
9月1日に行われた第51期碁聖戦予選Aで、木部夏生三段が藤沢里菜女流本因坊に白番中押し勝ちを収め、七タイトル棋戦本戦進出まであと1勝に迫りました。予選決勝の対局相手は福岡航太朗七段です。
序盤は木部三段が実利を重視、藤沢七段は模様を重視する進行でした。中盤では木部三段がシノギを成功させ、勝利をもぎ取りました。
木部三段は直近16局で12勝を挙げ、好調を維持しました。初本戦出場を懸けた福岡七段との一局、注目が集まります。

8月29日~8月31日、第3回アジアアマチュア囲碁選手権が中国・深圳市で行われました。予選は5月21日から25日にかけて、オンラインで行われました。中国、日本、韓国、台北、シンガポール、香港、マカオ、そして開催地の特別参加である深圳チームの計8チームが決勝に進出しました。決勝は8月29日から31日まで、全6ラウンドで実施されました。
日本チームのメンバーは羽根和哉さん、西方彩華さん、紅林英龍さん、小島二十さんの4名です。

最終順位、日本チームは第4位となりました。上位3チームは、中国チーム(1位)、中国深圳チーム(2位)、台北チーム(3位)











第8回呉清源杯予選決勝が8月31日に中国福州で打たれ、謝依旻七段が中国の鄧佑嘉二段に勝利し、12月に行われる本戦への出場権を獲得しました。
⭕️ 謝依旻七段 - 鄧佑嘉二段(中国)❌

シードの上野愛咲美六段(前回優勝者)、藤沢里菜七段、上野梨紗三段と合わせて、日本勢計4名様が本戦出場します。

第8回呉清源杯予選準決勝が8月30日に中国福州で打たれ、謝依旻七段が韓国の許瑞玹五段に勝利し、決勝進出を果たしました。本戦出場まであと1勝となります。
⭕️ 謝依旻七段 - 許瑞玹五段(韓国)❌



予選決勝戦は8月31日(日)に打たれます。決勝戦の相手は中国の鄧佑嘉二段です(中継あり)。















第8回呉清源杯予選2回戦が、8月29日に中国福州で打たれました。謝依旻七段が中国の喩瑞琳初段に勝利し、準決勝進出しました。
謝依旻七段の次の対局相手は、韓国の許瑞玹五段となります。両者とも中国で非常に高い人気がある女流棋士ので、注目を集める一局です。
⭕️ 謝依旻七段 - 喩瑞琳初段(中国)❌



【第8回呉清源杯予選2回戦】(黒)喩瑞琳初段 対 謝依旻七段(白)
3回戦は8月30日(土)に打たれます。対局カード:
謝依旻七段 - 許瑞玹五段(韓国)

















8月28日、第50期棋聖戦B2リーグの最終ラウンドの2局が行われました。
安達七段と小池七段がそれぞれ勝利を収め、B2リーグ残留を確定させました。
一方、敗れた瀬戸大樹八段と志田達哉八段は、Cリーグへ陥落することとなりました。
第50期棋聖戦B2リーグ最終局は大竹優七段と伊了四段の対局です。9月4日打たれる予定です。

第8回呉清源杯予選1回戦が、8月28日に中国福州で打たれました。謝依旻七段が勝利し、2回戦進出を果たしました。
日本勢の結果は以下の通りです。
❌ 奥田あや五段 - 許儉頴初段(中国)⭕️

❌ 徐文燕二段 - 李赫六段(中国)⭕️
⭕️ 謝依旻七段 - 厳惜驀四段(中国)❌


【第8回呉清源杯予選1回戦】(黒)謝依旻七段 対 厳惜驀四段(白)
2回戦は8月29(金)に打たれます。対局カード:
謝依旻七段 - 喩瑞琳初段(中国)【中継あり】



















第44期女流本因坊戦(主催:共同通信社/日本棋院、協賛:JA共済連、共栄火災)の挑戦者決定戦が8月28日(木)、日本棋院東京本院で行われました。
星合志保四段が牛栄子四段に白番中押し勝ちを収め、藤沢里菜女流本因坊への挑戦権を手にしました。
星合四段にとっては4期ぶり2度目の挑戦となります。
藤沢女流本因坊との五番勝負は、9月24日に岩手県花巻市の佳松園で開幕します。

一力遼名人に芝野虎丸十段が挑戦する第50期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で行われました。一力名人が芝野十段に黒番中押し勝ちを収め、シリーズ先勝しました。
8月27日 9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。

8月27日 9:10 - 封じ手を立会人の高尾紳路九段が開封し、一力名人がその場所に打って対局が再開された。



8月27日 12:00 - 2日目の昼食。一力名人、芝野十段はともに「天ぷらそば」を選びました。

8月27日 13:00 - 対局が再開されました。
8月27日 15:00 - 2日目の午後おやつ時間。一力名人:「城山カステラとフルーツの盛り合わせ」。芝野十段:「かるかんとフルーツの盛り合わせ」。


8月27日 17:28 - 終局。一力名人が芝野十段に黒番中押し勝ちを収め、シリーズ先勝しました。


一力遼名人に芝野虎丸十段が挑戦する第50期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で行われました。一力名人が芝野十段に黒番中押し勝ちを収め、シリーズ先勝しました。
8月27日 9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。

8月27日 9:10 - 封じ手を立会人の高尾紳路九段が開封し、一力名人がその場所に打って対局が再開された。



8月27日 12:00 - 2日目の昼食。一力名人、芝野十段はともに「天ぷらそば」を選びました。

8月27日 13:00 - 対局が再開されました。
8月27日 15:00 - 2日目の午後おやつ時間。一力名人:「城山カステラとフルーツの盛り合わせ」。芝野十段:「かるかんとフルーツの盛り合わせ」。


8月27日 17:28 - 終局。一力名人が芝野十段に黒番中押し勝ちを収め、シリーズ先勝しました。


一力遼名人に芝野虎丸十段が挑戦する第50期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で行われました。一力名人が芝野十段に黒番中押し勝ちを収め、シリーズ先勝しました。
8月27日 9:00 - 前日まで封じた局面まで並べ直しました。

8月27日 9:10 - 封じ手を立会人の高尾紳路九段が開封し、一力名人がその場所に打って対局が再開された。



8月27日 12:00 - 2日目の昼食。一力名人、芝野十段はともに「天ぷらそば」を選びました。

8月27日 13:00 - 対局が再開されました。
8月27日 15:00 - 2日目の午後おやつ時間。一力名人:「城山カステラとフルーツの盛り合わせ」。芝野十段:「かるかんとフルーツの盛り合わせ」。


8月27日 17:28 - 終局。一力名人が芝野十段に黒番中押し勝ちを収め、シリーズ先勝しました。


第8回「呉清源杯」予選が、8月28日から9月1日まで開催されます。日本からは謝依旻七段、奥田あや五段、徐文燕二段の3名が1回戦から出場します。
予選を勝ち抜いた10名は、シード14名とともに12月の本戦に進出することになります。
奥田あや五段 vs 許儉頴初段
徐文燕二段 vs 李赫六段
謝依旻七段 vs 厳惜驀四段
8月28日:1回戦
8月29日:2回戦
8月30日:3回戦
9月1日:決勝











【第50期名人戦挑戦手合第1局】(黒)一力遼名人 対 芝野虎丸十段(白) 実戦からの一手です。
対局は第94手まで進み、白番の芝野十段が「ハサミ」の一手を打ちました。

黒△二子に対しては、AとBの二つの攻め方向が考えられます。

もし「サガリ」を選ぶと、左辺に活きる余地を与え、白左辺の模様も大きく減らしてしまいます。

実戦では、左辺をしっかり守りつつ、黒を攻めることで厚みを築き、リードをさらに広げることができました。

攻める方向をどう選ぶか、その判断が局勢を大きく左右することもあります。
【第50期名人戦挑戦手合第1局】(黒)一力遼名人 対 芝野虎丸十段(白)

【第51期天元戦挑戦者決定戦】(黒)芝野虎丸十段 対 志田達哉八段(白) 実戦からの一手です。
終局図です。この局面、地合いでは白が約20目リードしています。黒が唯一逆転できるのは右辺の白大石を仕留めることです。

しかし、下図のように進めても、黒自身が活きていないです。攻め合いは黒負けです。そのため芝野十段は投了を選びました。

結果、白番の志田達哉八段が一力遼天元への挑戦権を獲得しました。志田八段にとって、天元を含む七大タイトル戦は今回が初めての挑戦となります。念願の大舞台への切符をついに掴みました。
【第51期天元戦挑戦者決定戦】(黒)芝野虎丸十段 対 志田達哉八段(白)

一力遼名人に芝野虎丸十段が挑戦する第50期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が、8月26日に鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で始まりました。手番だった一力名人が101手目を封じ、1日目を終えました。
8月26日 9:00 - 立会人の高尾紳路九段の合図で対局が始まりました。


8月26日 12:00 - 昼食時間。一力名人:シーフードカレー。芝野十段:カツカレー。


8月26日 13:00 - 対局が再開されました。
8月26日 15:00 - おやつが運ばれました。一力名人:かるかんとフルーツ盛り合わせ、ブラッドオレンジソーダ。芝野十段:バスクチーズケーキとアップルジュース。


8月26日 17:30 - 手番だった一力名人が「封じ手」を行いました。


8月26日 17:35 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
1日目が終了した時点、一力遼名人(黒番)の勝率は3%です。

一力遼名人に芝野虎丸十段が挑戦する第50期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が、8月26日に鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で始まりました。手番だった一力名人が101手目を封じ、1日目を終えました。
8月26日 9:00 - 立会人の高尾紳路九段の合図で対局が始まりました。


8月26日 12:00 - 昼食時間。一力名人:シーフードカレー。芝野十段:カツカレー。


8月26日 13:00 - 対局が再開されました。
8月26日 15:00 - おやつが運ばれました。一力名人:かるかんとフルーツ盛り合わせ、ブラッドオレンジソーダ。芝野十段:バスクチーズケーキとアップルジュース。


8月26日 17:30 - 手番だった一力名人が「封じ手」を行いました。


8月26日 17:35 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
1日目が終了した時点、一力遼名人(黒番)の勝率は3%です。

一力遼名人に芝野虎丸十段が挑戦する第50期名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が、8月26日に鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で始まりました。手番だった一力名人が101手目を封じ、1日目を終えました。
8月26日 9:00 - 立会人の高尾紳路九段の合図で対局が始まりました。


8月26日 12:00 - 昼食時間。一力名人:シーフードカレー。芝野十段:カツカレー。


8月26日 13:00 - 対局が再開されました。
8月26日 15:00 - おやつが運ばれました。一力名人:かるかんとフルーツ盛り合わせ、ブラッドオレンジソーダ。芝野十段:バスクチーズケーキとアップルジュース。


8月26日 17:30 - 手番だった一力名人が「封じ手」を行いました。


8月26日 17:35 - 盤上の石が片付けられ、1日目の対局が終了しました。
1日目が終了した時点、一力遼名人(黒番)の勝率は3%です。

第50期囲碁名人戦七番勝負第1局(朝日新聞社主催)が8月26日に鹿児島で開幕します。対局を前に25日夜には前夜祭が行われ、一力遼名人と挑戦者の芝野虎丸十段が意気込みを語りました。両者は昨年に続く再戦となるシリーズです。


防衛を目指す一力名人は、芝野十段の進化について「序盤の自由度が増し、対策が立てづらくなった」と評価しました。その上で「対策が外れる可能性も高いので、未知の展開を楽しむ気持ちで臨みたい」と語りました。
また、自身の成長については「多くのタイトル戦を経験し、調子を崩した時期もあったが、その都度ベストを尽くしてきた」と振り返り、直近ではLG杯決勝進出を果たしたことで「自信につながった」と語りました。初めての鹿児島での対局については「素晴らしい環境で戦えることは光栄です」と期待します。
芝野十段は昨年の名人戦で敗れた雪辱を胸に挑みます。「去年は内容的にも不足が多く、結果的に負けて悔しい思いをしました。早く戻ってくることができて嬉しく思います」と語り、名人リーグ序盤で苦戦しながらも挑戦権を得たことを「運もあった」と振り返りました。
また、対局地・鹿児島については「2度目の訪問ですが、桜島を間近に見るのは初めてで迫力に感動しました」と新鮮な印象を述べました。精神面についても「去年より落ち着いて臨めている」と冷静さを強調し、「節目の50期で結果を残したい」と意欲を示しました。

第50期囲碁名人戦七番勝負第1局(朝日新聞社主催)が8月26日に鹿児島で開幕します。対局を前に25日夜には前夜祭が行われ、一力遼名人と挑戦者の芝野虎丸十段が意気込みを語りました。両者は昨年に続く再戦となるシリーズです。


防衛を目指す一力名人は、芝野十段の進化について「序盤の自由度が増し、対策が立てづらくなった」と評価しました。その上で「対策が外れる可能性も高いので、未知の展開を楽しむ気持ちで臨みたい」と語りました。
また、自身の成長については「多くのタイトル戦を経験し、調子を崩した時期もあったが、その都度ベストを尽くしてきた」と振り返り、直近ではLG杯決勝進出を果たしたことで「自信につながった」と語りました。初めての鹿児島での対局については「素晴らしい環境で戦えることは光栄です」と期待します。
芝野十段は昨年の名人戦で敗れた雪辱を胸に挑みます。「去年は内容的にも不足が多く、結果的に負けて悔しい思いをしました。早く戻ってくることができて嬉しく思います」と語り、名人リーグ序盤で苦戦しながらも挑戦権を得たことを「運もあった」と振り返りました。
また、対局地・鹿児島については「2度目の訪問ですが、桜島を間近に見るのは初めてで迫力に感動しました」と新鮮な印象を述べました。精神面についても「去年より落ち着いて臨めている」と冷静さを強調し、「節目の50期で結果を残したい」と意欲を示しました。

第50期囲碁名人戦七番勝負第1局(朝日新聞社主催)が8月26日に鹿児島で開幕します。対局を前に25日夜には前夜祭が行われ、一力遼名人と挑戦者の芝野虎丸十段が意気込みを語りました。両者は昨年に続く再戦となるシリーズです。


防衛を目指す一力名人は、芝野十段の進化について「序盤の自由度が増し、対策が立てづらくなった」と評価しました。その上で「対策が外れる可能性も高いので、未知の展開を楽しむ気持ちで臨みたい」と語りました。
また、自身の成長については「多くのタイトル戦を経験し、調子を崩した時期もあったが、その都度ベストを尽くしてきた」と振り返り、直近ではLG杯決勝進出を果たしたことで「自信につながった」と語りました。初めての鹿児島での対局については「素晴らしい環境で戦えることは光栄です」と期待します。
芝野十段は昨年の名人戦で敗れた雪辱を胸に挑みます。「去年は内容的にも不足が多く、結果的に負けて悔しい思いをしました。早く戻ってくることができて嬉しく思います」と語り、名人リーグ序盤で苦戦しながらも挑戦権を得たことを「運もあった」と振り返りました。
また、対局地・鹿児島については「2度目の訪問ですが、桜島を間近に見るのは初めてで迫力に感動しました」と新鮮な印象を述べました。精神面についても「去年より落ち着いて臨めている」と冷静さを強調し、「節目の50期で結果を残したい」と意欲を示しました。

2025年8月22日から25日まで、マレーシア・クアラルンプールのサンウェイピラミッドホテルにおいて「第40回世界少年囲碁選手権大会(WYGC 2025)」が開催されました。大会は「18歳以下の部」と「12歳以下の部」の二つのカテゴリーに分かれます。

12歳以下の部に出場した日本の小川蓮くんは、リーグ戦を4位(3勝2敗)で突破し、準決勝では同リーグ1位(4勝1敗)の中国選手を下し、決勝進出を果たしました。決勝では韓国選手に敗れましたが、準優勝を収めました。

優勝賞金4億ウォン(約4,500万円)、準優勝賞金1億ウォンという世界最高水準の賞金を掲げる囲碁大会「新韓銀行 世界棋仙戦」が新たに創設されました。これは毎年開催される世界大会(応氏杯は4年1度)の中で最も高額な賞金を誇り、「棋仙」すなわち囲碁の仙人を決める大会です。
ソウル市中区の毎経メディアグループで行われた調印式には、申玉東新韓金融グループ会長、張大煥毎経メディアグループ会長、鄭泰順韓国棋院副総裁が出席しました。三者は調印を通じて、世界における韓国囲碁の成長と発展を後押しし、囲碁が世界的に愛される存在としての地位を高めるため協力していくことを約束しました。

「新韓銀行 世界棋仙戦」は新韓銀行が後援し、毎経メディアグループが主催、韓国棋院が運営します。大会は2025年12月に本戦32強から準決勝までを実施し、2026年前半に決勝が行われ初代チャンピオンが決まります。すべての対局は放送を務める囲碁TVを通じて生中継される予定です。
「新韓銀行 世界棋仙戦」は韓国・中国・日本・中華台北に加え、ベトナムの棋士にも本戦出場の機会を提供し、ベトナム囲碁界の成長を支援する予定です。
申玉東会長は「映画『勝負』や書籍『先に来た未来』から囲碁と経営の洞察を得て、今回の大会支援を決意しました。この大会がAI時代と重なり、囲碁ファンに新しい感動と楽しみを届ける契機になることを願います」と述べました。
張大煥会長は「毎経メディアグループは1995年以来、GSカルテックスとともに韓国最大規模の賞金大会を30年間開催してきました。この大会が今後30年以上続き、韓国はもちろん世界囲碁の発展に貢献することを望みます」と語りました。
鄭泰順副総裁は「今回の大会を契機に世界的に囲碁の中興の時代が訪れると信じています。今後も囲碁界とともに、毎経メディアグループ、新韓金融グループの発展を祈念します」と感謝の言葉を述べました。

第71回アマ本因坊全国大会の決勝が、8月24日に日本棋院で行われました。決勝の顔合わせは平岡聡さんと斉山天彪さんとなりました。
序盤、斉山天彪さんは非常に珍しい、独特な布石を打ちました。最終的に白番を持った平岡聡さんが斉山天彪さんに5目半勝ちを収め、通算6度目の優勝を果たしました。
【第71回アマ本因坊全国大会決勝】(黒)齊山天彪アマ 対 平岡聡アマ(白)



第8回「呉清源杯」は、8月予選と12月本戦の二段階で行われます。第1段階として、8月28日から9月1日まで予選が開催され、第2段階では12月2日から9日まで本戦および閉幕式、表彰式が予定されています。
国際予選には、日本から謝依旻七段、奥田彩五段、徐文燕二段の3名が参加します。予選を勝ち抜いた10名は、シード14名とともに12月の本戦に進出することになります。

第30回三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選の準決勝が8月23日、韓国棋院で行われました。日本から唯一勝ち残っていた三戸秀平四段は、中国の鄭載想七段に敗れました。日本勢は今大会の統合予選からすべて姿を消すことになりました。
日本からはシードとして2名の棋士が本戦に出場する予定ですが、出場者はまだ確定していません。

第51期天元戦の挑戦者決定戦が8月22日、東京都千代田区の日本棋院で行われました。白番の志田達哉八段が芝野虎丸十段に168手で中押し勝ちし、一力遼天元の挑戦権を獲得しました。志田八段にとって、天元を含む七大タイトル戦は今回が初挑戦となります。
志田八段は1990年生まれで福井県出身です。2006年に入段し、2018年にはNHK杯で準優勝、2023年にはSGW杯中庸戦で優勝を果たすなど、着実に実績を積み重ねてきました。今回、念願の大舞台への切符を手にしました。
対局後、志田八段は「芝野さんのようなトップ棋士にはもう勝てないと思っていたので、(天元戦で)結果を出せたらうれしいです」と意気込みを語りました。

第51期天元戦の挑戦者決定戦が8月22日、東京都千代田区の日本棋院で行われました。白番の志田達哉八段が芝野虎丸十段に168手で中押し勝ちし、一力遼天元の挑戦権を獲得しました。志田八段にとって、天元を含む七大タイトル戦は今回が初挑戦となります。
志田八段は1990年生まれで福井県出身です。2006年に入段し、2018年にはNHK杯で準優勝、2023年にはSGW杯中庸戦で優勝を果たすなど、着実に実績を積み重ねてきました。今回、念願の大舞台への切符を手にしました。
対局後、志田八段は「芝野さんのようなトップ棋士にはもう勝てないと思っていたので、(天元戦で)結果を出せたらうれしいです」と意気込みを語りました。

第30回三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選の4回戦が、8月22日に韓国棋院で打たれました。U20組の三戶秀平四段が準決勝進出を果たしました。
結果は以下の通りです。
❌ 酒井佑規六段 - 姜秉卷五段(韓国)⭕️
❌ 渡辺寛大四段 - 宋知勳九段(韓国)⭕️
❌ 藤井浩貴三段 - 蔣其潤八段(中国)⭕️
❌ 張豊猷九段 - 金顯燦六段(韓国)⭕️
❌ 藤澤里菜七段 - 李玟眞八段(韓国)⭕️

❌ 柳時熏九段 - 安祚永九段(韓国)⭕️

⭕️ 三戶秀平四段 - 田中佑樹三段 ❌
準決勝は8月23(土)に打たれます。対局カード:
三戶秀平四段 - 鄭載想七段(中国)







第30回三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選の3回戦が、8月21日に韓国棋院で打たれました。日本勢8名が4回戦に進出しました。
結果は以下の通りです。
❌ 横塚力七段 - 崔宰榮八段(韓国)⭕️

⭕️ 酒井佑規六段 - 林立祥九段(台)❌
❌ 大西竜平七段 - 梁寓晳六段(韓国)⭕️
⭕️ 渡辺寛大四段 - 金桐漢初段(韓国)❌

❌ 近藤登志希三段 - 楊冬四段(中国)⭕️
❌ 井川崚吾初段 - 陳正勳八段(台)⭕️
⭕️ 藤井浩貴三段 - 賴均輔九段(台)❌
⭕️ 張豊猷九段 - 朴炫洙六段(韓国)❌
❌ 西健伸六段 - 尹聖植四段(韓国)⭕️
❌ 曽富康三段 - 段博堯五段(中国)⭕️
❌ 田中康湧五段 - 胡耀宇八段(中国)⭕️
❌ 中濵孝ノ輔二段 - 孫遠三段(中国)⭕️
❌ 三浦太郎四段 - 尹顯斌初段(韓国)⭕️
❌ 小松大樹四段 - 金康旻三段(韓国)⭕️
❌ 上野愛咲美六段 - 范胤八段(中国)⭕️


⭕️ 藤澤里菜七段 - 劉硯暢三段(中国)❌

❌ 中根直行九段 - 芮乃偉九段(中国)⭕️

⭕️ 柳時熏九段 - 徐奉洙九段(韓国)❌

❌ 上野梨紗三段 - 金昇珍六段(韓国)⭕️

⭕️ 三戶秀平四段 - 林義現二段(韓国)❌
⭕️ 田中佑樹三段 - 金成宰二段(韓国)❌
4回戦は8月22日(金)に打たれます。対局カード:





第50期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の最終第5局が、8月20日に東京都千代田区の日本棋院で行われました。
井山裕太碁聖が挑戦者の芝野虎丸十段に白番中押し勝ちを収め、5連覇を達成しました。通算11回目の碁聖位獲得となります。
2025年に入ってから、井山碁聖は芝野十段との対局成績が 3勝7敗 に更新されました。
| 日付 | 棋戦・対局名 | 勝者 |
|---|---|---|
| 3月3日 | 第63期十段戦 挑戦手合第1局 | 芝野虎丸 |
| 3月17日 | 第63期十段戦 挑戦手合第2局 | 芝野虎丸 |
| 3月24日 | 第80期本因坊戦 本戦2回戦 | 芝野虎丸 |
| 4月3日 | 第63期十段戦 挑戦手合第3局 | 芝野虎丸 |
| 6月25日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第1局 | 芝野虎丸 |
| 7月9日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第2局 | 井山裕太 |
| 7月18日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第3局 | 芝野虎丸 |
| 7月24日 | 第50期名人戦 リーグプレーオフ | 芝野虎丸 |
| 8月1日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第4局 | 井山裕太 |
| 8月20日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第5局(今回) | 井山裕太 |
8月20日 9:00
立会人の山下敬吾九段の合図で対局開始。


8月20日 12:00 昼食


8月20日 14:00 おやつ


8月20日 18:30 終局
井山裕太碁聖が白番中押し勝ちを収め、5連覇・通算11回目の碁聖位獲得。


第50期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の最終第5局が、8月20日に東京都千代田区の日本棋院で行われました。
井山裕太碁聖が挑戦者の芝野虎丸十段に白番中押し勝ちを収め、5連覇を達成しました。通算11回目の碁聖位獲得となります。
2025年に入ってから、井山碁聖は芝野十段との対局成績が 3勝7敗 に更新されました。
| 日付 | 棋戦・対局名 | 勝者 |
|---|---|---|
| 3月3日 | 第63期十段戦 挑戦手合第1局 | 芝野虎丸 |
| 3月17日 | 第63期十段戦 挑戦手合第2局 | 芝野虎丸 |
| 3月24日 | 第80期本因坊戦 本戦2回戦 | 芝野虎丸 |
| 4月3日 | 第63期十段戦 挑戦手合第3局 | 芝野虎丸 |
| 6月25日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第1局 | 芝野虎丸 |
| 7月9日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第2局 | 井山裕太 |
| 7月18日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第3局 | 芝野虎丸 |
| 7月24日 | 第50期名人戦 リーグプレーオフ | 芝野虎丸 |
| 8月1日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第4局 | 井山裕太 |
| 8月20日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第5局(今回) | 井山裕太 |
8月20日 9:00
立会人の山下敬吾九段の合図で対局開始。


8月20日 12:00 昼食


8月20日 14:00 おやつ


8月20日 18:30 終局
井山裕太碁聖が白番中押し勝ちを収め、5連覇・通算11回目の碁聖位獲得。


第50期碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の最終第5局が、8月20日に東京都千代田区の日本棋院で行われました。
井山裕太碁聖が挑戦者の芝野虎丸十段に白番中押し勝ちを収め、5連覇を達成しました。通算11回目の碁聖位獲得となります。
2025年に入ってから、井山碁聖は芝野十段との対局成績が 3勝7敗 に更新されました。
| 日付 | 棋戦・対局名 | 勝者 |
|---|---|---|
| 3月3日 | 第63期十段戦 挑戦手合第1局 | 芝野虎丸 |
| 3月17日 | 第63期十段戦 挑戦手合第2局 | 芝野虎丸 |
| 3月24日 | 第80期本因坊戦 本戦2回戦 | 芝野虎丸 |
| 4月3日 | 第63期十段戦 挑戦手合第3局 | 芝野虎丸 |
| 6月25日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第1局 | 芝野虎丸 |
| 7月9日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第2局 | 井山裕太 |
| 7月18日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第3局 | 芝野虎丸 |
| 7月24日 | 第50期名人戦 リーグプレーオフ | 芝野虎丸 |
| 8月1日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第4局 | 井山裕太 |
| 8月20日 | 第50期碁聖戦 挑戦手合第5局(今回) | 井山裕太 |
8月20日 9:00
立会人の山下敬吾九段の合図で対局開始。


8月20日 12:00 昼食


8月20日 14:00 おやつ


8月20日 18:30 終局
井山裕太碁聖が白番中押し勝ちを収め、5連覇・通算11回目の碁聖位獲得。


第30回三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選の2回戦が、8月20日に韓国棋院で打たれました。日本勢6名が3回戦進出しました。
結果は以下の通りです。
❌ 佐田篤史七段 - 鄭誓儁六段(韓国)⭕️

❌ 熊木熙弥二段 - 許嘉陽九段(中国)⭕️

❌ 謝依旻七段 - 元晟溱九段(韓国)⭕️


❌ フィトラ二段 - 彭立堯九段(中国)⭕️
❌ 宮谷風雅初段 - 邊正玟アマ(韓国)⭕️
❌ 徐文燕二段 - 金彩瑛九段(韓国)⭕️

⭕️ 藤澤里菜七段 - 李貞垠初段(韓国)❌

❌ 羽根彩夏二段 - 尹羅恩初段(韓国)⭕️

⭕️ 中根直行九段 - 金秀壯九段(韓国)❌

❌ 久保秀夫七段 - 睦鎭碩九段(韓国)⭕️

❌ 蘇耀国九段 - 梁建九段(韓国)⭕️

⭕️ 柳時熏九段 - 金鐘秀九段(韓国)❌

❌ 金秀俊九段 - 李聖宰九段(韓国)⭕️

⭕️ 上野梨紗三段 - 重川明司初段❌


⭕️ 三戶秀平四段 - 李奈炫二段(韓国)❌

⭕️ 田中佑樹三段 - 李昇珉初段(韓国)❌
❌ 中根大喜初段 - 林義現四段(韓国)⭕️
3回戦は8月21(木)に打たれます。対局カード:
3回戦のテレビ中継:

【第52期天元戦予選B】(黒)矢代久美子六段 対 牛栄子四段(白) 実戦からの一手です。
対局は第99手まで進み、黒番の矢代六段が「美しい」一手を放ちました。見た目の形が美しいだけでなく、左右の黒石も効率良く連絡させました。

下図に示した黒○の一子は要め石ではないため、助ける必要はありません。

無理に「ツギ」とすると、黒全体が傷だらけになってしまいます。

実戦において、どの石が【要め石】かどうかを見極めることは、非常に重要な判断です。

【第52期天元戦予選B】(黒)上野愛咲美六段 対 徐文燕二段(白) 実戦からの一手です。
対局は第197手まで進み、黒番の上野愛咲美六段が🔨の一手を打ちました。

通常は、この局面で一番大きなところに打ち、半目勝負になりそうです。

実戦では、上野六段が中央の白大石を狙う力強い一手を放ちました。

その結果、中央で○印の白二子(図4)を先手で捕まり、最終的に黒が3目半勝ちを収めました。

ハンマーのような力強い打ち方は、まさに🍎上野六段の棋風そのものですね。

囲碁界の現役最年長棋士として活躍してきた杉内寿子八段(98歳)が、8月20日付で引退することが日本棋院から発表されました。最後の対局は第74期王座戦予選での不戦敗で、その時の98歳4カ月4日は公式戦の最年長対局記録として残ります。引退に伴い、杉内八段は21日付で女性初の九段に昇段することが決まりました。
杉内八段は、夫である故・杉内雅男九段と共に長く現役を続けてきました。昨年4月の第51期天元戦予選では、夫が持っていた「97歳0カ月13日」の最年長記録を更新し、97歳1カ月5日で公式戦に出場。以降も記録を塗り替え続け、囲碁界の歴史に名を刻みました。静岡県出身で、1942年にプロ入りしました。女流名人戦で4連覇を達成するなど、長年にわたり第一線で活躍し、後進の育成にも力を注いできました。