10日の第1局(愛知県岡崎市「龍城神社」)こそ落としましたが、第2局(札幌市「ホテルエミシア札幌」)で逆転勝ちしてから3連勝しました。第3局は過去4回の天元戦で勝ったことがなかった福岡(福岡市「大濠公園能楽堂」)で勝利。第4局は、関にタイトルを奪われた兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」でリベンジを果たしました。

一力遼天元は「2局目に逆転勝ちして運が良かった。内容は改善できる点が多い。課題が見つかった」と謝辞を述べています。

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第49期天元戦挑戦手合五番勝負

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2024 年3月1日掲載

第48期棋聖戦第6局 決着は最終局へ

第48期棋聖戦第6局 井山王座が一力棋聖に勝ち3勝3敗、決着は最終・第7局に持ち込まれました。

神奈川県の「箱根花月園」で行われた七大タイトルの最高位・棋聖戦七番勝負の第6局は、一力遼(いちりき・りょう)棋聖(26)と井山裕太(いやま・ゆうた)王座(34)の激闘となりました。午前9時から始まった対局は、囲碁界の最高峰を争う熱戦で、注目を集めました。

一力棋聖はこれまで3勝2敗とリードしていましたが、井山王座は3年ぶりの返り咲きを狙って臨みました。午後6時前、井山王座が見事に勝利し、対戦成績は3勝3敗のタイとなりました。

最終・第7局は甲府市内のホテルで7日と8日に行われます。一力棋聖の3連覇を阻むか、それとも井山王座の返り咲きが実現するのか、囲碁ファンにとっては緊迫した瞬間が待ち遠しいですね。

棋聖戦の優勝賞金は囲碁界最高の4300万円です。両者の熱い戦いが続く中、最終局でどんな展開が待っているのか、注目していきましょう。

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第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負

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【第48期棋聖戦挑戦手合第6局】一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)

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2024 年3月9日掲載

第48期棋聖戦第7局 一力が3連覇

一力遼棋聖(26歳)が囲碁の最高位を争う第48期棋聖戦七番勝負で3連覇を達成しました。第7局で井山裕太王座(34歳)を挑戦者として迎え、フルセットまでもつれた末に4勝3敗で制しました。一力棋聖は最終局について、「序盤から思い切りよく打てた。結果を恐れずに(厳しい手を)決断できたのは、収穫だったと思います」と振り返りました。

一力遼棋聖は「希望」と揮毫した色紙を手に笑顔で写真撮影に応じ、その後、山梨県甲斐市の「サントリー登美の丘ワイナリー」で記念撮影に臨みました。彼は会見で、「何とか2カ月間戦い抜けてほっとした」と喜びを語りました。「少しずつ実感がわいてきたかなという感じ。今回はフルセットでしたので本当に厳しい戦いでしたし、なんとか2か月間戦い抜け、ほっとした気持ちが強い」と述べました。

囲碁の七大タイトルで最高位の「棋聖戦」七番勝負は、最終・第7局までもつれこみました。井山王座は2013年から9連覇を達成して以来、3年ぶりの返り咲きを逃しました。通算の対戦成績は一力棋聖の34勝51敗となりました 。

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第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負

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【第48期棋聖戦挑戦手合第7局】一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)

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2024 年3月11日掲載

一力が名人リーグ4連勝 3月11日対局結果

第49期名人戦(主催・朝日新聞社)リーグ。3月11日は、一力遼棋聖と関航太郎九段の一戦が日本棋院東京本院で行われた。一力は対局前まで3連勝で、同じく3連勝の余正麒八段とトップに立っていました。

関は1勝1敗(1回手空き)で、井山裕太王座と山下敬吾九段と並んでいました。結果は一力が勝利を収め、暫定単独首位に躍り出ました。

他の選手の成績は、富士田明彦七段2勝1敗、許家元九段2勝2敗、張栩九段3連敗、志田達哉八段4連敗となっています。

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【第49期名人戦リーグ】関航太郎九段 対 一力遼棋聖(白)


第50期天元戦1回戦、横塚七段が勝利 3月11日対局結果

第50期天元戦(主催・新聞三社連合)は本戦トーナメント1回戦、富士田明彦七段と好調の横塚力七段による1回戦が日本棋院東京本院で行われた。

横塚七段が勝利し、2回戦進出を果たしました。次戦では本木克弥八段との対決が待ち構えています。

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【第50期天元戦本戦1回戦】富士田明彦七段 対 横塚力七段(白)


第3回テイケイグループ杯レジェンド戦1回戦 石榑郁郎九段が勝利 3月11日対局結果

第3回テイケイグループ杯レジェンド戦1回戦では、小林光一名誉棋聖と石榑郁郎九段が激突。石榑郁郎九段が勝利し、ベスト8進出を果たしました。次局では林海峯名誉天元との対決が待ち構えています。

中部総本部では、名古屋のレジェンド・羽根泰正九段と女流レジェンド戦ベスト4進出の大澤奈留美五段が半目の接戦を繰り広げました。羽根泰正九段が勝利しました。

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【第3回テイケイグループ杯レジェンド戦1回戦】小林光一名誉棋聖 対 石榑郁郎九段(白)

【第3回テイケイグループ杯レジェンド戦1回戦】羽根泰正九段 対 大澤奈留美五段(白)


第49期棋聖戦Aリーグでは広瀬優一七段が勝利 3月11日対局結果

第49期棋聖戦Aリーグでは、林漢傑八段と広瀬優一七段が対決。両者の対戦成績は2勝2敗です。広瀬優一七段が勝利しました。第49期棋聖戦Bリーグ、張栩九段が柳時熏九段に勝利し、リーグ成績は1勝1敗となりました。

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【第49期棋聖戦Aリーグ】広瀬優一七段 対 林漢傑八段(白)