第50期名人リーグ戦(朝日新聞社主催)は20日、芝野虎丸九段が山下敬吾九段に231手までで黒番中押し勝ちしました。
黒番: 芝野虎丸九段
白番: 山下敬吾九段
結果: 黒番中押し勝ち
上野愛咲美女流立葵杯が、男女混合の七大タイトル戦である本因坊戦において、女性初のベスト4進出を果たしました。
3月20日、大阪・北浜の関西棋院で行われた本因坊戦準々決勝で、村川大介九段と対戦し、逆転勝利を収めました。
「第一回北海新繹杯世界囲碁オープン戦」が、2025年4月9日から20日にかけて中国・広西チワン族自治区北海市で開催されます。
本大会には、日本・中国・韓国をはじめとする各国・地域のトップ棋士64名が集結します。
日本からは、以下の10名が本戦に出場します。
(※曽富康三段は東南アジア代表として出場)
産経新聞社が主催する「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第2局が3月17日、和歌山県和歌山市の「ダイワロイネットホテル和歌山」で行われました。
挑戦者・芝野虎丸九段が白番2.5目勝ちを収め、シリーズ2連勝となりました。十段復位に王手をかけました。
十段戦第3局は4月3日(木) 長野県大町市「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で行われます。
検分が行われました。
前日インタビュー
井山十段:「和歌山にはプライベートで何度も来ているが、番勝負では初めてなので楽しみ。気持ちを新たに盛り上げていきたい。」
芝野九段:「和歌山は海鮮がおいしいイメージで、対局後にはいろいろと回ってみたい。五番勝負は始まったばかりなので、あすは碁盤に集中したい。」
前夜祭
9時30分 - 立会人 山下敬吾九段 の合図で対局開始
12時 昼食時間
13時 対局再開
15時 おやつ時間
17時40分 終局
芝野虎丸九段が白番2.5目勝ちを収め、シリーズ2連勝!
産経新聞社が主催する「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第2局が3月17日、和歌山県和歌山市の「ダイワロイネットホテル和歌山」で行われました。
挑戦者・芝野虎丸九段が白番2.5目勝ちを収め、シリーズ2連勝となりました。十段復位に王手をかけました。
十段戦第3局は4月3日(木) 長野県大町市「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で行われます。
検分が行われました。
前日インタビュー
井山十段:「和歌山にはプライベートで何度も来ているが、番勝負では初めてなので楽しみ。気持ちを新たに盛り上げていきたい。」
芝野九段:「和歌山は海鮮がおいしいイメージで、対局後にはいろいろと回ってみたい。五番勝負は始まったばかりなので、あすは碁盤に集中したい。」
前夜祭
9時30分 - 立会人 山下敬吾九段 の合図で対局開始
12時 昼食時間
13時 対局再開
15時 おやつ時間
17時40分 終局
芝野虎丸九段が白番2.5目勝ちを収め、シリーズ2連勝!
産経新聞社が主催する「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第2局が3月17日、和歌山県和歌山市の「ダイワロイネットホテル和歌山」で行われました。
挑戦者・芝野虎丸九段が白番2.5目勝ちを収め、シリーズ2連勝となりました。十段復位に王手をかけました。
十段戦第3局は4月3日(木) 長野県大町市「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で行われます。
検分が行われました。
前日インタビュー
井山十段:「和歌山にはプライベートで何度も来ているが、番勝負では初めてなので楽しみ。気持ちを新たに盛り上げていきたい。」
芝野九段:「和歌山は海鮮がおいしいイメージで、対局後にはいろいろと回ってみたい。五番勝負は始まったばかりなので、あすは碁盤に集中したい。」
前夜祭
9時30分 - 立会人 山下敬吾九段 の合図で対局開始
12時 昼食時間
13時 対局再開
15時 おやつ時間
17時40分 終局
芝野虎丸九段が白番2.5目勝ちを収め、シリーズ2連勝!
SENKO CUPワールド碁女流最強戦2025の決勝戦が3月16日、東京都江東区のホテル櫂会で行われました。
日本代表の上野梨紗三段は、韓国の女流最強棋士崔精九段と対戦し、大逆転劇の末、白番で半目勝ちを収め、初優勝を果たしました。
対局は序盤から激しい戦いとなりました。
崔九段はこれまで数々の国際タイトルを制してきたトップ棋士であり、中盤では一時AIの評価値が90%以上崔九段に傾き、形勢は大きく開いていました。
しかし、上野三段は冷静に局面を判断し、粘り強く勝機を探しました。
終盤に入ると、崔九段が小さなミスを重ね、上野三段は少しずつ差を詰めました。
そして、1線の絶妙な手(208手目)が勝負を決定づける一手となり、大逆転に成功しました。
「まだ実感が湧きません。尊敬する崔精九段と決勝で戦えただけでも嬉しかったのですが、まさか勝てるとは思っていませんでした。
正直、途中はかなり苦しかったです。でも、自分の打ちたい碁を最後まで貫こうと思いました。」
上野三段は、2022年に姉の上野愛咲美女流六段がSENKO CUPを制して以来、姉妹での優勝という快挙を達成しました。
姉妹で同じ国際タイトルを獲得したのは囲碁界でも極めて珍しい記録です。
SENKO CUPワールド碁女流最強戦2025の準決勝が3月15日、東京都江東区のホテル櫂会で行われました。
上野梨紗三段は169手で台湾の盧鈺樺五段に黒番中押し勝ちし、決勝進出を果たしました。
決勝戦では、韓国の崔精九段と対戦することが決まりました。
崔九段は、準決勝で中国の唐嘉雯六段に大逆転勝ちを収め、3連覇を目指しています。
⭕️ 上野梨紗三段(日本) ― 盧鈺樺五段(中華台北) ❌
⭕️ 崔精九段(韓国) ― 唐嘉雯六段(中国) ❌
上野三段:「初めての相手だったので慎重に進めましたが、自分の碁を打つことができました。
崔九段はずっと女流囲碁界のトップを走っている棋士です。
こうして決勝で対局できることがとても光栄ですし、全力でぶつかりたいと思います。」と対局後に語りました。
決勝戦は3月16日に行われます。
決勝戦では、韓国の崔精九段と対戦することが決まりました。
崔九段は、準決勝で中国の唐嘉雯六段に大逆転勝ちを収め、3連覇を目指しています。
決勝戦は3月16日に行われます。
優勝賞金は1,000万円。
また、同日には3位決定戦として唐嘉雯六段 vs 盧鈺樺五段の一戦も予定されています。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第7局が、3月12日と13日の両日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に白番中押し勝ちし、棋聖4連覇を果たしました。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第7局が、3月12日と13日の両日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に白番中押し勝ちし、棋聖4連覇を果たしました。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第7局が、3月12日と13日の両日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に白番中押し勝ちし、棋聖4連覇を果たしました。
3月12日,第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)的最終局,1日目的对局在山梨县甲府市的「常磐酒店」进行。白番的一力辽棋圣在124手后封手,1日目结束。
3月11日 - 检分 👈👈
3月12日 8:53 - 一力棋圣先入室,擦拭棋盘
3月12日 8:55 - 井山王座入室
3月12日 9:00 - 握子决定,井山王座执黑先行
3月12日 9:00 - 立会人石田芳夫九段宣布对局开始
3月12日 9:00 - 井山王座落下第一手
3月12日 10:30 - 上午茶点
3月12日 12:00 - 午餐
3月12日 13:00 - 对局恢复
3月12日 15:00 - 下午茶点
3月12日 17:30 - 一力棋圣封手
3月12日 17:40 - 收拾棋子,1日目结束
1日目结束时,一力棋圣(白番)的胜率为48%
3月12日,第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)的最終局,1日目的对局在山梨县甲府市的「常磐酒店」进行。白番的一力辽棋圣在124手后封手,1日目结束。
3月11日 - 检分 👈👈
3月12日 8:53 - 一力棋圣先入室,擦拭棋盘
3月12日 8:55 - 井山王座入室
3月12日 9:00 - 握子决定,井山王座执黑先行
3月12日 9:00 - 立会人石田芳夫九段宣布对局开始
3月12日 9:00 - 井山王座落下第一手
3月12日 10:30 - 上午茶点
3月12日 12:00 - 午餐
3月12日 13:00 - 对局恢复
3月12日 15:00 - 下午茶点
3月12日 17:30 - 一力棋圣封手
3月12日 17:40 - 收拾棋子,1日目结束
1日目结束时,一力棋圣(白番)的胜率为48%
3月12日,第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)的最終局,1日目的对局在山梨县甲府市的「常磐酒店」进行。白番的一力辽棋圣在124手后封手,1日目结束。
3月11日 - 检分 👈👈
3月12日 8:53 - 一力棋圣先入室,擦拭棋盘
3月12日 8:55 - 井山王座入室
3月12日 9:00 - 握子决定,井山王座执黑先行
3月12日 9:00 - 立会人石田芳夫九段宣布对局开始
3月12日 9:00 - 井山王座落下第一手
3月12日 10:30 - 上午茶点
3月12日 12:00 - 午餐
3月12日 13:00 - 对局恢复
3月12日 15:00 - 下午茶点
3月12日 17:30 - 一力棋圣封手
3月12日 17:40 - 收拾棋子,1日目结束
1日目结束时,一力棋圣(白番)的胜率为48%
第49期棋聖戦七番勝負第7局は、3月12日から13日にかけて山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。「常磐ホテル」はタイトル戦における名勝負の舞台として知られております。これまで数々の歴史的対局が繰り広げられてきた会場において、今期の棋聖が決定する運命の二日間が、まもなく幕を開けます。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ最終局への意気込みを語りました。
「ここまで来ると、スコアを気にすることもないですし、2日間、目の前の碁盤に集中し、精一杯やるだけです。(きょうで東日本大震災から14年)こういう素晴らしい舞台で対局できることは本当にありがたいことだと思います。東日本大震災が起きた14年前は、ちょうどこのホテルで棋聖戦が行われていて、井山さんが挑戦者として戦われていました。それだけ長い間、第一線で活躍されるのは本当に大変なことと思います。自分自身、いろんな思いはありますが、まずは一手一手集中してやっていきたいと思います。」
「(第6局以降は)技術的なことというよりは、体調面、気持ちの面を重視して整えてきました。一度、大阪にも戻りました。(3勝3敗となり)ここまで来たのにも意味があると思っています。自分自身のやるべきことを遂行することに全力を尽くしたいです。東日本大震災が起きた日のことは年月がたっても覚えています。(あの日からこれまで)前を向いて戦ってきた方がたくさんおられますし、自分もそういった気持ちで自分の力を出しきりたいと思います。」
第49期棋聖戦七番勝負第7局は、3月12日から13日にかけて山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。「常磐ホテル」はタイトル戦における名勝負の舞台として知られております。これまで数々の歴史的対局が繰り広げられてきた会場において、今期の棋聖が決定する運命の二日間が、まもなく幕を開けます。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ最終局への意気込みを語りました。
「ここまで来ると、スコアを気にすることもないですし、2日間、目の前の碁盤に集中し、精一杯やるだけです。(きょうで東日本大震災から14年)こういう素晴らしい舞台で対局できることは本当にありがたいことだと思います。東日本大震災が起きた14年前は、ちょうどこのホテルで棋聖戦が行われていて、井山さんが挑戦者として戦われていました。それだけ長い間、第一線で活躍されるのは本当に大変なことと思います。自分自身、いろんな思いはありますが、まずは一手一手集中してやっていきたいと思います。」
「(第6局以降は)技術的なことというよりは、体調面、気持ちの面を重視して整えてきました。一度、大阪にも戻りました。(3勝3敗となり)ここまで来たのにも意味があると思っています。自分自身のやるべきことを遂行することに全力を尽くしたいです。東日本大震災が起きた日のことは年月がたっても覚えています。(あの日からこれまで)前を向いて戦ってきた方がたくさんおられますし、自分もそういった気持ちで自分の力を出しきりたいと思います。」
第49期棋聖戦七番勝負第7局は、3月12日から13日にかけて山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。「常磐ホテル」はタイトル戦における名勝負の舞台として知られております。これまで数々の歴史的対局が繰り広げられてきた会場において、今期の棋聖が決定する運命の二日間が、まもなく幕を開けます。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ最終局への意気込みを語りました。
「ここまで来ると、スコアを気にすることもないですし、2日間、目の前の碁盤に集中し、精一杯やるだけです。(きょうで東日本大震災から14年)こういう素晴らしい舞台で対局できることは本当にありがたいことだと思います。東日本大震災が起きた14年前は、ちょうどこのホテルで棋聖戦が行われていて、井山さんが挑戦者として戦われていました。それだけ長い間、第一線で活躍されるのは本当に大変なことと思います。自分自身、いろんな思いはありますが、まずは一手一手集中してやっていきたいと思います。」
「(第6局以降は)技術的なことというよりは、体調面、気持ちの面を重視して整えてきました。一度、大阪にも戻りました。(3勝3敗となり)ここまで来たのにも意味があると思っています。自分自身のやるべきことを遂行することに全力を尽くしたいです。東日本大震災が起きた日のことは年月がたっても覚えています。(あの日からこれまで)前を向いて戦ってきた方がたくさんおられますし、自分もそういった気持ちで自分の力を出しきりたいと思います。」
SENKO CUPワールド碁女流最強戦2025が、3月14日に東京都江東区のホテル櫂会で開幕しました。今大会には、日本、中国、韓国、中華台北、ベトナムの代表棋士計8名が参加し、トーナメント方式で争われます。持ち時間は各2時間、秒読み5分という設定で、日本ルールが採用されています。優勝賞金は1,000万円です。
大会初日は1回戦4局が行われ、ベスト4が決まりました。結果は以下の通りです:
⭕️崔精九段(韓国) ― 藤沢里菜七段(日本)❌
⭕️唐嘉雯六段(中国) ― 上野愛咲美六段(日本)❌
⭕️盧鈺樺五段(中華台北) ― 王景怡四段(日本)❌
⭕️上野梨紗三段(日本) ― Quynh Anh Haアマ六段(ベトナム)❌
日本勢は4名が出場しましたが、初戦を突破したのは上野梨紗三段のみとなりました。藤沢里菜七段、上野愛咲美六段はともに強豪と対戦し、惜しくも敗れています。
準決勝は3月15日に行われ、決勝戦は3月16日に予定されています。
3月8日、東京・市ケ谷の日本棋院東京本院で行われた第36期博多・カマチ杯女流名人戦リーグ最終戦で、加藤千笑三段が牛栄子四段に半目勝利し、リーグの全対局が終了しました。
序列 | 棋士 | 上野愛 | 謝 | 上野梨 | 星合 | 牛 | 加藤 | 横田 | 成績 | 昇降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 上野愛 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 6-0 | 挑戦者 | |
2 | 謝 | × | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 3-3 | 3位 | |
3 | 上野梨 | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | 3-3 | 4位 | |
4 | 星合 | × | × | × | 〇 | × | 〇 | 2-4 | 陥落 | |
4 | 牛 | × | 〇 | × | × | × | 〇 | 2-4 | 陥落 | |
4 | 加藤 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 5-1 | 2位 | |
4 | 横田 | × | × | × | × | × | × | 0-6 | 陥落 |
上野愛咲美女流立葵杯は初戦から好調を維持し、6戦全勝で藤沢里菜女流名人への挑戦権を獲得しました。
今期リーグ戦では加藤千笑三段が5勝1敗で2位に入りました。唯一の敗戦は上野愛咲美女流立葵杯戦のみで、安定した成績を残しました。この結果、碁力ランキングで女流棋士7位に浮上しました。
碁力ランキング 👈👈
加藤千笑三段の個人ページ 👈👈
星合志保四段(2勝4敗)、牛栄子四段(2勝4敗)、横田日菜乃二段(0勝6敗)がリーグ陥落となりました。一方、謝依旻七段(3勝3敗・3位)、上野梨紗女流棋聖(3勝3敗・4位)がリーグ残留に決まりました。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第6局が、3月6日と7日の両日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に2目半勝ちし、頂上決戦の決着を最終戦に持ち込みました。
第7局は3月12日(水)3月13日(木)山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第6局が、3月6日と7日の両日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に2目半勝ちし、頂上決戦の決着を最終戦に持ち込みました。
第7局は3月12日(水)3月13日(木)山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第6局が、3月6日と7日の両日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に2目半勝ちし、頂上決戦の決着を最終戦に持ち込みました。
第7局は3月12日(水)3月13日(木)山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。
3月6日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第6局、1日目の対局が神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれました。黒番の井山裕太王座が99手目を封じて1日目が終了しました。
3月6日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第6局、1日目の対局が神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれました。黒番の井山裕太王座が99手目を封じて1日目が終了しました。
3月6日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第6局、1日目の対局が神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で打たれました。黒番の井山裕太王座が99手目を封じて1日目が終了しました。
第49期棋聖戦七番勝負第6局は、3月6日から7日にかけて神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われます。一力棋聖が最終局に持ち込むのか、それとも井山王座が棋聖位を奪還するか、注目が集まります。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第6局への意気込みを語りました。
「花月園さんには棋聖戦で4年連続で来ていますが、ここまで雪が降った記憶はないですね。
第5局で勝って、一つ返しましたが、まだカド番であることには変わりないので、目の前に集中してやるだけです。
少しずつ調子は上がってきているので、明日からの二日間は体調を整えてベストを尽くしていきたいです」
「花月園さんでは、毎回、気持ちよく対局させてもらっています。
(過密日程が続くが、)今のようなスケジュールはこれまでも経験してきていますし、それをヒントにプラスに変えていけるかは自分次第です。
シンプルに自分の今できるパフォーマンスを最大限発揮することにフォーカスしていきたいと思います」
第49期棋聖戦七番勝負第6局は、3月6日から7日にかけて神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われます。一力棋聖が最終局に持ち込むのか、それとも井山王座が棋聖位を奪還するか、注目が集まります。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第6局への意気込みを語りました。
「花月園さんには棋聖戦で4年連続で来ていますが、ここまで雪が降った記憶はないですね。
第5局で勝って、一つ返しましたが、まだカド番であることには変わりないので、目の前に集中してやるだけです。
少しずつ調子は上がってきているので、明日からの二日間は体調を整えてベストを尽くしていきたいです」
「花月園さんでは、毎回、気持ちよく対局させてもらっています。
(過密日程が続くが、)今のようなスケジュールはこれまでも経験してきていますし、それをヒントにプラスに変えていけるかは自分次第です。
シンプルに自分の今できるパフォーマンスを最大限発揮することにフォーカスしていきたいと思います」
第49期棋聖戦七番勝負第6局は、3月6日から7日にかけて神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われます。一力棋聖が最終局に持ち込むのか、それとも井山王座が棋聖位を奪還するか、注目が集まります。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第6局への意気込みを語りました。
「花月園さんには棋聖戦で4年連続で来ていますが、ここまで雪が降った記憶はないですね。
第5局で勝って、一つ返しましたが、まだカド番であることには変わりないので、目の前に集中してやるだけです。
少しずつ調子は上がってきているので、明日からの二日間は体調を整えてベストを尽くしていきたいです」
「花月園さんでは、毎回、気持ちよく対局させてもらっています。
(過密日程が続くが、)今のようなスケジュールはこれまでも経験してきていますし、それをヒントにプラスに変えていけるかは自分次第です。
シンプルに自分の今できるパフォーマンスを最大限発揮することにフォーカスしていきたいと思います」
上野愛咲美女流立葵杯が3日、東京・市ケ谷の日本棋院東京本院で行われた第36期女流名人戦博多・カマチ杯の挑戦者決定リーグ最終戦で横田日菜乃二段に勝利、リーグ6戦全勝で藤沢里菜女流名人への挑戦権を獲得しました。
今期リーグ戦では、初戦で謝依旻七段との接戦を制し、その後も順調に勝利を重ねました。
牛栄子四段、星合志保四段、妹の上野梨紗女流棋聖を次々と破り、5局目では同じ4戦全勝だった加藤千笑三段を下しました。
序列 | 棋士 | 上野愛 | 謝 | 上野梨 | 星合 | 牛 | 加藤 | 横田 | 成績 | 昇降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 上野愛 | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 6-0 | 🟢 挑戦者 |
2 | 謝 | × | - | 〇 | × | × | 〇 | 2-3 | ||
3 | 上野梨 | × | × | - | 〇 | 〇 | × | 〇 | 3-3 | 🟢 残留 |
4 | 星合 | × | × | - | 〇 | × | 〇 | 2-3 | ||
4 | 牛 | × | 〇 | × | × | - | 〇 | 2-3 | ||
4 | 加藤 | × | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 4-1 | 🟢 残留 | |
4 | 横田 | × | × | × | × | × | × | - | 0-6 | 🔴 陥落 |
女流名人獲得を目指す挑戦手合三番勝負は、4月14日に日本棋院東京本院で開幕します。
上野愛咲美女流立葵杯が3日、東京・市ケ谷の日本棋院東京本院で行われた第36期女流名人戦博多・カマチ杯の挑戦者決定リーグ最終戦で横田日菜乃二段に勝利、リーグ6戦全勝で藤沢里菜女流名人への挑戦権を獲得しました。
今期リーグ戦では、初戦で謝依旻七段との接戦を制し、その後も順調に勝利を重ねました。
牛栄子四段、星合志保四段、妹の上野梨紗女流棋聖を次々と破り、5局目では同じ4戦全勝だった加藤千笑三段を下しました。
序列 | 棋士 | 上野愛 | 謝 | 上野梨 | 星合 | 牛 | 加藤 | 横田 | 成績 | 昇降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 上野愛 | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 6-0 | 🟢 挑戦者 |
2 | 謝 | × | - | 〇 | × | × | 〇 | 2-3 | ||
3 | 上野梨 | × | × | - | 〇 | 〇 | × | 〇 | 3-3 | 🟢 残留 |
4 | 星合 | × | × | - | 〇 | × | 〇 | 2-3 | ||
4 | 牛 | × | 〇 | × | × | - | 〇 | 2-3 | ||
4 | 加藤 | × | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | 4-1 | 🟢 残留 | |
4 | 横田 | × | × | × | × | × | × | - | 0-6 | 🔴 陥落 |
女流名人獲得を目指す挑戦手合三番勝負は、4月14日に日本棋院東京本院で開幕します。
産経新聞社が主催する囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第1局が3日、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われました。挑戦者・芝野虎丸九段が黒番中押し勝ちを収めました。井山裕太十段に対し、十段タイトル奪還に向けて良いスタートを切りました。
第2局は、17日に和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で行われます。
対局前日に「検分」が行われました。
検分の後、井山十段と芝野九段は前日インタビューに応じ、それぞれ開幕戦への意気込みを語りました。
終局。233手で黒番中押し勝ちとなり、芝野九段が第1局の勝利を手にしました。
産経新聞社が主催する囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第1局が3日、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われました。挑戦者・芝野虎丸九段が黒番中押し勝ちを収めました。井山裕太十段に対し、十段タイトル奪還に向けて良いスタートを切りました。
第2局は、17日に和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で行われます。
対局前日に「検分」が行われました。
検分の後、井山十段と芝野九段は前日インタビューに応じ、それぞれ開幕戦への意気込みを語りました。
終局。233手で黒番中押し勝ちとなり、芝野九段が第1局の勝利を手にしました。
産経新聞社が主催する囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第1局が3日、大阪府東大阪市の大阪商業大学で行われました。挑戦者・芝野虎丸九段が黒番中押し勝ちを収めました。井山裕太十段に対し、十段タイトル奪還に向けて良いスタートを切りました。
第2局は、17日に和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で行われます。
対局前日に「検分」が行われました。
検分の後、井山十段と芝野九段は前日インタビューに応じ、それぞれ開幕戦への意気込みを語りました。
終局。233手で黒番中押し勝ちとなり、芝野九段が第1局の勝利を手にしました。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第5局が、2月26日と27日の両日、千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に293手までで黒番1目半勝ちし、シリーズを2勝3敗に戻しました。
第6局は3月6日(木)3月7日(金)神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われます。
2月25日 - 検分 👈👈
2月26日 - 1日目 👈👈
2月27日 9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。
2月27日 9:10 - 封じ手を立会人の張栩九段が開封しました。
2月27日 9:15 - 井山王座がその場所に打って対局が再開された。
午前のおやつ - 一力棋聖:アップルジュース。井山王座:ホットコーヒー。
2月27日 12:00 - 2日目の昼食。一力棋聖:そば(天ぷら)・アイスティー。井山王座:刺身定食・アイスティー。
2月27日 13:00 - 対局が再開されました。
2月27日 15:00 - 2日目の午後おやつ時間。一力棋聖:イチゴのショートケーキ。井山王座:チョコレートケーキ。
2月27日 19:10 - 終局。一力遼棋聖が293手までで黒番1目半勝ちし、崖っぷちから1勝を挙げました。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第5局が、2月26日と27日の両日、千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に293手までで黒番1目半勝ちし、シリーズを2勝3敗に戻しました。
第6局は3月6日(木)3月7日(金)神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われます。
2月25日 - 検分 👈👈
2月26日 - 1日目 👈👈
2月27日 9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。
2月27日 9:10 - 封じ手を立会人の張栩九段が開封しました。
2月27日 9:15 - 井山王座がその場所に打って対局が再開された。
午前のおやつ - 一力棋聖:アップルジュース。井山王座:ホットコーヒー。
2月27日 12:00 - 2日目の昼食。一力棋聖:そば(天ぷら)・アイスティー。井山王座:刺身定食・アイスティー。
2月27日 13:00 - 対局が再開されました。
2月27日 15:00 - 2日目の午後おやつ時間。一力棋聖:イチゴのショートケーキ。井山王座:チョコレートケーキ。
2月27日 19:10 - 終局。一力遼棋聖が293手までで黒番1目半勝ちし、崖っぷちから1勝を挙げました。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第5局が、2月26日と27日の両日、千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれました。一力遼棋聖が井山裕太王座に293手までで黒番1目半勝ちし、シリーズを2勝3敗に戻しました。
第6局は3月6日(木)3月7日(金)神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われます。
2月25日 - 検分 👈👈
2月26日 - 1日目 👈👈
2月27日 9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。
2月27日 9:10 - 封じ手を立会人の張栩九段が開封しました。
2月27日 9:15 - 井山王座がその場所に打って対局が再開された。
午前のおやつ - 一力棋聖:アップルジュース。井山王座:ホットコーヒー。
2月27日 12:00 - 2日目の昼食。一力棋聖:そば(天ぷら)・アイスティー。井山王座:刺身定食・アイスティー。
2月27日 13:00 - 対局が再開されました。
2月27日 15:00 - 2日目の午後おやつ時間。一力棋聖:イチゴのショートケーキ。井山王座:チョコレートケーキ。
2月27日 19:10 - 終局。一力遼棋聖が293手までで黒番1目半勝ちし、崖っぷちから1勝を挙げました。
一力遼棋聖(名人、天元、本因坊)に井山裕太王座(碁聖、十段)が挑む第49期棋聖戦七番勝負第5局は、26日から千葉県勝浦市で打たれている。四冠と三冠による頂上決戦は、ここまで井山王座の3勝1敗で、カド番の一力棋聖にとっては正念場だ。この重要対局で新聞解説を務めるのは、芝野虎丸九段だ。昨年まで両対局者と七大タイトルを分け合う“3強”の一角だったが、棋士人生最悪とも言える経験を経て、「今年の自分には期待していいかも」と不敵に笑う。
芝野九段にとって、昨年は「自分の中では一番悪い一年だった」という。名人と十段の二冠を保持していたが、4月に十段をフルセットの末、井山王座に奪われ、10月には一力棋聖に名人初 戴冠たいかん を許した。これらの防衛戦も含めて5棋戦で挑戦手合を戦い、「充実感はあった」というが、2年ぶりに無冠となった。「無冠になったのが大きすぎて、実際は思い出したくない」
3連覇に失敗した名人戦後、王座戦と天元戦の挑戦手合に、国際棋戦「春蘭杯」も出場が決まっていた。「最後の勝負を楽しもうという気持ちだった。全部負けたら、本当に棋士を辞めようと思っていた」。春蘭杯では自身初の国際棋戦ベスト4まで進んだ。しかし、タイトル挑戦はいずれも失敗し、気持ちが切れた。年末年始の約3週間、手合以外は碁盤から離れた。
そんなどん底の状態から復調するきっかけとなったのは、今年の年明けに気心の知れた棋士仲間と遊んだトランプだったという。たわいない時間を過ごしながら、「遊ぶのはいつでもできるけど、辞めるのは、ここまで頑張った自分がかわいそう。もうちょっとやってあげようかな」と気持ちを持ち直した。2月に国際棋戦「農心杯」の対局が予定されていたことも幸いし、再び囲碁と向き合えるようになった。
一時は三冠を保持し、若くして碁界の先頭を走った。ただ、「タイトルを取りたいとか、世界戦で優勝したいという目標が、元々あまりない」。その後、一度は無冠となり、2022年に名人を奪還した際、「次に無冠になったら、棋士を辞めよう」とさえ考えていたという。
そんなモチベーションを保つのが難しいタイプながら、今も棋士を続けられるのは、「囲碁もやりたい時にやればいいという心の持ちように変われたから」と打ち明ける。この考え方は、名人を昨年失冠する以前にはなかったものだ。
以前から好きだというミュージシャン、米津玄師さんの曲「サンタマリア」には、〈全て正しいさ(中略)間違いさえも〉という一節がある。最近になって納得できるようになり、「何も正解じゃないし、何も不正解じゃない。囲碁を勉強していないことさえも、プラスの可能性がなくはない」と話す。
3月3日から始まる十段戦五番勝負では、挑戦者としてリターンマッチに臨む。「自分は以前までと違う状態なので、どういうふうに自分が戦うのかが、ただただ楽しみ」。そんな自然体の境地に達した25歳は「もう棋士を辞めたいとは思わないかな」とはにかんだ。
--From: 読売新聞(文化部 江口武志さん)
一力遼棋聖(名人、天元、本因坊)に井山裕太王座(碁聖、十段)が挑む第49期棋聖戦七番勝負第5局は、26日から千葉県勝浦市で打たれている。四冠と三冠による頂上決戦は、ここまで井山王座の3勝1敗で、カド番の一力棋聖にとっては正念場だ。この重要対局で新聞解説を務めるのは、芝野虎丸九段だ。昨年まで両対局者と七大タイトルを分け合う“3強”の一角だったが、棋士人生最悪とも言える経験を経て、「今年の自分には期待していいかも」と不敵に笑う。
芝野九段にとって、昨年は「自分の中では一番悪い一年だった」という。名人と十段の二冠を保持していたが、4月に十段をフルセットの末、井山王座に奪われ、10月には一力棋聖に名人初 戴冠たいかん を許した。これらの防衛戦も含めて5棋戦で挑戦手合を戦い、「充実感はあった」というが、2年ぶりに無冠となった。「無冠になったのが大きすぎて、実際は思い出したくない」
3連覇に失敗した名人戦後、王座戦と天元戦の挑戦手合に、国際棋戦「春蘭杯」も出場が決まっていた。「最後の勝負を楽しもうという気持ちだった。全部負けたら、本当に棋士を辞めようと思っていた」。春蘭杯では自身初の国際棋戦ベスト4まで進んだ。しかし、タイトル挑戦はいずれも失敗し、気持ちが切れた。年末年始の約3週間、手合以外は碁盤から離れた。
そんなどん底の状態から復調するきっかけとなったのは、今年の年明けに気心の知れた棋士仲間と遊んだトランプだったという。たわいない時間を過ごしながら、「遊ぶのはいつでもできるけど、辞めるのは、ここまで頑張った自分がかわいそう。もうちょっとやってあげようかな」と気持ちを持ち直した。2月に国際棋戦「農心杯」の対局が予定されていたことも幸いし、再び囲碁と向き合えるようになった。
一時は三冠を保持し、若くして碁界の先頭を走った。ただ、「タイトルを取りたいとか、世界戦で優勝したいという目標が、元々あまりない」。その後、一度は無冠となり、2022年に名人を奪還した際、「次に無冠になったら、棋士を辞めよう」とさえ考えていたという。
そんなモチベーションを保つのが難しいタイプながら、今も棋士を続けられるのは、「囲碁もやりたい時にやればいいという心の持ちように変われたから」と打ち明ける。この考え方は、名人を昨年失冠する以前にはなかったものだ。
以前から好きだというミュージシャン、米津玄師さんの曲「サンタマリア」には、〈全て正しいさ(中略)間違いさえも〉という一節がある。最近になって納得できるようになり、「何も正解じゃないし、何も不正解じゃない。囲碁を勉強していないことさえも、プラスの可能性がなくはない」と話す。
3月3日から始まる十段戦五番勝負では、挑戦者としてリターンマッチに臨む。「自分は以前までと違う状態なので、どういうふうに自分が戦うのかが、ただただ楽しみ」。そんな自然体の境地に達した25歳は「もう棋士を辞めたいとは思わないかな」とはにかんだ。
--From: 読売新聞(文化部 江口武志さん)
第72回NHK杯囲碁トーナメント 2025年2月23日放送
2月26日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第5局、1日目の対局が千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれました。白番の井山裕太王座が102手目を封じて1日目が終了しました。
2月25日 - 検分 👈👈
2月26日 8:53 - 一力棋聖が先に入室、碁盤を拭きました。
2月26日 8:55 - 井山王座も入室。
2月26日 9:00 - 立会人の張栩九段の合図で対局が始まりました。
2月26日 9:00 - 一力棋聖が初手を打ちました。
2月26日 10:30 - 午前のおやつ
2月26日 12:00 - 昼食
2月26日 13:00 - 対局再開
2月26日 15:00 - 午後のおやつ
2月26日 17:30 - 手番だった井山王座が「封じ手」を行いました。
2月26日 17:40 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
1日目が終了した時点、一力遼棋聖(黒番)の勝率は64%です。
2月26日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第5局、1日目の対局が千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれました。白番の井山裕太王座が102手目を封じて1日目が終了しました。
2月25日 - 検分 👈👈
2月26日 8:53 - 一力棋聖が先に入室、碁盤を拭きました。
2月26日 8:55 - 井山王座も入室。
2月26日 9:00 - 立会人の張栩九段の合図で対局が始まりました。
2月26日 9:00 - 一力棋聖が初手を打ちました。
2月26日 10:30 - 午前のおやつ
2月26日 12:00 - 昼食
2月26日 13:00 - 対局再開
2月26日 15:00 - 午後のおやつ
2月26日 17:30 - 手番だった井山王座が「封じ手」を行いました。
2月26日 17:40 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
1日目が終了した時点、一力遼棋聖(黒番)の勝率は64%です。
2月26日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第5局、1日目の対局が千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれました。白番の井山裕太王座が102手目を封じて1日目が終了しました。
2月25日 - 検分 👈👈
2月26日 8:53 - 一力棋聖が先に入室、碁盤を拭きました。
2月26日 8:55 - 井山王座も入室。
2月26日 9:00 - 立会人の張栩九段の合図で対局が始まりました。
2月26日 9:00 - 一力棋聖が初手を打ちました。
2月26日 10:30 - 午前のおやつ
2月26日 12:00 - 昼食
2月26日 13:00 - 対局再開
2月26日 15:00 - 午後のおやつ
2月26日 17:30 - 手番だった井山王座が「封じ手」を行いました。
2月26日 17:40 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
1日目が終了した時点、一力遼棋聖(黒番)の勝率は64%です。
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、昨年11月22日に入籍した囲碁界のビッグカップル、横塚力七段と藤沢里菜女流本因坊。
出会いから20年弱、交際開始から7年の月日を経ての結婚。出会いのときも入籍の“直後”も、二人の間には碁盤があった。
ご両人が記憶する巡り合いの場は2006年。里菜さんが小2、力さんが小6のときの囲碁大会だ。里菜さんが通う囲碁道場に力さんが春季特訓で訪れたこともあったため、互いの顔を見知ってはいたが、対局はこの大会が初めてだった。
小学生にとって4歳の年齢差は大きく、力さんが勝利し、その勢いで優勝した。彼が打ち上げの席で「1回戦は普通に勝って……」と話すのを聞いた里菜さんは「イラッとしましたね」と憤慨したのを覚えている。
その後も大会に行けば顔を合わせた。しかし、母親同士が喋りはすれど、力さんにとっては里菜さんの3歳上の兄のほうが年は近く、彼女のことは「あいつの妹か」程度の認識だった。
それでも里菜さんは史上最年少(当時)の11歳6カ月でプロ棋士となり、逆に遅咲きの力さんは20歳でプロに。プロの世界では里菜さんが5年先輩だ。力さんはプロを目指していた時期、プロに交じって研究会にいくつも所属。うち3研究会には彼女もいて、そこでも幾度となく対局した。
「小学生時より差は詰まっていたものの、最初の2年ぐらいは僕のほうが勝っていたのに、やはり(里菜さんが)プロにもまれて、その後は急に強くなった」と力さん。互いの連絡先は知らなかったが、研究会のグループラインで知ることに。若手棋士らと集団で遊びに行ったり、その帰り道で二人きりになったり。力さんがプロ棋士になってからもそんな関係は続き、時には帰路にゲームセンターで取った景品を里菜さんにプレゼントしたことも。
知らず知らずのうちに距離は縮まっていった。
17年10月、朝と午後に仕事が入っていた力さん。合間のランチに里菜さんを誘い、「付き合っていただけませんか」。普通のランチと思っていた里菜さんはびっくりするも「はい」。
互いに囲碁の研究で多忙な中、定番のデートスポットは富士急ハイランド。囲碁では沈思黙考するのが常の二人がジェットコースターで絶叫。「帰りには喉が痛いほどだけど、それも含めて楽しくて」と力さん。
交際開始から6年が過ぎる頃、力さんの周りでは結婚する人が多くなった。里菜さんは「結婚願望はなかったけれど、付き合ってきた期間は長いなあ」と思い、交際を知る棋士仲間たちに「いつ結婚するの?」と聞かれることも増えていた。
昨年1月、力さんは「自分の誕生日は“いい夫婦の日”(11月22日)だし、せっかくだから(入籍は)その日にしようか」と提案。実は里菜さんの母がその3年ほど前から、毎年11月22日が近づくと「プロポーズがあるんじゃないかしら」とソワソワしていたという。
その話を里菜さんから聞いていたせいもあり、この日を選んだ。指輪も花束もないプロポーズだったが、天のいたずらか、入籍から9日後、広島アルミ杯・若鯉戦のトーナメント準決勝で、二人は対戦。交際後は未対戦だったが、入籍発表前の夫婦対決は力さんが勝利し、さらに勝ち進み優勝した。
里菜さんは「相手が家族なので、家族に勝ってほしいという雑念も出ちゃったかな」と思い返す。
12月にはマカオへ新婚旅行。パリジャン・マカオで観光を楽しみ、点心に舌鼓を打った。棋士としてだけでなく、囲碁番組の解説役としても全国を回ることの多い力さんは「各地のお世話になっている方に二人であいさつして回りたい」と話す。
ともに運転免許を持っておらず、移動の足は主に公共交通機関。夫婦棋士の行脚が各地で見られそうだ。
「週刊新潮」2025年2月27日号 掲載
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、昨年11月22日に入籍した囲碁界のビッグカップル、横塚力七段と藤沢里菜女流本因坊。
出会いから20年弱、交際開始から7年の月日を経ての結婚。出会いのときも入籍の“直後”も、二人の間には碁盤があった。
ご両人が記憶する巡り合いの場は2006年。里菜さんが小2、力さんが小6のときの囲碁大会だ。里菜さんが通う囲碁道場に力さんが春季特訓で訪れたこともあったため、互いの顔を見知ってはいたが、対局はこの大会が初めてだった。
小学生にとって4歳の年齢差は大きく、力さんが勝利し、その勢いで優勝した。彼が打ち上げの席で「1回戦は普通に勝って……」と話すのを聞いた里菜さんは「イラッとしましたね」と憤慨したのを覚えている。
その後も大会に行けば顔を合わせた。しかし、母親同士が喋りはすれど、力さんにとっては里菜さんの3歳上の兄のほうが年は近く、彼女のことは「あいつの妹か」程度の認識だった。
それでも里菜さんは史上最年少(当時)の11歳6カ月でプロ棋士となり、逆に遅咲きの力さんは20歳でプロに。プロの世界では里菜さんが5年先輩だ。力さんはプロを目指していた時期、プロに交じって研究会にいくつも所属。うち3研究会には彼女もいて、そこでも幾度となく対局した。
「小学生時より差は詰まっていたものの、最初の2年ぐらいは僕のほうが勝っていたのに、やはり(里菜さんが)プロにもまれて、その後は急に強くなった」と力さん。互いの連絡先は知らなかったが、研究会のグループラインで知ることに。若手棋士らと集団で遊びに行ったり、その帰り道で二人きりになったり。力さんがプロ棋士になってからもそんな関係は続き、時には帰路にゲームセンターで取った景品を里菜さんにプレゼントしたことも。
知らず知らずのうちに距離は縮まっていった。
17年10月、朝と午後に仕事が入っていた力さん。合間のランチに里菜さんを誘い、「付き合っていただけませんか」。普通のランチと思っていた里菜さんはびっくりするも「はい」。
互いに囲碁の研究で多忙な中、定番のデートスポットは富士急ハイランド。囲碁では沈思黙考するのが常の二人がジェットコースターで絶叫。「帰りには喉が痛いほどだけど、それも含めて楽しくて」と力さん。
交際開始から6年が過ぎる頃、力さんの周りでは結婚する人が多くなった。里菜さんは「結婚願望はなかったけれど、付き合ってきた期間は長いなあ」と思い、交際を知る棋士仲間たちに「いつ結婚するの?」と聞かれることも増えていた。
昨年1月、力さんは「自分の誕生日は“いい夫婦の日”(11月22日)だし、せっかくだから(入籍は)その日にしようか」と提案。実は里菜さんの母がその3年ほど前から、毎年11月22日が近づくと「プロポーズがあるんじゃないかしら」とソワソワしていたという。
その話を里菜さんから聞いていたせいもあり、この日を選んだ。指輪も花束もないプロポーズだったが、天のいたずらか、入籍から9日後、広島アルミ杯・若鯉戦のトーナメント準決勝で、二人は対戦。交際後は未対戦だったが、入籍発表前の夫婦対決は力さんが勝利し、さらに勝ち進み優勝した。
里菜さんは「相手が家族なので、家族に勝ってほしいという雑念も出ちゃったかな」と思い返す。
12月にはマカオへ新婚旅行。パリジャン・マカオで観光を楽しみ、点心に舌鼓を打った。棋士としてだけでなく、囲碁番組の解説役としても全国を回ることの多い力さんは「各地のお世話になっている方に二人であいさつして回りたい」と話す。
ともに運転免許を持っておらず、移動の足は主に公共交通機関。夫婦棋士の行脚が各地で見られそうだ。
「週刊新潮」2025年2月27日号 掲載
第49期棋聖戦七番勝負第5局は、2月26日から27日にかけて千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で行われます。一力棋聖が反撃の狼煙を上げるか、それとも井山王座が棋聖位を奪還するか、注目が集まります。
対局室窓の外に広がる砂浜は、穏やかな潮風に包まれながら、寄せては返す波が優しく浜辺を撫で、遠くの水平線には澄み渡る青空が溶け込むように広がり、まるで時間がゆっくりと流れるような穏やかな光景が広がっています。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第5局への意気込みを語りました。
「一局一局勝っていくしかない。今の自分にできるベストを尽くせるように頑張りたい。」
「これまでの4局は精いっぱい戦えていると思う。いいコンディションで臨めるようにしたい。」
第49期棋聖戦七番勝負第5局は、2月26日から27日にかけて千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で行われます。一力棋聖が反撃の狼煙を上げるか、それとも井山王座が棋聖位を奪還するか、注目が集まります。
対局室窓の外に広がる砂浜は、穏やかな潮風に包まれながら、寄せては返す波が優しく浜辺を撫で、遠くの水平線には澄み渡る青空が溶け込むように広がり、まるで時間がゆっくりと流れるような穏やかな光景が広がっています。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第5局への意気込みを語りました。
「一局一局勝っていくしかない。今の自分にできるベストを尽くせるように頑張りたい。」
「これまでの4局は精いっぱい戦えていると思う。いいコンディションで臨めるようにしたい。」
第49期棋聖戦七番勝負第5局は、2月26日から27日にかけて千葉県勝浦市の「三日月シーパークホテル勝浦」で行われます。一力棋聖が反撃の狼煙を上げるか、それとも井山王座が棋聖位を奪還するか、注目が集まります。
対局室窓の外に広がる砂浜は、穏やかな潮風に包まれながら、寄せては返す波が優しく浜辺を撫で、遠くの水平線には澄み渡る青空が溶け込むように広がり、まるで時間がゆっくりと流れるような穏やかな光景が広がっています。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第5局への意気込みを語りました。
「一局一局勝っていくしかない。今の自分にできるベストを尽くせるように頑張りたい。」
「これまでの4局は精いっぱい戦えていると思う。いいコンディションで臨めるようにしたい。」
日本棋院売店が入荷した『張栩のワタリ詰碁』は連名サインが入っています。☺️✨限定数ですのでお早めに✨
張栩九段のサイン入り本『ワタリ詰碁』が届きました!めちゃくちゃ嬉しいです✨🥳
早速、中を見てみたら、内容もすごく面白くて、華麗な大技も満載😄🩷🩷
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