第72期囲碁王座戦(日本経済新聞社主催)で五番勝負を制し、王座のタイトルを獲得した井山裕太王座の就位式が2月19日、大阪市内のホテルで開催されました。
井山王座にとって今回の王座獲得は通算10期目となり、これにより「名誉王座」の資格を得ました。式典では、日本棋院の武宮陽光理事長から「王座允許状」が授与され、日本経済新聞社の岡田直敏会長からはトロフィーと名誉王座獲得の功労金の目録が手渡されました。
昨年行われた王座戦五番勝負では、挑戦者の芝野虎丸九段と対戦し、3勝1敗で防衛に成功しました。井山王座はこれまで数々のタイトル戦で輝かしい実績を残してきましたが、王座の通算10期達成により、さらに歴史に名を刻むこととなりました。
名誉王座の称号は、60歳に達するか引退後に正式に名乗ることができます。式典で井山王座は「厳しい戦いの連続ですが、戦う姿や結果を通じて、何かを伝えられるよう今後も精進したい」と語りました。
井山王座の地元・大阪で行われた就位式には、多くの囲碁ファンも駆けつけました。約200人が会場に集まり、井山王座の偉業を祝福しました。
第72期囲碁王座戦(日本経済新聞社主催)で五番勝負を制し、王座のタイトルを獲得した井山裕太王座の就位式が2月19日、大阪市内のホテルで開催されました。
井山王座にとって今回の王座獲得は通算10期目となり、これにより「名誉王座」の資格を得ました。式典では、日本棋院の武宮陽光理事長から「王座允許状」が授与され、日本経済新聞社の岡田直敏会長からはトロフィーと名誉王座獲得の功労金の目録が手渡されました。
昨年行われた王座戦五番勝負では、挑戦者の芝野虎丸九段と対戦し、3勝1敗で防衛に成功しました。井山王座はこれまで数々のタイトル戦で輝かしい実績を残してきましたが、王座の通算10期達成により、さらに歴史に名を刻むこととなりました。
名誉王座の称号は、60歳に達するか引退後に正式に名乗ることができます。式典で井山王座は「厳しい戦いの連続ですが、戦う姿や結果を通じて、何かを伝えられるよう今後も精進したい」と語りました。
井山王座の地元・大阪で行われた就位式には、多くの囲碁ファンも駆けつけました。約200人が会場に集まり、井山王座の偉業を祝福しました。
第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第11局が2月18日、中国・上海のグランドセントラルホテルで行われ、日本チームの最後の代表として芝野虎丸九段が登場しました。対局は序盤の下辺での攻防が大きな分岐点となりました。芝野九段はミスを犯し、早々に形勢が傾いてしまいました。その後、逆転を狙って粘り強く打ち続けましたが、朴廷桓九段の安定した打ち回しにより、チャンスをつかむことができませんでした。結果的に、芝野九段は11局目で敗れ、日本チームの今大会での戦いが終わりました。
芝野九段の敗退により、大会は韓国 vs 中国の一騎打ちとなりました。ここまでの成績は韓国5勝3敗、中国5勝3敗。残る棋士は、韓国が朴廷桓九段と申真諝九段、中国が李軒豪九段と丁浩九段となりました。
次戦の第12局では、朴廷桓九段が中国の李軒豪九段と対戦します。両者の対戦成績は朴廷桓九段の3勝2敗です。
第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第11局が2月18日、中国・上海のグランドセントラルホテルで行われ、日本チームの最後の代表として芝野虎丸九段が登場しました。対局は序盤の下辺での攻防が大きな分岐点となりました。芝野九段はミスを犯し、早々に形勢が傾いてしまいました。その後、逆転を狙って粘り強く打ち続けましたが、朴廷桓九段の安定した打ち回しにより、チャンスをつかむことができませんでした。結果的に、芝野九段は11局目で敗れ、日本チームの今大会での戦いが終わりました。
芝野九段の敗退により、大会は韓国 vs 中国の一騎打ちとなりました。ここまでの成績は韓国5勝3敗、中国5勝3敗。残る棋士は、韓国が朴廷桓九段と申真諝九段、中国が李軒豪九段と丁浩九段となりました。
次戦の第12局では、朴廷桓九段が中国の李軒豪九段と対戦します。両者の対戦成績は朴廷桓九段の3勝2敗です。
白を全滅させてください。不注意に打つと、半分生きられてしまいます。
黒1の切りは、白2のマガリが好手で、白6まで行きます。
黒1が手筋。白2に黒3の打ち欠きで白全滅となります。
黒の手数は三手。初手を誤ると、白の手数を増やしてしまう。
黒1のサガリは白2と受けられて、黒一手負け。
黒1が手数を縮める手筋。白2は黒3で、黒一手勝ちになる。
黒二子と白三子の攻め合いである。手数は黒白とも同じ三手だが、手数を縮めるにはどう打てばいいか。
黒1のオキは、黒二子との関連もなく、白三子の手数も縮めていないので、失敗は明らか。
黒1のハネは白2と受けられて、白6のアテが利き、黒一手負けである。
黒1のオキは手筋。黒3、5と黒一手勝ちになる。
第26回農心辛ラーメン杯最終ラウンドとなる第3ラウンドは17日、中国・上海のグランドセントラルホテルで開幕しました。芝野虎丸九段が205手で謝爾豪九段に黒番中押し勝ちを収め、日本チームに今大会初勝利しました。
芝野九段が農心杯での通算成績は3勝5敗となりました。日本は今回の大会の「全敗」を回避しました。
18日には第11局が行われ、芝野虎丸九段が韓国の朴廷桓九段と対戦します。両者のこれまでの対戦成績は、朴廷桓九段の7勝2敗。農心杯では初の対決となります。
第26回農心辛ラーメン杯最終ラウンドとなる第3ラウンドは17日、中国・上海のグランドセントラルホテルで開幕しました。芝野虎丸九段が205手で謝爾豪九段に黒番中押し勝ちを収め、日本チームに今大会初勝利しました。
芝野九段が農心杯での通算成績は3勝5敗となりました。日本は今回の大会の「全敗」を回避しました。
18日には第11局が行われ、芝野虎丸九段が韓国の朴廷桓九段と対戦します。両者のこれまでの対戦成績は、朴廷桓九段の7勝2敗。農心杯では初の対決となります。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第4局が、2月12日と13日の両日、静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で打たれました。
挑戦者の井山裕太王座が316手まで一力遼棋聖に黒番4目半勝ちを収め、棋聖位奪還に王手をかけました。
第5局は2月26日(水)2月27日(木)千葉県勝浦市「三日月シーパークホテル勝浦」で行われます。
【第49期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第4局が、2月12日と13日の両日、静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で打たれました。
挑戦者の井山裕太王座が316手まで一力遼棋聖に黒番4目半勝ちを収め、棋聖位奪還に王手をかけました。
第5局は2月26日(水)2月27日(木)千葉県勝浦市「三日月シーパークホテル勝浦」で行われます。
【第49期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第4局が、2月12日と13日の両日、静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で打たれました。
挑戦者の井山裕太王座が316手まで一力遼棋聖に黒番4目半勝ちを収め、棋聖位奪還に王手をかけました。
第5局は2月26日(水)2月27日(木)千葉県勝浦市「三日月シーパークホテル勝浦」で行われます。
【第49期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太王座 対 一力遼棋聖(白)
2月12日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第4局、1日目の対局が仙台市の宮城県知事公館で行われました。
黒番の井山裕太王座が113手目を封じて1日目が終了しました。
1日目終了時点: 一力遼棋聖(白番)の勝率は 17% です。
【第49期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太王座 vs (白)一力遼棋聖
2月12日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第4局、1日目の対局が仙台市の宮城県知事公館で行われました。
黒番の井山裕太王座が113手目を封じて1日目が終了しました。
1日目終了時点: 一力遼棋聖(白番)の勝率は 17% です。
【第49期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太王座 vs (白)一力遼棋聖
2月12日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第4局、1日目の対局が仙台市の宮城県知事公館で行われました。
黒番の井山裕太王座が113手目を封じて1日目が終了しました。
1日目終了時点: 一力遼棋聖(白番)の勝率は 17% です。
【第49期棋聖戦挑戦手合第4局】(黒)井山裕太王座 vs (白)一力遼棋聖
第49期棋聖戦七番勝負第4局は、2月12日から13日にかけて静岡県熱海市の「熱海後楽園ホテル」で行われます。一力棋聖が勝ってシリーズをタイに持ち込むか、それとも井山王座が王手をかけるか、注目が集まります。第4局を前に「熱海後楽園ホテル」で検分が行われました。
対局室窓の外に広がる青く輝く海は、穏やかな波が静かに打ち寄せ、太陽の光を浴びて水面がキラキラと煌めき、心を癒す素晴らしい景色が広がっています。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第4局への意気込みを語りました。
「これまで内容的にも苦しい時間が長いと感じている。いい方向に流れを変えていきたい。」
「対局が続く大変な面もあるが、それよりもいい緊張感で過ごせていることがプラスになっている。内容的には今の自分を出せている。」
11日夜、関係者や囲碁ファンを交えての食事会が開かれました。
第49期棋聖戦七番勝負第4局は、2月12日から13日にかけて静岡県熱海市の「熱海後楽園ホテル」で行われます。一力棋聖が勝ってシリーズをタイに持ち込むか、それとも井山王座が王手をかけるか、注目が集まります。第4局を前に「熱海後楽園ホテル」で検分が行われました。
対局室窓の外に広がる青く輝く海は、穏やかな波が静かに打ち寄せ、太陽の光を浴びて水面がキラキラと煌めき、心を癒す素晴らしい景色が広がっています。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第4局への意気込みを語りました。
「これまで内容的にも苦しい時間が長いと感じている。いい方向に流れを変えていきたい。」
「対局が続く大変な面もあるが、それよりもいい緊張感で過ごせていることがプラスになっている。内容的には今の自分を出せている。」
11日夜、関係者や囲碁ファンを交えての食事会が開かれました。
第49期棋聖戦七番勝負第4局は、2月12日から13日にかけて静岡県熱海市の「熱海後楽園ホテル」で行われます。一力棋聖が勝ってシリーズをタイに持ち込むか、それとも井山王座が王手をかけるか、注目が集まります。第4局を前に「熱海後楽園ホテル」で検分が行われました。
対局室窓の外に広がる青く輝く海は、穏やかな波が静かに打ち寄せ、太陽の光を浴びて水面がキラキラと煌めき、心を癒す素晴らしい景色が広がっています。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第4局への意気込みを語りました。
「これまで内容的にも苦しい時間が長いと感じている。いい方向に流れを変えていきたい。」
「対局が続く大変な面もあるが、それよりもいい緊張感で過ごせていることがプラスになっている。内容的には今の自分を出せている。」
11日夜、関係者や囲碁ファンを交えての食事会が開かれました。
上方の黒の大石に目がありません。相手の弱点はどこか。それを探すのが一番大切です。
黒1、3と、眼を作ることだけを考えていると、白6で終わり!黒は死んでしまいます。
黒1、3は手筋。AとBは見合いで、黒が生還できます。
白二子をどう取るか。急所を外すとうまく取れない。
黒1と詰めて3のオサエは普通の手だが、白2とさがられてうまくいかない。白2の点は双方の急所だ。
黒1のツケが白のダメをつめる手筋。この後、白6には黒7と下がり、白の手数は延びれない。
黒1のツケに白2のハネ出しは、黒3ときる。この変化も攻め合い黒一手勝ち。
韓国棋院は、アゲハマを正しく置かなかった場合の「反則負け規則」を廃止することを決定し、中国棋院に対して新たな規則が制定されるまで現行の判罰を適用しない立場を伝えました。中国棋院は6日、韓国棋院に公文を送り、この決定を歓迎する意向を示しました。
今回の合意を受け、第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁団体選手権の第3ステージは、予定通り今月17日から上海で開催されることになりそうです。また、第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦も、近日中に開催される見通しとなっています。
この規則は、第29回LG杯朝鮮日報世界棋王戦の決勝戦で大きな問題となりました。先月20日から23日にかけて行われた三番勝負において、中国の柯潔九段は第2局で2回アゲハマを正しく置かなかったとして反則負けとなりました。その後、第3局では判罰の決定を受け入れずに途中棄権し、大会を辞退する事態となりました。
この判定に対し、中国棋院は抗議し、韓国棋院に対して適切な対応を求めました。また、中国側は、今月6日から10日まで開催予定だった第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦への不参加を通達しました。しかし、韓国側が迅速に規則を変更する措置を取ったことを受け、中国棋院もそれに応じる姿勢を示し、両国間の対立は早期に解消されました。
この問題をめぐる中韓間の対立は一時激化しましたが、迅速な対応により、囲碁界の国際大会はスムーズに進められることになりました。今後の両国の関係にも注目が集まります。
韓国棋院は、アゲハマを正しく置かなかった場合の「反則負け規則」を廃止することを決定し、中国棋院に対して新たな規則が制定されるまで現行の判罰を適用しない立場を伝えました。中国棋院は6日、韓国棋院に公文を送り、この決定を歓迎する意向を示しました。
今回の合意を受け、第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁団体選手権の第3ステージは、予定通り今月17日から上海で開催されることになりそうです。また、第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦も、近日中に開催される見通しとなっています。
この規則は、第29回LG杯朝鮮日報世界棋王戦の決勝戦で大きな問題となりました。先月20日から23日にかけて行われた三番勝負において、中国の柯潔九段は第2局で2回アゲハマを正しく置かなかったとして反則負けとなりました。その後、第3局では判罰の決定を受け入れずに途中棄権し、大会を辞退する事態となりました。
この判定に対し、中国棋院は抗議し、韓国棋院に対して適切な対応を求めました。また、中国側は、今月6日から10日まで開催予定だった第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦への不参加を通達しました。しかし、韓国側が迅速に規則を変更する措置を取ったことを受け、中国棋院もそれに応じる姿勢を示し、両国間の対立は早期に解消されました。
この問題をめぐる中韓間の対立は一時激化しましたが、迅速な対応により、囲碁界の国際大会はスムーズに進められることになりました。今後の両国の関係にも注目が集まります。
白二子をゲタにして捕まえられれば大成功だが、どう手順を尽くしてゲタに繋げるか。
黒1とカケるのが失敗。白8まで突破されてしまう。
黒1のケイマは前図のトビよりまだましだが、白2から6まで出られて止まらない。
黒1、3の利かしが手筋です。黒5にケイマすれば、白は突破できない形になる。
上辺の黒五子を助けるのがテーマ。そのためには、白二子か三子のどちらかを取らなければいけない。
黒1のアタリを決めてしまうのは味気ない。黒3とトンでも白4と逃げられる。
黒1のトビが左右の白を見合いにした手筋である。黒5のツギまで、AとBの白を取ることが見合いとなる。
右上隅の白の死活を脅かして、大戦果を上げる。
黒1からツケヒキは、白4で生きる相場。
黒1のノゾキから白2のとき、黒3のアテツケが強烈コンビネーション手筋である。かなめ石の白二子が落ちてしまう。
黒1に白2とツグのは、黒15までは白全滅になる。かなめ石の白二子を捨てるしかない。
黒を二分しているかなめ石の◯の一子をどう取るかどうかが課題。
黒1のアテから白2ツギに黒3のカケは、すぐ浮かぶ着想だが、白4、6に切られて、包囲網は破れる。
黒1と迫り、白2のツギなら黒3のケイマが筋に当たる。白はどう打っても逃げられない。
黒1に白2のコスミツケも考えられる。この場合は黒3とアテ、5のハネが急所。以下黒15まで、白が取られる。
今回のLG杯における規則論争について、柯潔九段と卞相壹九段はともにこの争議の犠牲者であり、両国の棋院も大きなプレッシャーを受けている状況です。
LG杯争議事件を契機に、統一された世界大会のルール整備や国際組織の創設が進む可能性があると期待されています。
AlphaGoが登場し囲碁ブームを巻き起こしたにもかかわらず、囲碁は英語の名称すら統一されていないという点は非常に残念です。
日中韓三国がその好機を十分に活かして世界普及に努めなかったのが反省すべきです。
今回のLG杯争議事件は、囲碁界にとって大きな危機であると同時に、改革の機運を高める絶好の機会でもあります。
新たな大会制度の導入、資源の集中、賞金の大幅な引き上げといった施策を通じ、国際的な影響力を高める意見もあります。
これにより、より多くの注目とスポンサーシップを集め、囲碁界全体の発展につなげることが期待されます。
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第3局が、2月5日と6日の両日、宮城県仙台市の「宮城県知事公館」で打たれました。
挑戦者の井山裕太王座が274手で一力遼棋聖に白番中押し勝ちを収め、シリーズ成績を2勝1敗としました。
第4局は2月12日(水)、2月13日(木)静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で行われます。
9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。
9:10 - 封じ手を立会人の山下敬吾九段が開封しました。
9:10 - 一力棋聖がその場所に打って対局が再開された。
午前のおやつ
12:00 昼食
13:00 - 対局が再開されました。
15:00 午後のおやつ
19:40 終局
【第49期棋聖戦挑戦手合第3局】(黒) 一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第3局が、2月5日と6日の両日、宮城県仙台市の「宮城県知事公館」で打たれました。
挑戦者の井山裕太王座が274手で一力遼棋聖に白番中押し勝ちを収め、シリーズ成績を2勝1敗としました。
第4局は2月12日(水)、2月13日(木)静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で行われます。
9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。
9:10 - 封じ手を立会人の山下敬吾九段が開封しました。
9:10 - 一力棋聖がその場所に打って対局が再開された。
午前のおやつ
12:00 昼食
13:00 - 対局が再開されました。
15:00 午後のおやつ
19:40 終局
【第49期棋聖戦挑戦手合第3局】(黒) 一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)
第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第3局が、2月5日と6日の両日、宮城県仙台市の「宮城県知事公館」で打たれました。
挑戦者の井山裕太王座が274手で一力遼棋聖に白番中押し勝ちを収め、シリーズ成績を2勝1敗としました。
第4局は2月12日(水)、2月13日(木)静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で行われます。
9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。
9:10 - 封じ手を立会人の山下敬吾九段が開封しました。
9:10 - 一力棋聖がその場所に打って対局が再開された。
午前のおやつ
12:00 昼食
13:00 - 対局が再開されました。
15:00 午後のおやつ
19:40 終局
【第49期棋聖戦挑戦手合第3局】(黒) 一力遼棋聖 対 井山裕太王座(白)
関西棋院賞の選考委員会が2025年1月31日(金)に開催され、2024年の成績をもとに受賞者が決定しました。
表彰式は2025年3月10日(月)に開催予定です。
賞 | 受賞者 | 受賞回数・備考 |
---|---|---|
最優秀棋士賞 (1年間で最も活躍した棋士に贈られる) | 余正麒 八段(29歳) | 8回目(5年連続) |
利仙賞(敢闘賞) (最優秀棋士賞に準ずる賞) | 村川大介 九段(34歳) | 6回目(7年ぶり) |
道玄賞(殊勲賞) (利仙賞に準ずる賞・対象は八段以下) | 佐田篤史 七段(29歳) | 初受賞 |
新人賞 (六段以下で26歳未満または入段後3年以内の棋士が対象・再選不可) | 辻 篤仁 五段(22歳) | 初受賞 |
連勝賞 (1年間の最多連勝者) | 原 正和 四段(26歳) | 11連勝・初受賞 |
山野賞 (普及に貢献した棋士に贈られる) | 関山利道 九段(51歳) | 初受賞 |
永井賞 (30歳未満の優秀棋士に贈られる) | 呉 柏毅 六段(29歳) | 2回目(8年ぶり) |
吉田賞 (交流対局で10勝以上の最多勝者に贈られる) | 村川大介 九段(34歳) | 16勝・4回目(6年ぶり) |
余正麒 八段(29歳) | 16勝・10回目(10年連続) | |
田中康湧 五段(23歳) | 16勝・初受賞 | |
谷口賞 (26歳未満の若手棋士に贈られる激励賞) | 田中康湧 五段(23歳) | 初受賞 |
第58回棋道賞の受賞者が1月28日に決定しました。棋道賞は、月刊誌『月刊 碁ワールド』の前身である『棋道』の時代に創設され、日本棋院所属の棋士を対象に、前年の成績をもとに選出される賞です。
選考は、タイトル戦を主催・協賛する新聞各社やテレビ局の囲碁担当者によって行われ、最優秀棋士賞、優秀棋士賞、新人賞、女流賞、国際賞、最多勝利賞、勝率第1位賞、連勝賞、最多対局賞 の各部門で受賞者が選ばれます。
賞 | 受賞者 | 主な成績 |
---|---|---|
最優秀棋士賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊 | 国内四冠、応氏杯優勝 |
優秀棋士賞 | 井山裕太 王座・碁聖・十段 | 国内三冠 |
新人賞 | 福岡航太朗 竜星 | 竜星戦優勝 |
女流賞 | 藤沢里菜 女流本因坊・女流名人・扇興杯 | 女流三冠 |
国際賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊・応氏杯 | 応氏杯優勝、国内四冠 |
上野愛咲美 女流立葵杯 | 呉清源杯優勝 | |
最多勝利賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 53勝(27敗) |
勝率第1位賞 | 三浦太郎 新人王 | 0.8039(41勝10敗) |
連勝賞 | 六浦雄太 八段 | 13連勝(2024/1/8~2024/5/2) |
鶴田和志 七段 | 13連勝(2024/5/6~2024/9/9) | |
最多対局賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 80局 |
第58回棋道賞の受賞者が1月28日に決定しました。棋道賞は、月刊誌『月刊 碁ワールド』の前身である『棋道』の時代に創設され、日本棋院所属の棋士を対象に、前年の成績をもとに選出される賞です。
選考は、タイトル戦を主催・協賛する新聞各社やテレビ局の囲碁担当者によって行われ、最優秀棋士賞、優秀棋士賞、新人賞、女流賞、国際賞、最多勝利賞、勝率第1位賞、連勝賞、最多対局賞 の各部門で受賞者が選ばれます。
賞 | 受賞者 | 主な成績 |
---|---|---|
最優秀棋士賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊 | 国内四冠、応氏杯優勝 |
優秀棋士賞 | 井山裕太 王座・碁聖・十段 | 国内三冠 |
新人賞 | 福岡航太朗 竜星 | 竜星戦優勝 |
女流賞 | 藤沢里菜 女流本因坊・女流名人・扇興杯 | 女流三冠 |
国際賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊・応氏杯 | 応氏杯優勝、国内四冠 |
上野愛咲美 女流立葵杯 | 呉清源杯優勝 | |
最多勝利賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 53勝(27敗) |
勝率第1位賞 | 三浦太郎 新人王 | 0.8039(41勝10敗) |
連勝賞 | 六浦雄太 八段 | 13連勝(2024/1/8~2024/5/2) |
鶴田和志 七段 | 13連勝(2024/5/6~2024/9/9) | |
最多対局賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 80局 |
第58回棋道賞の受賞者が1月28日に決定しました。棋道賞は、月刊誌『月刊 碁ワールド』の前身である『棋道』の時代に創設され、日本棋院所属の棋士を対象に、前年の成績をもとに選出される賞です。
選考は、タイトル戦を主催・協賛する新聞各社やテレビ局の囲碁担当者によって行われ、最優秀棋士賞、優秀棋士賞、新人賞、女流賞、国際賞、最多勝利賞、勝率第1位賞、連勝賞、最多対局賞 の各部門で受賞者が選ばれます。
賞 | 受賞者 | 主な成績 |
---|---|---|
最優秀棋士賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊 | 国内四冠、応氏杯優勝 |
優秀棋士賞 | 井山裕太 王座・碁聖・十段 | 国内三冠 |
新人賞 | 福岡航太朗 竜星 | 竜星戦優勝 |
女流賞 | 藤沢里菜 女流本因坊・女流名人・扇興杯 | 女流三冠 |
国際賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊・応氏杯 | 応氏杯優勝、国内四冠 |
上野愛咲美 女流立葵杯 | 呉清源杯優勝 | |
最多勝利賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 53勝(27敗) |
勝率第1位賞 | 三浦太郎 新人王 | 0.8039(41勝10敗) |
連勝賞 | 六浦雄太 八段 | 13連勝(2024/1/8~2024/5/2) |
鶴田和志 七段 | 13連勝(2024/5/6~2024/9/9) | |
最多対局賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 80局 |
第58回棋道賞の受賞者が1月28日に決定しました。棋道賞は、月刊誌『月刊 碁ワールド』の前身である『棋道』の時代に創設され、日本棋院所属の棋士を対象に、前年の成績をもとに選出される賞です。
選考は、タイトル戦を主催・協賛する新聞各社やテレビ局の囲碁担当者によって行われ、最優秀棋士賞、優秀棋士賞、新人賞、女流賞、国際賞、最多勝利賞、勝率第1位賞、連勝賞、最多対局賞 の各部門で受賞者が選ばれます。
賞 | 受賞者 | 主な成績 |
---|---|---|
最優秀棋士賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊 | 国内四冠、応氏杯優勝 |
優秀棋士賞 | 井山裕太 王座・碁聖・十段 | 国内三冠 |
新人賞 | 福岡航太朗 竜星 | 竜星戦優勝 |
女流賞 | 藤沢里菜 女流本因坊・女流名人・扇興杯 | 女流三冠 |
国際賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊・応氏杯 | 応氏杯優勝、国内四冠 |
上野愛咲美 女流立葵杯 | 呉清源杯優勝 | |
最多勝利賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 53勝(27敗) |
勝率第1位賞 | 三浦太郎 新人王 | 0.8039(41勝10敗) |
連勝賞 | 六浦雄太 八段 | 13連勝(2024/1/8~2024/5/2) |
鶴田和志 七段 | 13連勝(2024/5/6~2024/9/9) | |
最多対局賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 80局 |
第58回棋道賞の受賞者が1月28日に決定しました。棋道賞は、月刊誌『月刊 碁ワールド』の前身である『棋道』の時代に創設され、日本棋院所属の棋士を対象に、前年の成績をもとに選出される賞です。
選考は、タイトル戦を主催・協賛する新聞各社やテレビ局の囲碁担当者によって行われ、最優秀棋士賞、優秀棋士賞、新人賞、女流賞、国際賞、最多勝利賞、勝率第1位賞、連勝賞、最多対局賞 の各部門で受賞者が選ばれます。
賞 | 受賞者 | 主な成績 |
---|---|---|
最優秀棋士賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊 | 国内四冠、応氏杯優勝 |
優秀棋士賞 | 井山裕太 王座・碁聖・十段 | 国内三冠 |
新人賞 | 福岡航太朗 竜星 | 竜星戦優勝 |
女流賞 | 藤沢里菜 女流本因坊・女流名人・扇興杯 | 女流三冠 |
国際賞 | 一力遼 棋聖・名人・天元・本因坊・応氏杯 | 応氏杯優勝、国内四冠 |
上野愛咲美 女流立葵杯 | 呉清源杯優勝 | |
最多勝利賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 53勝(27敗) |
勝率第1位賞 | 三浦太郎 新人王 | 0.8039(41勝10敗) |
連勝賞 | 六浦雄太 八段 | 13連勝(2024/1/8~2024/5/2) |
鶴田和志 七段 | 13連勝(2024/5/6~2024/9/9) | |
最多対局賞 | 藤沢里菜 女流本因坊 | 80局 |
2月5日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第3局、1日目の対局が仙台市の宮城県知事公館で行われます。黒番の一力棋聖が83手目を封じて1日目が終了しました。
1月24日 - 検分と前夜祭 👈👈
2月5日 8:53 - 一力棋聖が入室。
2月5日 8:55 - 井山王座も入室。
2月5日 9:00 - 立会人の山下敬吾九段の合図で対局が始まりました。
2月5日 10:30 - 午前のおやつ。
2月5日 12:00 - 昼食時間。
2月5日 13:00 - 対局が再開されました。
2月5日 15:00 - 午後のおやつ。
2月5日 17:30 - 一力棋聖が「封じ手」を行いました。
2月5日 17:40 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
一力遼棋聖(黒番)の勝率は 41% です。
2月5日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第3局、1日目の対局が仙台市の宮城県知事公館で行われます。黒番の一力棋聖が83手目を封じて1日目が終了しました。
1月24日 - 検分と前夜祭 👈👈
2月5日 8:53 - 一力棋聖が入室。
2月5日 8:55 - 井山王座も入室。
2月5日 9:00 - 立会人の山下敬吾九段の合図で対局が始まりました。
2月5日 10:30 - 午前のおやつ。
2月5日 12:00 - 昼食時間。
2月5日 13:00 - 対局が再開されました。
2月5日 15:00 - 午後のおやつ。
2月5日 17:30 - 一力棋聖が「封じ手」を行いました。
2月5日 17:40 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
一力遼棋聖(黒番)の勝率は 41% です。
2月5日、第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の第3局、1日目の対局が仙台市の宮城県知事公館で行われます。黒番の一力棋聖が83手目を封じて1日目が終了しました。
1月24日 - 検分と前夜祭 👈👈
2月5日 8:53 - 一力棋聖が入室。
2月5日 8:55 - 井山王座も入室。
2月5日 9:00 - 立会人の山下敬吾九段の合図で対局が始まりました。
2月5日 10:30 - 午前のおやつ。
2月5日 12:00 - 昼食時間。
2月5日 13:00 - 対局が再開されました。
2月5日 15:00 - 午後のおやつ。
2月5日 17:30 - 一力棋聖が「封じ手」を行いました。
2月5日 17:40 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
一力遼棋聖(黒番)の勝率は 41% です。
第49期棋聖戦七番勝負第3局は、2月5日から6日にかけて宮城県知事公館で行われます。一力棋聖が地元で白星を挙げるのか、それとも井山王座が勝ち越しを決めるのか、注目が集まります。第3局を前に、2月4日、宮城県知事公館で検分が行われました。
宮城県知事公館は、国内外の賓客を迎える迎賓館として利用されており、歴史的価値の高い建物です。特に正門は、大正9年(1920年)に取り壊された仙台城の中門(寅門)の部材を使用しており、仙台城の歴史を今に伝える貴重な遺構の一つとされています。
対局室は、雪見障子越しに美しい庭園を望む和室で、床の間には伊達政宗公の像が飾られています。昨年も同じ部屋で対局が行われたことから、検分は数分で終了しました。その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第3局への意気込みを語りました。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
「3年連続で棋聖として地元に戻ってこられたことをうれしく思います。第2局以降は、研究会でほかの方と打ったり、自分で勉強したりしながら、比較的リラックスして過ごせました。第2局で勝てたのは大きかったですが、内容的には押されていた部分もあり、そこが課題です。1勝1敗で仕切り直しということで、集中して第3局に臨みたいと思います。」
「これまでの2局はいずれも難しい内容でしたが、自分なりにそれなりのパフォーマンスは出せていると思います。これまで通り、その場で感じたことを最優先に考えて打っていくつもりです。仙台での対局はアウェーではありますが、温かく迎えていただいているので、気持ちよく打てています。スポーツとは違い、観客がその場で応援することもないので、一手一手に全力を尽くしていくだけです。」
同日夜には、仙台市の仙台国際ホテルで前夜祭が行われました。前夜祭には、第3局の共催者である河北新報社の一力雅彦社長や郡和子仙台市長をはじめ、多くの囲碁ファンが参加し、国内外で活躍する地元の英雄・一力棋聖を応援しました。
特に注目を集めたのは、記念の花束贈呈を担当したプレゼンターの存在でした。贈呈を務めたのは、一力棋聖が幼少期に指導を受けた大沢伸一郎さんの娘、巴さんと希さん。一力棋聖は、意外なプレゼンターの登場に思わず笑顔を見せました。
大沢さんは当時の一力棋聖について、「教えられたことを頭の中で整理して処理する能力がずば抜けて高かった。その一方で、負けたら悔しくて泣くこともあり、すごく情緒豊かでした」と振り返りました。また、第3局について「一力棋聖の性格上、『周りの期待』を感じるかもしれませんが、こういう局面を乗り越えてほしいですね。自然体でいれば、きっと勝てると思います」とエールを送りました。
第49期棋聖戦七番勝負第3局は、2月5日から6日にかけて宮城県知事公館で行われます。一力棋聖が地元で白星を挙げるのか、それとも井山王座が勝ち越しを決めるのか、注目が集まります。第3局を前に、2月4日、宮城県知事公館で検分が行われました。
宮城県知事公館は、国内外の賓客を迎える迎賓館として利用されており、歴史的価値の高い建物です。特に正門は、大正9年(1920年)に取り壊された仙台城の中門(寅門)の部材を使用しており、仙台城の歴史を今に伝える貴重な遺構の一つとされています。
対局室は、雪見障子越しに美しい庭園を望む和室で、床の間には伊達政宗公の像が飾られています。昨年も同じ部屋で対局が行われたことから、検分は数分で終了しました。その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第3局への意気込みを語りました。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
「3年連続で棋聖として地元に戻ってこられたことをうれしく思います。第2局以降は、研究会でほかの方と打ったり、自分で勉強したりしながら、比較的リラックスして過ごせました。第2局で勝てたのは大きかったですが、内容的には押されていた部分もあり、そこが課題です。1勝1敗で仕切り直しということで、集中して第3局に臨みたいと思います。」
「これまでの2局はいずれも難しい内容でしたが、自分なりにそれなりのパフォーマンスは出せていると思います。これまで通り、その場で感じたことを最優先に考えて打っていくつもりです。仙台での対局はアウェーではありますが、温かく迎えていただいているので、気持ちよく打てています。スポーツとは違い、観客がその場で応援することもないので、一手一手に全力を尽くしていくだけです。」
同日夜には、仙台市の仙台国際ホテルで前夜祭が行われました。前夜祭には、第3局の共催者である河北新報社の一力雅彦社長や郡和子仙台市長をはじめ、多くの囲碁ファンが参加し、国内外で活躍する地元の英雄・一力棋聖を応援しました。
特に注目を集めたのは、記念の花束贈呈を担当したプレゼンターの存在でした。贈呈を務めたのは、一力棋聖が幼少期に指導を受けた大沢伸一郎さんの娘、巴さんと希さん。一力棋聖は、意外なプレゼンターの登場に思わず笑顔を見せました。
大沢さんは当時の一力棋聖について、「教えられたことを頭の中で整理して処理する能力がずば抜けて高かった。その一方で、負けたら悔しくて泣くこともあり、すごく情緒豊かでした」と振り返りました。また、第3局について「一力棋聖の性格上、『周りの期待』を感じるかもしれませんが、こういう局面を乗り越えてほしいですね。自然体でいれば、きっと勝てると思います」とエールを送りました。
第49期棋聖戦七番勝負第3局は、2月5日から6日にかけて宮城県知事公館で行われます。一力棋聖が地元で白星を挙げるのか、それとも井山王座が勝ち越しを決めるのか、注目が集まります。第3局を前に、2月4日、宮城県知事公館で検分が行われました。
宮城県知事公館は、国内外の賓客を迎える迎賓館として利用されており、歴史的価値の高い建物です。特に正門は、大正9年(1920年)に取り壊された仙台城の中門(寅門)の部材を使用しており、仙台城の歴史を今に伝える貴重な遺構の一つとされています。
対局室は、雪見障子越しに美しい庭園を望む和室で、床の間には伊達政宗公の像が飾られています。昨年も同じ部屋で対局が行われたことから、検分は数分で終了しました。その後、一力棋聖と井山王座は前日インタビューに応じ、それぞれ第3局への意気込みを語りました。
碁石や碁盤の感触、室内の温度、トイレの位置などを確認した両対局者は、数分で検分を終えました。
「3年連続で棋聖として地元に戻ってこられたことをうれしく思います。第2局以降は、研究会でほかの方と打ったり、自分で勉強したりしながら、比較的リラックスして過ごせました。第2局で勝てたのは大きかったですが、内容的には押されていた部分もあり、そこが課題です。1勝1敗で仕切り直しということで、集中して第3局に臨みたいと思います。」
「これまでの2局はいずれも難しい内容でしたが、自分なりにそれなりのパフォーマンスは出せていると思います。これまで通り、その場で感じたことを最優先に考えて打っていくつもりです。仙台での対局はアウェーではありますが、温かく迎えていただいているので、気持ちよく打てています。スポーツとは違い、観客がその場で応援することもないので、一手一手に全力を尽くしていくだけです。」
同日夜には、仙台市の仙台国際ホテルで前夜祭が行われました。前夜祭には、第3局の共催者である河北新報社の一力雅彦社長や郡和子仙台市長をはじめ、多くの囲碁ファンが参加し、国内外で活躍する地元の英雄・一力棋聖を応援しました。
特に注目を集めたのは、記念の花束贈呈を担当したプレゼンターの存在でした。贈呈を務めたのは、一力棋聖が幼少期に指導を受けた大沢伸一郎さんの娘、巴さんと希さん。一力棋聖は、意外なプレゼンターの登場に思わず笑顔を見せました。
大沢さんは当時の一力棋聖について、「教えられたことを頭の中で整理して処理する能力がずば抜けて高かった。その一方で、負けたら悔しくて泣くこともあり、すごく情緒豊かでした」と振り返りました。また、第3局について「一力棋聖の性格上、『周りの期待』を感じるかもしれませんが、こういう局面を乗り越えてほしいですね。自然体でいれば、きっと勝てると思います」とエールを送りました。
ヨセは、通常対局終盤に打たれる地の境界に関する着手のこと。かつては「侵分」とも呼んだが、現在では一般的ではない。布石、中盤を通じて明らかになってきた双方の地を確定していく段階であるが、中盤とヨセの境目は明確ではない。
力戦(りきせん)とは、定石(定跡)から外れた戦いのことである。前例がない対局であれば、対局者自身の実力のみで戦うという意味からか。
白と黒の眼のない石が接触し、先にダメの詰まった方が取られてしまう状態をいう。
フリカワリは、相手に利益を与える代わり、自分も別の場所で利益を取って変化することを指す。漢字では「振り替わり」と表記される。布石からヨセに至るまで、幅広く用いられる概念である。
打ち込みや模様の消しの際に、石の強弱を適切に判断して「弱い石や孤立した石の始末をうまくつけること」(大辞泉)。全てを助けようとするのではなく、捨て石の手筋を活用して形を整えるなどが代表的なサバキの手筋で、高度なテクニックに属する。敵の重包囲網下でなんとか二眼を作り、生きを求めるような打ち方は「シノギ」と呼ばれ、サバキと区別される。
日本の刃物(日本刀・和包丁)の刃身部分で、刃と峰の間の膨らんでいる部分。鎬に走っている線を鎬筋(しのぎすじ)、鎬筋と峰との間の平地の部分を鎬地(しのぎじ)という
相手の勢力が圧倒的に強い場所で、相手の攻めを巧みにいなして自分の石を生存に導くこと。
相手の石を攻撃して利得を図ることを指す。必ずしも相手の石を取ることを意味しない。相手の石を挟撃する、厚みを活用する、根拠を奪うなど、様々なパターンがある。