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棋譜解説 【第50期碁聖戦準決勝】(黒)芝野虎丸十段 対 林漢傑八段(白)

5月22日、第50期碁聖戦準決勝が打たれました。芝野虎丸十段が林漢傑八段に黒番中押し勝ちを収め、碁聖位挑戦者決定戦進出を果たしました。挑戦者決定戦は5月29日、大竹優七段との対戦です。

棋譜解説

黒番:芝野虎丸十段

白番:林漢傑八段

手数:171

結果:黒番中押し勝ち

対局日:2025-05-22


第1譜(1-30手)

第1譜
本譜では双方に明確な疑問手はないです。


第2譜(31-60手)

第2譜
白48手は軽微なミスであり、K16に打つほうがより有利だとされています。
黒53手はやや損であり、G17が適切な手と評価されています。
白58手にはやや疑問があり、G3が良い選択とされています。
白60手は良くない一手で、G3に打つことが有力です。
この譜では、黒が一定の成果を上げ、やや形勢をリードしています。


第3譜(61-90手)

第3譜
黒61手は軽微なミスであり、B2が適切な選択です。
白68手はやや損であり、L14がより良い手とされています。
白76手もやや損で、F2への着手が望ましいです。
黒87手はやや繊細さに欠けており、J10に打つのが良いとされています。
この譜では、白は依然として苦しい戦いを強いられています。


第4譜(91-120手)

第4譜
黒93手には少し疑問があり、K11への着手がより良いとされています。
白94手もやや繊細さに欠けており、K11が好手です。
黒99手はやや損であり、M9が望ましい選択です。
白100手は軽微なミスで、M9が有力とされています。
この譜では、白の奮闘も実らず、形勢は困難な状況となりました。


第5譜(121-150手)

第5譜
黒123手には少し疑問があり、A2がより良い選択とされています。
黒137手もやや損で、M2が有力な着手です。
白144手にはわずかな疑問があり、L7に打つのが適切です。
白148手はやや損であり、M8が良い選択とされています。
この譜では、黒の優位が明確に現れました。


第6譜(151-171手)

第6譜
この譜では双方に明らかな問題手はなく、黒番の勝勢が確実となりました。


関連棋譜:

【第50期碁聖戦準決勝】(黒)芝野虎丸十段 対 林漢傑八段(白)

日本棋院、プロ棋士採用枠の削減を決定

赤字経営が続く囲碁の日本棋院が、プロ棋士の年間採用数の削減に踏み切ることが明らかになりました。これまで年6人だった採用枠を、2028年度からは年4人に縮小します。狭き門がさらに狭まるこの決定に、プロを目指す子どもたちとその家族の間に波紋が広がっています。

保護者から嘆きの声

3月に東京・市ケ谷の日本棋院本院で開かれた院生保護者会では、採用枠削減の理由として「経営の厳しさ」が説明されました。しかし、保護者からは「経営難のツケを子どもに払わせるのか」「夢がなさすぎる」といった反発の声が相次ぎ、予定を超える2時間以上の議論となりました。棋院側は「ご理解を」と繰り返しましたが、溝は埋まりませんでした。

採用枠の具体的な変更内容

日本棋院では、東京本院・関西総本部・中部総本部の3拠点で選抜試験を行ってきました。今後は以下のような段階的な削減が行われます。

  • 東京:毎年3人 → 2人に
  • 関西・中部:毎年計2人 → 隔年(2人→1人→2人…)で1.5人に
  • 女流棋士:毎年1人 → 隔年(1人→0人→1人…)0.5人に

また、東京で実施される選抜試験のうち、冬季試験の合格者も2人→1人に減少します。

プロ棋士への道はもともと険しいものであり、受験者の棋力はすでに並のプロに匹敵すると言われています。院生の多くは、家族とともに上京しながら日々修業を重ねており、その存在は「囲碁界の宝物」と称されています。それにもかかわらず、その門戸がさらに狭まることへの不安は大きく広がっています。

長年の赤字体質と膨らむ人件費

日本棋院の経営悪化の背景には、長引く囲碁人気の低迷と、棋士への人件費負担の増加があります。経常収益に占める棋士への給与や年金などの割合は、30年前の約4割から5割超に拡大しています。成績による引退制度がない囲碁界では、棋士数の増加が大きな財政負担となっています。

苦渋の決断

日本棋院の関達也常務理事は「採用減は避けられるものなら避けたかった。組織立て直しのための苦渋の選択です。状況が改善すれば、採用数を元に戻すことも可能です」と説明しています。

将来の囲碁界を担う子どもたちの夢と、経営再建という両立の道はあるのか...

藤沢が女流立葵杯挑戦権獲得

第12期会津中央病院・女流立葵杯の挑戦者決定戦が5月18日、福島県会津若松市の「今昔亭」で行われました。藤沢女流本因坊が上野梨紗女流棋聖に黒番で149手までの中押し勝ちを収め、挑戦権を獲得しました。中盤以降、藤沢本因坊が徐々にペースを握り、冷静かつ着実な打ち回しでリードを広げ、最後は勝負を決めました。

4期ぶり7度目のタイトル奪還へ

今回の勝利により、藤沢女流本因坊は4期ぶり7度目の女流立葵杯獲得を目指すこととなります。過去に6度の戴冠経験を持つ藤沢本因坊が、再びタイトルの座を狙います。

上野梨紗女流棋聖、初挑戦ならず

一方、上野梨紗女流棋聖は初の挑戦権獲得はなりませんでした。姉の上野愛咲美女流立葵杯との姉妹対決は実現しませんでしたが、今後の活躍が期待されます。

三番勝負は6月に開幕

藤沢女流本因坊と上野愛咲美女流立葵杯による三番勝負は6月に開幕します。

関連棋譜:

【第12期会津中央病院立葵杯挑戦者決定戦】(黒)藤沢里菜女流本因坊 対 上野梨紗女流棋聖(白)

第30回LG杯開幕、日本勢5名参加 抽選式・前夜祭

「第30回LG杯朝鮮日報棋王戦」の本戦組み合わせ抽選式が、5月18日夜に韓国・京畿道広州市の昆池岩リゾートで開催されました。

本戦は、韓国17名、日本5名、台湾2名の計24名で構成されており、このうち8名(韓国5名、日本2名、台湾1名)は1回戦シードで16強から出場、残る16名(韓国12名、日本3名、台湾1名)が19日の24強戦から登場します。

19日LG杯1回戦組み合わせ

  • 張栩九段 vs 安成浚九段
  • 王立誠九段 vs 仲邑菫四段
  • 許家元九段 vs 金凡瑞五段
  • 安国鉉九段 vs 劉昌赫九段
  • 沈載益七段 vs 崔精九段
  • 黄宰淵六段 vs 文敏鍾八段
  • 李元道九段 vs 周俊勲九段
  • 李昌鎬九段 vs 姜東潤九段

抽選式は、来賓紹介・挨拶・大会映像上映・30周年感謝楯贈呈・記念ケーキカット・選手紹介・組み合わせ抽選・インタビュー・記念撮影・乾杯と、盛大に行われました。

抽選には出場棋士全員をはじめ、主催の朝鮮日報から朴殷鎬文化事業団長、主管の韓国棋院の梁在浩事務総長や韓鐘振棋士会長、日本団長の金秀俊九段、台湾団長の周克平氏など、約60名が参加しました。

大会日程と賞金

24強戦は5月19日(月)、16強戦は5月21日(水)に開催され、8月に準々決勝・準決勝、来年1月には決勝三番勝負が予定されています。

賞金は優勝3億ウォン(約3,300万円)、準優勝1億ウォン(約1,100万円)、準決勝進出者には2,400万ウォン、8強1,200万ウォン、16強600万ウォン、24強400万ウォンです。

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第12期会津中央病院・女流立葵杯、前夜祭 勝負の舞台・会津へ

第12期会津中央病院・女流立葵杯、5月17日から福島県会津若松市の東山温泉・今昔亭にて準決勝・決勝が行われます。
本戦ベスト4に勝ち残ったのは、藤沢里菜女流本因坊、上野梨紗女流棋聖、謝依旻七段、高雄茉莉二段の4名です。

対局前日の16日には、隣接する旅館・原瀧で恒例の前夜祭が開催され、上野愛咲美女流立葵杯も加わり、全員が着物姿で登場しました。

藤沢里菜「会津にまた来られてうれしい」

昨年12月に結婚を発表した藤沢女流本因坊は、夫の横塚力七段がかつて女流立葵杯の記録係を務めた縁を振り返りながら、
「夫婦ともども会津が好きで、また来ることができてうれしいです」と笑顔でコメントしました。
「昨年は準決勝で敗退しましたが、皆さんに温かくしてもらったことが印象に残っています」と語りました。

上野梨紗「会津のヨーグルトで頑張ります」

3年連続で前夜祭に参加している上野梨紗女流棋聖は、
「会津のおいしいご飯と風景と空気が大好きです。毎年、朝の散歩を楽しみにしています」と自然への親しみを語りました。
「明日の対局中は会津のヨーグルトを飲んで頑張りたいです」と笑顔で話し、会場を和ませました。

謝依旻「今年は対局者として戻ってきました」

「昨年は立会人として来ましたが、今年は対局者としてこのステージに立ててうれしいです」。
準決勝で対戦する藤沢里菜女流本因坊とは過去に45回も対局経験があり、
「その強さはよく知っています」とユーモアを交えつつ語りました。

高雄茉莉「夢の舞台に立てたことが信じられない」

高雄茉莉二段は初のベスト4入り。
「初めて本戦に出た年には、1回戦を勝つのも難しくて、会津は夢のまた夢でした」。
「こうして素敵な装いでこの舞台に立っていることが信じられません。皆さんが大舞台で活躍されているので、私も追いつけるよう頑張りたいです」と真剣な表情で語りました。

上野(姉)も笑顔で登場

保持者として挑戦手合三番勝負を6月に控える上野愛咲美女流立葵杯も、
今年も妹の梨紗さんと共に前夜祭に参加しました。
「食事、温泉、着物…会津に来るといいことがいっぱいあります」と語りました。
さらに、新宿のスーパーで会津のヨーグルトジュースを見つけて買ったというエピソードも披露し、和やかな雰囲気に包まれました。

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第50期名人戦リーグ 井山、5戦全勝で単独首位

第50期名人戦リーグにおいて、名人挑戦権の行方を占う注目の一局が5月15日に行われました。
全勝同士、井山裕太王座と福岡航太朗七段の一戦です。

対局は127手までで黒番の井山王座が中押し勝ちを収め、リーグ戦5連勝で単独首位に浮上しました。
一方、福岡七段は名人リーグでも5勝1敗となり、挑戦権争いで一歩後退する形となりました。

特設ページ

第50期名人戦リーグ

関連棋譜:

棋譜解説 【第50期碁聖戦準決勝】(黒)一力遼棋聖 対 大竹優七段(白)

5月8日、第50期碁聖戦準決勝が打たれました。
大竹七段が一力遼棋聖に白番中押し勝ちを収め、碁聖位挑戦者決定戦進出を果たしました。
挑戦者決定戦の相手は芝野虎丸十段と林漢傑八段の勝者です。


棋譜解説

  • 黒番:一力遼棋聖
  • 白番:大竹優七段
  • 手数:210
  • 結果:白番中押し勝ち
  • 対局日:2025-05-09

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 白18手には少し疑問があり、M16に打つほうがより良い着手とされています。
  • 黒27手にも若干の疑問があり、H16への着手が検討に値します。
  • この譜では、依然として形勢は非常に難解であるといえます。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白36手はやや損であり、S15がより良い選択です。
  • 黒39手もやや損で、P8が適切な着手とされています。
  • 黒59手もわずかに損をしており、G17が望ましい手です。
  • 白60手は少し繊細さに欠け、C10に打つのがより良いとされます。
  • この譜でも、形勢はなおも難解です。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白64手はやや損であり、C10への着手が検討されます。
  • 白72手も少し損で、E9が良い選択です。
  • 黒73手もやや損で、G9に打つのが有効とされています。
  • 黒85手は小さなミスであり、Q9が良い手とされています。
  • この譜では、白が一定の成果を上げ、やや形勢をリードしています。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒91手にはやや不満があり、N7が良い選択です。
  • 黒93手もやや損であり、S7への着手が検討されます。
  • 白104手は良い手で、勝率を一気に上昇させる鋭い着手です。
  • 白112手はやや損であり、R6に打つほうが有利です。
  • 黒113手には少し疑問があり、D7がより良い選択です。
  • この譜では、黒の奮闘も実らず、形勢は厳しくなりました。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒133手には検討の余地があり、F10が良い選択です。
  • 白134手は考慮不足であり、F10に打つのが望ましいです。
  • 白146手は小さな損で、R19に打つ方が有利です。
  • 白148手もやや損で、C6が好手です。
  • この譜では、黒が差を縮めることに成功しました。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒151手はやや損であり、N11に打つ方がより良いです。
  • 白152手も若干の損があり、E6が好手です。
  • 黒153手もやや損で、D7が望ましい選択です。
  • この譜では、黒の努力も実らず、形勢は苦境に陥りました。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • この譜では双方に明らかな問題手はなく、白番の勝勢が確実となりました。

関連棋譜:

第1回柳風杯女流棋士トーナメント開催 上野(妹)が優勝

第1回柳風杯女流棋士トーナメント大会が、5月5日(月)に1・2回戦、5月10日(土)に3回戦・準決勝・決勝を迎え、日本棋院東京本院にて開催されました。
本大会は、囲碁文化振興議員連盟(会長:柳本卓治)の主催により、公益財団法人日本棋院の協力、株式会社囲碁・将棋チャンネル、木下グループ(映画『碁盤斬り』の製作企業)の協賛を得て実施されました。

決勝戦は、上野梨紗女流棋聖が白番で謝依旻七段に8目半勝ちを収め、初代優勝者の座に輝きました。
若手からベテランまで幅広い世代の女流棋士たちが熱戦を繰り広げ、女流囲碁界の厚みを示しました。


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関連棋譜:

第9回「廬陽・志邦杯」 表彰式

5月8日、安徽省合肥市廬陽区にある逍遥津公園にて、第9回「廬陽・志邦杯」中日韓囲碁名人ペア戦の決勝戦が行われました。
決勝は中国棋士同士の対決となり、丁浩九段・周泓余六段ペアが党毅飛九段・唐嘉雯四段ペアを中盤で退け、優勝を果たしました。

優勝賞金は20万元(約400万円相当)、準優勝には15万元(約300万円相当)が授与されました。

表彰式
表彰式

日本勢2ペア、3位入賞

3位には芝野虎丸九段・上野愛咲美六段ペアと、小林覚九段・青木喜久代八段ペアが入りました。
賞金は12万元(約240万円相当)

表彰式

4位には、以下の4ペアが入りました:

  • 韓国:曺薰鉉九段・趙惠連九段ペア
  • 韓国:朴廷桓九段・呉侑珍九段ペア
  • 中国:曺大元九段・孔祥明七段ペア
  • 中国:王星昊九段・於之莹七段ペア

表彰式


囲碁文化と国際交流

「廬陽・志邦杯」は、囲碁を通じた中日韓三カ国の文化交流を目的とした大会として知られており、年々注目度が高まっています。
囲碁普及の構築を進めており、囲碁の発展を目指しています。


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第80期本因坊戦第1局 一力が先勝

第80期本因坊戦五番勝負(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ特別協賛)の第1局が5月14日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で打たれました。
一力遼本因坊が挑戦者の芝野虎丸十段に白番中押し勝ちし、3連覇に向けて好スタートを切りました。

第2局は5月25日、秋田県能代市の「旧料亭金勇」で打たれる予定です。


対局の流れ

  • 5月13日 - 前夜祭 👈👈

  • 5月14日 10:00 - 立会人の石田芳夫九段合図で対局が始まりました。
    対局開始

  • 5月14日 10:30 - 午前のおやつ

    • 一力本因坊:「生信玄餅」とオレンジジュース
    • 芝野十段:いちごと「どら皮」のトライフルとアイスカフェオレ
      午前おやつ1
      午前おやつ2
  • 5月14日 12:00 - 昼食:両者ともに天ぷらそば御膳
    昼食

  • 5月14日 15:00 - 午後おやつ

    • 一力本因坊:いちごと「どら皮」のトライフルとアイスカフェオレ
    • 芝野十段:フルーツ盛り合わせ
      午後おやつ1
      午後おやつ2
  • 5月14日 18:50 - 終局
    一力遼本因坊が芝野虎丸十段に白番中押し勝ちし、3連覇に向け好発進です。
    終局


特設ページ:

第80期本因坊戦挑戦手合五番勝負 特設ページ

関連棋譜:

【第80期本因坊戦挑戦手合第1局】(黒)芝野虎丸十段 対 一力遼本因坊(白)

第80期本因坊戦が開幕 第1局の前夜祭

第80期本因坊決定戦五番勝負(一力遼本因坊 vs 芝野虎丸十段)の第1局が、5月14日に山梨県甲府市の常磐ホテルにて開幕します。
対局に先立ち、13日には同ホテルで前夜祭が行われ、両対局者や関係者が登壇し、節目のシリーズへの意気込みを語りました。

一力本因坊「ベストの状態で臨む」

防衛に臨む一力遼本因坊は「常磐ホテルには何度も来ていますが、第1局をここで打つのは初めてです」とコメント。
「これまでの相手はすべて井山さんでしたが、芝野さんとの本因坊戦は初めてで新鮮な気持ちです」と心境を語り、
「山梨のおいしい食事を楽しんで、明日はベストの状態で臨みたい」と気を引き締めました。

芝野十段「普段通り戦いたい」

一方、3年ぶりに本因坊戦へ挑戦する芝野虎丸十段は、「久しぶりに挑戦できてうれしいです」と挨拶。
「何人かの方に『芝野さんは一力さんにタイトル戦で勝ったことがない』と言われて複雑な気持ちになった」とユーモアを交えて語りました。
その上で「そういうことを気にしないのが自分の強みだと思うので、明日から普段通り戦いたいです」と意欲を示しました。

大盤解説

第1局当日には、対局会場の常磐ホテルで大盤解説会も開催されます。
地元出身の内田修平八段が解説を務め、「芝野さんが絶好調なので、内容の濃いシリーズになるのでは」と期待を寄せました。

聞き手を務める星合志保四段も「治勲先生や石田先生もゲストに来られる予定です。ぜひ会場にお越しください」と来場を呼びかけました。
また、新聞解説担当の寺山怜六段は「芝野さんは最近、石を取りに行く碁が多い。失敗しても逆転することがあり、明日の対局でもそうした展開が見られるかもしれません」と語りました。


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第1回柳風杯女流棋士トーナメント開催 辻が3回戦へ進出

2025年5月5日(月)、第1回柳風杯女流棋士トーナメント大会の1回戦および2回戦が日本棋院東京本院にて開催されました。
本大会は囲碁文化振興議員連盟(会長:柳本卓治)が主催し、公益財団法人日本棋院の協力のもと、株式会社囲碁・将棋チャンネル、木下グループ(『碁盤斬り』製作者)、株式会社小泉の協賛により実施されました。

各ブロックではベスト8進出者が決定し、準々決勝以降は5月10日(土)に予定されています。


Aブロック:上野梨紗女流棋聖、奥田あや五段が順当勝ち

  • 上野梨紗女流棋聖は、三村芳織三段、木部夏生三段を破り、ベスト8入り。
  • 奥田あや五段も青葉かおり五段、茂呂有紗三段に勝利。

Bブロック:向井千瑛六段、鈴木歩七段が安定感を見せる

  • 向井千瑛六段は金子真季二段に勝利。
  • 鈴木歩七段は、徐文燕二段と塚田千春二段を連破して進出。

Cブロック:辻華三段と星合志保四段が好調

  • 辻華三段は小林泉美七段、大澤奈留美五段を連破。
  • 星合志保四段は長嶋梢恵三段、岡田結美子六段に勝利。

Dブロック:謝依旻七段、牛栄子四段がベスト8へ

  • 実力者の謝依旻七段と牛栄子四段が、それぞれの対局を制してベスト8入り。

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第9回「廬陽・志邦杯」中日韓名人ペア戦 小学生との「手談」で囲碁の魅力を伝える

2025年5月7日午後、第9回「廬陽・志邦杯」中日韓名人ペア戦の一環として、「囲碁名人が学校へ」イベントが中国・合肥市第四十五中学桐城路キャンパスで開催されました。

イベントの現場では、中日韓囲碁プロ棋士たちが30名の小学生と対局を行い、「指導碁」という形で生徒たちに囲碁の魅力を伝えました。
この公開授業では、子どもたちの落ち着いた着手や巧みな布石に対し、プロ棋士から称賛の声が相次ぎました。

王汝南九段は、

「廬陽地区の少年囲碁レベルは著しく向上しており、子どもたちの棋理への理解には驚かされました」
と評価しました。


興味を持つことが上達の鍵

囲碁の上達において最も大切なのは「興味を持ち続けること」だと強調しました。
また、

「対局中は時間の使い方をあまり気にしすぎず、大切なのは集中力を保つことです」
と語り、囲碁における「大局観」や「捨てる知恵」を学習や日常生活にも生かすようアドバイスを送りました。

今回のイベントを通じて、囲碁が単なる競技にとどまらず、文化的・教育的な価値を持つものであることが、子どもたちに強く印象づけられたようです。


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第9回「廬陽・志邦杯」中日韓名人ペア戦 日本勢2ペア、準決勝敗退

2025年5月7日、第9回廬陽・志邦杯中日韓名人ペア戦が中国安徽省合肥市逍遥津公園内の蘧荘にて打たれました。
1回戦を勝ち抜いた日本代表の芝野虎丸九段・上野愛咲美六段ペアと小林覚九段・青木喜久代八段ペアは準決勝で敗退となり、決勝進出はなりませんでした。


1回戦結果

  • (負) 王星昊九段・於之瑩八段ペア vs 芝野虎丸九段・上野愛咲美六段ペア (勝)
    芝野・上野ペア 勝利

  • (負) 曹大元九段・孔祥明八段ペア vs 小林覚九段・青木喜久代八段ペア (勝)
    小林・青木ペア 勝利

  • (負) 曺薫鉉九段・趙恵連九段ペア vs 丁浩九段・周泓余七段ペア (勝)
    丁・周ペア 勝利

  • (負) 朴廷桓九段・呉侑珍九段ペア vs 党毅飛九段・唐嘉雯六段ペア (勝)
    党・唐ペア 勝利


準決勝結果

  • (負) 芝野虎丸九段・上野愛咲美六段ペア vs 丁浩九段・周泓余七段ペア (勝)
    丁・周ペア 勝利

  • (負) 小林覚九段・青木喜久代八段ペア vs 党毅飛九段・唐嘉雯六段ペア (勝)
    党・唐ペア 勝利


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村本渉五段、4月上昇ランキング1位
村本渉五段、4月上昇ランキング1位 - 4月の碁力昇降ランキング

2025年4月の対局成績がまとまり、村本渉五段が5連勝でスコアを155ポイント伸ばしました。また、許家元九段や王立誠九段もそれぞれ150点近い伸びを見せました。


スコア上昇ランキング(トップ20)

順位 棋士名 スコア変動 4月初 4月末 勝敗
1 村本渉 五段 ▲155 2492 2647 勝 勝 勝 勝 勝
2 許家元 九段 ▲153 5598 5751 勝 勝 勝 負 勝 勝
3 笠原悠暉 初段 ▲145 2136 2281 勝 勝 負 勝 負 勝
4 王立誠 九段 ▲144 2513 2657 勝 勝 勝 勝 勝
5 中根大喜 初段 ▲143 2133 2276 勝 勝 勝
6 広瀬優一 七段 ▲134 3319 3453 勝 負 勝 勝
7 栁原咲輝 二段 ▲126 2507 2633 勝 勝 勝 勝
8 伊藤健良 三段 ▲100 2388 2488 負 勝 勝
9 井口豊秀 八段 ▲89 2179 2268 負 勝
10 伊了 四段 ▲88 2703 2791 勝 勝 勝
11 三浦太郎 四段 ▲88 3726 3814 負 勝 勝 勝
12 内海晃希 四段 ▲69 2214 2283 勝 勝
13 北野亮 八段 ▲68 2110 2178 勝 勝 勝
14 小西理章 三段 ▲67 2391 2458 負 負 勝 勝
15 朝日悠俊 初段 ▲67 2255 2322 勝 勝
16 酒井真樹 九段 ▲66 2199 2265 負 勝 負
17 高尾紳路 九段 ▲63 2873 2936 勝 勝
18 高橋真澄 三段 ▲62 2113 2175 負 勝 負 勝
19 萩谷和宏 六段 ▲61 2149 2210 負 勝 負
20 小山栄美 六段 ▲61 2384 2445 勝 勝

スコア下降ランキング

順位 棋士名 スコア変動 4月初 4月末 勝敗
1 井山裕太 王座・碁聖 ▼419 5877 5458 負 負
2 酒井佑規 六段 ▼245 4175 3930 負 負 勝 勝
3 梁川裕政 七段 ▼167 2695 2528 負 負 負 負
4 熊本秀生 四段 ▼165 2682 2517 負 負 負 負
5 大垣雄作 九段 ▼150 2756 2606 勝 負 負
6 芝野虎丸 十段 ▼143 6149 6006 勝 勝 負 負
7 古田直義 四段 ▼142 2606 2464 負 負 負
8 佐坂志朗 八段 ▼140 2714 2574 勝 負 勝 負
9 水戸夕香里 三段 ▼126 2429 2303 負 負 負
10 伊田篤史 九段 ▼111 4139 4028 勝 負 勝 負

第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果

5月6日午後、第9回「廬陽・志邦杯」中日韓名人ペア戦の記者会見と抽選式が、合肥市の北尚世紀金源ホテルにて行われました。中日韓3か国から男女ペア計16名のプロ棋士が出場し、5月7日から2日間にわたり、逍遥津公園内の蘧荘にて開催されます。

初戦の対戦カード

  • 曹大元・孔祥明ペア vs 小林覚・青木喜久代ペア
  • 王星昊・於之瑩ペア vs 芝野虎丸・上野愛咲美ペア
  • 丁浩・周泓余ペア vs 曹薫鉉・趙惠連ペア
  • 党毅飛・唐嘉雯ペア vs 朴廷桓・呉侑珍ペア

地域とともに歩む囲碁文化

大会期間中には、プロ棋士が合肥市第四十五中学桐城路キャンパスを訪れ、青少年棋士との交流イベント「囲碁マスター進校園」も実施されます。これにより、囲碁の技術や精神を次世代へ伝える試みがなされます。

また、併催イベントとして「2025年廬陽杯合肥市少年囲碁選手権大会」も行われ、60名の少年棋士が蘧荘で熱戦を繰り広げます。廬陽区では「国際高水準大会+市民囲碁普及+青少年囲碁教育」という囲碁普及の構築を進めており、囲碁の発展を目指しています。

ギャラリー

第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果
第9回「廬陽・志邦杯」 開幕式・抽選結果

中国不参加の代替策 第30回LG杯、歴代優勝者を特別招待

韓国主催の世界囲碁大会「第30回LG杯朝鮮日報棋王戦」は、中国囲棋協会の不参加決定を受け、特別な対応を打ち出しました。主催者は、これまでの優勝経験者を特別招待し、記念すべき30周年大会にふさわしい豪華な顔ぶれで開催する方針を明らかにしました。

歴代優勝者が集結

1996年に創設されたLG杯は、これまでに22人の優勝者を輩出してきました。国別では中国11人、韓国8人、日本2人、台湾1人となっています。今回の特別招待では、既にシード権を得ている申真諝九段、朴廷桓九段、卞相壹九段、申旻埈九段を除き、残る7名の歴代優勝者が対象となります。

その中には、日本の王立誠九段、張栩九段、韓国の李昌鎬九段、劉昌赫九段、李世乭九段、姜東潤九段、そして台湾の周俊勲九段が含まれています。ただし、引退した李世乭九段の出場については未定です。

本戦は5月開幕

第30回LG杯は、5月18日に韓国・京畿道で抽選式を行い、本戦が正式にスタートします。24強戦は19日、16強戦は21日に実施され、8月には準々決勝と準決勝が行われます。決勝三番勝負は来年1月に予定されており、優勝賞金は3億ウォン(約3300万円)です。

棋聖戦就位式 一力遼棋聖、棋聖戦四連覇達成

第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)を制した一力遼棋聖の就位式が、4月25日に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われました。会場には一般参加者ら約120人が出席し、盛大な祝福ムードに包まれました。

井山裕太王座を破り、四連覇達成

一力棋聖は、2期連続で挑戦者となった井山裕太王座を4勝3敗で下し、棋聖戦四連覇を達成しました。

日本一から世界一へ

謝辞の中で一力棋聖は、「日本一の棋士が世界一の棋士に、ということを目標に精進を続けていきたい」「今年は囲碁の奥深さを感じる対局が多いシリーズだった」「昨年、応氏杯で優勝はしたが、実力的にはまだ足りない部分が多いと感じている」と振り返りを語りました。

ギャラリー

棋聖戦就位式 一力遼棋聖、棋聖戦四連覇達成
棋聖戦就位式 一力遼棋聖、棋聖戦四連覇達成
棋聖戦就位式 一力遼棋聖、棋聖戦四連覇達成
棋聖戦就位式 一力遼棋聖、棋聖戦四連覇達成
棋聖戦就位式 一力遼棋聖、棋聖戦四連覇達成

日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

「第1回日本女子囲碁リーグ」の第9ラウンドが4月26日(土)、日本棋院で打たれました。チーム若鯉とチーム囲碁・将棋チャンネルの対戦は、チーム囲碁・将棋チャンネルが2勝1敗で勝利しました。

チーム若鯉 1-2 チーム囲碁将棋チャンネル

  • 主将戦 - (負)鈴木歩七段 vs 藤沢里菜女流本因坊(勝)
    日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

  • 副将戦 - (勝)上野梨紗女流棋聖 vs 徐文燕二段(負)
    日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

  • 三将戦 - (負)奥田あや五段 vs 星合志保四段(勝)
    日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

同日午後、日本棋院中部総本部ではチーム名古屋とチームセンコーグループが対戦しました。チームセンコーグループが3戦全勝で勝利しました。

チーム名古屋 0-3 チームセンコーグループ

  • 主将戦 - (勝)加藤千笑三段 vs 上野愛咲美女流名人(負)
    日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

  • 副将戦 - (勝)王景怡四段 vs 牛栄子四段(負)
    日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

  • 三将戦 - (負)高雄茉莉二段 vs 万波奈穂四段(勝)
    日本女子囲碁リーグ第9R センコーグループが決勝ステージ進出決定

決勝進出争い

チームセンコーグループはすでに首位を確定させ、決勝進出を決めました。残る1枠は、チーム若鯉とチーム囲碁・将棋チャンネルの間で争われます。最終ラウンドの結果により、どちらが決勝舞台に立つかが決定します。

決勝進出
決勝進出
決勝進出
決勝進出
決勝進出
決勝進出

関連棋譜:

特設サイト:

第9回「廬陽・志邦杯」中日韓ペア戦が開催へ 5月7日〜8日に中国・合肥で開催

2025年第9回「廬陽・志邦ン杯」中日韓囲碁名人ペア戦が、5月7日から8日にかけて中国安徽省合肥市廬陽区の逍遥津公園にて開催される予定です。

日本代表

  • 芝野虎丸九段 & 上野愛咲美六段
    芝野虎丸九段 & 上野愛咲美六段

  • 小林覚九段 & 青木喜久代八段
    小林覚九段 & 青木喜久代八段

中国代表

  • 丁浩九段 & 周泓余七段
    王星昊九段 & 於之莹八段
    丁浩・王星昊ペア

  • 党毅飛九段 & 唐嘉雯六段
    曹大元九段 & 孔祥明八段
    党毅飛・曹大元ペア

韓国代表

  • 朴廷桓九段 & 呉侑珍九段
    曹薫鉉九段 & 趙恵連九段
    朴廷桓・曹薫鉉ペア

囲碁の街「廬陽」で文化と囲碁の融合

合肥市廬陽区は「囲碁の郷」として知られ、今回の大会で9回目の開催となります。会場となる逍遥津公園内の蘧荘(きょそう)では、対局のほかに文化展示エリアも設けられ、伝統工芸や無形文化遺産の技術が披露されます。

展示予定の文化には、廬陽剪紙(切り紙)、廬州面塑(粘土人形)、廬州木版水印(木版印刷)、馬派皮影(影絵芝居)、廬陽糖画(砂糖細工)、廬陽殷氏字画(書画)などが含まれ、訪れる人々に地域の伝統文化の魅力を伝えます。

ギャラリー

  • 開催場所:逍遥津公園



第29回LG杯決勝三番勝負の争議 中国囲碁協会、LG杯不参加を発表

中国囲碁協会は23日、2025年5月に開幕予定の第30回LG杯世界囲碁棋王戦に関して、「今期は代表チームを編成せず、不参加とする」方針を明らかにしました。ただし、韓国主催の他の国際棋戦への出場には影響しないと説明しています。

柯潔九段への判定を巡る論争

この決定の背景には、第29回LG杯決勝三番勝負の第3局で起きた判定争議があります。中国の柯潔九段が2回反則負けと判定され、韓国の卞相壹九段が優勝となりました。中国囲碁協会はこの判定に強く反発。試合中の裁判の介入タイミングが不適切であり、柯潔九段は過度な干渉により対局を続けられなかったと主張しました。協会は韓国棋院に再対局の申請を行いましたが、受け入れられなかったとしています。

中国囲碁協会はその後の声明で、「第3局の結果は受け入れられない」との公式立場を示しました。今回の不参加の決定について協会関係者は、「主催者側が声明内容や核心的な訴えに対して、これまで明確な反応を示していない」と説明しました。

韓国主催の他棋戦への参加は継続

同時に、LG杯への不参加は他の韓国主催大会への出場とは無関係であることも強調しました。実際、今年2月には韓国棋院が反則による敗北制度の撤廃を発表し、農心杯や世界最強棋士決定戦などでその変更が反映されました。中国囲碁協会はこの姿勢を評価し、これらの大会には通常通り棋士を派遣しています。

世界囲碁は発展を続けており、現在は日本・中国・韓国の3か国が中心的な存在です。「国際大会におけるルールの不統一や、争議解決の不明確さを浮き彫りにした」としており、ルールや争議処理の明確化に向けた協議を深めていくべきです。

第50期名人戦リーグ 苦戦続く、ベテランの山下が残留争いに沈む

第50期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は4月21日、広瀬優一七段が山下敬吾九段との対局で、黒番12目半勝ちを収め、通算成績を2勝3敗としました。これにより、リーグ残留への可能性を残しました。一方の山下九段は1勝3敗となり、苦しい状況に追い込まれています。

山下九段、残留争いに沈む

15期連続21回目の名人リーグ(名人在位含む)を戦っている山下九段は、ここでの黒星によりリーグ残留が危うくなってきています。一方、初リーグ参戦の広瀬優一七段は、白星を挙げ、成績を2勝3敗としました。残留に向けて望みをつないでいます。

関連棋譜

【第50期名人戦リーグ】(黒)広瀬優一七段 対 山下敬吾九段(白)

特設ページ

第50期名人戦リーグ

第12期会津中央病院・立葵杯 謝・上野・高雄、福島県会津の舞台へ

第12期会津中央病院・立葵杯の準々決勝が日本棋院で行われ、高雄茉莉二段、上野梨紗女流棋聖、そして謝依旻七段の3名が、それぞれ対戦相手に勝利し、ベスト4進出を決めました。

ベスト4の最後の1枠は、藤沢里菜女流本因坊と大森らん二段の一戦によって決まります。

第12期会津中央病院・立葵杯 謝・上野・高雄、福島県会津の舞台へ

準決勝以降は福島県・会津若松市に舞台を移す

準決勝以降の対局は、福島県会津若松市の「今昔亭」に場所を移して開催されます。準決勝は5月17日に行われ、翌18日には挑戦者決定戦が同会場で打たれます。優勝者には、現タイトル保持者である上野愛咲美女流立葵杯への挑戦権が与えられます。

関連棋譜

第1回北海新繹杯準々決勝 ベスト4、中国勢が独占

4月14日、中国広西チワン族自治区北海市の涠洲島で行われた第1回北海新繹杯世界囲碁オープン戦準々決勝において、一力遼九段と許家元九段両方も序盤から厳しい展開となり、形勢を立て直すことができず、敗退となります。


準々決勝戦結果:

(負)一力遼九段 vs 李維清九段(勝)

対局写真
対局写真

(負)許家元九段 vs 王星昊九段(勝)

対局写真
対局写真


関連棋譜:


スケジュール

  • 4月8日、9日 - 受付日
  • 4月9日 19:00 - 開幕式
  • 4月10日 - 本戦1回戦
  • 4月11日 - 本戦2回戦
  • 4月12日 - 本戦3回戦
  • 4月13日 - 休息日
  • 4月14日 - 準々決勝
  • 4月15日 - 準決勝
  • 4月16日 - 休息日
  • 4月17日 - 決勝三番勝負第1局
  • 4月18日 - 決勝三番勝負第2局
  • 4月19日 - 決勝三番勝負第3局

賞金

  • 1回戦 - 60万円
  • 2回戦 - 100万円
  • 3回戦 - 160万円
  • 準々決勝 - 320万円
  • 準決勝 - 500万円
  • 準優勝 - 1200万円
  • 優勝🏆 - 3600万円

対戦ルール

中国ルール。コミ7目半、持ち時間:2時間、秒読み:60秒(5回)

第36期女流名人戦三番勝負第1局 上野(姉)が先勝

第36期女流名人戦三番勝負の第1局が4月14日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、挑戦者の上野愛咲美女流立葵杯が藤沢里菜女流名人に228手で白番中押し勝ちを収め、シリーズ初戦を制しました。

上野女流立葵杯は、前期に藤沢女流名人に奪われた女流名人の座を取り戻すべく挑戦しています。一方の藤沢女流名人は、通算7期目の女流名人位を目指しており、2連覇がかかるシリーズとなっています。


第2局は4月16日に

次戦となる第2局は4月16日、同じく日本棋院で行われる予定です。タイトルをかけた緊張感のある戦いが続きますが、上野女流立葵杯がそのまま決着をつけるのか、藤沢女流名人が巻き返しを見せるのか、注目が集まります。


対局の流れ

  • 4月14日 10時00分 - 立会人の岡田結美子六段の合図で始まりました。
  • 12時 - 昼食
    • 藤沢女流名人:和食お重弁当
    • 上野女流立葵杯:懐石弁当
      昼食1
      昼食2
  • 13時 - 対局再開しました。
  • 16時55分 - 終局。上野愛咲美女流立葵杯が白番中押し勝ちを収め、良いスタートを切りました。
    終局後

関連棋譜:

棋譜解説【第4回テイケイグループ杯女流レジェンド戦決勝】

「第4回テイケイグループ杯女流レジェンド戦」(協賛:テイケイ株式会社およびテイケイグループ各社)の決勝戦が、4月12日、東京都千代田区の囲碁・将棋チャンネル「竜星スタジオ」で開催されました。対局は互角の展開が続きましたが、終盤にかけて小林泉美女流レジェンドが着実にリードを広げ、最終的に290手までの熱戦の末、白番15目半勝ちを収めました。女流レジェンドは本棋戦で大会初となる連覇を達成しました。


棋譜解説

  • 黒番:大澤奈留美五段
  • 白番:小林泉美七段
  • 手数:290
  • 結果:白番15.5目勝ち
  • 対局日:2025-04-12

第1譜(1-30手)

第1譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。


第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒39手はやや損であり、H13に打つのがより良いとされています。
  • 白46手は少し繊細さに欠けており、R12が望ましい選択です。
  • 白48手もやや損で、A12への着手が有力です。
  • 黒49手は小さなミスであり、E12が良い手とされています。
  • この譜では、依然として形勢は難解です。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒63手は好ましくなく、C4が良い手です。
  • 白64手も少し疑問があり、B5に打つ方が有利です。
  • 白78手には大きな問題があり、B5が妥当な一手と見られます。
  • 白84手は小さなミスで、こちらもB5が好手です。
  • この譜では、白が一定の成果を挙げており、形勢でやや主導権を握っています。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白96手には少し疑問があり、L4が好手です。
  • 黒99手もわずかに疑問があり、F6がより有利な選択です。
  • 白100手もやや不満が残る一手で、M5が良い手とされています。
  • 白102手は小さなミスで、N9への着手が適切です。
  • この譜では、黒は引き続き苦しい戦いを強いられました。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒131手には検討の余地があり、J12が正着です。
  • 黒133手にはやや疑問があり、M7が好手です。
  • 白142手にもわずかな疑問があり、K4が有力な選択です。
  • 黒145手はやや不満が残り、N10に打つ方が良かったと考えられます。
  • この譜では、黒の奮闘も実を結ばず、形勢は苦境に陥りました。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 白170手は小さな損で、J3が好手です。
  • 白176手はやや損であり、J2に打つことが検討されます。
  • 白178手には疑問があり、N13が良い手です。
  • 黒179手は熟慮に欠けており、N8への着手が適切です。
  • この譜では、白の優位が明確に現れました。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • 黒185手はわずかな損で、R7がより良い選択です。
  • 白188手は小さなミスであり、S17が好手です。
  • 白192手も軽微なミスで、O18が良い選択とされています。
  • 白200手にはやや疑問があり、O18に打つのが望ましかったです。
  • この譜では、黒が差を縮める展開となりました。

第8譜(211-240手)

第8譜

  • 黒219手にはわずかに疑問があり、H2がより良い選択です。
  • 黒231手は再考の余地があり、O19が一つの有力な手とされています。
  • 黒233手は大きな損失で、この局面ではN12に打つのが妥当でした。
  • 白234手は明確な悪手であり、P10への着手が適切とされています。
  • この譜では、黒の形勢は悪化しました。

第9譜(241-270手)

第9譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。


第10譜(271-290手)

第10譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。


関連棋譜:

棋譜解説 【第4回テイケイグループ杯女流レジェンド戦決勝】(黒)大澤奈留美五段 対 小林泉美女流レジェンド(白)

「第4回テイケイグループ杯女流レジェンド戦」(協賛:テイケイ株式会社およびテイケイグループ各社)の決勝戦が、4月12日、東京都千代田区の囲碁・将棋チャンネル「竜星スタジオ」で開催されました。
決勝の対局は、小林泉美女流レジェンドと大澤奈留美五段の顔合わせとなりました。

対局風景1
対局風景2

対局は互角の展開が続きましたが、終盤にかけて小林泉美女流レジェンドが着実にリードを広げ、最終的に290手までの熱戦の末、白番15目半勝ちを収めました。
女流レジェンドは本棋戦で大会初となる連覇を達成しました。

表彰風景


関連棋譜:

第1回北海新繹杯3回戦 日本勢2名が国際棋戦8強入り、12年ぶり

4月12日、第1回「北海新繹杯」世界囲碁オープン戦本戦3回戦が打たれました。一力遼九段と許家元九段がそれぞれ勝利し、準々決勝進出を果たしました。
日本勢2名以上がメジャー国際棋戦8強入りは、2013年の第18回LG杯(井山裕太九段、高尾紳路九段)以来です。

4月14日、準々決勝の対局は観光地・涠洲島で行われる予定です。


3回戦結果:

  • (勝) 一力遼九段 vs 芈昱廷九段 (負)
    一力 vs 芈昱廷1
    一力 vs 芈昱廷2

  • (勝) 許家元九段 vs 丁浩九段 (負)
    許 vs 丁浩


準々決勝の対戦カード:

準々決勝対戦カード

  • 一力遼九段 vs 李維清九段
  • 許家元九段 vs 王星昊九段

ギャラリー:

ギャラリー1
ギャラリー2
ギャラリー3
ギャラリー4
ギャラリー5
ギャラリー6


関連棋譜:


スケジュール:

  • 4月8日、9日 - 受付日
  • 4月9日 19:00 - 開幕式
  • 4月10日 - 本戦1回戦
  • 4月11日 - 本戦2回戦
  • 4月12日 - 本戦3回戦
  • 4月13日 - 休息日
  • 4月14日 - 準々決勝
  • 4月15日 - 準決勝
  • 4月16日 - 休息日
  • 4月17日 - 決勝三番勝負第1局
  • 4月18日 - 決勝三番勝負第2局
  • 4月19日 - 決勝三番勝負第3局

賞金:

  • 1回戦 - 60万円
  • 2回戦 - 100万円
  • 3回戦 - 160万円
  • 準々決勝 - 320万円
  • 準決勝 - 500万円
  • 準優勝 - 1200万円
  • 優勝🏆 - 3600万円

対戦ルール:

中国ルール。コミ7目半、持ち時間: 2時間、秒読み: 60秒(5回)

第1回北海新繹杯2回戦 一力と許、3回戦進出

中国広西チワン族自治区北海市にて開催中の第1回「北海新繹杯」世界囲碁オープン戦は、4月11日に本戦2回戦を迎えました。一力遼九段と許家元九段がそれぞれ強敵を退け、3回戦進出を果たしました。一方で、伊田篤史九段と広瀬優一七段は、序盤から有利に進める場面も見せましたが、終盤で逆転を許し、惜しくも敗退という結果になりました。

2回戦結果:

  • (勝) 一力遼九段 vs 謝爾豪九段 (負)
    対局画像
  • (勝) 許家元九段 vs 劉宇航七段 (負)
    対局画像
  • (負) 伊田篤史九段 vs 李欽誠九段 (勝)
    対局画像
  • (負) 広瀬優一七段 vs 芈昱廷九段 (勝)
    対局画像

3回戦カード:

  • 一力遼九段 vs 芈昱廷九段
  • 許家元九段 vs 丁浩九段

ギャラリー:

ギャラリー1
ギャラリー2
ギャラリー3
ギャラリー4

関連棋譜:

スケジュール:

  • 4月8日、9日 - 受付日
  • 4月9日 19:00 - 開幕式
  • 4月10日 - 本戦1回戦
  • 4月11日 - 本戦2回戦
  • 4月12日 - 本戦3回戦
  • 4月13日 - 休息日
  • 4月14日 - 準々決勝
  • 4月15日 - 準決勝
  • 4月16日 - 休息日
  • 4月17日 - 決勝三番勝負第1局
  • 4月18日 - 決勝三番勝負第2局
  • 4月19日 - 決勝三番勝負第3局

賞金:

  • 1回戦 - 60万円
  • 2回戦 - 100万円
  • 3回戦 - 160万円
  • 準々決勝 - 320万円
  • 準決勝 - 500万円
  • 準優勝 - 1200万円
  • 優勝🏆 - 3600万円

対戦ルール:

中国ルール。コミ7目半、持ち時間: 2時間、秒読み: 60秒(5回)

第1回北海新繹杯一回戦 「勝負師」一力が勝ち、日本勢4名初戦突破

中国・広西チワン族自治区北海市にて、第1回「北海新繹杯」世界囲碁オープン戦の本戦1回戦が4月10日に打たれました。日本勢4名、一力遼九段、許家元九段、伊田篤史九段、広瀬優一七段が2回戦へ進出しました。

1回戦結果:

  • (勝)一力遼九段 vs 連笑九段(負)
    image
  • (負)井山裕太九段 vs 周振宇アマ(勝)
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  • (負)関航太郎九段 vs 芈昱廷九段(勝)
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  • (負)芝野虎丸九段 vs 楊鼎新九段(勝)
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  • (勝)広瀬優一七段 vs 鄭載想六段(勝)
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  • (負)大竹優七段 vs 周睿羊九段(勝)
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  • (負)上野梨紗三段 vs 党毅飛九段(勝)
    image
    image
  • (勝)許家元九段 vs ドジラーカルフ初段(負)
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  • (勝)伊田篤史九段 vs 張強六段(負)
    image
  • (負)酒井佑規六段 vs 蔡競六段(勝)
    image

2回戦カード:

  • 一力遼九段 vs 謝爾豪九段
  • 広瀬優一七段 vs 羋昱廷九段
  • 許家元九段 vs 劉宇航七段
  • 伊田篤史九段 vs 李欽誠九段

ギャラリー

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関連棋譜:

スケジュール

  • 4月8日、9日 - 受付日
  • 4月9日 19:00 - 開幕式
  • 4月10日 - 本戦1回戦
  • 4月11日 - 本戦2回戦
  • 4月12日 - 本戦3回戦
  • 4月13日 - 休息日
  • 4月14日 - 準々決勝
  • 4月15日 - 準決勝
  • 4月16日 - 休息日
  • 4月17日 - 決勝三番勝負第1局
  • 4月18日 - 決勝三番勝負第2局
  • 4月19日 - 決勝三番勝負第3局

賞金

  • 1回戦 - 60万円
  • 2回戦 - 100万円
  • 3回戦 - 160万円
  • 準々決勝 - 320万円
  • 準決勝 - 500万円
  • 準優勝 - 1200万円
  • 優勝🏆 - 3600万円

対戦ルール

中国ルール。コミ7目半、持ち時間:2時間、秒読み:60秒(5回)

第1回「北海新繹杯」世界囲碁オープン戦 開幕式

第1回「北海新繹杯」世界囲碁オープン戦の本戦が、4月10日より中国・北海市で開幕します。前半の1〜3回戦は北海市内の富麗華ホテルで、準々決勝以降の対局は観光地・涠洲島で行われる予定です。

日本勢10名出場

日本からは、一力遼九段、井山裕太九段、芝野虎丸九段の3名がシード棋士として出場し、さらに選抜を勝ち抜いた関航太郎九段、許家元九段、伊田篤史九段、広瀬優一七段、大竹優七段、酒井佑規六段、上野梨紗三段の計10名が本戦に挑みます。(注:曽富康三段は東南アジア代表として出場)

1回戦カード

  • 一力遼九段 vs 連笑九段
  • 井山裕太九段 vs 周振宇アマ
  • 関航太郎九段 vs 芈昱廷九段
  • 芝野虎丸九段 vs 楊鼎新九段
  • 広瀬優一七段 vs 鄭載想六段
  • 大竹優七段 vs 周睿羊九段
  • 上野梨紗三段 vs 党毅飛九段
  • 許家元九段 vs ドジラーカルフ初段
  • 伊田篤史九段 vs 張強六段
  • 酒井佑規六段 vs 蔡競六段

ギャラリー

開幕式
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スケジュール

  • 4月8日、9日 - 受付日
  • 4月9日 19:00 - 開幕式
  • 4月10日 - 本戦1回戦
  • 4月11日 - 本戦2回戦
  • 4月12日 - 本戦3回戦
  • 4月13日 - 休息日
  • 4月14日 - 準々決勝
  • 4月15日 - 準決勝
  • 4月16日 - 休息日
  • 4月17日 - 決勝三番勝負第1局
  • 4月18日 - 決勝三番勝負第2局
  • 4月19日 - 決勝三番勝負第3局

賞金

  • 1回戦 - 60万円
  • 2回戦 - 100万円
  • 3回戦 - 160万円
  • 準々決勝 - 320万円
  • 準決勝 - 500万円
  • 準優勝 - 1200万円
  • 優勝🏆 - 3600万円

対戦ルール

中国ルール。コミ7目半、持ち時間:2時間、秒読み

棋譜解説 【第80期本因坊戦挑戦者決定戦】(黒)芝野虎丸十段 対 孫喆七段(白)

第80期本因坊戦挑戦者決定戦が、4月7日に日本棋院で打たれました。芝野虎丸九段が孫喆七段に黒番中押し勝ちしを収め、一力遼本因坊への挑戦権を獲得しました。

棋譜解説

黒番:芝野虎丸九段
白番:孫喆七段
手数:175
結果:黒番中押し勝ち
対局日:2025-04-07

第1譜(1-30手)

第1譜
本譜において双方ともに明らかな問題手はなく、完璧な内容と評価されました。

第2譜(31-60手)

第2譜
黒の43手はやや繊細さを欠いており、H6に打つのが望ましいです。
黒の47手はわずかに損で、G6に打つのが良い手とされています。
白の52手は小さな損であり、C3に打つほうが有利です。
黒の53手は軽微なミスで、G2が良い選択です。
本譜では、白が一定の成果を上げ、形勢をややリードしました。

第3譜(61-90手)

第3譜
黒の61手は小さな損であり、P8に打つのが好手です。
黒の63手はかなり問題があり、E4が良い選択とされます。
黒81手が若干損失を生んでおり、N4に打つことを検討する価値があります。
黒の71手も不十分で、同じくE4が望ましいです。
黒の73手は再考の余地があり、E4が正着です。
本譜では、黒の奮闘も実を結ばず、形勢が苦しくなりました。

第4譜(91-120手)

第4譜
黒の99手はあまり良くなく、D11に打つのが好手です。
白の100手には少し疑問があり、E12が良い手です。
黒の115手は小さなミスで、C12に打つほうが有利です。
本譜では、白の優勢が明確になりました。

第5譜(121-150手)

第5譜
白の122手は小さな損で、F13が好手です。
白の124手はやや損であり、B6に打つのがより良い選択です。
白の138手は熟慮が足りず、G9が適切です。
黒の141手も小さな損であり、B13に打つのがより良いです。
本譜では、黒が劣勢を挽回しました。

第6譜(151-175手)

第6譜
白の154手はやや損であり、J13がより良い選択です。
白の156手は予想外の一手で、勝率を4.1%も上昇させた非常に鋭い着手でした。
白の158手は小さな損で、J15が好手です。
白の162手もやや損で、K17が好手です。
白の168手は非常に悪手で、J17のほうが明らかに優れています。
本譜では白の努力も実らず、形勢が困難に陥っています。


関連棋譜:

【第80期本因坊戦挑戦者決定戦】(黒)芝野虎丸十段 対 孫喆七段(白)

棋譜解説 【大和ハウス杯第63期十段戦挑戦手合第3局】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太十段(白)

大和ハウス杯第63期十段戦挑戦手合第3局が、4月3日に日本棋院で打たれました。挑戦者・芝野虎丸九段が黒番中押し勝ちを収、十段位を奪還しました。

棋譜解説

黒番:芝野虎丸九段
白番:井山裕太九段
手数:289
結果:黒番中押し勝ち
対局日:2025-04-03

第1譜(1-30手)

第1譜
白26手が若干の損失があると考えており、D11に打つことを検討する価値があると言っています。
黒27手は少し損があり、D8は良い手です。
この譜では、白が若干の成果を上げ、形勢がやや有利となっています。

第2譜(31-60手)

第2譜
黒41手が細かさに欠けると考えており、H7に打つことを検討する価値があります。
白46手は良くなく、G10に打つほうが良い選択です。
黒51手は少し不満があり、F11が良い選択肢です。
白56手は小さな損失があり、B8に打つほうが有利です。
この譜では、黒は必死に戦い、形勢は非常に接近しています。

第3譜(61-90手)

第3譜
黒81手が若干損失を生んでおり、N4に打つことを検討する価値があります。
白82手は細かさに欠け、A5に打つことを検討する価値があると言っています。
黒81手が若干損失を生んでおり、N4に打つことを検討する価値があります。
白86手は好ましくなく、A5に打つのが良い選択です。
白88手には大きな問題があり、M11に打つのが適切です。
この譜では、黒が戦いに成功し、形勢が非常に良くなっています。

第4譜(91-120手)

第4譜
白100手が少し不満があり、Q11に打つのが良い選択だと考えています。
黒117手は非常に悪い手で、D13に打つのが正しい手です。
黒119手には少し疑問があり、D13が良い選択です。
この譜では、黒の優位が明確に示されています。

第5譜(121-150手)

第5譜
黒131手に少し疑問があり、P10に打つのが良い手だと考えています。
白132手は不適切で、Q7が良い手です。
黒133手には議論の余地があり、Q9が正しい手です。
白142手は少し不適切で、Q5に打つのが良い選択です。
この譜では、白は差を縮めました。

第6譜(151-180手)

第6譜
白158手に少し疑問があり、A5に打つのが良い選択だと考えています。
白160手は若干の損失があり、L17に打つのを検討する価値があると言っています。
白162手には小さな損失があり、E13に打つほうが有利です。
白166手には考慮不足があり、E12が正しい手です。
この譜では、白は努力が実らず、形勢が困難に陥っています。

第7譜(181-210手)

第7譜
黒185手に少し疑問があり、J3が良い手だと考えています。
白194手は若干不適切で、D18が良い手です。
黒205手は非常に悪い手で、B18に打つのが良い選択です。
この譜では、黒の優位が明確に示されています。

第8譜(211-240手)

第8譜
黒223手が細かさに欠け、J17に打つほうが良いと考えています。
白234手には小さなミスがあり、K5が良い選択です。
黒237手には小さなミスがあり、P2に打つのが良い選択です。
白240手には若干の損失があり、P2に打つことを検討する価値があります。
この譜では、黒の優位が明確に示されています。

第9譜(241-270手)

第9譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない

第10譜(271-289手)

第10譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない

関連棋譜:

【大和ハウス杯第63期十段戦挑戦手合第3局】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太十段(白)

棋譜解説 【第80期本因坊戦準決勝】(黒)上野愛咲美六段 対 孫喆七段(白)

第80期本因坊戦準決勝

第80期本因坊戦本戦準決勝が、4月3日に日本棋院で打たれました。
孫喆七段が上野愛咲美六段に白番中押し勝ちし、初の挑戦者決定戦進出を果たしました。
挑戦者決定戦の相手は芝野虎丸十段です。


棋譜解説

  • 黒番:上野愛咲美六段
  • 白番:孫喆七段
  • 手数:234
  • 結果:白番中押し勝ち
  • 対局日:2025-04-03

棋譜進行

第1譜(1-30手)

第1譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒33手はやや疑問手で、N6の着手が望ましい。
  • 白34手も若干疑問があり、Q9の方が有利である。
  • 黒45手はわずかに損をし、K3の着手がより良い選択となる。
  • 黒47手もやや疑問で、K3が最善手と考えられる。
  • この譜では、局面は依然として非常に難解である。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白62手は若干疑問で、K2の着手が有利。
  • 白70手は小さなミスで、R12の方が良い。
  • 黒71手もやや疑問で、O10がより適切な手。
  • 白72手はやや損をし、S16の着手が考えられる。
  • この譜では、黒棋が成功し、形勢は大きく好転した。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒93手は良くなく、C17の着手が望ましい。
    • AIの推奨図:
      AI 推奨図
      • 黒の勝率: 96.6%(実戦より+15.6%)
  • 黒99手もやや疑問で、G18が良い選択。
    • AIの推奨図:
      AI 推奨図
      • 黒の勝率: 80.6%(実戦より+27.3%)
  • 黒101手も若干疑問で、C14が適切な手。
    • AIの推奨図:
      AI 推奨図
      • 黒の勝率: 61.5%(実戦より+25.7%)
  • 黒109手は小さなミスで、E13の着手が良い選択。
    • AIの推奨図:
      AI 推奨図
      • 黒の勝率: 31.6%(実戦より+21.1%)
  • この譜では、黒棋が有利な局面から不利な局面へ転じた。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒133手はやや疑問があり、G2の着手が望ましい。
  • 白134手は良くなく、M13の方が良い選択。
  • この譜では、白棋の優勢が明らかとなった。

第6譜(151-180手)

第6譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。

第7譜(181-210手)

第7譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。

第8譜(211-234手)

第8譜
この譜では双方ともに明らかな問題手はない。


関連棋譜

【第80期本因坊戦準決勝】(黒)上野愛咲美六段 対 孫喆七段(白)

第63期十段戦挑戦手合第3局

産経新聞社が主催する囲碁タイトル戦「大和ハウス杯 第63期十段戦五番勝負」の第3局が4月3日、長野県大町市の「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」で行われました。挑戦者・芝野虎丸九段が黒番中押し勝ちを収め、十段位を奪還しました。芝野九段の十段獲得は通算3期目です。

対局の流れ

4月2日 - 検分

  • 対局前日に「検分」が行われました。
    検分の様子

  • 検分の後、井山十段と芝野九段は前日インタビューに応じ、それぞれ開幕戦への意気込みを語りました。

    • 井山十段:「数字の上ではタフな状況だが、(カド番は)これまでにも経験があるので悲観はしていない。第1、2局より体調も良いので、自信を持って対局に臨めれば」
    • 芝野九段:「自分がタイトル戦で開幕から連勝するのは珍しく、新鮮な感じもある。気持ちは特に変わらず、次の一局を頑張るだけ」

4月3日 - 対局開始

  • 9時30分 - 立会人の山城宏九段の合図で対局が始まりました。
  • 12時 - 昼食時点で、白番の井山王座の勝率は6%。
    昼食時点
  • 13時 - 対局再開。
  • 17時55分 - 終局。芝野虎丸九段が黒番中押し勝ちを収め、十段位を奪還しました。
    終局

特設ページ

関連棋譜

日本棋院所属のカメラマン、香山由志子さんが本日で退職します。1989(平成元)年に入社以来、36年にわたり、日本棋院並びに日本囲碁界を支えてこられました。長い間、本当にお疲れさまでした。写真は、本因坊戦本戦トーナメント準決勝での香山さんの撮影の様子です。

日本棋院所属のカメラマン、香山由志子さんが退職

棋譜解説 【第80期本因坊戦本戦準決勝】(黒)芝野虎丸九段 対 許家元九段(白)

第80期本因坊戦本戦準決勝が、3月31日に日本棋院で打たれました。芝野虎丸九段が許家元九段に黒番中押し勝ちし、挑戦者決定戦に進出しました。対戦相手は、孫喆七段と上野愛咲美六段の勝者です。

棋譜解説

  • 黒番:芝野虎丸九段
  • 白番:許家元九段
  • 手数:127
  • 結果:黒番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-31

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 白20手はやや繊細さに欠け、E3への着手が望ましい。
  • 黒25手には若干の疑問があり、R5がより良い選択となる。
  • 本譜の局面は依然として互角。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白42手はやや疑問手であり、L6が適切な選択肢となる。
  • 白46手はやや損をしており、L7が最善手である。
  • 白50手は小さなミスで、L7に打つ方が有利である。
  • 黒53手はやや繊細さに欠け、S12がより良い選択となる。
  • 本譜では黒がわずかに有利な展開となった。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒69手はやや疑問手であり、N9が適切な選択肢である。
  • 白74手も疑問があり、L13が好手となる。
  • 黒75手はあまり良くなく、S15がより良い選択となる。
  • 白78手はやや損をしており、G5が好手である。(+2.3%)
  • 本譜では白の攻防が実らず、形勢が苦しくなった。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白114手はあまり良くなく、M11が適切な選択である。
  • 黒119手はやや疑問手であり、G8への着手が有利となる。
  • 白120手は小さなミスで、H8が好手である。
  • 白126手もあまり良くなく、G7が適切な選択肢となる。
  • 本譜では黒の優勢がはっきりとした。

関連棋譜

棋譜解説 【第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦第3R】(黒)朴廷桓九段 対 福岡航太朗七段(白)

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」第3ラウンドが、3月28日にBaduk TVスタジオで打たれました。日本の福岡航太朗七段と韓国の朴廷桓九段が初対決しました。結果として、福岡七段は朴九段に敗れ、3連敗となりました。

棋譜解説

  • 黒番:朴廷桓九段
  • 白番:福岡航太朗七段
  • 手数:209
  • 結果:黒番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-28

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 白10手はやや損。Q4の方が良い手だったと考えられる。
  • 本譜の局面は依然として互角。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒37手:良手で勝率が+3.8%、非常に鋭い。
  • 白46手:疑問手、C19がより良い選択。
  • 白50手:やや損、E14が最善手。
  • 白56手:J10が好手。
  • 黒57手:H10がより良い。
  • 本譜の局面は依然として難解。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒67手:F13がより良い。
  • 白68手:J14が最善。
  • 白82手:C5が好手。
  • 白86手:神がかった手で勝率+2.3%。
  • 黒87手:D19の方が有利。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒91手:C5が良い手。
  • 白106手:D2の方が有利。
  • 白114手:K6が最善。
  • 白118手:K5が好手。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 白130手:K5がより良い。
  • 黒137手:G3が好手。
  • 白140手:P4が最善。
  • 白146手:P4がより有利。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 白158手:R16がより良い。
  • 黒161手:P4が最善。
  • 白162手:S16が好手。
  • 黒171手:S12が良い選択。

第7譜(181-207)

第7譜

  • 白198手:S7が正手。
  • 白202手:O4が好手。
  • 黒203手:R17がより良い。
  • 白204手:O4が正手。

他の対局の結果

(勝)申旻埈九段 対 許皓鋐九段(負)

申旻埈 vs 許皓鋐

(勝)屠暁宇九段 対 党毅飛九段(負)

屠暁宇 vs 党毅飛

関連棋譜

棋譜解説 【第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦第2R】(黒)党毅飛九段 対 福岡航太朗七段(白)

第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦 第2ラウンド

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」第2ラウンドが、3月27日にBaduk TVスタジオで打たれました。中国の党毅飛九段は圧倒的な実力を発揮し、日本の福岡航太朗七段を破りました。


棋譜解説

  • 黒番:党毅飛九段
  • 白番:福岡航太朗七段
  • 手数:207
  • 結果:黒番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-27

第1譜(1-30手)

第1譜
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。


第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白38手:やや疑問手、P4に打つほうが有利だった(実戦より勝率+29.1%)。
  • 白56手:精度を欠き、D12のほうがよい。
  • 黒59手:やや損、E6が考えられる。
  • 白60手:精度を欠き、J2がより適切だった。
  • 本譜では、黒が戦いに成功し、形勢は黒に大きく傾いた。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒61手:やや精度を欠き、E6が適切。
  • 白62手:疑問手、J2がよい。
  • 白70手:やや損、H5のほうが望ましい。
  • 黒83手:小さなミス、Q5がよい選択。
  • この局面では黒がはっきりと優勢。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白106手:やや疑問手、Q18が適切。
  • 黒117手:やや問題、L13の手がよい。
  • 本譜では黒の優勢が確実。

第5譜(121-150手)

第5譜
両方に明らかな問題手はなく、完璧な進行。


第6譜(151-180手)

第6譜
両方に明らかな問題手はなく、完璧な進行。


第7譜(181-207手)

第7譜
両方に明らかな問題手はなく、完璧な進行。


他の対局の結果

(勝)許嘉陽九段 対 (負)朴廷桓九段

許嘉陽 vs 朴廷桓
申真諝九段はこの勝利で、対朴廷桓戦17連勝を達成し、通算成績を46勝23敗としました。また、昨年12月21日からの公式戦連勝記録を24に更新しました。

(勝)申真諝九段 対 (負)許皓鋐九段

申真諝 vs 許皓鋐


関連棋譜

棋譜解説 【第50期名人戦リーグ】(黒)村川大介九段 対 井山裕太王座(白)

第50期名人戦リーグ

第50期名人リーグの井山裕太王座 対 村川大介九段の一局が27日に打たれました。井山王座が174手までで白番中押し勝ち、開幕4連勝となりました。


棋譜解説

  • 黒番:村川大介九段
  • 白番:井山裕太九段
  • 手数:174
  • 結果:白番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-27

第1譜(1-30手)

第1譜
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。


第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒39手:わずかに損、G14の方が良い選択。
  • 黒47手:やや損、O17の方が好手。
  • 白50手:良くなく、R18の方が良い選択。
  • 白52手:細かさに欠け、R15に打つべきだった。
  • この譜では白が若干リードし、形勢がやや有利に。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒67手:疑問手、S5の方が有力。
  • 白68手:やや損、P4の方が良い選択。
  • 白72手:やや疑問、Q8の方が適切。
  • 黒73手:小さな損、S7の方が好手。
  • 黒が勝負を仕掛けたが、形勢は不利なまま。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒93手:良くなく、M9が好手。
  • 白96手:小さな損、K17が適切。
  • 黒97手:やや疑問、M9の方が有利。
  • 白118手:やや疑問、H2の方が有力。
  • 本譜では黒の優勢が確実。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 白128手:小さな損、K3の方が有利。
  • 黒131手:やや疑問、N10が適切。
  • 白134手:やや疑問、K17が好手。
  • 白144手:小さなミス、L11の方が良い選択。
  • 白の優勢が明確に。

第6譜(151-174手)

第6譜
両方に明らかな問題手はなく、完璧な進行。


関連棋譜

【第50期名人戦リーグ】(黒)村川大介九段 対 井山裕太王座(白)

  • 黒番:申旻埈九段
  • 白番:福岡航太朗七段
  • 手数:274
  • 結果:黒番2目半勝ち
  • 対局日:2025-03-26

第1譜(1-30手)

第1譜
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒43手:やや損失、Q7が適切。
  • 白46手:やや疑問手、N3が良い選択。
  • 黒47手:E5がより適切。
  • 白58手:やや悪手、R9が最善。
  • 依然として局面は難解。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白66手:N5が好手。
  • 黒83手:R15がより適切。
  • 白88手:C15が最善手。
  • 黒89手:P15が適切な選択。
  • 形勢はなおも接戦。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白116手:やや疑問手、N16が良い選択。
  • 白118手:悪手、M16が適切。
  • 黒119手:P1がより良かった。
  • 白120手:大きな疑問手、N16が正着。
  • 黒が優勢へ。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 白134手:G10が好手。
  • 白138手:L15が最善。
  • 黒149手:F2が適切。
  • 白150手:Q12が最善。
  • 白は苦しい戦いが続く。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒157手:良手で、勝率が6.6%上昇。
  • 白160手:H18がより良い選択肢。
  • 白170手:G7が適切。
  • 白174手:G5が好手。
  • 白180手:やや疑問手、G7がより良かった。
  • 白は反撃するも、形勢は苦しいまま。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • 黒183手:G18が好手。
  • 白184手:G7が適切。
  • 黒185手:F9がより良かった。
  • 白186手:良手で、勝率が3.4%上昇。
  • 白190手:G7が最適。
  • 黒の優勢が確定的に。

第8譜(211-240手)

第8譜
両方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。

第9譜(241-274手)

第9譜
両方ともに問題なく、理想的な終盤。

福岡、惜敗の初戦 第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦1R

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」第1ラウンドが、3月26日にBaduk TVスタジオで打たれました。今大会最年少の出場者である福岡航太朗七段は、韓国の申旻埈九段と対戦しました。

対局は序盤から緊張感のある展開となり、4時間に及ぶ熱戦となりました。福岡七段は果敢に攻め、終盤まで互角の勝負を繰り広げましたが、最終的に申旻埈九段が黒番2目半勝ちを収めました。

福岡、惜敗の初戦 第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦1R

棋譜解説

  • 黒番:申旻埈九段
  • 白番:福岡航太朗七段
  • 手数:274
  • 結果:黒番2目半勝ち
  • 対局日:2025-03-26

第1譜(1-30手)

第1譜
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒43手:やや損失、Q7が適切。
  • 白46手:やや疑問手、N3が良い選択。
  • 黒47手:E5がより適切。
  • 白58手:やや悪手、R9が最善。
  • 依然として局面は難解。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白66手:N5が好手。
  • 黒83手:R15がより適切。
  • 白88手:C15が最善手。
  • 黒89手:P15が適切な選択。
  • 形勢はなおも接戦。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白116手:やや疑問手、N16が良い選択。
  • 白118手:悪手、M16が適切。
  • 黒119手:P1がより良かった。
  • 白120手:大きな疑問手、N16が正着。
  • 黒が優勢へ。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 白134手:G10が好手。
  • 白138手:L15が最善。
  • 黒149手:F2が適切。
  • 白150手:Q12が最善。
  • 白は苦しい戦いが続く。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒157手:良手で、勝率が6.6%上昇。
  • 白160手:H18がより良い選択肢。
  • 白170手:G7が適切。
  • 白174手:G5が好手。
  • 白180手:やや疑問手、G7がより良かった。
  • 白は反撃するも、形勢は苦しいまま。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • 黒183手:G18が好手。
  • 白184手:G7が適切。
  • 黒185手:F9がより良かった。
  • 白186手:良手で、勝率が3.4%上昇。
  • 白190手:G7が最適。
  • 黒の優勢が確定的に。

第8譜(211-240手)

第8譜
両方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。

第9譜(241-274手)

第9譜
両方ともに問題なく、理想的な終盤。


他の対局の結果:

(勝)申真諝九段 対 朴廷桓九段(負)

申真諝九段 vs 朴廷桓九段
申真諝九段はこの勝利で、対朴廷桓戦17連勝を達成し、通算成績を46勝23敗としました。また、昨年12月21日からの公式戦連勝記録を24に更新しました。

(勝)屠暁宇九段 対 許嘉陽九段(負)

屠暁宇九段 vs 許嘉陽九段

(勝)党毅飛九段 対 許皓鋐九段(負)

党毅飛九段 vs 許皓鋐九段


関連棋譜:

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」3月26日開幕 前夜祭と対局日程

前夜祭

前夜祭には、大会を主催するインフォベル社のシム・ボムソプ会長や、韓国棋院のヤン・ジェホ事務総長、韓国プロ棋士協会のハン・ジョンジン会長、囲碁TVやK囲碁の関係者、そして出場する9名の棋士が出席しました。

出場棋士

  • 日本:福岡航太朗七段
  • 韓国:申真諝九段、朴廷桓九段、申旻埈九段、姜東潤九段
  • 中国:屠暁宇九段、許嘉陽九段、党毅飛九段
  • 台湾:許皓鋐九段

シム・ボムソプ会長は次のように挨拶しました。

「囲碁を愛する者として2つの夢があります。1つは、囲碁という偉大な文化を世界に広めること。もう1つは、日中韓の囲碁関係者が協力し、平和と共存・共栄を実現することです。この大会が、その第一歩となることを願います。」

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」3月26日開幕 前夜祭と対局日程


第1ステージ(3月26日~3月30日)

日程 対局 第1局 (10:00) 第2局 (12:00) 第3局 (17:00) 第4局 (19:00)
3月26日 1R 許嘉陽 - 屠暁宇 申真諝 - 朴廷桓 許皓鋐 - 党毅飛 福岡航太朗 - 申旻埈
3月27日 2R 申旻埈 - 姜東潤 朴廷桓 - 許嘉陽 党毅飛 - 福岡航太朗 許皓鋐 - 申真諝
3月28日 3R 申真諝 - 姜東潤 朴廷桓 - 福岡航太朗 党毅飛 - 屠暁宇 許皓鋐 - 申旻埈
3月29日 4R 福岡航太朗 - 姜東潤 党毅飛 - 朴廷桓 許皓鋐 - 許嘉陽 申真諝 - 屠暁宇
3月30日 5R 申真諝 - 申旻埈 許皓鋐 - 姜東潤 党毅飛 - 許嘉陽 朴廷桓 - 屠暁宇

第2ステージ(6月9日~6月13日)

日程 対局 第1局 (10:00) 第2局 (12:00) 第3局 (17:00) 第4局 (19:00)
6月9日 6R 許皓鋐 - 屠暁宇 党毅飛 - 姜東潤 申旻埈 - 許嘉陽 申真諝 - 福岡航太朗
6月10日 7R 許皓鋐 - 朴廷桓 党毅飛 - 申旻埈 福岡航太朗 - 屠暁宇 許嘉陽 - 姜東潤
6月11日 8R 朴廷桓 - 姜東潤 申旻埈 - 屠暁宇 許皓鋐 - 福岡航太朗 申真諝 - 許嘉陽
6月12日 9R 朴廷桓 - 申旻埈 屠暁宇 - 姜東潤 福岡航太朗 - 許嘉陽 党毅飛 - 申真諝
6月13日 10R 同率者再対局(予備日)

対戦ルール、賞金

本大会は フィッシャールール を採用し、持ち時間は 基本1時間、1手毎に追加30秒 となります。

賞金

  • 優勝:2億ウォン(約2,200万円)
  • 準優勝:1億ウォン(約1,100万円)
  • 本戦リーグ1局の参加費
    • 勝者:300万ウォン(約33万円)
    • 敗者:150万ウォン(約16万円)

棋譜解説 【第80期本因坊戦本戦2回戦】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太王座(白)

第80期本因坊戦本戦2回戦

第80期本因坊戦準々決勝 が3月24日に行われ、芝野虎丸九段が井山裕太王座に 黒番中押し勝ち を収め、準決勝に進出しました。準決勝の相手は 許家元九段 です。

対局情報

  • 黒番:芝野虎丸九段
  • 白番:井山裕太九段
  • 手数:181
  • 結果:黒番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-24

棋譜解説

第1譜(1-30手)

第1譜
本譜では、双方ともに明確な問題手はなく、完璧な進行。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒31手:やや損失、R8が適切。
  • 白44手:小さなミス、K3がより良い選択。
  • 白48手:J3がより有利。
  • 黒53手:大きな疑問手、S7が適切。
  • 白が優勢に立つ。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白84手:やや疑問手、J9が好手。
  • 黒85手:G8がより適切。
  • 白86手:L13が有力な選択肢。
  • 白の優勢が続く。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒95手:大きな疑問手、F8が適切。
  • 白98手:J9がより有利。
  • 白110手:好手で、勝率が8.4%上昇。
  • 黒119手:大きな問題手、F13が適切。
  • 白の優勢は揺るがず。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 白128手:AI予想を超える好手で、勝率がさらに4.5%向上。
  • 白142手:やや疑問手、D15が最善。
  • 白146手:ミス、D15が適切。
  • 白150手:疑問手、C8が適切。
  • 白の形勢が崩れ、黒が優勢へ。

変化図(146手)

変化図1
変化図2
変化図3
上記の変化図で進行したら、白が勝勢。

変化図(150手)

変化図4
変化図5
この図の交換にしても白が悪くない。

第6譜(151-181手)

第6譜

  • 白160手:やや疑問手、Q15が適切。
  • 白164手:大きな問題手、R14が良い選択。
  • 白166手:N13が適切。
  • 黒171手:L16がより良かった。
  • 黒の優勢が確定的に。

関連棋譜

【第80期本因坊戦本戦2回戦】(黒)芝野虎丸九段 対 井山裕太王座(白)

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」3月26日開幕 中国の柯潔九段が不参加

LG杯の影響で延期も、ついに開幕へ

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」が、3月26日に開幕することが決まりました。当初は2月6日に開幕予定でしたが、LG杯決勝戦でのアゲハマ保管ルールに関する議論を受け、中国が参加を一時見送るなどの影響で、大会開催が延期されていました。

ソパルコサノル杯とは

この大会は、ソパルコサノル最高棋士決定戦や韓国棋院選手権戦を支援してきたインフォベル社が、新たに設立した国際大会です。今後は韓国内大会と交互に、隔年で開催される予定です。

9名による総当たり戦

本戦は韓国4名、中国3名、日本1名(福岡航太朗七段)、台湾1名の計9名によるリーグ戦で行われ、成績上位2名が決勝三番勝負に進出します。本戦は以下のスケジュールで実施されます。

  • 1次リーグ(1~5回戦):3月26日~30日
  • 2次リーグ(6~9回戦):6月9日~12日

試合会場は baduk TVスタジオ で、開幕前夜祭は 韓国棋院 で開催されます。決勝三番勝負の日程は未定です。

柯潔九段が不参加、ワイルドカードは党毅飛九段に

「第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦」3月26日開幕 中国の柯潔九段が不参加

主催者はワイルドカード制度を導入し、柯潔九段がその対象となりました。しかし、柯潔九段は出場を辞退しました。その後、4月に開催される「北海新繹杯」のワイルドカードにも選ばれましたが、こちらも辞退しました。

代わりに、中国の 党毅飛(ダン・イーフェイ)九段 がワイルドカードでの出場を決めました。党毅飛九段は韓国囲碁リーグにも出場しており、最近の 中国ランキングで初の1位 に輝いた強豪棋士です。2007年にプロ入りし、30歳でついにランキング1位となったことで、中国では珍しいケースです。

フィッシャールール採用、優勝賞金は2億ウォン

本大会は フィッシャールール を採用し、持ち時間は 基本1時間、追加30秒 となります。賞金は以下の通りです。

  • 優勝:2億ウォン(約2,200万円)
  • 準優勝:1億ウォン(約1,100万円)
  • 本戦リーグ1局の参加費
    • 勝者:300万ウォン(約33万円)
    • 敗者:150万ウォン(約16万円)

第72回NHK杯決勝 余が初優勝

第72回NHK杯テレビ囲碁トーナメント決勝戦が3月23日に放送され、余正麒八段が井山裕太王座に白番中押し勝ちを収め、NHK杯初優勝を果たしました。

棋譜解説

  • 黒番:井山裕太九段
  • 白番:余正麒八段
  • 手数:178
  • 結果:白番中押し勝ち
  • 放送日:2025-03-23

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 明確な問題手はなく、完璧な内容

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白36手:やや損失、P15への着手がより良かった。
  • 黒51手:若干の損失、K18が好手。
  • 白52手:H9がより適切な選択肢。
  • 白54手:まるで神の一手のような妙手で、勝率が一気に2.5%上昇。
  • 白58手:やや疑問手、G15のほうが良かった。
  • 形勢は依然として五分。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒73手:問題のある一手、M16が有力な選択肢。
  • 白74手:悪手、J14が最善手。
  • 黒83手:R7が最善。
  • 白78手:やや疑問手、J14が適切な選択。
  • 白が形勢をややリード。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白96手:やや損失、B6が好手。
  • 黒103手:不適切な一手、D8がより良い選択。
  • 白112手:やや疑問手、C5が適切な選択。
  • 黒113手:問題のある一手、L6が最善手。
  • 黒は必死に戦うも、形勢は苦しくなる。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 白144手:やや疑問手、Q15がより良かった。
  • 白が明確な優勢に。

第6譜(151-178手)

第6譜

  • 双方に明確な問題手はなく、白が勝勢に。

試合写真

試合写真
試合写真
試合写真
試合写真
試合写真
試合写真

関連棋譜

【第72回NHK杯決勝】(黒)井山裕太王座 対 余正麒八段(白)

棋譜解説【第1回日本女子囲碁リーグ第8R】(黒)上野梨紗女流棋聖 対 謝依旻七段(白)

第1期日本女子囲碁リーグ第8ラウンドが3月22日に行われ、謝依旻七段が上野梨紗三段との主将戦で白番中押し勝ちを収めた。

棋譜解説

  • 黒番:上野梨紗三段
  • 白番:謝依旻七段
  • 手数:200
  • 結果:白番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-22

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 黒29手:やや疑問手、G15がより適切。
  • 依然として局面は拮抗。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白40手:S7がより有利。
  • 黒47手:G4が適切。
  • 白48手:R3が有力。
  • 黒49手:Q5が適切な選択。
  • 形勢は依然として五分。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白74手:Q15が好手。
  • 黒77手:R7が適切。
  • 黒83手:R7が最善。
  • 黒89手:R7がより良い選択肢。
  • 白が形勢をややリード。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒93手:R7が最善。
  • 黒99手:R7が適切な一手。
  • 白112手:L16が有力。
  • 黒113手:K17が正着。
  • 黒は苦境に立たされる。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒123手:H14が最善。
  • 黒125手:S5がより適切。
  • 黒143手:F7が最適な選択。
  • 白が明確な優勢に。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒157手:G11が正着。
  • 白158手:G11が最善。
  • 白172手:G11が適切。
  • 白180手:B14が有力。
  • 白の優勢が確定的に。

第7譜(181-200手)

第7譜

  • 黒189手:B13がより適切。
  • 黒195手:P12が最善手。
  • 白が優勢のまま終局。

関連棋譜

【第1回日本女子囲碁リーグ第8R】(黒)上野梨紗女流棋聖 対 謝依旻七段(白)

棋譜解説「第1回日本女子囲碁リーグ第8R」(黒)王景怡四段 対 藤沢里菜女流本因坊(白)

第1回日本女子囲碁リーグ第8ラウンドが3月22日に行われ、藤沢里菜女流本因坊が王景怡四段との一戦において、228手の激闘の末、白番中押し勝ちを収めました。

序盤は互角の展開が続いたものの、中盤以降は王四段が主導権を握る場面も見られました。しかし、藤沢女流本因坊は終盤にかけて冷静な対応を見せ、形勢を逆転しました。最終的に白番の勝利を決めました。

棋譜解説

  • 黒番:王景怡四段
  • 白番:藤沢里菜七段
  • 手数:228
  • 結果:白番中押し勝ち
  • 対局日:2025-03-22

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 白24手:驚異的な好手で、勝率が21%向上。
  • 白26手:やや損失、Q12がより良い選択肢。
  • 依然として局面は拮抗。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白34手:G16がより適切。
  • 白56手:S12が好手。
  • 白58手:S12のほうが有利。
  • 白60手:S12が適切。
  • 黒が若干リード。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 白62手:M8がより有利。
  • 白74手:F17が最善。
  • 白82手:G15が適切。
  • 黒89手:M8が好手。
  • 白は引き続き苦戦。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒115手:L4が好手。
  • 白116手:N2が適切。
  • 白120手:D18がより良い選択。
  • 白が苦戦し、形勢が黒に傾く。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒121手:M2が適切。
  • 黒123手:R2が最善。
  • 黒135手:E6のほうが良い選択肢。
  • 黒145手:M19が有利。
  • 黒が優勢から劣勢へ転じる。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒153手:M19が最善手。
  • 白の優勢が明確に。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • 黒185手:R3が適切。
  • 白が明確にリード。

第8譜(211-240手)

第8譜

  • 黒219手:L13が好手。
  • 白220手:L13が有力。
  • 黒225手:L13がより適切。
  • 白の優勢は揺るがず。

関連棋譜

「第1回日本女子囲碁リーグ第8R」(黒)王景怡四段 対 藤沢里菜女流本因坊(白)

棋譜解説「第36期女流名人戦博多カマチ杯リーグ」(黒)加藤千笑三段 対 牛栄子四段(白)

棋譜解説

黒番: 加藤千笑三段
白番: 牛栄子四段
手数: 277
結果: 黒番0.5目勝ち
対局日: 2025-03-08

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 双方に明確な悪手はなく、理想的な序盤の進行。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 黒37手: やや損失、P12がより良い選択肢。
  • 黒41手: P12のほうが適切。
  • 白48手: E19が好手。
  • 黒49手: H17がより有利。
  • 白が若干リードを確保。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒77手: C17が最善手。
  • 黒81手: C16がより有利。
  • 黒85手: C16のほうが適切。
  • 黒87手: C16が好手。
  • 黒は懸命に攻めるも、形勢は苦しい。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 白104手: N6が好手。
  • 白112手: L6のほうが精密な一手。
  • 白118手: O8が有力。
  • 白120手: O9が良い選択肢。
  • 白は優勢から劣勢へと転じる。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒135手: S13が正しい選択。
  • 白136手: O12のほうが有利。
  • 黒149手: S13が最適。
  • 白150手: P11が適切。
  • 白が形勢を縮める。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒167手: K13が好手。
  • 黒171手: K13が正着。
  • 白172手: K13がより良い選択。
  • 黒173手: K13が最適。
  • 白はなおも苦戦を強いられる。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • 白182手: K13のほうが良かった。
  • 黒185手: S5が最善手。
  • 白186手: N17がより有利。
  • 白188手: 勝率を2.3%向上させた妙手。
  • 黒207手: J11が好手。
  • 白が苦境を脱し、局面の主導権を握る。

第8譜(211-240手)

第8譜

  • 白232手: Q19が有力。
  • 白236手: K13のほうが良かった。
  • 白238手: K13が適切。
  • 黒239手: K13が最善手。
  • 黒が粘りを見せ、局面は混戦模様。

第9譜(241-277手)

第9譜

  • 黒243手: K14がより良い選択肢。
  • 黒253手: Q19が最適。
  • 白258手: K7が圧倒的に有利。
  • 白260手: F4が好手。
  • 黒が成功し、優勢に持ち込む。

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「第36期女流名人戦博多カマチ杯リーグ」(黒)加藤千笑三段 対 牛栄子四段(白)

棋譜解説【第50期名人戦リーグ】(黒)芝野虎丸九段 対 山下敬吾九段(白)

第50期名人リーグ戦(朝日新聞社主催)は20日、芝野虎丸九段が山下敬吾九段に231手までで黒番中押し勝ちしました。

棋譜解説

黒番: 芝野虎丸九段
白番: 山下敬吾九段
結果: 黒番中押し勝ち

第1譜(1-30手)

第1譜

  • 黒23手: 若干の疑問手、D7への着手がより良かった。
  • 白が若干のリードを確保。

第2譜(31-60手)

第2譜

  • 白40手: やや疑問手、B16が最適。
  • 白42手: A16がより好手。
  • 白44手: O18が良い選択肢。
  • 白54手: D13がより有利。
  • ここで黒が明確な優位を確立。

第3譜(61-90手)

第3譜

  • 黒69手: 精密さを欠く一手、H14が最善。
  • 黒が明確なリードを維持。

第4譜(91-120手)

第4譜

  • 黒103手: やや損失、R4が好手。
  • 白104手: S3が適切。
  • 白112手: O5がより有利。
  • 黒119手: S14が最適な選択。
  • 白が差を縮める展開。

第5譜(121-150手)

第5譜

  • 黒121手: P9がより良い選択肢。
  • 白132手: 小さなミス、N11が適切。
  • 黒133手: M11のほうが有利。
  • 白136手: M12が好手。
  • 白148手: O8のほうが良かった。
  • 白が苦しい状況のまま進行。

第6譜(151-180手)

第6譜

  • 黒151手: G7が良い選択。
  • 白152手: L5がより有利。
  • 黒159手: S2のほうが良かった。
  • 黒169手: J10が好手。
  • 白が粘るものの、形勢は苦しいまま。

第7譜(181-210手)

第7譜

  • 双方ともに明確な悪手はなく、完璧な進行。

第8譜(211-240手)

第8譜

  • 双方ともに問題のない進行で、理想的な終盤。

関連棋譜

【第50期名人戦リーグ】(黒)芝野虎丸九段 対 山下敬吾九段(白)